車中泊経験者の方なら、おそらく経験したことがある悩み…
✓ 一晩寝ると腰や背中が痛くなる
✓ 荷物がたくさんあって寝る場所の確保が厳しい
後部座席を倒したり、スライドさせたりすると、ややフラットにはなりますが、テントで寝る時のような寝心地には、なかなかなりませんよね。
座席シートは、座り心地の良さが優先。当たり前です。
しかし、ベッドキットがあれば、完全フルフラットになりますよ‼
そして、私が注目したのは、ベッド下の収納です。
車中泊の場合、寝る場所を確保するためには、移動中に後部座席に積んでいた荷物の行き場に困りまりませんか？
荷物に囲まれて寝る…決して快適とは言えません。
ベッド下に、約25cmの収納スペースがあれば、寝る場所も広々確保することができます！
※収納スペースの高さは車種によって異なります。
この記事では、私が購入を決めた、「MGRカスタム」のベッドキットをご紹介します。
これから車中泊をしようと予定されている方へのヒントになれば幸いです。
【追記】
「MGRカスタム」のベッドキットを取付けた時の様子は、こちらの記事で解説しています！
すぐに実物が知りたいという方は、こちらの動画を先にチェックしてみてください！
完全フルフラットになる専用のベッドキットが販売！
手軽に車中泊もできる、燃費のよい軽自動車を購入したいと、車探しを始めたのですが…
「フルフラットになります」と言っても、凹凸が残り、完全なフラットにはなりません。
よくある車中泊用商品は、厚手のマット
凸凹の上から敷くマット。厚手であれば、ないよりは、かなり効果はありそうですが…
結局凹凸は、なくなりません。
凹んでいる部分に置くタイプのクッション…
使わないときの用途もなく、置き場所も困ります。
自作DIY？
自作DIYするのもよいのですが、材料探しもDIYの工程もなかなか大変。
しかも、そもそも設計がうまくいくとは限りませんし…。
作ったは良いけれど、満足できるレベルにならない可能性もありますよ！
ベッドキットがありました！
色々探していたところ、見つけました。
純正のようにも見えるベッドキット！
しかも、フルフラットになるだけではなく、ベッドだから、下に収納スペースも確保できます。
これがあれば、車中泊が快適になりそう！
ベッドキットメーカー株式会社オフィスカンが展開するブランド「MGR Customs」
有限会社オフィスカンが運営する「MGR Customs（MGRカスタム）」は、群馬県に本社・工房を置くカー用品ブランドである。自社設計・国内生産の安心・安全設計でありながら、リーズナブルな価格を実現したオリジナルのベッドキットを主に展開している。使う人のことをトコトン考えたベッドキットは車種別のピッタリ設計なのはもちろんのこと、寝心地・快適な使いやすさなどに対して様々な配慮がされていることが特徴。購入者から「価格以上の価値がある」というレビューも多く挙がっており、年々ファンを増やしている。
モーターコーポレーションHP 企業紹介より
群馬県に工場がある会社で、車中泊向けの軽自動車や普通車、ハイエースなどのベッドキットを制作しています。
HPでは、詳細に商品紹介されており、材料にもこだわった、高品質なベットキットだということが伝わってきました。
口コミ評価は？
口コミ評価も良さそうなので、とりあえずサンプルをもらおうとメールで連絡。即日で、生地サンプルを発送してくれました。
在庫が一定数あるので、注文したら数日で納品も可能。とても丁寧な対応が伺えます。
愛用者が増えています
私は、YouTubeで使用している方の様子を見て、商品を知りました。
よく車中泊やキャンプに行かれている人が選んだものなら、きっと間違いないという信頼もあります。
実物を見たことがない商品は、使用者の生の声、感想、口コミが頼りですよね。
工場で製造工程や商品も見ることができます
群馬県にあるMGRカスタムの工場に行けば、商品を見て、購入することも可能です。
検討中で、実際に足を運べる方は、商品を見て確かめても良さそうですね。
MGRカスタムのベッドキットの特徴は？
車のサイズによって、車の中の広さ、高さは異なります。
ここでは、購入したスペーシア・ギア対応のベッドキットをもとにして、特徴を解説します。
