アサヒの丘キャンプ場は、北海道市東川町にある個人オーナーが経営するキャンプ場です。
訪れた2022年9月、キャンプ場へ向かう道沿いには、黄金に色づいた稲穂が広がる美しい日本の風景が広がっていました。
キャンプ場オーナーさんから「もう少ししたら稲刈りが始まるので、この景色も今だけ」というお話を聞き、実った稲を見ながら、とても感慨深いキャンプになりました。
実は以前、積雪期に仕事で訪問していたこともあり、いつか宿泊キャンプで利用したいと思っていた場所。
土日利用だと早めの予約が必要なのですが、日曜日、月曜日の利用だったので、直前予約にもかかわらずキャンプ場で一番人気のサイトを利用することができました。
この記事では、アサヒの丘キャンプ場の魅力と施設情報やサイト選びのポイントを写真を交えてお伝えします!
キャンプ場の様子が気になった方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
アサヒの丘キャンプ場の魅力まとめ
- 予約が可能
- 石炉があり直火が可能
- カーサイトLは1区画のサイズが広め
- フリーサイトでも車は比較的近い場所に駐車できる
- レンタル用品が揃っている
- 薪の販売あり
- 受付内には飲み物などの販売あり
- 旭川市内へのアクセスが良い
- 田園風景が広がる景色が楽しめる
- 秋は黄金色の稲が間近で見られる
- 通年営業で冬キャンプができる
- 炊事場は屋内設置でストーブも完備
- きのこの収穫体験プランあり※有料
- 管理人さんが敷地内に居住 見回りなど安全面も徹底している
予約サイトを確認すると、シーズン中は土曜日宿泊はキャンセ待ち枠に申し込む人がいるほどの人気ぶり。
特に今回利用したサイトは、人気なので、とてもラッキーでした!
こんにちは!北海道のキャンプ場情報を発信している、ポジラボan(@Possi_Labo)です。北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています!
これまで訪れた北海道のキャンプ場は100箇所以上になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
ぜひ皆さんも北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
場内規約では、利用サイト以外の立ち入りは禁止されています。
一部利用サイト以外からの撮影がありますが、オーナーさんに確認と許可を頂いておりますことをご了承ください。
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
Contents
アサヒの丘キャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道上川郡東川町東9北3
アクセス
- ジェリーズアウトフィッターズから約21km(車で約30分)
- 道の駅あさひかわから約22.3km(車で約35分)
- 道の駅ひがしかわから約6.4km(車で約8分)
- JR旭川から約20.7km(車で約33分)
- 旭川鷹栖ICから約26km(車で約45分)
- 旭川北ICから約25.6km(車で約35分)
- 森のゆホテル花神楽温泉まで約7.4km(車で約9分)
5km以内という近さではありませんが、信号が少ない田舎道。渋滞もないので、アクセスが良いと言って良いはず!
駐車場
写真左側に写っているのが炊事場とトイレがある建物で、受付棟は、写真には写っていません。
場内入って左手に受付があります。
カーサイトへ行く前に、まずは「とまれ」の看板がある辺りに駐車して、受付を行ってください。
フリーサイト専用の駐車場は右に曲がった突き当りにあります。
アサヒの丘キャンプ場 基本情報
営業基本情報
営業期間
通年営業※融雪期の休場あり
チェックイン
13:00~1800
チェックアウト
10:00
デイキャンプ
10:00~17:00
管理人駐在
6:00~19:00
ガイド本にもこの時間が記載されていますが、敷地内にオーナーのご自宅があるので、24時間駐在に近い体制です。
予約方法
予約サイトなっぷ
予約サイトなっぷで、場内マップや料金等が確認できます。
予約サイトからだと、サイト指定はできませんが、電話だとサイトの場所も空きがあれば相談に乗ってくれるかもしれません。
>>https://www.nap-camp.com/hokkaido/13938
電話番号
080-8297-9393
公式サイト ※料金等は変更前
>>http://kamuy2.web.fc2.com/camp/index.html
受付方法
チェックイン手続き
電話予約時に、名前と電話番号、チェックインのおおよその時刻を伝えていました。
現地では、住所や車のナンバーなどを記入する用紙があります。
キャンプ場の利用規約の説明を受けて、支払いをすればチェックイン完了です。
特に受け取る掲示用の札などはありません。
チェックアウト手続き
受付前で作業していたオーナーご夫婦がいらっしゃったので、お礼を伝えてチェックアウト完了。特に返却するものはありません。
車が場外へ出るまで、お二人で手を降ってお見送りしてくださいました。
アサヒの丘キャンプ場 サイトの種類と使用料金
利用料金
利用料金は、入場料+サイト使用料金の合計です。
入場料
5月から9月 | 冬期 10月から4月 | |
大人 中学生以上 | 700円 | 1000円 |
子ども 小学生 | 500円 | 800円 |
冬季は10月から4月。暖房が必要だったり、積雪があるからかもしれません。
夏季シーズンが5ヶ月間。冬利用が7ヶ月設定なんですよ!
