ほろかない湖公園キャンプ場は、北海道幌加内町にあるキャンプ場です。
幌加内といえば、大人気の朱鞠内湖畔キャンプ場がある町。
朱鞠内湖畔キャンプ場のキャパシティは大きく、素晴らしいロケーションで有名な場所なので、朱鞠内まで行く人が多く、ほろかない湖公園は利用したことがないという方も多いのではないでしょうか。
実際に訪れてみると、景色も抜群!
利用料金も格安で、Instagramで投稿したところ、この場所が気になってたくさんのメッセージがくるほど反響が大きかった場所です。
この記事では、ほろかない湖公園キャンプ場の魅力と施設情報や利用の注意点を写真を交えてたっぷりとお伝えします!
キャンプ利用を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ほろかない湖公園キャンプ場の魅力まとめ
上の2枚の写真、どちらも同じキャンプ場ですよ!
- 料金が安い 1張なら何人でも200円!
- 予約不要で利用できる
- オートサイトの雰囲気が抜群
- 静かなキャンプが味わえる
- 湖畔の美しい景色が味わえる
- 薪が1束400円で購入できる
- チェックインが17時過ぎでもOK ※翌朝の手続き
SoftBankの電波は問題なく、Instagramの投稿もできましたが、auとdocomoの電波は弱いとの記載もありました。
オープン日などの情報は、幌加内町観光協会のHPでも公開しています。
ほろかない湖はダム湖で、遊泳、カヌー、ボートの利用は禁止されています。
『北海道極上キャンプ』取材執筆しました
北海道で活躍されている著者陣に混じって、ポジラボan(川手有沙)も『北海道極上キャンプ』を執筆しました!
1章の一部と、2章、3章、5章を担当しています。
北海道の魅力と、楽しみ方のコツを詰め込んだ1冊です。
ぜひキャンプのお供にご活用くださだい!
北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています!
この記事も、他の記事もぜひ読んで、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
Contents
ほろかない湖公園キャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道雨竜郡幌加内町雨煙内
この地図を見ても、朱鞠内湖よりも、かなり南にあることがわかると思います。
朱鞠内湖畔キャンプ場と同じ幌加内町にあるキャンプ場ですが、旭川市から1時間ほどで行ける距離にあります。
アクセス
- 幌加内町中心部から約3.7km(車で約15分)
- 旭川市街から約46km(車で約60分)
- 旭川鷹栖ICから約42km(車で約50分)
- 秩父別ICから約43km(車で約50分)
- 朱鞠内湖畔キャンプ場から約42km(車で約48分)
- 道の駅「森と湖の里ほろかない」、せいわ温泉ルオントから約15.7km(車で約24分)
駐車場
管理棟横と湖畔合わせて 約15台ほどあります
湖畔側に9台、受付横に6台の駐車スペースがあります。
お問合せ先
幌加内町観光協会
0165-35-2380
公式HP・Instagram
幌加内町観光協会HP(掲載ページ)
>>https://horokanai-kankou.com/activities/horokanai-camp/
幌加内町観光協会>>Instagram
ほろかない湖公園キャンプ場 基本情報
営業基本情報
営業期間
5月中旬から10月下旬まで
※2024年は5月10日オープンでした
ほろかない湖は 雨煙内ダムによって作られた人工湖
過去の情報になりますが、11月にはダムの水がなかったという情報もありました。5月のオープン時は非常に多い水が貯められていましたが、お盆以降には徐々に水位は下がるそう。
紅葉も美しい場所ですが、湖面の景色を味わいたい方は、春がベストシーズンかもしれません。
チェックイン
8:00~17:00
※17時以降の到着の場合は、翌日受付
チェックアウト
13時
デイキャンプ
可
管理人駐在
8:00~17:00
※火曜日、金曜日は13:00-17:00
キャンプ利用は 予約不要です
BBQができるコタハウスのみ予約可
場内に、バーベキューができる小屋「コタハウス」が3棟あります。
そのコタハウスのみ予約が可能です。
テントサイトの予約はできません
フリーサイト、林間にあるオートサイト、どちらも予約不要。
オートサイトは2区画あるのですが、到着時に空いていたら使える先着制です!
受付方法
チェックイン手続き
必要な内容を記入し、お支払いをします。
記入した紙が受付札となっています。
紐などはついていませんが、テントの見やすい位置につけてくださいとの記載がありました。
チェックアウト手続き
受付札の返却は必要ありません。
ほろかない湖公園キャンプ場 サイトの種類と使用料金
林間のオートサイトは 広さも十分!
利用料金
宿泊料
■キャンプ料 | 1張200円 |
■コタハウス使用料 6人程度で利用可能 | 1棟500円 |
■レンタル照明使用料 | 1泊150円 |
タープも1張扱いなので、テント+タープの利用の場合は、200円×2となります。
それでも400円は格安ですね!!