車種専用だからジャストフィット
計算され尽くしたジャストフィト設計。
マットの大きさも、高さも車種ごとに設計されているので、無駄がありません。
私は、車選びを始めていた頃にベッドキットを知り、設置したかったので、これから購入する車が、ベッドキット対応車種であるかをすぐに調べました。
※対応車種については、後で詳しくご紹介します。
工具要らず 写真付き説明書があるので誰でも簡単！
車体の穴あけ、加工は一切必要ありません。
ダイヤル式のボルト等で組み立てるだけ。
車を一切傷つけることなく、設置することが可能です。
後々、車を買い換える時に、下取りへ出すことを考えても、車に傷を付けずに元通りにできるので安心です。
もちろん車検も心配がありません！
マットの枚数を変えて広さを自由自在にカスタマイズ
マットが４枚に分かれているので、枚数によって広さを自由自在にカスタマイズすることができます。
※車種によってマットの数が異なります。
フルベッドモード
助手席側ベッドモード
この状態で、運転席は一番うしろまで下げることができます。
ショートベッドモード
フレームの接続も簡単にできます
運転手１人だけ乗車の場合も、助手席を使って２人で使用したい場合も、自在にスペースの変更が可能。
一度組み立てたら、その用途しか使えないというわけではないのが嬉しいですね。
ゴム製保護マットも標準装備
ステップ部分にキズを付けない、そしてベッドが滑らないよう、厚手の保護マットが標準装備されています。
標準装備というところが、有り難いですね。
このような細かな部品まで、全て揃っているのがプロだな…と感心するばかりです。
高さ＆角度の微調整が可能
車によっては、フレーム設置箇所に傾斜がある場合もあります。
そのような場所に設置する場合でも、ベッドが水平に保てるよう、角度調整が可能なアジャストボルトを使用しています。
高さの微調整だけではなく、角度調整が可能。
自作で、このような部品を探すのは大変ではありませんか？ここが真似できない部分でもあります。
クッション材・生地は高品質素材を採用
チップウレタンとクッションスポンジを組み合わせて、座り心地のよいクッションになっています。
パネルだけではなく、このクッションがあることで、快適性や車内の雰囲気が格段にアップしますね。
実際の使用感については、別記事でご紹介しています！
丈夫なフレーム
フレームが頑丈なので、耐荷重を気にすることはありません。
フレームの長さも、各車種にジャストフィットしています。
パウダーコーティング塗装されており、キズにも強く、強度だけではなく、見た目も綺麗なフレームです。
移動中も接触音がしない設計
フレームは組み立て式なので、つなぎ目がありますが、走行中の振動による接触音はありません。
デメリットは？
✔ フレームの重さ
✔ 使い回しが難しい
重さは覚悟 燃費が落ちるかもしれません
自作される方の多くは、木材を使用したフレームになると思います。
しかし、頑丈で耐久性の高いフレーム。木材よりは重いです。
燃費にも関わりそうなので気になりますが…
車種専用対応だからこそ、使い回しが難しい…
車種専用対応だからこそ、他の車種には使い回しが難しいということです。
ジャストフィットを期待しないのであれば、もちろん、使い回すことが可能？
しかし、デメリットを上回るメリットがたくさんあるので、購入を決めました！
MGRカスタム対応のベッドキット対応車種をご紹介
お好きな車種、外観があると思います。気になる車は、対象車種でしょうか。
スズキ[SUZUKI]
- MK53S スペーシア
- エブリィ
ホンダ[HONDA]
- RP/PK ステップワゴン
- JJ1/JJ2 エヌバン
- JF1/JF2 エヌボックス
- JF3/JF4 エヌボックス
- JH3/JH4 エヌワゴン/エヌワゴンカスタム
トヨタ[TOYOTA]
- 200系 ハイエース/レジアスエース
- 30系 アルファード/ヴェルファイア
- 20系 アルファード/ヴェルファイア
- 80系 ノア
- 80系 ヴォクシー
- 80系 エスクァイア
- タンク/ルーミー
日産[NISSAN]
- NVキャラバン
