フォーエバーキャンピングパラダイス(キャンプ場)は、北海道千歳市に新しく誕生したキャンプ場です。
元千歳パークゴルフ場があった場所で、東京ドーム2個分もの広さがあるサイト。
2021年9月、冬キャンプも可能な通年営業キャンプ場としてリニューアルオープンしました!
キャンプ場は、新千歳空港から約2kmという場所。
私が利用した日は、離陸後の飛行機が何機も見えました。(季節や風向き等によって、航路が変わります)
そして、1日目はほとんど積雪がなかったのですが、夜中に雪が降り、翌朝の景色が最高に綺麗でした!
この記事では、オープンして間もない穴場のキャンプ場、フォーエバーキャンピングパラダイスをご紹介。
キャンプ場から見える景色とサイトや施設情報を写真を交えてたっぷりとお伝えします!
フォーエバーキャンピングパラダイス(キャンプ場)の魅力まとめ
- 通年営業
- 車横付けOK
- 区画なしのオートキャンプが楽しめる
- ペットOK
- ゴミ回収あり(有料)
- サイトは平ら
- 北海道の中では比較的、積雪は少なめ
- 場内の道は除雪、草刈りされている
- トイレ、炊事場は屋内
- 電源利用可(有料)
- チェックアウトは11時まで
- 天気が良ければ夜は星空、朝は朝焼けや朝霧が見られる
- 予約が可能
※冬季間は、管理棟にある個室トイレでは男女1つずつ、炊事場の水道は1箇所です。
まだオープンしたばかりなので施設は新しい?と思うかもしれませんが、キャンプ場施設はパークゴルフ場にあったものを活用して運用しています。
フォーエバーキャンピングパラダイスは、断然、冬キャンプにおすすめしたい場所です!
春夏秋は、夕陽、朝陽、飛行機などの楽しみもありますよ!
キャンプ場の様子を動画で知りたい方はこちらをチェック!
★追記★4月2日にも2回目の利用をしてきました。
記事内は冬季の様子中心ですが、春夏秋も楽しめる場所だと思いますよ!
※この記事は、フォーエバーキャンピングパラダイスの社長さんの撮影許可を得て記事をまとめています。
リニューアルオープンしたばかりなので、キャンプ場の規約などは変更されることがあります。利用前に最新情報をご確認の上、ご予約ください。
フォーエバーキャンピングパラダイス(キャンプ場)までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道 千歳市駒里2320-2
アクセス
- 新千歳空港から約4.8km(車で約8分)
- 道の駅「サーモンパーク千歳」から約6.7km(車で約12分)
- 千歳アウトレットモール・レラから約3.5km(車で約6分)
- 千歳東ICから約13km(車で約15分)
- 千歳ICから約8.6km(車で約15分)
- 千歳駅から約6km(車で約13分)
駐車場
Googleマップでは、「フォーエバーキャンピングパラダイス」で検索が可能です。
この写真の看板が見えるところまで直進。
この看板から入った場所に、広い駐車場と管理棟があります。
お問合せ先(9:00〜17:00)
080-9616-5510
フォーエバーキャンピングパラダイス(キャンプ場) 基本情報
元千歳パークゴルフ場だった場所がキャンプ場になってリニューアルオープン!
3,4年ほど前まで、雨の日もパークゴルフができる「千歳パークゴルフ場」として10年ほど営業していた場所。
2021年9月に名前を「フォーエバーキャンピングパラダイス」に変更し、キャンプ場としてリニューアルオープンしました。
その時から使用していた受付がある建物内に、トイレや炊事場があるので、施設自体は新しいものではありません。
営業基本情報
営業期間
2021年9月オープン 通年営業
※融雪時期は入場数を制限して営業
チェックイン
12:00~18:00
チェックアウト
8:00~11:00
デイキャンプ
9:00~17:00
管理人駐在
9:00〜18:00
※夜間は不在 電話対応は可
受付方法
チェックイン手続き
直前でしたが、事前にキャンプ利用が可能か、電話連絡をしてから訪れました。
管理棟内にある受付で、予約名を伝えます。氏名、住所、電話番号を伝えて、支払いを済ませればOK。
特にチェックイン後に、テントに提示するための札などはありません。
チェックアウト手続き
返却するものはありませんでしたが、利用のお礼を伝えてチェックアウト完了です。
フォーエバーキャンピングパラダイス(キャンプ場) サイトの種類と使用料金
利用料金
入場料
サイト料金はかからず、人数ごとの宿泊料金(もしくはデイキャンプ料金)と、下に記載した駐車料金の合計金額になります。
宿泊料金 | デイキャンプ | |
大人一人 (中学生以上) | 1,650円 | 825円 |
小学生一人 | 825円 | 418円 |
未就学児 | 無料 | 無料 |
▼駐車料が別途必要です
自動車 | 550円 |
オートバイ | 330円 |
■支払い例■
[大人2人、車一台駐車]
1,650円×2名+車一台550円=3,850円
※通年で料金は変わりません。
ゴミは有料で回収してくれます
ゴミ回収料金440円
受付時にゴミ回収を希望すると、ゴミ袋がもらえます。
生ゴミ、燃えるゴミ、瓶缶ペットボトルに分別が必要ですので、希望するかたは分別種類をご確認ください。
分別したゴミは、チェックアウト時に、管理人さんへ直接渡します。
サイトは広大!フリーのオートサイトが楽しめます!
