ルサンヴィレッジキャンプ場は、北海道喜茂別町にある2022年にオープンしたキャンプ場です。
羊蹄山が見えるキャンプ場はいくつかあるのですが、この角度で遮るものがほとんどないこのロケーションは最高!!
キャンプ場隣には尻別川が流れていて、湧き水も京極の湧き水を超える水質。
北海道らしい広い空と大地が満喫できるキャンプ場でした。
この記事では、キャンプ場が気になっている皆様へ、サイトの魅力と施設情報、サイト選びのポイントを写真を交えてたっぷりとお伝えします!
羊蹄山は北海道の富士残「蝦夷富士」とも呼ばれる雄大な独立峰。
いくら見ても見飽きない圧倒的なロケーションは、行く価値ありですよ!!
Rusan Villageルサンヴィレッジキャンプ場の魅力まとめ
- 目の前に広がる美しい形をした羊蹄山ビュー
- すぐ横に尻別川があって釣りもできる
- アウトドアサウナの設置予定(川にダイブも可能)
- オートサイトは1区画のサイズが10×10mと広め
- サイトは場所指定で予約が可能
- 料金が安い
- オートキャンプが可能
- 湧き水が汲める(水質検査済み)
- バンガロー泊ができる(1棟のみ、格安)
- ペット可
- 焚き火可※直火不可
- 薪の使い放題1000円あり
- フリーWi-Fi利用可
- 生ゴミの無料回収あり
- 消耗品の販売あり
- レンタル用品あり(キャンプ用品、釣具など)
- 洗面台ではお湯が使える
- トイレはきれいな洋式2室あり
- HPが非常にわかりやすい
- HPからの予約が可能、電話予約も可
- 空きがあれば当日予約も可能
- 京極温泉、まっかり温泉、ルスツ温泉など温泉も比較的近い
- ニセコ方面の観光の宿泊地にも良い
- 自家焙煎コーヒーを湧き水で入れられる体験ができるカフェをオープン予定
フリーサイトの整地工事が完了すれば、26m×160mもの広いフリーサイトが誕生しますよ!
キャンパーはもちろん、新たなライダーの聖地にもなりそうな予感♪
【注意点】
尻別川の河川敷脇にあるサイトで風が通りやすく、気温差が大きい日は、山側から風が強く吹く日があります。
風が強い土地というお話もありましたので、もともと強風予報の日は避けることをおすすめしますよ!
※新しいキャンプ場のため、サイトや料金などに変更がある場合がありますことをご了承ください。
2023年春現在、地盤工事などの予定もあり、利用できるサイト、閉場期間もあります。キャンプ場の最新情報は、公式HPにてご確認ください。
キャンプ場の取材については、オーナーの北野さんの許可とご協力を頂きました。
北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています!
北海道各地にあるキャンプ場。これまで訪れたキャンプ場は約100箇所になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
ぜひ行きたい場所を見つけてくださいね♫
YouTube「Keitan’s Camp」でも公開予定!
『北海道極上キャンプ』発売中!
コーチャンフォーの実用書ブックランキングで2位になりました!売れています
北海道で活躍されている著者陣に混じって、ポジラボan(川手有沙)も『北海道極上キャンプ』を執筆しました!
1章の一部と、2章、3章、5章を担当しています。
北海道の魅力と、楽しみ方のコツを詰め込んだ1冊です。
ぜひキャンプのお供にご活用くださだい!
Contents
Rusan Villageルサンヴィレッジキャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道虻田郡喜茂別町留産21番地
地名が「留産」ということから、ルサンビレッジなんですね。
マップからも羊蹄山が近いことがわかりますか!!?
