小平町望洋台キャンプ場は、北海道小平町にあるキャンプ場です。「ゆったりかん」という温泉横の高台の上にあるキャンプ場です。
小樽にも望洋台シャンツェオートキャンプ場があり、略してしまうと望洋台キャンプ場…
そちらも朝里川温泉という温泉の近くにあるため、混乱してしまう人もいるかもしれませんが、今回紹介する場所は、留萌市の少し北にある小平町のキャンプ場。
灯台はありませんが、岬のような場所にあるキャンプ場です。
どのサイトも平らに整地され、快適な芝サイト!
日本海側のオロロンライン沿いにあり、キャンプ目的の人だけではなく、旅行中の宿泊地にも選びやすいキャンプ場です。
しかし、注意しなければいけないのが、開設期間が非常に短いこと!2024年は8月18日の宿泊までの利用になります。
利用できるチャンスが少ないのが残念に思うほど、素晴らしい景色が見られる場所でした。
私達が利用した日も、日本海に沈む夕日が、とても美しかったです!
この記事では、小平町望洋台キャンプ場の魅力と、施設情報やサイト選びのポイントを写真を交えてお伝えします!
オートサイトを予約するか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。フリーサイトは予約不要ですよ!
小平町望洋台キャンプ場の魅力まとめ
- フリーサイトは予約不要で利用できる
- 駐車場から近い場所ならセミオートが可能
- オートサイトは電源なしと電源ありの2種類
- 温泉が近くにあり、100円引きの割引優待もある
- きれいな芝サイトで快適
- デイキャンプが21時まで可能!
- バンガローが複数あり、旅行者にも便利
- 貸毛布、貸し食器などもあり
- シャワー室は3分300円で利用も可能
- 日本海に沈む夕日の美しい景色が見られる
北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています!
これまで訪れた北海道のキャンプ場は約120箇所以上になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
この記事も、他の記事もぜひ読んで、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
小平町望洋台キャンプ場までのアクセス&駐車場
少し高い場所から海やサイトが見られるんです!
所在地
■北海道留萌郡小平町字花岡
アクセス
- ・札幌から車で約2時間10分(高速道路利用、一部無料区間あり)
- ・旭川から車で約1時間20分(高速道路利用、一部無料区間あり)
- ・深川西ICから約56.4km、深川留萌自動車道利用で約51分
- ・留萌ICから約12.6km(車で約17分)
- ・道の駅るもい、長田鮮魚店周辺から約15分
- ・新十津川町から約67km、車で約70分(無料区間のみ使用)
深川西ICから留萌ICまでは、無料区間の深川留萌自動車道。
高速道路をかなり長く使用している感覚ですが、料金が安いのが嬉しいですね!
駐車場
小平町望洋台キャンプ場には、夜間閉鎖の入場ゲートがあります。
キャンプ場利用者は、このゲートに入ったところにある駐車場に停めて、受付をしてください。
お問合せ先
【キャンプ場オープン中】
望洋台キャンプ場管理棟
0164-59-1950
【休業期間中】
小平町役場経済課
0164-56-2111
公式HP
>>https://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/detail/00001383.html
小平町望洋台キャンプ場 基本情報
営業基本情報
営業期間
2024年は、7月13日(土)から8月18日(日)の宿泊
利用できる期間が短いので要注意!
チェックイン
13:00〜
※区画で場所指定で予約しているオートサイトは、早く入れる日もあり(状況に応じて)
チェックアウト
翌日10:00
デイキャンプ
21:00
管理人駐在
21:00まで
予約方法
電話予約のみ
キャンプ場オープン中は、望洋台キャンプ場管理棟、キャンプ場が休業期間中は、小平町役場経済課への電話で予約ができます。
予約ができるのは、電源ありオートサイト、電源なしオートサイト、バンガロー。
フリーサイトは予約不要です。
電話予約時に、空いているオートサイト番号を教えていただきながら、番号指定で予約ができました。
公式HP掲載のキャンプ場マップを見ながら電話をすると良いですよ!