さすが多い東川!と思ってしまうのは私だけでしょうか?
サイト使用料
数 | 宿泊料金 | デイキャンプ | |
カーサイトL 車2台まで 大人8人まで | 7 | 3000円 | 1500円 |
カーサイトS 車1台まで 大人4人まで | 2 | 2500円 | 1500円 |
フリーサイト 車1台まで 大人4人まで | 3 | 1500円 | 800円 |
ソロサイト 車1台まで | 2 | 1000円 |
※カーサイトLは、テント何張設営できるのかな?という広さなので、ゆったりと使えます。
サイト指定の台数を超えた場合の車の1台追加は2000円。駐車スペースに限りがあるので、予約時に申告ください。
サイト種類
カーサイトL(7区画:あさひ、はくうん、ほっかい、くろ、あか、みどり、ちゅうべつ)
車2台まで駐車OK
サイトの名前は、すべて大雪山の名前なんです!
あさひサイトは、朝陽が見えるサイトと思うかもしれませんが、見えるのは夕陽!
カーサイトLはどれも1区画サイズが広いので、ゆったりとテントとタープが設営できるサイト。
▼あか、みどり、ちゅうべつ側の景色は、遠くに大雪山
こちらのサイトは、「あさひ」「はくうん」などに比べると夕陽が広く見渡せるサイトではありませんが、遠くに大雪山が見え、夜は星がたくさん見えるサイトですよ。
▼あさひサイトの正面ではなく、反対側サイトから旭岳が見えました
「旭岳」が、キャンプ場の名前「アサヒの丘」の由来なのでしょうね。
▼全サイトに直火ができる石炉あり!
場内全てのサイトに石炉があり、直火の焚き火がが可能。
ただし、融雪期は雪に埋もれてしまうので、直火が楽しめるのは春から秋までですよ!
カーサイトS(2区画:りょううん、けいげつ)
利用者がいたので撮影できまでんでした。
カーサイトSとありますが、通常のカーサイト並の広さはありました。
トイレ通路脇なのでアクセスは良いですが、やや人通りが気になるという方もいるかもしれません。
フリーサイトとファイヤーサークル
この日はフリーサイトに1組の利用者がいました。3組までの入場枠で、石炉も3つ用意されています。
こちらが、フリーサイト手前にあるファイヤーサークルです。大きいですね!
フリーサイト横に駐車場が3台分用意されていました。
2022年ソロサイトが誕生
駐車場の一段下がった場所に、2区画のソロ専用サイトが誕生。
ライダーや自転車で来場して泊まれるサイトとして運用中。
サーカスTC設営も難しいサイズ感ですが、こちらにも直火ができる石炉が組んでありましたよ!