- C27セレナ
三菱[MITSUBISHI]
- デリカD:5
ダイハツ[DAIHATSU]
- S321G/S331G アトレー
- S321V/S331V ハイゼット
- タント/タントカスタム
- ムーブ キャンバス
※最新の情報はHPでご確認ください！
ベッドキットがおすすめの理由
①完全フルフラットなので寝心地抜群
②収納力があるので居住スペースが確保できる
③高さがあるので、寒さ対策になる
①完全フルフラットなので寝心地抜群！
これまで、SUZUKIのラパンで登山前に前泊として、車中泊を数回したことがあります。
運転席を倒すと、後部座席までフラットになるのですが、少しの凹凸がストレスになり、決して寝心地がよいとは言えませんでした。
座席の凹凸が全て、ベッド下に収納されて、フルフラット。
寝袋は必要ですが、寝心地抜群！キャンプ以上に快眠です！
②収納力がよいので居住スペースが確保できる
スズキのスペーシアギアの軽自動車でもこの収納力です！！
車の中が、荷物でごちゃつかない
ベッド下収納が大活躍！
マットは傾けて車内からも取り出すことができます。
中に収納することで、車内のごちゃつきが解消！見た目も大満足です！
就寝スペースが確保できる
寝るためにフラットにすると困るのが、荷物の行き場ではありませんか？
ベッド下に収納力できるスペースがあると、寝るスペースがかなり広くなります！
③高さがあるので寒さ対策にもなる
寒い日でも安心
バンタイプの車での車中泊経験はないのですが、使用している人の話を聞くと、底冷えが辛かった…ということでした。
ベッドにする分、車下の冷気を直接感じることは、なくなります。
さらに、下に収納するもの自体が冷気を遮断してくれる効果もありますよ。
予期しない寒い日でも、安心ですね。
ベッドキットだからこそのメリットも！
一度組み立てても解体が可能
後部座席まで使用したいときには、解体すると元に戻すことができます。
車中泊用にカスタマイズしたから、車中泊専用にしかならないということがありません。
丈夫で壊れる心配、制作の失敗がない
DIYの愛着もいいですが、ホームセンターで揃えた材料では作れない高品質の材料。
頑丈で壊れる心配がない、長く使えるという安心感がいいですよね。
何より、誰が作っても失敗がないというキットが安心しますね。
スポンサーリンクキャンピングカーが快適なはずなのに、自動車＋ベッドキットカスタムをおすすめする６つの理由
この記事では、スズキのスペーシアギアにベッドキットをカスタマイズした経験を元に、極端ではありますが、キャンピングカーではなく、軽自動車でもこんなに快適に車中泊が愉しめるというメリットに注目して解説します！
【理由１】最近の軽自動車は快適性が向上！
最近の軽自動車は、ターボ車なら力もあるので高速道路も楽々走行。
車内の広さも広く感じられる設計になっていますし、安全性も向上しています。
重さのあるキャンピングカーの方が、風の影響を受けやすく、高速道路でも速度を出しにくいということもあります。
長距離運転でも、軽自動車のストレスは感じなくなってきました。
まだ運転したことがないという方は、ぜひ試乗してみてください。イメージが変わるかもしれませんよ。
【理由２】維持費節約！
燃費がいい
長距離運転になると、かなり影響する燃費。
カタログ掲載の燃焼消費率28.2km/Lは、本当？と思いますが、実際私が6年間乗っていた軽自動車は、20km近く乗れました。
冬季のアイドリングがなければ、楽々20kmは越えます。そして、給油の回数も、軽自動車はかなり減りました。
タイヤが安い
ランニングコストは、ガソリンだけではありません。
タイヤ交換が必要な地域に住む方なら、夏タイヤと冬タイヤ計８本分。結構差額は大きいですよ。
保険が安い
毎年支払う自動車税の安さ！
軽自動車税は、なんと10,800円。数年前まではもっと安かったのですが…
※市町村税なので、一部違うところもあるようです。
普通車では、排気量によって段階的に変わりますが、安くても29,500円。約3分の１に抑えることができます。
それ以外にも、任意保険がありますね。
車検料金が安い
車検は、毎年支払うものではありませんが、1回にかかる車検代もかなり価格が違います。