千歳市の積雪は道内でもそれほど多くない地域。
雪中キャンプで設営前に必要な除雪やサイト確保に比較的時間がかからないので、冬キャンプで利用しようという方におすすめの場所です!
この日は、チェックイン時には積雪が5cm以下だったので、除雪いらずでそのままテントを設営することができました。
雨を凌げるゾーンが今も残されています
キャンプ場の空港側に残されているハウスの骨組み。
シートを掛けられた下には雪が積もっていません。
今の所は撤去の予定はなく、雨風雪を防げるゾーンとして利用が可能です。
景観は良くないかもしれませんが、雪が降った翌日は、雪化粧の景色に溶け込んで、全く気になりませんでした笑
場内は車横付けOKのオートサイトです
夏はかなり範囲の草を刈り込んでサイトになっていたのですが、冬季間は、それほどサイトは大きくしない予定。
管理棟から2つのメインの道があり、その間に上の写真のような木が並んでいました。
場所によっては木と木の間を車で横切れるのですが、他の利用者がいると移動出来ない場合もあります。
今後、通行できる道が記された場内マップができると、場所選びがよりスムーズにできるかもしれません。
基本、設営が可能でしたら、どこに車を停めてテントを設営しても大丈夫です。
短く刈り込まれた道 冬季は道の除雪もしてくれるそうです
少し奥に入ると、高い草があるのがわかりますか?さらに奥には、針葉樹林があります。
千歳の積雪はこれらの草が見えなくなるほどの深い積雪にはならないので、短く刈られたスペースがテントサイトになりそうです。
冬季間は、車が入りやすいよう、道は除雪をしてくれるそうですよ!
木もあるので 他のキャンパーさんとの距離も確保できます!
少し離れた場所から撮影した1枚。
少し写真左へ行くと樹木のない草原になるのですが、写真右の空港側は、低い木や高い木が複数あります。
他のサイトとの距離も確保できますし、夏は木陰もできそうです。
空が広いので星も綺麗に見えましたよ!
空港や国道36号線もそれほど離れていませんが、高い建物がない開けた草原にあるキャンプサイト。
一面に広がる空には、星がたくさん見えました。
この後紹介しますが、早朝の朝日が昇る風景と朝焼けする空の色は、とても綺麗でしたよ!
レンタル用品
- 電源(延長コード)550円
- 薪割り機(無料)
- 焚き火用の板(無料)
- テント(ティピー325)880円
薪割り機は1つ、焚き火用の板もそれほど数はありません。
今後混み合うと不足することもあるかもしれませんので、焚き火用のシートはぜひご持参ください。
薪の販売
場内の倒木を利用した薪で、量はそれほどありませんでした。
薪ストーブ等で利用を考えているかたは、事前に購入してキャンプインすることをおすすめします!
フォーエバーキャンピングパラダイス(キャンプ場)の施設・設備
施設・設備
管理棟
パークゴルフ場の休憩スペースでもあった大きな建物内に受付があります。
現在は整備中で、レンタル用のテントやカートなどが並んでいました。
トイレ
管理棟内にあるトイレ。左が女性用、右が男性用です。
女性トイレには、個室が2つあり、どちらもリニューアルされました!手洗い場と鏡もありました。
男性個室トイレにも、洋式水洗トイレがあります。
炊事場は 冬も使用できます
炊事場のシンクは1箇所で、水道も1つです。
屋内にあるので、雨風の心配なし!
洗剤類や食器類を置くためのテーブルも近くにありました。
現在は、利用者が少ないので問題なしでしたが、利用者が増えると順番待ちになることもあるかもしれませんね。
灰捨場
灰捨て用の缶が、場内に複数配置されていました。
雪が降っているときは、缶がひっくり返して置かれているかもしれません。
ゴミ回収
ゴミ捨て場はありません。
事前にゴミ回収を希望して支払うと、専用のゴミ袋がもらえます。
チェックアウトの際に、分別したゴミを管理人さんへお渡ししてください。
遊具・広場
遊具や遊び専用の広場はありませんでしたが、かなり広い敷地です。
ボール遊びについては可能ですが、他のお客さんに配慮するよう約束がありました。
場内に街灯はありません
駐車場からサイト入口にトラロープがあるのですが、その位置をガイドするためのソーラー照明がありました。
場内にある街灯はこれだけ!
夜は、星空が楽しめるほど暗くなりますよ!
注意事項
焚き火
直火禁止
※焚き火は、焚き火台と焚火シート使用で可です。
花火
打ち上げ花火は禁止、手持ち花火は指定された場所でのみ可能です。
花火をする方は、予め指定エリアをご確認ください。
※21:00以降の花火は禁止です。
ペット同伴
ペット同伴可です。
その他の禁止事項
- カラオケ、発電機の使用
- ドローンをはじめとする無人飛行機の操縦・飛行
雪景色が最高に綺麗でした!