薪の販売
1束400円
サイト種類
林間のフリーサイト(約10から15張程度)
傾斜が多いので、大型テントでの設営は難しそう。
▼この場所は平らで設営しやすそうでした。
駐車場からの運び込みは坂道なので、少ない荷物がおすすめ。
リヤカーなどはありません。
▼この写真、駐車場を高い位置から見えているのがわかりますか?
これくらい駐車場より高い場所にサイトがあります。
サイトからは湖面がよく見えていいですね!
※利用者が多い日だと景色の前に、車が並ぶ可能性があります。
区画オートサイト(2区画)
予約不要で利用できるオートサイトが2区画。
やや湖面からの距離はありますが、整地されたオートサイトが利用できます。
地面は草ではなく、土サイトです。
▼手前の小さい方の区画(今回はこちらを利用しました)
周りは低くなっているので、小さなお子さんがいるご家族は、ご注意ください。
▼奥の広い区画
木漏れ日が美しく、真夏の暑い日でも日差しを和らげてくれそうな場所。
2つのサイト、予約不要なんです!
ここを利用したくて行っても、先客がいれば利用できません。
予約ができないのは、逆にデメリットでもありますでしょうか。
コタハウス
炭、食材は持参で利用可能 1棟500円
こちらは宿泊のための棟ではなく、椅子とBBQグリルがあるバーベキュー小屋。
場内に3棟あり、事前予約ができます。
ほろかない湖公園キャンプ場の施設・設備
林間サイトからは、うっすら湖が見える程度。
森に囲まれていて、木陰が気持ち良い空間でした。
施設・設備
管理棟
トイレ
男女ともにシャッターが降りていますが、自分が利用するときだけオープンします。
中央に、洋式トイレがある多目的トイレが1つあります。
炊事棟
蛇口が多い炊事場あり。
シンクは深く、蛇口は6つあるので使いやすいです。
灰捨場は管理棟の後ろにあります
管理棟のそばに、ドラム缶が2つありました。
そちらが灰捨て場です。
場内は湖面に向かって、かなりの傾斜
坂の下から撮ると、このような感じ。
この坂道の傾斜が、写真から伝わりますでしょうか?
フリーサイトからの湖面の景色
荷物運びは大変ですが、湖面より高い位置にサイト設営ができるので、湖面の景色を味わうには良い場所です。
遊具・広場はありません
遊具はなく、東屋があります。
ボート、カヌー、遊泳は禁止
湖面近くまで降りることはできますが
左下に写っている黄色の紙には、ボート、カヌー、遊泳は禁止とありました。
注意事項
ヒグマの生息地です
管理棟にある掲示板にヒグマに関する情報案内。
北海道の場合、どのキャンプ場にもこの注意事項は必要なのかもしれませんが…
このような秘境キャンプ場を利用する際には、クマ出没に関する心配が一番大きいかもしれません。
ゴミ回収はありません
ゴミは全て持ち帰りです。
焚き火台使用で焚き火可
直火は不可ですが、焚き火台使用で可。
薪の販売がありますよ!1束400円は安いですね。
ペット同伴
リード着用等、周りの利用者に迷惑がかからなければペット同伴OK。
幌加内そば情報!
すでに何度も幌加内を訪れ、利用した幌加内そばのお店は4店舗になりました。
みなさんのおすすめのお店は、この中にありますでしょうか?
営業時間も15時までの場所が多く、平日利用者は、月曜日定休のお店が多いのでお気をつけくださいね!
霧立亭
私たちのイチオシはここ!
■店舗名 | 霧立亭 |
■営業時間 | 11:00~15:00 |
■定休日 | 月曜日 |
■公式HP | https://kiritatitei-soba.com |
メニューも多く、私たちのイチオシ!
朱鞠内湖畔キャンプ場に近く、2度来店しています。
並んでもタイミングが良ければ行きたいお蕎麦屋さんです。
幌加内そば 雪月花
土日だけの営業!濃いめの汁が美味しかった!
■店舗名 | 幌加内そば 雪月花 |
■営業時間 | 11:00~15:00 |
■定休日 | 土日だけの営業 月火水木金が定休日 |
ビルの中にあるお蕎麦屋さん。土日営業なので、寄れる日はレアかも。
こちらも大人気で、美味しかったです!
お食事の店 あじよし食堂
そば以外の定食メニューもたくさん!営業時間、定休日少なめで利用しやすい
■店舗名 | お食事の店 あじよし食堂 |
■営業時間 | 11:30~14:00 17:00~21:00 |
■定休日 | 日曜日はランチのみ夜営業なし |
そんな日にも営業していて、幌加内そばが食べられて大満足!
天ぷらの冷やしぶっかけそば、絶品でした!
そば屋八右ヱ門
席数数は少なめ
■店舗名 | そば屋八右ヱ門 |
■営業時間 | 11:30~15:00 |
■定休日 | 月・木・金曜日 (祝祭日の場合は営業、翌営業日を振替休業) |
■HP | https://horokanai-kankou.com/restaurant/hachiemon/ |
開店前に並んで入ったお店。人気で、開店と同時に満席になっていました。
提供には時間がかかるかもしれません!