予約サイトなっぷには掲載されていないので、飛び入り利用がしやすいかもしれません。利用希望があれば、電話で予約してくださいね。(ガイド本には掲載中)
レンタル用品
様々なレンタルアイテムがありました。価格について変更がありましたので、なっぷなどの最新情報をご確認ください。
手ぶらセット
- 2人用 4,000円
- 4人用 6,000円
※サイト料金とは別になります。
アサヒの丘キャンプ場の施設・設備
施設・設備
管理棟
キャンプ場敷地内入ってすぐ左手にある建物が、受付棟です。
薪やスウェーデントーチも販売
トイレと炊事場
高い木々を背にして建っている炊事場とトイレがある建物。
シンク上には鏡が設置。反対側にはテーブルもあり、ものを仮置きできるなど、使い勝手がよかったです。
寒い季節はありがたいストーブもありました
洋式トイレ
男性の個室が2つ、女性の個室が2つ、それぞれ洋式トイレでした。
早朝から掃しているオーナーさんに炊事棟前で会いました。虫が多い季節ではありましたが、炊事場にもトイレにも虫がいない!
大事に清掃管理されています。
ゴミ回収
有料ゴミ袋購入で受け入れ可能。
基本は持ち帰り制です。
灰捨場
石炉を使用した場合の灰の後片付けは、オーナーさんでしてくれるそうで、「そのままでOK」とのことでした。
石炉以外で炭などを使用した場合は、フリーサイト横にあるファイヤーサークルに捨てるルールになっているようです。
遊具・広場はありません
サイトとサイトの間には、砂利の通路があります。その通路際に各サイトの駐車スペースが用意されています。
こちらは遊びスペースではないので、遊びは各サイト内になります。
あさひサイトからは、大雪遊水公園や川が見えました
あさひサイトから、豊富な水量の川が見えました。
近くにある大雪遊水公園は、駐車場も広めの公園。水遊びはできませんが、きれいで豊富な水の流れが感じられるスポットです。
注意事項
喫煙について
場内及び、炊事棟内は禁煙です。
予約サイトなっぷより
自サイト内での喫煙はかまいません。
焚き火
夏期は各サイトにある石炉で直火可
※冬期は焚き火台使用
花火
手持ち花火のみ使用可能。(打ち上げ花火、ロケット花火は禁止)
ペット同伴
リード着用でOK
その他の禁止事項
・場内でのボール遊び
・発電機、カラオケ機器、楽器等々騒音の原因となるものの使用
・夜間の談笑
アサヒの丘周辺のお店&温泉情報「温泉」
前天皇陛下も来店したお店!?お米のぱん屋さん「メルヘン」
キャンプ場から約1.7km(車で約3分)
東川のお米100%のお米のぱんの専門店で、キャンプ場からは1.7kmと近い場所にあります。
ここのパンがどれも美味しかった!どんなパンを食べたのかは、YouTubeで!
所在地 | 北海道上川郡東川町東7号北3 |
営業時間 | ※火曜日水曜日定休日 10:00~16:00 売切次第終了 |
連絡先 | 090-2053-3534 |
最寄りの温泉「森のゆ ホテル東神楽」
キャンプ場から約7.4km(車で約9分)
■所在地 | 北海道上川郡東神楽町25号 |
■日帰り入浴時間 | 10:00~21:00(最終20時) |
■料金 | 大人700円(町民は650円) 小人300円 |
■公式HP | >>https://www.morinoyu-hanakagura.com/onsen.html#main |
宿泊施設もある東神楽町の温泉。
時間がある方は、旭岳温泉や天人峡温泉まで足を運んでみてくださいね。
旭川駅近くにある「ジェリーズアウトフィッターズ」
もちろん旭川近郊に来たら立ち寄りますよね!
今回も札幌近郊では売り切れで手に入らなかったアイテムを見つけて購入することができました。いつもほしい物を見つけられる魅力的なアウトドアショップです。
■Instagram>>https://www.instagram.com/jerrys_outfitters/
WHAT WE WANTのショールーム見学もしてきました!
