2024年6月1日2日に「美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場」を貸し切り、キャンプイベントが開催されました。
イベントの主催は、新十津川町に2023年秋にオープンしたアウトドアショップ「Markeys.」(地元の吉原板金工業が運営するショップです)
Markeys.CAMPイベントの様子をInstagramなどで見て、会場となったキャンプ場が気になった方もいるかもしれません。
新十津川町の中心部には、現在2つのキャンプ場があり、一つはリニューアルして人気のオートキャンプ場「新十津川キャンプフィールド」。
もう一つが今回イベントの会場となった、「美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場」です。
(※ここから離れた場所に、新十津川町にはもう一つ、吉野公園キャンプ場があります。)
この2つのキャンプ場は、現地で見学した私も、1つのキャンプ場なのかな?と思ってしまうほど近く、「美緑の宿グリーンパークしんとつかわ」の温泉宿の両隣にあります。
運営者が異なり、受付、予約方法、宿泊料金やルールも違いますので、利用前には事前に確認して間違いのないよう、ご予約してください。
この記事では、「美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場」を中心に、キャンプ場の魅力と施設情報や新十津川の愉しみ方までたっぷりとお伝えします!
美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場の魅力まとめ
- キャンプ場利用者は、温泉が入り放題
- 区画サイトは8区画だけなので混雑が感じられない
- 芝サイトで設営しやすい
- 駐車場からの運び込みは、比較的近い
- 温泉施設内にレストランあり ジェラートやコーヒー、食事のテイクアウトあり
- 売店で肉などの食材や薪の購入ができる
- 隣接する「ふるさと公園内」に、水遊びスポット、遊具あり
- キャンプ場奥に、田園風景が一望できる展望台がある
※ペット同伴禁止の公園、キャンプ場です。
北海道各地にある様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
これまで訪れたキャンプ場は120カ所を超えました!この記事も、他の記事もぜひ読んで、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
この記事は取材許可をいただき、撮影しています。キャンプ場を利用される場合は、最新情報を必ずご確認の上、ご利用ください。
Contents
美緑の宿グリーンパークしんとつかわまでのアクセス&駐車場
所在地
■北海道樺戸郡新十津川町総進189-1 ふるさと公園内
アクセス
- 札幌市から国道275号経由で約77km(車で約90分)
- 旭川中心から約63km(車で約1時間)
- 滝川中心より約8.3km(車で約15分)
- 砂川SAより約13.6km(車で約20分)
- 奈井江砂川ICより約16.4km(車で約25分)
駐車場
約80台の広い駐車場があります
温泉利用者やふるさと公園利用者も駐車するスペース。
キャンプ利用は、グリーンパークしんとつかわの温泉施設内にあるカウンターが受付場所なので、この駐車場に止めて、まずは建物内にお入りください。
サイトはこの駐車場のすぐ横にあります。
お問合せ先
0125-76-4000
公式HP・Instagram
>>https://www.instagram.com/greenpark_shintotsukawa/
美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場 基本情報
この日はイベントで照明や音響設備のため、やぐらがありました。通常はありません。
営業基本情報
営業期間
公式HPでご確認ください。
チェックイン
13:00~18:00
チェックアウト
11:00
チェックインからチェックアウトまで、入館及び入浴は無料!
温泉が入り放題なんです!
※21時~翌6時まで玄関施錠の為入館は出来ません
予約方法
予約は電話のみで受付
予約は電話のみです。区画指定で予約することができます。
受付方法
チェックイン手続き
温泉のカウンターにて受付を行います。
チェックアウト手続き
特にチェックアウトの際の手続きはありません。
美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場 温泉併設のキャンプサイトです!
かなりのゆったり区画。グループで1区画予約も良さそうな広さです。
利用料金
サイト使用料 全部で8区画
1区画利用料 | 1500円 |
入場料
大人(中学生以上) | 600円 温泉入り放題込! |
子ども(小学生) | 300円 |
未就学児 | 無料 |
宿泊者は滞在時間が長いので、2回以上入れるかもしれませんね!
