灯油やパラフィンオイルを使って炎が楽しめるランタンは、キャンプ場で使うと雰囲気満点。
お子さんがいるファミリーキャンプでは、オイルランタンの使用は安全面で不安、保管や管理も面倒で敬遠されがちですが、キャンプ歴が長くなっている人ほど、オイルランタンは所有率が高くなっているかもしれません。
LEDランタンも良いですが、炎の灯りに癒されます
2022年買ってよかったアイテム「江戸川屋ランプのテーブル真鍮ランプ」。
小さな真鍮タンクにパラフィンオイルを入れて使用しているのですが、長時間点灯ができて、この温かみがある炎とテーブルに広がる模様がお気に入りのランプです。
「灯油とパラフィンオイルどちらでも使用できます」というランタンでも、ガラスホヤに煤(すす)が付きにくいパラフィンオイルが断然おすすめ。
▲大人気のフュアーハンドランタンも、パラフィンオイル使用がおすすめです。
この記事では、パラフィンオイルを購入したい方、どの種類が良いのかお悩みの方へ、実際に使ってよかったおすすめ品をご紹介します!
- パラフィンオイルの種類と価格
- おすすめのパラフィンオイル
- パラフィンオイルを保管する容器「フューエルボトル」
- パラフィンオイルが買えるお店やアウトドアショップ情報
Contents
我が家が愛用しているパラフィンオイルと定番品を比較します!
燃やしている途中に煤(すす)が出やすいオイルだと、ホヤが黒くなってしまって、明るさも魅力も半減です!
よりきれいな炎の灯りを楽しみたいなら、パラフィンオイルがおすすめです。
灯油よりも単価が高いので、できればお得なパラフィンオイルを使いたい
使用するランタンも複数あり、パラフィンオイルの消費量が多めの我が家。
オイルランプは、比較的少量でも長時間点灯するので、ランニングコストは良いはずなのですが、複数のランプやランタンを使用するとそれなりの量が必要です。
この記事で紹介する複数のパラフィンオイルを購入して、試してきました。
結論、複数種類のパラフィンオイルを使用して、それほどメーカーの違いが感じられなかったので、コスパ重視で使用しています。
※違う種類のオイルを使用する場合は、オイルが混ざらないよう、使い切ることを心がけるなど、取り扱いには十分ご注意ください。
VASTLAND(ヴァストランド) のパラフィンオイル ※引火点93℃
2Lボトルで購入してフューエルボトルに小分けにして使用しています
VASTLAND(ヴァストランド) は兵庫県にあるアウトドアブランドで、そのオリジナルとなるパラフィンオイル。
Amazonでも500近い評価があり、コスパ重視の人が多く選んでいるパラフィンオイルです。
1Lあたりにすると1000円以下!
店頭販売ではあまり見られないので、ネット購入がおすすめ。
楽天でもアウトドア・レジャージャンル賞を受賞する人気の商品です。
2023年6月現在では、VASTLAND(ヴァストランド)の販売種類はこの2Lボトルのみです。
スター商事のパラフィンオイル ※引火点95℃以上(ハーブタイプは90℃以上)
店頭販売も多いパラフィンオイルです
種類 | 定価 |
①スターパラフィンオイル1L | 1760円 |
②スターパラフィンオイル2L | 2640円 |
③スターパラフィンオイル1L 虫除けハーブ | 2200円 |
④スターパラフィンオイル2L 虫除けハーブ | 3630円 |
定価はVASTLAND(ヴァストランド)より高いのですが、セールで購入できるタイミングがあるかもしれません。
Amazonや楽天でポイント還元が受けられるなら、定価よりお安く購入できます。
▼虫よけ効果があるハーブタイプは、ノーマルよりやや高めです
★参考★ スター商事公式HP>スターフューエル
カメヤマのパラフィンオイル ※引火点106℃
オイルランタン用 クリア 250mlと500mlはノズルタイプで入れやすい
種類 | 定価 |