2021年1月に誕生した東神楽町発のアウトドアブランド「WHAT WE WANT」。
こちらのショールームは営業時間内なら、一般の方も見学可能。
オンラインストアで完売中の人気アイテムも展示されており、運が良ければ購入できるかもしれません。
場所や営業時間はInstagram等で最新情報を確認の上、ご来店ください。
■Instagram>>https://www.instagram.com/whatwewant.www/
スポンサーリンク利用してわかったサイト選びのポイントと感想まとめ
各サイトの特徴をまとめてみました
【サイト名】 | 【サイトの特徴】 |
カーサイトL 「あさひ」 「はくうん」 | 高台の見晴らしが良い場所にテントやタープの設営が可能 天気が良ければ、夕陽が良く見えます! ※見晴らしを優先すると、車とテントの距離が離れてしまうくらい広いです |
カーサイトL 「ほっかい」 「くろ」 | サイトの後ろには防風林あり やや風がある日でも安心 |
カーサイトL 「あか」 「みどり」 「ちゅうべつ」 | 大雪山側の景色が開けている 遠くに山が見える 夏季はすすきや木々の葉が茂っているため、田園風景はあまり見られないかも |
カーササイトS 「りょううん」 「けいげつ」 | トイレと炊事場までのアクセスが良い サイトがコンパクトなので、車へのアクセスも良い |
フリーサイト | エリアは3組利用なので比較的広めに利用できる 車は場所によってはかなり近い |
ソロサイト | キャンプ場内の端にあるので混雑を感じない |
通路を挟んで左側と右側で楽しめる景色がちがったり、夏と冬でも印象が変わるかもしれません。
田園風景を広く見渡せるロケーションを期待すると、「あさひ」や「ちゅうべつ」サイトが断然おすすめです。
それ以外のサイトもすすきで囲まれたプライベート感があり、1区画が広く、直火で焚き火ができる石炉は、他のキャンプ場では味わえない良さをきっと感じることができると思いますよ!
天気が良ければ、満天の星空に出会えますよ!
月明かりがなくなってから撮影した星空!
天の川が肉眼でも見えました。木々の間からでしたが、とても綺麗でしたよ!
本格的な雪中キャンプができる場所です
大雪山が見える場所。
旭川方面は初雪も早く、降雪量も多めです。
冬季間はすっきり晴れる日は、少ないかもしれません。
北海道でも早めに雪中キャンプができる場所で、除雪が必要なほど積雪が多い日もありますが、本格的な雪中キャンプができる場所ですよ!
炊事棟内にシンクやトイレがあるので、冬営業キャンプ場の中では施設的に安心かもしれません。
山菜・きのこ採り体験 キャンプ場宿泊利用者500円
チェックアウトのときに、オーナーさんが採れたてのきのこを丁寧にパック詰めされていました。
ネイチャーガイドもされているそうなので、周辺のガイドをしてもらいながら収穫体験ができるのは楽しそうですね!
季節は限られるかもしれませんが、興味がある方はぜひお問い合わせください。
オーナーの目が行き届いた安心のキャンプ場です
途中入退場は事前報告で 短時間でも利用料金支払いが必要です
サイトの広さが広め、カーサイトLは、駐車2台まで可能、8人まで利用ができます。
グループ利用をしたいという人も多いかもしれませんが、利用者が落ち着いて過ごせるよう、オーナーさんはしっかりと事前にルールの徹底を説明。
敷地内のサイトの様子を、夜間も確認しているご様子でした。
友人との合流の可能性もあったので、確認していたいのですが、途中の入退場は夜8時までというルールになっています。
宿泊しなくても、入場料金がかかるので、必ず申告してください。
ルールがあるのも、利用者が安心してゆっくりとキャンプを楽しむためのもの。
利用者全員が楽しんで帰ってもらえるようにと、非常に心くばりされているように感じました。
静かに景色や焚き火を楽しみたいという方に、おすすめの場所でしたよ!.
最後までお読み頂きありがとうございました!
利用したのは日曜日月曜日。隣サイトには利用者が入らなかったため、より広く感じた「あさひ」サイト。
黄金色に染まる田園風景を満喫。北海道、日本の素敵な風景を大満喫できたキャンプでした!
ぜひYouTubeの映像でもその様子を確認してくださいね!
■Twitter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
参考リンク
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