サイト種類
8区画あります ※オートサイトではありません
このエリアは、マップの番号1,2,3の場所。
黄色いロープは、キャンプイベントのために区切っていたのもので、普段はありません。
1区画にテント2つとタープなども設営できる広い芝サイトです。
今回Keitan’s Campが利用したのは 6番サイト
イベントなのでランダムにテントが並んでいますが、茶色いドーム型テントが3つ並んでいる場所が、5のサイトです。
テントを設営したあとに、テント前にこんなに人が集まれる広さがあった6番サイト。
④や⑤との距離もあり、大きめのテントを設営してもまだ余白がありました。
大きなTHE NORTH FACEのノーチラス4×4も楽々設営できましたよ!
炊事場が近い4番サイト
芝刈りも丁寧にされていて、ほぼ平坦です。
サイト内には カクカクと曲がる舗装された道
この写真左側が7番、8番がある場所。
周囲は木々に囲まれています。
駐車場からの距離は 3,4,5,6が近め
上記に記載の場内MAPでご確認ください。
日帰り温泉入浴は 8:00~21:00(最終受付20:00)
朝8時から利用できるので、朝風呂にもいい!
撤収後に汗を流して帰宅もできますね。
ふるさと公園や温泉施設も使用できます
受付は ホテル内のカウンター
美緑の宿グリーンパークしんとつかわ
トイレはホテル内のトイレが使用できます
カウンターと売店を通り過ぎた奥に、トイレがあります!
キャンプ場の施設はシンプルです!
炊事棟
休憩出来るエリアもあり
駐車場側に少し小高い丘があり、6番のサイトは、その丘の上から撮影もできました。
注意事項
ペット同伴
ふるさと公園や、隣の「新十津川キャンプフィールド」もペット同伴禁止のキャンプ場です。
グリーンparkしんとつかわのキャンプ場も、ペット禁止です。
炭とゴミは持ち帰りです
使用した炭とゴミはお持帰り下さい。
焚き火
焚き火台、焚き火シート使用で可
2023年4月にリニューアルした「ふるさと公園」が凄かった!
一部のエリアで無料Wi−Fiも使える公園
公園内には、温水プール、野球場、サッカー場、テニスコート、屋外と室内パークゴルフ場などのスポーツ施設がすべて揃っています。
公園の公式HPとInstagramもありますよ
>>https://shintotsukawa-park.com
公園の公式Instagramは珍しい!開催イベントの情報はこちらから
>>https://www.instagram.com/shintotsukawapark
パークヨガ、テラスマルシェなどのイベントも開催
2023年春には、水遊びができる噴水広場や予約不要、無料で利用できるバーベキュー広場、大型ネット遊具、テラス型休憩施設も誕生し、無料で利用できる施設とは思えない充実エリアです。
子育て支援が充実している新十津川町ならではの施設ですね。
テントサイトからみた スポーツセンター
キャンプサイトのほうが やや高い場所にあります
温泉と、このスポーツセンターの間が、キャンプサイトです。
夜9時以降に使用するトイレは、この施設の裏にある温水プールの近くになります。
夜間はホテル玄関施錠のため ホテル内トイレは使用できません
テラス型休憩施設にある 箱型の建物がトイレを使用します
サイト近くに古めの町営トイレもあるのですが、明るくきれいな新設のトイレがおすすめ。
キャンプサイトからは、50〜100mは歩きそう。
街灯も少ししかないので、夜間は特に子どもだけで行くのは心配な距離かもしれません。
新しい施設で快適
▼もちろん洋式、個室も複数ありました
ベビーベッドあり 授乳室としても使える部屋がありました
夜間に、ホテル内のトイレが使用できないのは少々残念ですが、こちらのトイレがきれいで快適!
何度も通うトイレが近い人は面倒ですが、散歩がてら歩いてみると、ふるさと公園の施設が見れて、それもたのしいかもしれません。
当せん展望台
田園風景がきれいでした!