①パラフィンオイル250ml | 880円 |
②パラフィンオイル500ml | 1320円 |
③パラフィンオイル1L | 1980円 |
▼1Lサイズはノズルなしのボトル
ノズルなしの分、500mlより割安です。
オイルランタン用 防虫効果ありのシトロネラパラフィンオイル
虫が好まないハーブオイル(レモンユーカリ)配合でシトロネラの香り付きパラフィンオイル。
カメヤマ キャンドルハウス公式HPより
種類 | 定価 |
①シトロネラパラフィンオイル250ml | 990円 |
②シトロネラパラフィンオイル500ml | 1650円 |
③シトロネラパラフィンオイル1L | 2750円 |
④シトロネラパラフィンオイル2L | 4950円 |
★参考★ カメヤマ公式HP
Amazonでベストセラーになっている話題の新商品
KAVILA パラフィンオイル ※引火点92℃
種類 | 定価 |
■KAVILA パラフィンオイル 1L | 1540円 |
■KAVILA パラフィンオイル 2L | 2310円 |
■KAVILA虫除け パラフィンオイル 1L | 1880円 |
■KAVILA虫除け パラフィンオイル 2L | 2970円 |
▼セール価格が定価よりやすい!
私が購入している、VASTLAND(ヴァストランド)の2Lと同じくらいの価格。
口コミ数が1600を越えて、人気上昇中。セール価格で購入できることもあり、コスパを求めるユーザーからの評価も高いようです。
ムラエのレインボーオイル ※引火点98℃
11色のカラーがあるそうです!
ムラエのオイルは種類が豊富!色だけではなく、ユーカリとミント天然ハーブを使用した防虫ハーブオイルもあります。
レインボーオイルの容量は、300ml、1L、2L。
ムラエのレインボーオイルは、日本国内のホテル・レストランで使用されているそうです。色を楽しむことができるパラフィンオイルです。
★参考★ ムラエ(国内最大のオイルランプ製造・販売メーカー)
CAPTAIN STAGは、350mlと500mlのパラフィンオイルを販売。こちらも虫除けタイプが発売されています。
パラフィンオイルは、揮発性が低く、引火点が灯油(約40℃)よりも100℃前後と高いため、他のオイルに比べると安全性が高いオイルと言えます。
高精製の物を選ぶと、不純物が少なく、臭いが煤が出にくい特徴があります。
どこに売っている?予想以上に店舗販売を見つけるのが難しい!
ガス缶販売は比較的多いのですが…
ガス缶の販売は比較的、キャンプ場の管理棟などでも取り扱われる事が多いのですが、先日、mont-bellとスポーツオーソリティに行ったところ、販売の取り扱いなし。
店舗によっても違うのかもしれませんが…。
パラフィンオイルはどこでも買える思っていたら、なかなか手に入れられずに困ることになるかもしれません。
店頭でも常時在庫があるとは限らないので、用意できるときに多めに購入も賢い買い物です。
【販売店①】ランタンを売っているようなアウトドアショップ
- アルペンアウトドアーズフラッグシップストア札幌発寒店
- 秀岳荘白石店、北大店、旭川店
- 札幌 Natural Life Style sabi
- 苫小牧 PASTIME FACTORY
- 十勝 CAMP LABO
- 洞爺湖 ZERODAY
- 釧路 EHAB
- 室蘭 66BASE
- 旭川 JERRY’S OUTFITTERS
各ショップで販売されていた様子を写真でもご紹介しますが、売り場や陳列、価格に変更がある場合がありますのでご注意ください。
札幌のアウトドアショップ Natural Life Style sabi
苫小牧のアウトドアショップ PASTIME FACTORY
ランタンオイルの他に、フューエルボトルの購入もできるかもしれません。
十勝のアウトドアショップCAMP LABO
キャンプ場内にあるショップでの販売は心強いですね!