受付方法
チェックイン手続き
電話予約時に、住所や名前、電話番号等をお伝えしていますが、到着時にも申し込み書に記載をします。
受付が完了すると、ゴミ袋3枚と掲示用の番号札、温泉割引券がもらえます。
チェックアウト手続き
テント掲示の番号札を返却すれば、チェックアウト完了です!
小平町望洋台キャンプ場 サイトの種類と使用料金
天気がよければ 広い空と海を満喫!
利用料金
入村料
宿泊 | 日帰り | |
大人(一般) | 400円 | 200円 |
中学生以下 | 300円 | 150円 |
サイト種類
サイト使用料
テント持ち込み フリーサイト利用 | 【一人用】450円 【2人以上】1500円 |
電源なしオートサイト (17区画) | 3000円 |
電源ありオートサイト (16区画) | 3500円 |
料金の改定がありました。
※利用前には、最新の情報でご確認ください。
バンガロー使用料
電源なし(10棟) バンガロー | 2500円 |
電源あり(10棟) バンガロー | 5000円 |
電源、流し付き(3棟) バンガロー | 5500円 |
バンガローのエリアや設備が少しずつ異なり、価格にも差がありました。
フリーサイトエリアは3つあります
①海に近いエリアにあるフリーサイト
キャンプ場一番奥にあるフリーサイト。展望台が特徴的(上ることはできません)。
右に見える広い駐車場に車を止めて、荷物を運び込むサイトです。
美しい芝サイトで、草刈りもされていました。
区割りがないので、その日空いている場所を自由に選ぶことができます。
場所によっては、駐車場すぐ横のセミオートスタイルになるかもしれません。
フリーサイトはオートサイトの1段低い場所
オートサイトとフリーサイトをつなぐ階段が見えますでしょうか。
こちらのフリーサイト内には、トイレや炊事場がないので、隣接する電源なしオートサイトにあるトイレと炊事場を利用します。
やや遠く感じるかもしれませんが、テント持ち込み1500円+入村料で、広く使える可能性もありますよ!
②管理棟直ぐ側の広場 フリーサイトとして宿泊可能です
管理棟の向かい側、入場ゲート正面にある広場。
すぐ横には駐車場、炊事場もあります。やや傾斜がありました。こちらの芝もきれいでした。
③ゲートの反対側にも設営可能なエリアがあります
お盆時期で混み合う日などは、こちらのエリアの利用もあるそうです。
バンガローも10棟あり、バンガロー宿泊利用者も使用できるようにリヤカーもありました。
トイレはやや遠いですが、炊事場はエリア内にあります。
【No.1おすすめのサイト】電源なしオートサイト
区画制の芝サイト
シロツメクサの花は咲いていましたが、短くカットされた芝サイト。
ギアも汚れず快適でした。
駐車場は2台並びが基本です
駐車場は、テントスペースとは別に舗装されてます。
2台並べての駐車だと、それほどゆったりはしていません。
スライドドアだといいのですが、扉の開け閉めは慎重に。
こちらのサイト図をご参考にして予約してみてください!
15から18のサイトは、斜め方向に駐車場があります。
この図を見ると、18番が広いように見えますが、1番もベンチテーブル近くまで広く使えるかもしれません。
10番、11番の2つ、12番と13番を友人と2組利用が、海沿いサイトで良さそうですね!
私達は海沿いサイトではなく 7番を利用しました
写真は今回、私たちが利用した場所です。海に面してはいないのですが…
その日は利用者少なめだったので、来場してから選んで良いという親切な管理人さんで色々とお話をお聞きし、サイトの様子も実際に見て決めさせていただきました。
海沿いサイトは2区画空きがあったので、そちらを選ぶか、かなり悩みました。
「7」にしてよかったのかは、撮影した写真撮一緒に、記事最後に感想と交えてお伝えします!
電源ありオートサイト
バンガロー群がある別エリアに、電源サイトがあります。
今回は、時間の都合で撮影できていません!
バンガロー利用者も多数いました
北海道旅行者に人気のバンガロー 天候に左右されず安心です
眺望が良いのは、5500円の炊事場付きのバンガロー1,2,3と、5000円バンガローのB11。
この4棟は、電源なしオートキャンプサイトよりも、さらに少し高い場所にあります。
正面には森があり、完全に開けた景色という訳ではありませんが、夕日が染まっている様子もよく見えると思います。
それぞれのバンガロー前にも広く使えるエリアがあるので、利用の満足度は高そうですよ!