キャンプ場から温泉施設の裏側へ向かって歩いていくと、「当せん展望台」があります。
▼なぜ「当せん展望台」という名前なのか、その由来も面白い!
見渡す限りの田園風景。夕暮れ時、水面に走行するバスの風景がとてものどかでした。
このすぐ横には、オートサイトがある「新十津川キャンプフィールド」。
夜には、民家に灯る田園の夜景を愉しむこともできます。
大型ネット遊具
2つのキャンプ場のちょうど間。
どちらのキャンプ場からもアクセスしやすい場所に遊具があります。
予約不要の無料で使えるBBQコーナー
きれいな芝広場ですが、BBQができるようタイル張りエリアあり
こちらのバーベキュー広場には、炭捨て場も用意されています。
近くには自動販売機や、手を洗う水場もありました。
ふるさと公園では、日帰りデイキャンプが無料、予約不要でできますよ!
新十津川に行ったら「Markeys.」へ行こう!
2023年秋に誕生した「吉原板金工業」が運営するアウトドアショップ
Instagramでもご紹介しています
店内のアイテムはどんどん増えて進化中!ぜひ足を運んでみてください。
outdoor_supply_markeys
■所在地 | 北海道樺戸郡新十津川町中央6−99 ウルストよしだ内 |
■定休日 | 火曜日、水曜日 |
■営業時間 | 10:00-18:00 |
■公式オンラインストア ■公式Instagram | >>https://markey1173.base.shop >>https://www.instagram.com/outdoor_supply_markeys/ |
新十津川のおすすめグルメをご紹介します!
手作りハム&ソーセージの店「ヴルストよしだ」
びっくりするほど美味しいんです!教えた人にも喜ばれるお店です
キャンプ場で炭火をおこし、豪快なハム&ソーセージBBQ。
スパイシーな味わいなので、スパイスが秘伝なのかな?と思ったのですが、「肝は肉」と話すオーナーの吉田さん。もちろん味付けにもこだわっています。
これは生涯忘れられない美味しさです。新十津川での最高のおもてなしに感激した夜。
リピート確定、知り合いにも教えたくなる激推しのお店ですよ!
「ヴルストよしだ」の基本情報
■所在地 | 北海道樺戸郡新十津川町中央6-99 |
■定休日 | 火曜日、水曜日 |
■営業時間 | 10:00-18:00 |
■公式HP ■公式Instagram | >>https://wurst-yoshida.com >>https://www.instagram.com/wurst_yoshida/ |
大畠精肉店
「牛しま腸部門」で1位になった『コロコロホルモン』
新十津川の精肉店。大手通販サイトの「もつ鍋部門」で1位を獲得など、様々な賞を受賞しているお肉屋さん。
砂川SAで見つけた牛コロコロホルモンが、今まで食べたことがない食感で美味しかった!
グリーンパーク新十津川の売店やレストランでも、ジンギスカンのお肉が購入できます。
キャンプ場で、その土地のお肉を食べる愉しさ。精肉店まで行けなくても、グリーンパークしんとつかわ温泉の売店で調達ができるのも嬉しいですね。
たくさんの品から選びたい人は、下の店舗をお立ち寄りください。
「大畠精肉店」の基本情報
■所在地 | 北海道樺戸郡新十津川町中央70-29 |
■定休日 | 水曜日 |
■営業時間 | 9:00-18:00 |
■公式HP ■公式Instagram | >>https://www.ohata-seinikuten.com >>https://www.instagram.com/ohataseinikuten/ |
温泉1階ラウンジ「すばる」
昼営業11:30-15:00 夜営業16:30-20:00
イベント直前のランチで利用しました。ボリューム満点。
カレーやカツ丼などのテイクアウト弁当もありました。ジェラートや冷たいドリンクメニューもあります。
温泉ホテルのロビーにある売店は 朝7:00から夜20:30まで
アイスクリームやお菓子、お肉も購入できます
ジンギスカンなどのお肉、薪、炭、氷、お菓子や食材、スイーツ、飲み物の購入もできますよ!