せいわ温泉ルオント
道の駅「木と湖の里ほろかない」にあります
ほろかない湖公園、幌加内中心部より さらに北にあります
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | 水曜日 |
日帰り入浴 | 大人500円 小学生250円 |
朱鞠内湖畔キャンプ場で連泊したときに利用しました。キャンプ場からの往復はなかなか遠いのですが、道の駅、レストランも併設している温泉です。
スポンサーリンク利用してわかった7つのこと【感想まとめ】
1.「激混み時期の朱鞠内湖畔」より「ほろかない公園がいい」!?
朝の湖畔の景色が最高に美しかった!
同じ幌加内町にある「朱鞠内湖畔キャンプ場」は、北海道の中でも絶大な人気を誇るキャンプ場。
来場者が多いのですが、第一サイトから第三サイトまであり、自由に場所を選べるフリーオートの予約不要のキャンプ場です。
ただ、人気過ぎて、空いているサイトが絶好のポジションといういうのは至難の業。
人が少ないキャンプ場の方が好みの方でしたら、ほろかない湖公園キャンプ場の方がいいという方もいるかもしれません!
それくらい、ほろかない湖の湖畔の景色も美しかったですよ!
2.驚くほど格安
テントだけ、タープだけなら1泊200円 2張りでも人数に関係なく400円
この雰囲気抜群のオートサイトが、1泊200円なんて、考えられません。
▼隣のオートサイトからみた様子
隣にも1区画ありますが、木々があり、良い感じに目隠しになって気になりませんよ。
3.予約不要のオートサイト 利用できるか少し不安
行ってみないと利用できるかどうかがわからない
ほろかない湖公園キャンプ場を第一候補にして、オートサイトが利用できなかったら朱鞠内湖へ移動もあり?
朱鞠内湖までは車で約50分、さらに北上します。
チェックイン時間は早くてもOKなので、先に「ほろかない湖」を見て、オートサイトが空いていたら宿泊でもいいですね。
こればかりは運ですが、第二候補に朱鞠内湖畔キャンプ場があるからこそ、行ってみるという手もあるかもしれません。
利用者数はすごく多い場所ではないそうなので…空いている可能性もありますよ!
過去に利用した人も、「穴場」とう表現が多かったです。
4.ヒグマ生息地ですので最新情報を必ずご確認ください
ヒグマとの事故を防ぐ一番の方法は「出会わないこと」
薄暗いときには行動しないー
この看板を見ると、撮影のために日の出前の時刻や夜間の撮影は、さすがに怖くなりました。
単独での行動は避け、公園の外までは移動しませんでした。
でも、地元の人がランニングで公園に現れたときは少し驚きました…
ヒグマとの事故を防ぐ一番の方法は「出会わないこと」ですよ!
5.虫は多めなので対策が必要です
到着直後のブヨの数に、ちょっと驚きました。
アブやスズメバチの姿もちらほら。
水辺と林間がある場所なので、虫対策は必須です。
特に真夏は、覚悟したほうが良いかもしれません。
我が家は 焚き火の煙で虫除けしました
明るい時間に焚き火を開始。焚き火の煙で、かなり虫除け効果を感じました。
比較的寒い季節なら、朝晩の虫は減りそうですが、日中も虫は多め。
メッシュタイプのタープやテントをおすすめします。
虫対策ができれば、セミの鳴き声や、鳥たちのさえずり、木漏れ日の空間は最高でしたよ!
6.春は白樺花粉も多め
2024年5月。シラカバ花粉の多さがニュースにもなっていましたが、このキャンプ場で実感。
車やギアに降り注ぐ、黄色い花粉。
北海道はシラカバの木が多く、全道各地のキャンプ場で見られる現象かもしれません。
花粉症の人にとっては厳しい環境。
目に見える花粉の量でしたので、春の時期は特にお気をつけください。
7.星空も期待できそうな場所でした
場内に柔らかな街灯あり
残念ながら、夜に晴れることはありませんでしたが、都市部から離れた場所だったので、きっと星空は期待できそう。
ヒグマのことを考えても、あまり夜間の行動はおすすめしませんが、きっと星空がきれいな場所ですよ!
とても柔らかい光量のオレンジ色の街灯が、駐車場付近にありました。
木々が多いキャンプ場ですが、開けて湖面もよく見える場所もあるので、星空撮影も楽しそうですよ!
ほろかない湖公園キャンプ場は以前からチェックはしていましたが、初めてのキャンプイン。
しかも、朱鞠内湖畔キャンプ場のチェックインを断念したことが宿泊のきっかけとなりました。
この日のキャンプの様子はYouTubeで公開予定ですので、お時間がある方は、ぜひキャンプ場のリアルな様子を動画でもチェックしてください!
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
〈只今、動画制作中です〉
参考リンク
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