薪販売あり
この量で500円は 良心的!
キャンプ場周辺で伐採された木を利用した薪だそう。
しっかりと乾燥していて、よく燃えました。
比較的細く割られているので、すぐに使える安くて便利な薪でした!
レンタル用品
■貸し毛布 | 1枚 150円 |
■貸し食器 | 単品 30円 6種セット 150円 |
■鉄板 | 1枚 70円 |
■網 | 1枚 70円 |
小平町望洋台キャンプ場の施設・設備
施設・設備
管理棟
こちらが入場ゲート入ってすぐの場所にある管理棟です。
受付の奥には、コインランドリーがありました。
コインランドリー内にあったシンク。
トイレ棟と炊事棟
写真の右奥にあるのが、電源なしオートサイトエリアにあるトイレです。
キャンプ場には、全部で3箇所のトイレ棟と、炊事場が4箇所あります。
トイレは洋式
管理棟すぐ横にあるトイレ棟とコインシャワー棟。
女子トイレは個室が3つありましたが、1つは点検中。
ウォシュレットではありませんでしたが、男女共に洋式トイレでしたよ!
炊事棟・灰捨場
炊事場は屋根付きで、蛇口は使いやすく、近くには洗い物を置いておけるテーブルも設置されていました。
私達がチェックアウトする頃の時間帯には、清掃も入り、平日でもきれいに管理されていました。
炊事棟に、灰を捨てる用の缶がありました。
ゴミ回収
この写真左奥には、分別すれば捨てられるゴミ捨て場があります。
入村料支払いでもらえるゴミ袋は3枚。生ゴミ用の袋と、半透明、透明の袋。
分別の仕方については紙がもらえます。
旅行者も多いキャンプ場なので、ゴミを捨てて帰れるのは嬉しいですね!
遊具・広場
アスレチックなどの遊具はありません。
空いている日であれば、広い芝エリアがありますので、スペースを見つけて遊んでください!
注意事項
焚き火
焚き火OK
薪の販売あり
花火
花火可
キャンプ場ルールがありますので、チェックイン時にもらう紙で場所や時間に注意してお楽しみください。
ペット同伴
残念ながらペット同伴は禁止です。
小平キャンプが さらに楽しくなる周辺のお店&温泉情報!
温泉「ゆったりかん」
宿泊できる部屋や、レストランもある温泉です。
チェックアウトの10時から利用できるのも嬉しい!
ただし、温泉は高台手間にあり、高台にあるキャンプサイトとの行き帰りは、自転車利用も大変なきつい坂道を上ったり下ったりすることになります。
徒歩で往復できる距離ではありますが、車移動がおすすめです!
所在地
北海道小平町字小平町458
日帰り入浴時間
10時00分~21時00分(受付:20時30分まで)
利用料金
有効期限はキャンプのチェックアウト日まで!
通常価格 | キャンプ場利用者 割引 | |
大人 | 500円 | 400円 |
小人 4歳以上小学生以下 | 300円 | 200円 |
お問合せ先、公式HP
公式HP>>https://yuttari-kan.com
町HP>>https://www.town.obira.hokkaido.jp/kanko/detail_sp/00001381.html
道の駅「みなとオアシスるもい」
営業基本情報
■所在地 | 北海道留萌市船場町2丁目114 |
■営業時間 | 9:00-17:00 |
■公式HP | https://www.michinoeki-rumoi.info/web/ |
ドッグラン、パークゴルフ、レンタサイクルやプレイルームなども完備した、非常に充実している道の駅です。
次に紹介する長田鮮魚店も近く、留萌ICを利用する人も国道を利用する人も、それほどキャンプ場まで遠回りになりません。
長田鮮魚店
営業基本情報
■所在地 | 北海道留萌市栄町1丁目1-10 |
■営業時間 | 9:00~17:00 ※月曜日は15:00まで ※お盆休み等はSNSで要確認 |
■定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 留萌駅側にあり |
公式X(Twitter) 公式Instagram | https://twitter.com/sKlE1LkE6P4VrhU https://www.instagram.com/nagatasengyo422547/ |
狙っていた海鮮丼は、電話予約が安全!
