真夏のキャンプや車中泊は暑くて辛い…そのように思う方も、多くいるのではないでしょうか。
あなたは、キャンプや車中泊で、夏の熱中症対策をしていますか?
今回紹介するスノーピークのフィールドファンは、夏キャンプや冬キャンプに大活躍のキャンプアイテム!
スノーピークのフィールドファンは、蒸し暑いテント内に風を送り込んでくれます。
夏だけ使う扇風機なら、少しの間我慢すればよいと思うかもしれませんが、このフィールドファンは、冬キャンプでサーキュレーターとしても活用することができます。
この記事では、スノーピークとマキタがコラボして発売した、フィールドファンの使用感と魅力を徹底レビューします!
snow peakフィールドファンの魅力まとめ
- 充電式バッテリー使用で屋外使用も楽々
- 最大風速180m/分というパワーがある
- 風量は3段階で調整可能
- 自動首振り機能あり
- オフタイマー機能あり
- グリップがあり吊り下げも可能
- snowpeakらしいおしゃれなカラー
- AC電源でも使用できる
- 夏は扇風機、冬はサーキュレーターとして使用できる
まだ持っていないという方は、ぜひ1台用意してみませんか?
より快適に、楽しいキャンプができますよ!
スノーピークとマキタがコラボした扇風機です!
マキタの扇風機の機能がそのままに スノーピークカラーで誕生!
キャンプ雑誌で有名な「GO OUT」でも、マキタの充電式ファンが「目利きが選ぶ安くていいモノ」というコーナーでキャンプギアとして紹介されていました!
こちらがマキタが発売している充電式ファンCF102DZ
スノーピークのフィールドファンは、このプロ用電動工具で有名なメーカー「マキタ」の充電式ファンが、原型の商品。
つまり、マキタの充電式ファンがスノーピークのロゴとスノーピークカラーになって誕生したのが、今回ご紹介する充電式扇風機のフィールドファンなんです!
機能は全く同じで、格好良くなってます!!
マキタの充電式ファンは、スノーピークが発売される前から販売されている名品。
スノーピークのフィールドファンは、2020年3月14日に発売されたばかりです。
スノーピークとマキタ商品のスペック比較
スノーピーク フィールドファン | マキタ 小型扇風機 | |
定価 | 9,900円 | 9,900円 |
素材 | ABS樹脂 | ABS樹脂 |
羽根径 | 18cm | 18cm |
重量 | 1.3kg | 1.3kg |
サイズ | 185✕272✕284mm | 185✕272✕284mm |
※定価・重量・サイズは、バッテリーを除いた時の値です。
定価は同じ?
定価はどちらも9,900円となっていますが、マキタの商品は、Amazonや楽天などで税込み約7,700円で販売されています。
スノーピークのフィールドファンは、定価販売で、ポイント還元での割引きです。
より安いものがほしいと考えるなら、機能的に全く同じマキタ製を選ぶのも1つの選択肢。でも、キャンプギアとして購入するなら、スノーピークカラーは格好いいですよね!
私は、スノーピークカラーがサイトにも家のインテリアにも馴染むと思ったので、スノーピーク製を選びました!
スノーピークフィールドファン【使用レビュー】
シンプルな白い箱に入ったフィールドファンが届きました。
中には、日本語で詳しく解説されている取扱説明書も入っています。
※バッテリーは別売りなので入っていません。
マキタの「充電式バッテリー」が使用できます
マキタの掃除機を使用しているため、すでにマキタのバッテリーが家にありました。
このフィールドファン対応のバッテリー品番であることを購入前に確認していたので、早速、取り付けてみました。
アウトドアや車中泊、DIYなど屋外で使用するなら、近くに電源がない場合も使える、充電式のコードレスは便利ですね。
マキタのバッテリーがあれば、持ち運びが簡単にでき、電源が繋げられない環境でも使用できます。
「ACアダプタ」による給電も可能です
本体後ろには、ACアダプタジャックが付いています。
バッテリーだけではなく、本体の付属品であるACアダプタを使って、直接給電して使えるのもポイント!
バッテリーは別売りですが、バッテリーを持っていない方も、このACアダプタを使えば、使用することができます。
吊り下げ可能な「可動式フック」があります
可動式フックは、写真では上がっていますが、下げることも可能です。
車の手すりやバーがあれば、フックに引っ掛けて吊るして使用することも簡単にできますよ!