1日目は少しの雪と草原の茶色の景色だったのですが…
朝起きたら一面の雪景色! これが最高に綺麗でした!
雪をかぶった広大な草原。
夜の星空も良かったのですが、朝は、太陽が昇ったあとに霧が立ち込め、幻想的な景色に。
社長さんにお聞きしたところ、この場所は、良く霧が出るそうですよ!
【追記】4月利用では、夕陽、飛行機、朝陽、白鳥も見れました!
周辺のおすすめ観光スポット&グルメ
千歳の支笏湖湖畔には、超人気美笛キャンプ場とモラップキャンプ場もあります。
ぜひ千歳まできたら、ここで紹介するスポットもチェックしてみてくださいね!
新千歳空港内にある「新千歳空港温泉」まで車で10分以内です!
新千歳空港内に温泉があるのは知っていますか?
温泉利用者は、空港駐車場も3時間無料になります。
新千歳空港内には、全道各地の特産や有名グルメが集結しているので、キャンプ前や帰りに寄るのは最高のプランかもしれません。
温泉料金はやや高めですが、ここまで空港に近い場所へ来たなら、新千歳空港内を観光してくのもおすすめだと思います!
私のおすすめは、「きのとやベイク」の焼き立てチーズタルトと「かま栄」のかまぼこですよ!
住所 | 北海道千歳市美々 新千歳空港国内線 ターミナルビル4F |
営業時間 | 10:00~22:00 (最終受付は21:30) |
日帰り入浴料金 | 大人 1500円(早朝800円) 子ども 800円 |
公式HP | http://www.new-chitose-airport-onsen.com |
道の駅「サーモンパーク千歳」
野菜直売所、ローソンや千歳水族館もあります
住所 | 北海道千歳市花園2丁目4−2 |
営業時間 | 道の駅 9:00~20:30 飲食店 9:00〜18:00 直売所 9:00~17:00 |
公式HP | http://salmonpark.com |
「旬菜の館」には、季節によって種類は変わりますが、加工品や冷凍お肉などもあります。
この他にも、焼き立てパンやお土産コーナーなどもありますよ!
最寄りのお店と営業時間
千歳レラまで約3.5km!
車で15分圏内に、こんなに気になるスポットがありますよ!
ドレモ・ルタオ | 11:00~17:00 |
もりもと本店 | 9:00~19:00 |
北海道千歳ハム直売所 | 10:00~17:00 |
千歳イオン | 食品売場 8:00~21:45 |
千歳アウトレットモール・レラ | 10:00~19:00 季節によって変更あり |
フォーエバーキャンピングパラダイスを利用してわかったこと 感想まとめ
新千歳空港が近いので飛行音が定期的に聞こえます
地図で見ると、新千歳空港の航路まで約3km。
季節や風向きによって離着陸の方向が変わるのですが、私達が訪れた日は、離陸した飛行機がよく見える場所でした。
航路の真下ではないので、それほどの爆音ではありません。
近くにいる人との会話ももちろんできます。
ただ、頻繁に離陸する飛行機が飛んでいるので、飛行場が近いことは明らかに体感できる場所。
※早朝や夜間は離発着がないので、夜間の車の走行音がするキャンプ場よりは気にならないかもしれません。
自衛隊の訓練の音や鹿の鳴き声も聞こえました
飛行機音よりも、自衛隊訓練の音が気になることがあるかもしれません。
私達が利用した日は、夜間の訓練だったようです。
早朝には、鹿の鳴き声もしましたよ!
施設はシンプルですが、ロケーションは最高でした!
冬でも車の横付けが可能なオートのフリーサイトは、荷物が多いキャンパーにとっては、願ってもいない場所。
高速道路のICや、国道36号線、337号線からもアクセスしやすいので、遠方からの利用もしやすいと思います。
空港があるような場所ですから、比較的北海道の中でも気候が穏やかな場所です。
夏にはない、幻想的な風景を堪能したキャンプになりました。
何もない草原キャンプ。特に朝陽や夕陽が綺麗なので、天気が良い日におすすめしたいスポットでしたよ!
遊具なし、施設は新しくなくても大丈夫!というかた、ぜひ一度利用してみてくださいね。
パークゴルフ場の名残りのハウスの骨組みが残っていますが、敷地内は凄く広めなので、場所によっては気になりません。
夏はかなり広めに草を刈って、設営範囲もかなり広そうです。冬は少し設営場所が限られていますが、利用者数を見ながら通路の除雪も検討しているそう。
広大な雪原での雪中キャンプが好みの方には、最高のロケーションが楽しめそうですよ!
ブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」では、北海道のキャンプ場やキャンプギア情報を発信しています。
Twitter、Instagram、YouTube「Keitan’s Camp」でも、最新の北海道キャンプの情報をお届けしていますので、ぜひチェックしてくださいね!
■Twiter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
場内の様子がわかるのは、冬キャンプ動画です。春の様子を知りたい方は、最新動画をチェックして下さい!
参考リンク
■フォーエバーキャンピングパラダイス公式HP>>https://campground-1795.business.site
公式Instagram
>>https://www.instagram.com/forevercampingparadise/
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