ノースフェイスにこんなカセットコンロの商品が販売されているの!?と思った方、いませんか?
そのように思って頂けたら嬉しい!
こちらのコンロは、イワタニの「炉ばた焼器炙りや」。DIYで自作した、カセットガスコンロです。
たこ焼きプレートも追加購入し、家でもアウトドアでも使える便利なカセットガスコンロです。
✔︎ 汚れてきたガスコンロを綺麗にしたい
✔︎ お気に入りの色にカスタマイズしたい
✔︎ 塗装する方法や手順が知りたい
✔︎ DIYに必要な道具や材料が知りたい
このような方へ、実際にDIYした様子を写真を交えながら解説していきます。
これからDIYをしようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
市販品にはない、オリジナルのカセットガスコンロ。
キャンプギア感がアップして、愛着がわきますよ!
動画でチェックしたい方は、こちらのYouTubeでご紹介しています!
※必要材料や手順を確認したい方は、このまま記事を読んでくださいね。
塗装すると こんなにイメージが変わります!
上の写真がBefore ⇒ 下の写真がAfter
同じ商品ですが、キャンプギア感がアップしたと思いませんか?
塗装したことで、3年以上愛用してきたカセットガスコンロが、まるで新品のよう!
中の鉄板や網は年季が入っていますが、ボディは新しく生まれ変わりました!
再塗装でリニューアル!
Before
After
イワタニのカセットガスコンロはこちらの記事で詳しく解説しています
イワタニのカセットガスコンロは、たくさんの種類が販売されています。
その中でも、アウトドアにおすすめしたいのがこちらの「炉ばた焼器炙りや」。専用のたこ焼きプレートの販売はしていません。
一番ぴったりのたこ焼きプレートを購入し、愛用しています。
使用用途も多いのがおすすめポイント。気になる方は、先にこちらの記事で商品をチェックしてくださいね。
用意する道具&材料
私が用意したもの
- シールはがしスプレー
- チェーンクリーナー
- 錆止めスプレー
- ラッカースプレー
- ドライバー
- ラチェット
- ガストーチ
- 鉄ブラシ
- 紙やすり
- マスキングテープ
- はさみ
- ペン
- ウエス
- スチールウール
- メラミンスポンジ
- カッター
- カッター板
- 円切りカッター
- シールプリント
どの場面で何を使うのかは、これから解説する手順でお伝えしますね!
用意したスプレー
アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒
艶消しのマットタイプの塗装を購入しました。
シリコン変性により紫外線、酸性雨、サビに強いという高耐久ラッカースプレー塗料を選びました。
アサヒペン クリエイティブカラースプレー 300ML 29ディープオリーブ
今回のDIY使用カラーです。アサヒペンのクリエイティブカラースプレー29番の「ディープオリーブ」を選びました。
耐熱性なの?という疑問は正直あるので、実際に使用してみて確かめて見たいと思います。
アサヒペン クリエイティブカラースプレー 300ML 43メキシカンサンド
こちらの「メキシカンサンド」も気になって購入。こちらの色は、今回使用しませんでした。
とってもクリーナー(シール剥がし)
なくてもシールは剥がせまずが、より効率的に綺麗にしたい方におすすめの1本。
KURE(呉工業) 自転車専用チェーンクリーナージェット
自転車メンテナンスのために家にあったので、ネジの錆を綺麗にするために活用しました。
DIYに役立つ工具です
ワイドモンキーレンチ 36mm
ラチェット
鉄ブラシ
紙やすり
こちらは店頭で購入しました。
ステッカー
白か黒で迷って、黒を選びました!
※サイズにご注意ください。
A-one 屋外でも使えるサインラベルシール インクジェット ホワイト 32002
耐水性のある保護カバー付きのタイプです。
少しの汚れがついても、ステッカーを保護してくれているので、汚れを綺麗に拭き取ることができますよ!
エヌティー カッター 円切りカッター 替刃付き クリア iC-1500P
1.8cm〜17cmまでの円を綺麗にカットできる円切りカッター。
コンパスの原理で、綺麗に円型に切り抜くことができます。
中央の芯を保護すれば、円の形も傷なく作ることができます。
オルファ アートナイフプロ
DIYの手順を写真付きで解説します!
- シール剥がし
- 分解
- 清掃
- 錆止めスプレー
- 艶消しブラック塗装
- 艶消しディープオリーブ塗装
- 組み立て
- シールづくり
- ステッカーを貼る
分解せずに、マスキングテープで塗装しない部分をコーティングして…という方法もありますが、より綺麗に仕上げたかったので、各パーツに分解することにしました。
※分解は自己責任で行ってくださいね!