この他にも両サイドにストラップホールが付いているので、ロープなどで固定させることも可能です。
底面に「三脚用ネジ穴」があります
ネジ径の違いにより転倒する可能性があるため、カメラ用三脚への取り付けは推奨されていませんが、「マキタ製墨出し器用エレベータ三脚用ネジ穴」というものが付いています。
専用の三脚に固定すると、高い場所から送風できるという仕組みになっています。
電源は一番左端でON/OFF
電源ボタンは、左端にあります。
※電源ボタンを押すと、最後に電源を切った時の風量で運転が再開されます。
強中弱モード切り替え
強弱の2段階切り替えのファンは多くありますが、フィールドファンは3段階。しかも、その風量は、多くの充電式ファンを圧倒する強さです。
赤いランプが点灯して、風速表示します。
最大風速
3段階のそれぞれの風速m/minは以下の通りです。
- 強:180m/min
- 中:150m/min
- 弱:120m/min
強にすると、その分ファンの音も大きくなりますが、首振り機能も併用して幅広い範囲にしっかりと送風し空気を循環させてくれます。
風の強さは伝わりにくいかもしれませんが、音ありの動画をTwitterで紹介しています!
首振り機能があります
一番右端にある「首振り」ボタンでON/OFFの切り替えができます。
首振りの幅は、左右に45°、合計90°の範囲です。
自動首振り機能を停止しているときにも、左右45°まで動かすことができます。
風向角度調整が可能です
また、上下の風向を調整することが可能です。
正面を向いた状態からは、前に45°、後ろには90°傾けられます。
上下の角度を調整するためには、写真中央にある「傾きロック解除ボタン」を押しながら、動かさなければいけません。
両手を使わないと角度は替えることができません。
傾きロック解除ボタンを離すと、ファンヘッドが固定されます。
「切タイマーボタン」があります
1時間、2時間、4時間のオフタイマー機能が付いています。
運転中に「切タイマーボタン」を押すと、残りの運転時間を指定することができます。
指定の時間を経過すると、自動的に運転が停止されます。
運転中、残りの時間がランプ表示されるため、4⇒2⇒1と点灯し、電源が切れると消灯します。
※バッテリーの残量によっては、途中で停止する場合もあります。
滑り止め・ストラップホール
下の土台の四隅は、ゴム製になっており、グリップが効く滑り止めになっています。
また、ストラップホールと呼ばれる穴もあいており、ロープを通して何かに固定させることも可能です。
連続使用時間は?
最強のバッテリー18V6.0Ahを使って、風量「弱」で使用した場合、最大約9時間40分も使用できるそうです。
しかし、他の容量のバッテリーや風量を中や強で使用することもあると思うので、それ以下になると思っておいたほうが良さそうですよ。
バッテリーはすでにお持ちですか?バッテリーは別売りです!
すでにマキタ製品を使用している方は、バッテリーが併用できるので、バッテリーなしで購入、本体価格が抑えられているので、ラッキー!
しかし、持っているマキタのバッテリーが適用外だったり、そもそもマキタ製品は初めてなので、バッテリーがないという方は、別売りのバッテリーの購入が必要です。
対応バッテリー
■18V |
・6.0Ah BL1860B ・5.0Ah BL1850/B ・4.0Ah BL1840 ・3.0Ah BL1830/B ・2.0Ah BL1820B ・1.5Ah BL1815N |
■14.4V |
・6.0Ah BL1460B ・5.0Ah BL1450 ・4.0Ah BL1440 ・3.0Ah BL1430/B ・1.5Ah BL1415N |
18Vのリチウムイオンバッテリー6種と、14.4Vのリチウムイオンバッテリー5種が対応バッテリーです。
サイズによって、バッテリー容量が変わり、大きさも重さも価格も違いますので、お好みのバッテリーをご用意ください。
すでに、マキタ製品を使用されている方は、対応のバッテリーかをよくご確認ください。
バッテリーの他に充電器も必要です!
バッテリーだけではなく、そのバッテリーに対応した充電器も必要になります。
こちらのお値段も6,000円超え…
これから新たに、マキタのバッテリーと充電器を買わなければいけないという方にとっては、このバッテリーと充電器の費用は、購入のハードルを高くしてしまいそうですね。
バッテリーは高価でも、使い回しがきいて便利!