軽自動車に乗ったことがない方なら、軽自動車ってこの価格なの？驚くかもしません。
高速道路の軽自動車割も適用
軽自動車を乗り始めてから気づいた、高速道路料金の軽自動車割。
普通自動車１kmあたりの料金✕0.8に設定されているため、いつでも2割引で利用できますよ！
料金所を通過する度に、なんだか得をした気分になります。
フェリー運賃などもお得
フェリーの乗船には、車検証の提示が必要です。
車の長さによって積載料金が変わります。軽自動車は、普通車よりもお得に積載できますよ！
【理由３】コンパクトだから運転が楽
高度な運転技術が必要ない
車のサイズがコンパクトだと、駐車場での駐車も、縦列駐車も比較的簡単にできます。
車周辺がよく見えるので、走行中の運転も高度な技術は必要ありません。
狭い道でも楽々
北海道は比較的道路が広いので運転しやすいのですが、本州で初めて運転したときには、正直驚きました。
道ぎりぎりに歩道もなく家が立ち並ぶ地域も。
普段乗りなれない土地に行くならなおさら、負担のない車がいいですよ。
車中泊を目指して行く場所が、どんな場所でも楽しく移動することができます。
【理由４】駐車スペースに困らない
長さも高さもある大型車やキャンピングカーは、駐車場に困ります。
混雑している駐車場での駐車が大変。
コンパクトなら停められるという場所もあるので、駐車の苦痛が軽減されます。
【理由５】メンテナンスが楽！
洗車
車高が違えば、手の届く範囲も違います。
コンパクトなメリットは、洗車のときにも感じます。
タイヤ交換
タイヤ１本の重さが全然異なります。
軽自動車のタイヤは軽くてコンパクトなので、タイヤ交換の疲労度が変わります。
また、タイヤ自体が小さいので、保管するにも場所を取りません。
【理由６】燃費もよいので、通勤など、日常使いができます
職場に毎日通勤する車としても利用したい、そんな方もいるかもしれません。
軽自動車なら燃費もよいので、日常使いもしたいですよね。
MGRカスタム ベッドキットの購入方法
値段は決して安くはありません
最新のステッチ付きは７万円以上するので、値段は決して安いものではありません。
しかし、もしスズキに純正パーツがあれば、それくらいか、それ以上はしそうですね。
機能性や素材に優れたものを、自作DIYして真似することはできそうにもありません。
材料品と開発費を考えると、これだけの価値があるのではないでしょうか。
たくさん使いたいからこそ、丈夫で安全なものを使用したいですね。
Amazon・楽天・Yahooでの購入が可能です
スズキ[SUZUKI]
ホンダ[HONDA]
ダイハツ[DAIHATSU]
ここでは一例をご紹介しています。
＼その他の車種はこちらから／
有限会社オフィスカン
所在地
群馬県前橋市総社町総社2559-1
お問合せ先
027-289-8164
メール
mgr-customs@shop.rakuten.co.jp
ベッドキットで軽キャンピングライフが実現！
車中泊キャンプも愉しんでします！
旅館やホテル、キャンプ場の予約をとっていなくても、アクティブな旅行が楽しめる車中泊。
車中泊なら、天気を気にせず、急な予定変更にも対応できます。
ベッドキットは、自作の方が安いと思いますが、制作費も手間を考えても大変。
仕上がりを考えると断然、専門家が作ってくれたものは快適で便利です。
寝心地、見た目に投資して満足度をアップ！
そして、車中泊旅が愉しめれば、宿泊費などの予算を抑えて楽しむことができますね！
あなたも軽キャンピングライフを楽しんでみませんか？
「Possibility.Labo＊ポジラボ＊」では、北海道キャンプ場や車中泊、アウトドア情報を発信しています。
twitter、Instagram、YouTubeでも北海道から最新の情報を届けますので、ポジラボan(@Possi_Labo)のフォローもよろしくお願いします！
キャンプ好きが車中泊仕様を計画して購入した車はスズキのスペーシアギア！
スペーシアギア紹介動画と記事はこちらです！
MGRカスタムズのベッドキット初使用の車中泊旅を動画で公開しています！
参考リンク
車中泊がもっと快適で愉しくなる情報を発信しています！