【手順1】シール剥がし
まずは、本体についているシール類を剥がします。
綺麗に剥がれましたが、粘着質は残っていました。そんなときは、シール剥がしスプレーが大活躍。
途中でうまく剥がれなかった部分も、溶かして柔らかくしてくれます。ウエスで拭き取れば、表面もつるつるになりました。
【手順2】各パーツに分解
どこのネジかわかるように、パーツごとに解体
油汚れや錆でネジ穴が塞がれている場合は、鉄ブラシで擦って除去します。
ネジの数はそれほど多くはありませんでしたが、後で組み立てられるように、構造はしっかりと覚えておく必要があります。
慌てず、1つひとつ進めていきます。
外した順番とパーツを貼り付けて保管する
取り外した順番やどの部分のネジか区別できるように、パーツの名前を書いて、ダンボールに貼り付けておきました。
塗装後乾かして組み立てるのは、何時間も経ってから。翌日になるかもしれません。
マスキングテープで貼り付けて、転がって失くならないようにしておくと安心ですよ!
六角は、ラチェットを使って外しました
六角で止められているのは1箇所だけ。
このDIYのために購入しておいた、ラチェットを使って外しました。
様々なサイズに対応できる専用の工具があると、意外と誰でも簡単に分解することができます。
ここまでの解体で、およそ20〜30分かかりました。
温めるとネジが回りやすくなる!
きつくて回らないネジは、潤滑油などを使うと良いそうですが、熱で温めて膨張させる方法でもOK。
熱で温めるだけで、きつくて回らなかったネジが、簡単に回って取ることができました。
※火を使うので、周りに引火しないように気をつけて行ってください。
分解すると、これだけのパーツになりました
【手順3】塗装前に しっかり清掃
熱湯をかけるだけではなく、煮立たせるくらいが○
鍋に熱したお湯に浸けパーツごと温めると、しつこい汚れも柔らかくなります。
その後、冷めないうちにメラミンスポンジを使って磨けば、簡単に汚れを取ることができました。
ボディのパーツはすっかり綺麗になり、表面にザラつきはありません。
これで塗装前の清掃は完了です。
【手順4】錆止めスプレーでコーティング
両面を素早くスプレーできるのでよいのでは!?
キャンプで愛用しているスタンドに、糸を結んだ各パーツを吊り下げてみました。
これで、一気に両面、スプレーがけをすることができます。
錆止めスプレーを塗布する程度では、全く問題ありませんでした。
一度に両面に吹きかけて、乾かすので、時間短縮になりましたよ!
でも…
【手順5】錆止めが乾いたら「艶消しブラック塗装」
ボディの色をディープオリーブとブラックの2色にしようと考え、小さなパーツはブラック、本体はディープオリーブにすることにしました。
写真のように、ブラックのスプレーを吹きかけた後、よく見てみると液だれが…
吊るして吹きかけるのは、おすすめできません。
パーツは置いて塗装しましたが、綺麗に仕上がりました
【手順6】本体艶消しディープオリーブ塗装は置いて綺麗に
ボディはディープオリーブ色に塗装
ボディ塗装は、置いてスプレーを吹きかけたので、綺麗に仕上がりました。
2度塗り、3度塗りをすると、よりムラなく綺麗になります。
ある程度満足したので、一度塗りで完了。しっかり乾かします。
厚めに塗装すると液だれするので、気をつけてくださいね。
【手順7】慎重に組み立て
各パーツが綺麗になったので、組み立てていきます!
この出来上がっていく過程が、DIYは楽しいですよね!
【手順8】調整つまみ部分のステッカー制作
調整つまみのこの部分をカモ柄にします
型紙を作り、つまみの部分を円カッターで切り抜きます
パソコンでカモ柄を制作。シール用紙に印刷して、シールに付属してあるコーティング用のフィルムを付けます。
コンロなので、汚れに強い素材のシールがおすすめですよ!
円の形に綺麗に切り抜ける「円カッター」を使用しました。
芯を保護すれば、円型のステッカーも作ることができる優れものです。
これまで購入してきたDIYアイテムをフル活用して、オリジナルのカスタマイズを完成させていきます。
【手順9】お好みのステッカーでカスタマイズ
転写式のステッカーは、文字がバラバラになるので、マスキングテープを使用して転写させます。
幅の太めのマスキングテープを重ねて貼り付け。
しっかり上から押さえて、土台から文字がずれないように剥がします。
ステッカーのシールの方が強力なので、ちゃんと本体に移ってくれました。
1つひとつのパーツが剥がれにくくなるよう、しっかり上から押さえます。
これで完成です!!
DIYオリジナルだから より一層使うのが楽しい!
3年ほど使っていて、汚れも気になっていたガスコンロが、まるで新品のように生まれ変わりました!
かっこよくなっていませんか!?
色、ステッカーが好みのものになるので、自画自賛(笑)
DIYすると、より愛着が湧いてきます!
今回は、キャンプギア感を出したかったので、それが叶って、大満足!
今後使用してみて、塗装の剥がれはないかについても検証していきたいと思います。
私のおすすめガスコンロ イワタニ炉ばた焼器炙りや
炭を熾さなくても、すぐお肉や海鮮、野菜をガス火で焼くことができるので、アウトドアにもおすすめ!
たこ焼きプレートもセットすると、一石二鳥で楽しめますよ!
YouTubeチャンネルもよろしくお願いします!
制作の様子だけではなく、使用の様子もYouTubeチャンネル「Keitan’s Camp」の動画でも紹介する予定なので、気になる方は、ぜひチェックしてくださいね!
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