こちらのバッテリー、マキタ製品を持っている人なら使い回しができるので、大変優秀なバッテリーなんです。
パワーも持続力も◎。
高性能のため、価格は、決してお手頃とは言えません…
バッテリーごとの持続時間
一般的に家庭で使われる扇風機よりも、持ち運びが簡単な小型扇風機なのですが、パワーはあります。
バッテリー容量により、持続時間には差がありますので、お持ちのバッテリーがあれば、品番を確認してみてください。
1.4V 6.0Ah | 1.4V 3.0Ah |
■BL1460B 強:約6時間5分 中:約7時間45分 弱:約14時間20分 | ■BL1430B 強:約2時間55分 中:約3時間45分 弱:約6時間55分 |
18V 6.0Ah | 18V 3.0Ah |
■BL1860B 強:約9時間35分 中:約11時間45分 弱:約21時間10分 | ■BL1830B 強:約4時間20分 中:約5時間20分 弱:約9時間40分 |
18V1.5Ahのバッテリーを愛用しています
長時間使用できる6.0〜3.0Ahのタイプもよいのですが、バッテリーの重さが、どれも約690g。それに比べ、18V1.5Ahは、340gと約半分の重さ。
重さが半分に減るだけ、持続時間も短くはなりますが、持ち運びに重さは重要です!
しかも、もし連続使用時間が半分になったとしても、このバッテリーは、わずか15分でフル充電になるという、急速充電が可能なバッテリーなんです。
マキタにはバッテリーセットの販売もあります
本体の形も少し違う、マキタのCF100DZ。こちらにマキタのBL1015バッテリーと充電器がセットになって、16,700円。
単品で揃えるよりは、お得に購入できますね!
ただ、バッテリー容量は上の参考例で紹介したものより小型のタイプのため、連続使用時間は短くなってしまうのでご注意ください!
気になるメリット&デメリットは?
最大のメリットであり 最大のデメリット!?
【最大のメリット】
マキタ製品愛用者ならバッテリーが兼用で使える!
すでにバッテリーが家にある方にとっては、嬉しいメリット!
新たに、バッテリーも充電器も購入する必要がありません。本体のみを約1万円で買うことができました。
【最大のデメリット】
バッテリーが別売り
逆にマキタ製品がない方にとっては、バッテリーが別売りなので買わなければいけないというデメリットがー
マキタ製品愛用者にとっては、嬉しいメリットですが、同時にお持ちではない方にとっては、デメリットと言えそうです。
夏はもちろん、冬にも使えますよ!
【メリット】夏の熱中症対策に!車中泊にも使えるアイテム!
真夏のキャンプは、熱中症対策が大事!タープで日陰を作って風を上手く活用して涼めるといいですが、テント内にはどうしても熱気がこもってしまいます。
さらに車で過ごす車中泊は、網戸がないので窓を開けられないというときに、このフィールドファンが大活躍。
気温が高くても、風があれば体感温度は全然変わりますよ。
【メリット】用途は扇風機だけではなく、冬にはサーキュレーターとして活用!
冬キャンプしたことがある方なら、サーキュレーターの必要性を実感したことがあるのではないでしょうか。
温かい空気は軽いため、上に溜まります。その逆に、寒い空気は重く、下に溜まって底冷えに。
テント内を暖かくしたいなら、空気循環が大切です。
せっかく温めた空気も上に溜まってしまえばもったいないです。
フィールドファンを使って上部の空気も下に循環させて、全体が均一に温められるように使ってみてください。
冬でも、テント内が温められますよ!
これまで活用してきた充電式のサーキュレーターは、持続時間も短く、一晩つけっぱなしにするには、充電が足りず、給電も必要でした。
並べてみるとこの違い!パワーも連続使用時間も倍以上なので、冬に使うのが楽しみです!
【メリット】実は防災アイテム!停電時のエアコン代わりになります!
補助的に使う家庭用扇風機や、真夏に停電してしまった時のエアコン代わりとしても使えます。
停電したときも使える、夏用の防災アイテムはありますか?
【メリット】換気の補助に!
コロナウイルス対策では、換気が重要。
空気を循環させるフィールドファンは、換気効果も期待できます。
扇風機というと、夏の暑い日に使うものと思いがちですが、意外と用途も豊富なんですよね!
スノーピークにこだわらないなら「マキタ」がおすすめ!
マキタはプロにも選ばれる本格工具です
マキタが選ばれる理由
マキタ公式HPより
パワーと環境性能の両立。
その追求によりマキタの充電式工具が手に入れたのは、抜群の使いやすさです。
圧倒的なパワーと環境性能をベースに、スムーズな始動、バッテリの互換性など
使い勝手にも配慮した高いパフォーマンスを実現。
プロフェッショナルから一般のユーザーまで、多くのお客様から選ばれ続けています。
サイズ違いの4種類があります
マキタ製品の見た目は、業務用感がありますが、充電式なのにパワーがあるというのが最大のポイント!