アクセス
- 札幌市から車で約1時間(中山峠経由)
- 新千歳空港から車で約1時間半(美笛峠経由)
- ニセコ町から車で約30分(真狩村経由)
- 倶知安町から車で約25分(京極町経由)
- 喜茂別町市街・京極町市街から それぞれ車で約7分
駐車場
管理棟前と後ろに駐車場があります。
そこに一旦車を駐車させて、受付をしてからサイトへご移動ください。
お問合せ先
■メール
info@rusan.whitesnow.jp
■電話
080-3238-3097
公式HP・Instagram
>>http://rusan.whitesnow.jp/index.html
※Instagram、twitterアカウントは、2023年春現在ありません。
Rusan Villageルサンヴィレッジキャンプ場 基本情報
営業基本情報
営業期間
2023年は4月21日にオープンしました。
※冬季は休場予定。
チェックイン
13:00~
※アーリーチェックインは11時から可能(一人500円の追加)
チェックアウト
11:00
※レイトチェックアウトは、13時まで(一人500円の追加)
デイキャンプ
11:00~17:00
管理人駐在
基本的に8:00〜17:00常駐
※不在時は、電話にて対応
予約方法
サイトに空きがあれば、電話による当日予約も可能
予約はHPからのメールと電話での予約が可能です。
オートサイトは番号指定で予約も可能です。
すでに満場で予約不可の日は、公式HPのお知らせにて確認できます。
「当日キャンセルは、サイト料金のみご請求させていただきます。
※暴風雨、コロナなど特殊な場合は無料。」との記載あり。
受付方法
チェックイン手続き
受付で、オーナーさんへ、予約氏名をお伝えください。
受付時に、受け取るものはありません。
お支払いすれば、チェックイン完了です。
チェックアウト手続き
朝8時ごろからオーナーさんがいるので、ご挨拶&お礼を伝えればチェックアウト完了です。
Rusan Villageルサンヴィレッジキャンプ場 サイトの種類と使用料金
利用料金
キャンプ場利用料金は、入場料+サイト料金です。
1区画車1台分は込みの料金なので、2台目以降の車を駐車する場合は1台500円の追加になります。
入場料
大人 | 1000円 |
子ども 小中学生 | 500円 |
幼児 | 無料 |
サイト使用料
フリーサイト テント1張 | 1000円 |
オートサイト (車1台込み) | ▶サイト番号1,2,3,4,7 2000円 ▶サイト番号5、6 1000円(サイトの形が変形のため) |
フリーサイトは、2023年春現在、予約時には受け付けていません。
2台目以降の駐車
1台500円
バンガロー宿泊
1棟 | 3000円(車1台含む) 別途入場料 大人1000円、子ども500円 灯油ストーブ使用は1000円追加 2台目駐車は1台500円追加 |
内容 | 専用の洋式トイレあり ミニキッチンあり 6畳の板敷き土間 自在鉤付きの囲炉裏(炭火のみ可) 窓、網戸付き ※灯油ストーブ |
消耗品の販売や一部レンタルもあります
手ぶらでもBBQができるよう、コンロの貸し出しあり。
焚き火台やランタン、釣りをする人のための、釣り道具のレンタルもあるそうです。
炭や虫よけ、ガス缶、軍手、電池などの消耗品の販売もありました。
薪が1,000円で使い放題!
良質な薪から、端材、樹皮まで種類も大きさも様々
地元で出た木材を薪にして販売。束売りはなく、使い放題プラン。
手前のカゴには、端材もあり、着火剤としても使える樹皮もありました。
割る必要がない細いものを選べば、すぐに焚き火ができる細さでした。
最近の薪は束で1,200円など高騰しているので、これはお得です。
薪割りを体験したい場合のための、丸太もありました。
※持ち帰り厳禁。場内で使用する分だけお持ちください。
サイトは2種類あります
【1】オートサイト ※現在は7区画
写真に映っているのは1〜4番。10×10mのサイトで、芝に車乗り上げOK。
前後に車や人が歩ける通路があり、横並びになっています。
看板があって、サイト番号がわかりやすいです。
サイトとサイトの間は、少し砂利があって、芝が途切れています。
5,6,7番の区画は、近くに白樺の木があり、後ろには笹が生えています。
1〜4よりはプライベートな空間になっていて、私が利用した日は1組の利用がありました。
この写真奥に見えるのが、わかりますか?
奥まった場所にあり、管理棟からの距離がありますが、トイレへの人の歩きなども気にならない場所にあります。
サイトの形がやや変形しているため、5と6は、フリーサイトと同額の1000円。
車をサイト内に停めずにサイトを広く使いたい場合は、駐車場に車移動もOK。
複数人で使用する場合などは、予約時にオーナーさんへご相談ください。
【2】フリーサイト ※水はけ状況により利用可
水はけ改良のために、地盤工事が予定されているのですが、利用した日は、工事前で乾燥状態だったので、車の乗り入れもOKで利用させてもらいました。
予約は受け付けていないフリーサイトでなのすが、地面の状態がよく、来場時に希望があれば、オーナー判断で開放してくれます。
今回利用したのは、オートサイト2番の前あたり。
1〜4の利用者がいなかったので、テントの後ろ側まで下がって、カメラ撮影ができました。
ぽつんと一つのテントと羊蹄山が撮影できるのは、他の利用状況にもよりますので、撮影にこだわりたいなら、利用者が少ない平日利用がおすすめです。
現在は、芝サイトというよりも農地の跡という印象。地盤工事後は芝サイトになる予定だそうですよ!