フューエルボトルの販売もありました。
洞爺湖畔のアウトドアショップ ZERODAY
ゼロデイさんは、種類もサイズも違う複数の販売がありました!
釧路のアウトドアショップ EHAB
私がEHABさんに来店したときは、種類も在庫も豊富にありました。
北海道のアウトドアショップについては、『北海道極上キャンプ』でも特集しています!
2023年春に発売された書籍『北海道極上キャンプ』。
各ショップで使える特典付きで、営業時間や場所も詳しく掲載しています。
アウトドアショップの章は、私ポジラボが取材執筆を担当しました!
【販売店②】灯油缶などの取り扱いがある ホームセンター
- ホーマック、ニコット
- カインズ
- ジョイフルAK
大きいショップだと販売の可能性がありますが、店舗や季節によって販売していないこともあります。
キャンプ用品が充実している店舗で、薪やガス缶があるから、きっとあるだろうと思っても、在庫なしということがありますので、ご注意ください。
フューエルボトルに入れてキャンプ場へ持ち込むのがおすすめです!
安全面で大量購入は心配だという方もいるかもしれませんが、少量ボトルを何本も買うよりは、2Lサイズで購入して、必要分をキャンプ場へ持ち込むことがおすすめです。
キャンプ前に買って行こうと思っても、意外と販売店が少なく、調達するにも苦労するかもしれません。
まとめ買いして、必要な分だけキャンプ場へ
好きなデザイン パッケージのものだとサイトでもおしゃれです
2L のパラフィンオイルのボトルを持ち歩くのは重くて大変。
1泊で使うパラフィンオイルはそれほど必要ないので、500mlのボトルに入れて、キャンプ場へ持ち込んでいます。
我が家のキャンプでは、予備灯油と、アルコールも使用するので、サイズ違いでトランギアのボトルを3本使用。
間違えないように、テプラで区別しています!
我が家は トランギアのフューエルボトルを使用しています
大きなボトルから、ギアの小さな注ぎ口に入れるのは大変。
下に紹介する0.3から1.0L程度のボトルに入れて使うのがおすすめ。
トランギアのフューエルボトルは注ぎ口があるので、注ぎやすく、他のブランドの容器よりもおすすめです!
サイズが違う3種類を愛用 ラベリングしています
▼1Lボトル(我が家はこちらをストーブの予備灯油入れに使用)
▼0.5Lボトル(こちらがパラフィンオイル用 ※先程の写真サイズ)
▼0.3Lボトル(プレヒート用のアルコール入れ)
赤もあります
何種類も同じ色で揃えるのは、間違いやすいかもしれません。
色を変えて区別するのもおすすめ。ブランドを揃えると統一感があっていいですね。
黒いボトルが好きな方に人気のタイプ
▼ノズルがないタイプですが、ブラックにこだわりたい方はこちら
トランギアのノズルが使えるという情報もあり。
ヘイズ Hayes 4オンスオイルボトル 118ml
小さく持ち歩きたい方は、こちらが注ぎやすいですよ!
記事に登場した愛用のオイルランタン
フュアーハンドランタン、ハリケーンランタン
一番長く愛用しているランタン。
最近はアンバーグローブのカスタマイズを楽しんだり、色を変えてデイツも多く使っています。
江戸川屋ランプ テーブル真鍮ランプ
江戸川屋ランプは、タンクのサイズやホヤの形も色々。小型なのですが、テーブル用にピッタリです。
Thous Winds オイルランタン
おしゃれなホヤにカスタムできると、今注目のランタンです!
アイロンストーブ&バイシクルランプ
100年以上の歴史があるビンテージランタン
>>ヴィンテージランタン「CHILL CHILL CAMP」さんのInstagram
2023年春にハマりつつある、新しいランタン。
Keitan’s Campの動画でも登場しているので、気になった方は、こちらの動画でもチェックしてくださいね!
オイルを注いでいるシーン、フューエルボトルも登場しています。
\北海道の絶景が楽しめる動画ですよ/