USB充電の小型では、パワーも時間も足りないという方におすすめのシリーズ。プロも使う、大きいサイズも揃っています。
充電式ファンだから どこでも使える!
バッテリーがほしい方におすすめ
実は、私がバッテリーを手に入れたのは、コードレス掃除機を購入した時です。
バッテリーがセットになったものを購入すると、断然お得!
マキタ製の商品で気になるものがあったら、この機会に購入するというのも一つの方法ですよ!
こちらは高めなのですが、私が購入した商品は、「マキタ 充電式スティッククリーナーカプセル式 エディオンオリジナル仕様 CL180FDSHW」で15,000円で購入することができました。※現在は在庫切れ中
バッテリー単体でももちろんよいのですが、お得なセットものを見つけて、バッテリーを手に入れてみてくださいね!
フィールドファンをお得に買う方法は?
スノーピーク商品が揃う正規販売店、アウトドアショップでも発売後、店頭販売がありました。
シーズンに入ると、在庫不足もあるかもしれませんね。
これから暑さ本番という季節ですが、Amazon、楽天、yahooどこも在庫がありました。
しかし、価格には少々ばらつきがありましたよ!
Amazonが最安値!?
プライム会員なら送料も無料!
私が購入を検討していたときは、Amazonが一番安く販売していました。プライム会員で送料も無料。定価9,900円で消費税込み10,890円。
同額で買うことができました。送料も無料で、Amazonポイントも付くのでお買い得。
ヨドバシは同じ10,890円での販売でしたが、他サイトでは14,000円、高いものでは18,000円で販売されているところもあって、驚きました。
今後需要が高まると値が上がる可能性もあるので、この夏使用したい!という方は、ぜひお買い逃しのないようにしてくださいね!
他社製のサーキュレーターは?
例年以上に、ハンディ扇風機を使用している人が多くいるようです。ハンディタイプは、ずっと持っているのも大変ですよね。
それほど風力は求めず、コンパクトさを求めるなら…
KEYNICE扇風機
LUMENA コードレス扇風機
充電式のシンプルなタイプ。首振り機能はありません。
今注目のプリズム Prism CLAYMORE fan V600
デザイン性もあって人気上昇中のファンです。在庫切れのため、予約待ちの商品です。
価格は、スノーピークよりもややお安めです。
他のアウドドアメーカーも出しています!
コールマン テントファン
まだまだ扇風機は、アウトドアギアとしては馴染みがないかもしれませんが、これからキャンプ場でファンを使う人も増えそうですね。
アウトドアで使うなら、充電式がおすすめですよ!
フィールドファンを買って感じることまとめ
AC電源とバッテリー使用に変わりはありません
AC電源を使用している時とバッテリーを使用している時のパワーに、違いはありませんし、家よく家で使用される扇風機ともパワーに違いは感じませんでした。
小型扇風機とは呼べないほどのパワーです。
よくある家庭用の首の長いタイプに比べ、倒れる心配がなく、持ち運びもしやすかったです。
キャンプ場でも違和感なく、馴染んでくれるのも嬉しい。
これは、買ってよかった!と思えるアイテム。
真夏の暑い時期、設営や撤収で汗だくというときに、すぐに涼めるのは最高ですね!
3WAYだから買ってお得!
家とキャンプと車中泊
炎天下でのキャンプ、アウトドア、車内は、危険と感じるほど暑くなる日もありますよね。
遮光性に優れたテントも多く発売されていますが、それでもテントの中の気温が高くなり、熱中症になる恐れもあります。
そして、家でも使えるというのも大きなポイント。
北海道在住の私はエアコンが恋しくなるような寝苦しい夏は、短い期間しかないのですが、家にエアコンがあったらな…扇風機がほしいなと思うこともありました。
キャンプ用の扇風機だと、使用頻度は多くありませんが、家でも使えるならいいですよね!
夏だけではなく、冬も使える
また、我が家の場合は、冬もテント泊するため、冬キャンプに、サーキュレーターとしても活用できそうです。
様々な用途で活躍してくれそうなスノーピークのフィールドファン。
これまでは、キャンプ場に扇風機必要?と思っていた私ですが、ポータブル電源も導入したので、より快適にアウトドアを楽しんでいきたいと思います!
スノーピークのフィールドファンが気になったという方は、Amazonや楽天などでも、ぜひチェックしてみてくださいね!
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参考リンク
■スノーピーク公式サイト>フィールドファン(MKT-102)