手作りのバンガローが1棟あります
1棟3000円、大人一人1000円、素泊まりなら大人2人でも1泊5,000円
管理棟の建物のすぐ横に隣接されたバンガロー。
こだわりは囲炉裏ですよ!
トイレはわかりやすく扉をあけて撮影しました。(ちゃんと扉があります)
囲炉裏スペースの隣には、ミニキッチンあり。
この左側に6畳の部屋があります。
窓、網戸、カーテン、灯油ストーブ。シンプルですが、なにもない6畳の部屋は広く使えますね!
テント設営なく、すぐに遊べるバンガロー宿泊プラン。
釣り客にもおすすめだそう。
バンガロー前にあるスペースで、持参した焚き火台や椅子、テーブルを広げて過ごすことも可能。
持ち込みの荷物を少なく過ごしたい方は、BBQグリルのレンタルも可能ですよ!
個人的には、建物内で囲炉裏が使えるなんて、貴重な体験ができていいなと思いました!
Rusan Villageルサンヴィレッジキャンプ場の施設・設備はオーナーの手作りでした!
\この特等席感、最高ですよ!!/
施設・設備
音楽の仕事をされているオーナーの北野さん。
ご友人ら4人で、こちらのキャンプ場を共同で運営しているそう。
管理棟
もともとはオーナーのご実家があった場所だそうですが、このロケーションでキャンプは最高だとキャンプ好きの友人にすすめられて、キャンプ場を開業することに。
管理棟もバンガローの内装もご友人と共に自らDIYして作られたそうです。
メインの入口は「ルサン」の看板がある玄関。土足で入ることができます。
炊事場がありその右には、トイレへの入口もあります。
左手の入り口から入ると受付です。受付カウンター前にはテーブルがあり、こちらの部屋は宿泊者なら24時間使用OK。
夜間も静かな音楽が流れ、灯りがついていました。
「幼児が同伴の場合、受付カウンター内のガス、給湯・電子レンジをお使いいただけます。」との案内あり。おむつ交換台と授乳室もありますよ!
なんとポンプで組み上げた伏流水が汲めます!
左にある蛇口からは、伏流水!京極の水よりも、さらに水質が良い湧き水を簡単に汲むことができます。
薪ストーブもありました。
洗面台とトイレ
鏡とハンドソープも設置されたトイレ&洗面台スペース。
鏡上にはオシャレなライトもあり、身支度にもゆったりした広さが使いやすかったです。
上の写真左奥には、現在シャワー室の設置予定。
おむつ替え台と、無料で利用できる共用洗濯機もありました。
こちらの洗面台、ボイラーが使えてお湯がでるのです!!
ウッド調の手作りトイレ。ウォシュレット付きで、温かい便座は快適でした!
炊事場シンク・生ゴミは無料回収
管理棟外にあるシンクは2セット、蛇口が2つあります。
管理棟内にある蛇口は、湧き水でしたが、こちらは水道水で、食器を洗うことができるシンクです。
写真右にある青いバケツには、生ゴミの回収もしてくれます。
灰捨場
管理棟前にあるこのドラム缶が灰捨場。
注意事項
ペット同伴
ペット、LGBTQ+α、全ての生き物に優しいキャンプ場
公式HPより引用
一緒に暮すペット、犬・猫・ウサギ・小動物も一緒にキャンプしたり自然の中を散策しませんか?ただし、吠えない事・噛まない事・糞尿の処理が出来る事が条件です。
人間も差別しません。全裸はさすがにNGですが、コスプレ等は大歓迎です。
他のお客様に迷惑や不快な思いをさせないことが前提です。
焚き火
焚き火台使用で可
薪の使い放題が便利ですね。
音楽
管理棟のカフェスペースには、大きなスピーカーとギターがありました。
寒い季節は、薪ストーブもあるこの共用スペースで過ごす時間も楽しそうですね。
「他のお客様に迷惑や不快な思いをさせないことが前提です。」これを守って、楽しい時間を過ごしてほしい、というのがオーナーさんの願いです。
Rusan Villageルサンヴィレッジキャンプ場周辺のお店&温泉情報「温泉」
キャンプ場へ向かう途中に立ち寄った「喜茂別町相川ビューポイントパーキング」
駐車できる場所があるので撮影も安心です
目の前にどーんと見える羊蹄山。
道路もまっすぐなので、見応え充分です!