足りなくなったとき、忘れ物をしたときにも便利ですね。
スポンサーリンク美緑の宿グリーンパークしんとつかわキャンプ場利用してわかったこと【感想まとめ】
自然に囲まれた場所にあるキャンプ場です
国道から離れた場所で 昼も夜も静かでした
地元の方も、日帰り入浴で温泉施設を利用されているようで、駐車場には車が入ってきていましたが、とても静かな場所。
キャンプサイトから見えた夕暮れの空と雲が美しく、近くの水田からカエルの鳴き声が聞こえていました。
キャンプサイトには、街灯もありましたが、市街地からも離れているので、星がすごく見える暗さ。星空も期待できる場所ですよ!
一区画が広め タープ+テントで設営ができます
大型サイズのテントも余裕でした!
こんなに広く使っていいの?というほど広い区画サイト。
テントとタープ、2つ張ってもゆとりがあるサイズ感なので、隣のサイトとの距離が保てるのがメリット。
芝サイトで、ペグ打ちも楽々。
比較的風が強く吹く地域だそうなので、長いペグを用意して風対策もしてくださいね。
新十津川キャンプフィールドとの違いは?
新十津川キャンプフィールドが人気ですが グリーンパークサイトも良かった!
グリーンパークの1区画のサイト料金は、シーズン通して繁忙期閑散期関係なく1,500円です。
※新十津川キャンプフィールドは、7月8月の繁忙期は通常の1500円から3000円になります。
▼一人600円の施設利用料はグリーンパークサイトのみ
一人600円の施設利用料は、温泉入浴料と同額。
それでいて、滞在中の入浴が入り放題なので、温泉好きにはたまりません。
新十津川キャンプフィールドよりも温泉の入口が近いので、温泉内を利用するには便利。
ただし、温泉に入る予定がないという人は、繁忙期以外だと施設利用料が必要ない新十津川キャンプフィールドのほうが(オートサイトですが)安く利用できます。
区画の広々さを味わいたいなら「グリーンパークしんとつかわ」
最大で8組だけの宿泊。
混雑や周りの多さに疲れるという人に、最適の場所でした。
オートサイト一択という人は、隣の「新十津川キャンプフィールド」になりますが、サイトの広さ優先という人なら「グリーンパークしんとつかわキャンプ場」がおすすめです。
サイトに近い駐車場を確保して、運び込みには少し手間はかかりますが、比較的駐車場に近い場所だと、全然苦になりませんでしたよ!
どちらのキャンプ場も、水遊び施設が近く、大型ネット遊具もあり、温泉併設。ファミリーにもおすすめのキャンプ場です!
注意点1:ゴミの管理はしっかりとしましょう
狐がテント内まで侵入するケースあり
昼間にサイト近くにいた狐。
昼間はそれほど近寄らなかったのですが、テント内まで入ってきたそう。
匂いがでる食材やゴミは、クーラーボックスやコンテナ、車に入れて、狐を寄せ付けないように気をつけてくださいね。
注意点2:熊の出没情報は最新でチェック
ヒグマの生息地である山林地帯。
新十津川町内でも出没の情報はちらほらあるそう。
キャンプ場が閉鎖する期間などももしかしたらあるかもしれません。
キャンプ利用前には、最新の情報を必ずご確認くださいね!
最後までお読み頂きありがとうございました!
新十津川キャンプは、キャンプイベント前の前乗りで宿泊しました。地元新十津川町で活躍されている個性豊かなメンバーとの夜の時間も最高に楽しかったです。人の温かさを存分に感じ、また行きたい!と思う空間でした。気になる方は、ぜひ新十津川でキャンプを楽しんでくださいね!
参考リンク
北海道のキャンプ場情報を発信しています!
■X(旧Twitter)>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
愛用中のキャンプアイテムをご紹介しています!
キャンプ好きにおすすめ 北海道がもっと楽しくなる書籍4選
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北海道で活躍されている著者陣に混じって、ポジラボan(川手有沙)も『北海道極上キャンプ』を執筆しました! 1章の一部と、2章、3章、5章を担当しています。
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