その日の販売品はInstagramやSNSで投稿されているので、要チェック。見たら食べたくなりますよ!
ヴルストよしだ&Markeys
寄り道して キャンプギアと食材調達!
■所在地 | 北海道樺戸郡新十津川町字中央6-99 |
■営業時間 | 10:00-18:00 |
■定休日 | 火、水曜日 |
駐車場 | 店舗前にあり |
公式Instagram | >>https://www.instagram.com/wurst_yoshida/ >>https://www.instagram.com/outdoor_supply_markeys/ |
ハム&ソーセージやさんとアウトドアショップを一緒に紹介するのは、同一の店舗内にあるから。
今回の私達の旅でも、寄り道しました。
キャンプ飯にヴルストよしださんのハム&ソーセージ、最高ですよ!
利用してわかったこと【サイト選びのポイント】
高い場所から撮影できるのが小平望洋台キャンプ場の魅力!
高い場所から見ると、水平線もよく見えます。
海沿い「電源なしオートサイト9〜14」が人気です。
右手の低くなっているエリアがオートサイト。管理棟がある場所が一番高く、サイトよりもこの道が高くなっています。
テントサイトが高い場所から撮影できるので、海と一緒に高い位置から自分のテントサイトを撮影することができます。
利用者が少ない日なら「7」が 実はベストポジション!?
サイトとサイトは 隣接
私達が利用したのは、8月上旬の平日。
しかも、それほど天気が良い予報ではなかったので、電源なしオートサイトの予約は、9,11、12、14の4組と、飛び入り利用で2番を利用した全部で6組でした。
電源なしオートサイトが全部で15組なので、半分以下でゆったりとした感じで利用できました。
私達が利用したのは 両サイドに利用者がいなかった「7」
少し斜めにテントを設営できたのは、隣の8番に利用者がいなかったから。
8番サイトはトイレ横。
フリーサイトからの行き来も多い道の横なので、8番は利用を避ける人が多いかもしれません。
サイト後ろには柵があり あじさいの花も咲いてました
人気の9〜14番サイトは、海沿いに面しているので人気なのですが、状況によっては、草が伸びているかも…
でも、この6,7,8番は、フリーサイトとの境目なので、きれいに整備。真正面が海ではありませんが、高い場所から海とフリーサイトが見下ろせました。
しかも、この日は天売島、焼尻島と、利尻島(性格には利尻岳)がぼんやりとではありましが、見えたのです!
すぐ後ろが道で高くなっていることもあり、写真撮影も凄くしやすかったです。
もちろん、周りに利用者がいたら、撮影できる場所や範囲も限られますが、7番が利用できてよかったです。
星もきれいに見えるキャンプ場ですが
オートサイトには街灯あり
オートサイト内は街灯が複数。
夜間も消灯せず、かなりオレンジ色っぽい色でした。
星を見るならフリーサイトがおすすめ
一段低いフリーサイトエリアには、駐車場の奥に1つだけ街灯があり、サイト内にはありませんでした。
星空とテントで撮影したい方には、フリーサイトも魅力的です。
「開設期間が短い」理由は?
6月下旬オープン予定の望洋台キャンプ場ですが、2024年のオープンは7月中旬でした。
8月18日で終了という短さが気になったので、役場の方にお聞きしたところ、管理するスタッフさんの人材確保の難しいことが理由だそう。
北海道らしい絶景が見られるキャンプ場だけに、利用したい人は道民だけではなく道外からの旅行者もいるかもしれません。
とても広く、バンガローや芝、トイレ棟の清掃や管理は大変なんですね。
たくさんの要望があれば、開設期間が延びる可能性もゼロではないそうです。
インスタグラムで夕陽シーンを紹介しました
SNSでも、最新の情報をお届けしていますので、ぜひチェックしてくださいね!
■X(Twitter)>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
YouTube「Keitan’s Camp」でも北海道のキャンプ場の様子をお届けします!
〈只今、動画制作中ですので、別動画リンクです〉
参考リンク
ブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」でも北海道のキャンプ場情報を発信しています!
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