最寄りの温泉と営業時間
有名な温泉がたくさん!どこも格安です
■川上温泉(温泉旅館) 羊蹄山が見える温泉 キャンプ場から約2.6km (車で約4分) | 500円 |
■まっかり温泉 キャンプ場から約12km(車で約15分) >>https://www.vill.makkari.lg.jp/kanko/tomaru_onsen/makkari_onsen/ | 大人600円 小学生250円 |
■ルスツ温泉 キャンプ場から11.5km(車で約15分) >>https://r.goope.jp/rusutsu-onsen/ | 大人300円 子ども100円 |
■京極温泉(京極ふれあい交流センター) キャンプ王から約6.4Km(車で約8分) ふきだし公園近く >>https://kyogoku-kanko.jp/onsen.html | 大人600円 小学生300円 |
寄り道スポット「名水うどん 野々傘」
水が美味しい土地は、料理も美味しい!
住所 | 北海道虻田郡京極町更進466−5 |
営業時間 | ※月曜日 定休 【火水木】ランチのみ 11:00~14:30 【金土日】ランチ、夕食 11:00~15:00(金曜日は14:30) 17:30~19:30 |
電話 | 0136-42-2381 |
「名水うどん 野々傘」さんは、通りかかるといつも駐車場に車がいっぱい。
ニセコ周辺には、美味しい蕎麦屋さんなども多数あり、人気のお店はいつも待ち時間があります。
私達も食べたことがある「名水うどん 野々傘」。お時間があれば、食べる価値ありのうどん屋さんですよ!
スポンサーリンク利用してわかったこと 感想まとめ
羊蹄山の見ごたえが十分!
区画オートサイトとフリーサイトがあるキャンプ場
川の土手で道路の防風柵もちょうど目隠し。
大きい羊蹄山なので、周辺にはビュースポットがたくさんあるのですが、撮影していて入ってほしくない建物なし!高い電線なしという好条件。
カメラ好きにとっては、レンズを変えて、撮影が楽しい場所でした。
平らに整地された何もないキャンプ場が、最高です!
尻別岳と尻別川があり、羊蹄山だけではないのです
右に見えるのが尻別岳 ルスツリゾートがある山です
右下に見える川が尻別川 ラフティングや釣りで人気の川です
土手に上りやすくするために、黒いシートが敷かれた道ができていました。
ここから河川敷の土手に上ることができます。
ここまで上がると、川の流れる音がよく聴こえました。
近すぎても山が見えないので、最高のポジションです!
2日目は快晴でした
主人と二人でも登ったことがある羊蹄山。
羊蹄山は、「蝦夷富士」とも呼ばれ、本当に美しい形をした山です。
5月上旬はまだ雪が残っていて、山頂の白さが最高でした!
夜は流れ星も見られる星空スポットです
管理棟付近には灯りがついていましたが、強い光の街灯はありません。
川沿いにある道路の街灯も、少しだけなので、光害は少ない場所。
訪れた日は、残念ながら曇りで星はあまり見ることができませんでしたが、星空も楽しめる場所ですよ!
今後のサイトの進化が楽しみな場所です
桜の木々の植樹や、アロマ&リンパマッサージ+脱毛施術ルームの開業も計画中。
カフェスペース「Rusan Café」では、自家焙煎珈琲の提供や体験も。キャンプ場内にある畑では、パラガス、山ウドの収穫体験もできるそう。
音響屋が本業のオーナーさん。
焚き火の前で演奏するスナフキン ナイトも時々開催しているそうで、キャンプ場+野外ステージを丸ごと利用していただける、貸し切りでのご相談にのります!とのことでした。
新しいスタイルのキャンプ場。今後の進化が楽しみです!
フリーサイトは乾燥していたので、自由に車を停めてテントが設営でき、イメージしていた写真が撮影できて大満足。
今後、サイトの配置など少し変わるかもしれないので、最新情報を確認の上ご利用ください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ぜひYouTube「Keita’s Camp」でも、サイトの様子、キャンプの様子を紹介するので、動画でもチェックしてくださいね。
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
参考リンク
北海道のキャンプ場情報を発信しています!
■Twitter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
愛用中のキャンプアイテムをご紹介しています!
こちらの書籍にポジラボが掲載されました!
『北海道 極上キャンプ』
北海道がもっと楽しくなる情報を詰め込んだ1冊。
まだの方は、ぜひ!特典付きなので、元がとれちゃう、おすすめ書籍です!