「山のばあちゃんち」は、北海道十勝の音更町に2024年4月6日にプレオープンしたばかりの新しいキャンプ場です。
このキャンプ場を運営しているのは、この土地に住んでいたおばあちゃんの孫にあたる小野寺真理江さん。
おばあちゃんが住んでいた土地と建物を活用して、キャンプ場にしました。
音更町には、もう一つ新しいキャンプ場(CAMP VILLAGE ピュットの森)もオープン。
十勝キャンプの選択肢が、2つも増えましたね!
オープンしたばかりで、キャンプ場ガイド本にも未掲載というキャンプ場。
この記事では、「山のばあちゃんち camp ground&day camp」のキャンプ場の魅力と施設情報やサイトについて、写真を交えてお伝えします!
比較的まだ利用者は少なめなので、静かなキャンプ場が好みの方は、お早めに利用してみてくださいね!
「山のばあちゃんち camp ground&day camp」の魅力まとめ
- 車横付けのオートキャンプができる
- 大型キャンピングカーの乗り入れも可能
- サイトは区画制ではなく、先着で自由にエリアが選べる
- 焚き火可能
- 晴れれば日高山脈や大雪山の景色も見ることができる
- 目の前に広がる小麦畑 北海道らしい広い景色が味わえる
- 高い建物がないので、晴れれば星空がきれいに見える
野営感が味わえるシンプルなキャンプ場が好みの方におすすめですよ!
これまで訪れた北海道のキャンプ場は120箇所以上になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
この記事も、他の記事もぜひ読んで、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
2024年4月に誕生した新キャンプ場です。プレオープン期間を経て、利用ルールが変更される場合がありますので、ご利用前には、最新の情報をお確かめの上ご来場ください!
この記事は、オーナーの小野寺さんの取材協力を得てまとめています。
山のばあちゃんちキャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道河東郡音更町高倉西4線64
アクセス
- JR帯広駅より約18.5km(車で約30分)
- 道の駅おとふけより約11.6km(車で約13分)
- 道東自動車道 芽室ICより約14.1km(車で約17分)
- 道東自動車道 帯広音更ICより約11.3km(車で約13分)
お問合せ先
070−2302−8336
公式HP・Instagram
■Instagram>>https://www.instagram.com/yamano_bachanti/
■予約サイト>>https://reserva.be/yamanobachanti
「山のばあちゃんち」 キャンプ場基本情報
営業基本情報
営業期間
2024年は11月末まで予定
※雪の状態で前後する可能性があります。
チェックイン
13時から16時
※アーリーチェックインは10時から
チェックアウト
11時
デイキャンプ
10時から17時まで
管理人駐在
夜間は不在
予約方法
電話、DM、予約サイトあり
電話での予約とInstagramでのDMからも可能
予約サイトもあります。
受付方法
チェックイン手続き
事前に予約していたところ、到着するとオーナーさんが出迎えてくださいました。
受付場所はなく、オーナーさんとお会いできたその場で支払いすればOK。
特に掲示用の札等はありません。
灰捨て場やトイレ、炊事場の使い方を教えていただきました。
チェックアウト手続き
返却するものはありません。
キャンプ場 サイトの種類と使用料金
利用料金
入場料
宿泊1泊 | デイキャンプ | |
大人 高校生以上 | 1人 1,800円 | 1人 500円 |
子ども 小,中学生 | 1人 900円 | 1人 300円 |
サイト使用料
サイト料金はありません。
人数分の利用料をあわせた金額になります。
サイト種類は1つだけ!
2024年7月現在の場内MAPです
テント泊、車中泊どちらもOK.
区画分けされていないので、空いている好きな場所に設営することが可能です。
フリーで利用できる広めのオートサイト
草地なので、水はけは比較的良いそう。車も自由に乗り入れてOK.
やや凹凸があるので、平らな場所を選んでテント設営すると良いかもしれません。
見える風景が「THE 十勝!」
畑の風景を見ながらキャンプができる場所です
目の前には麦畑!
種類が違う麦が植えられていて、一つの種類は刈り取り間近。
7月下旬には刈り取られるそうなので、ずっと写真ような景色ということではないそうです。
期間限定の黄金色の麦畑。
北海道らしい、十勝らしい風景です。
大きなキャンピングカーも、この景色に溶け込むと小さく感じました。
サイロと 大きな木があります
この広さ、伝わりますでしょうか?
山のばあちゃんち キャンプ場の施設・設備
施設・設備
管理棟
おばあちゃんの家をDIYし、管理棟に。
管理棟の中には、炊事場とトイレがあります。
管理棟は土足で入ってOK
建物の裏口となる部分が管理棟の入口。
扉を開けると1段の段差があるのですが、外靴のまま入ってOKだそう。
炊事もトイレも外靴のままでアクセスできるので、使いやすかったです。
トイレは男女共用の1室 簡易水洗の洋式トイレ
ウォシュレットではありませんでしたが、洋式トイレ。
夜間も人感センサー付きで自動で点灯しました。
手洗いの小さなシンク付きです。
炊事場
大きめのシンクと蛇口1つ。
シンプルですが置き場所もあり、洗いやすいです。
水は冷たいので、油汚れは事前に拭き取っておくことをおすすめします!
灰捨場
焚き火OKのキャンプ場。灰捨て場があります。
野菜畑で収穫体験も計画中
自家菜園。野菜の収穫体験ができるようにとオーナーが準備中。
注意事項
焚き火OK
比較的、帯広市内よりも風が強い土地のようです。
天気予報を見て、焚き火ができるかご判断ください。
花火
手持ち花火のみ可
22時以降は禁止
ペット同伴
ペット同伴可
「リードをつけていただき畑には入らないこと、周りキャンパーさんの方へご配慮をお願いしています」とのルールです。
周辺のお店&温泉情報
道の駅「なつぞらのふる里 おとふけ」
2022年4月にリニューアルオープン!
所在地 | 北海道河東郡音更町なつぞら2番地 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
公式HP | https://michinoeki-otofuke.jp |
十勝圏内で最大規模の人気道の駅。
以前の音更の道の駅を見たことがある人は、その大きさと規模と充実さに驚くかもしれません。
十勝のソウルフード「インデアンカレー」もありました。
「音更町産きのeビーフ」と豚肉の合い挽き肉を使ったハンバーグカレーはここだけの味だそうで、人気商品。
近隣の野菜や乳製品が購入できる直売所があり、キャンプ前の食材調達にもおすすめの場所です!
周辺の温泉
天然温泉ホテル鳳乃舞音更 ※約14km(車で約18分)
日帰り料金 | 大人480円 |
日帰り入浴 | 6:00~23:30(最終受付 / 23:00) |
定休日 | 年中無休 |
公式HP | https://www.hounomai.com |
早朝から、夜遅い時間まで営業だと、行きや帰りによりやすいですよね!
十勝川温泉街 ※約24km(車で約30分)
こちらのページから調べることができます>>http://www.tokachigawa.net/spa/
スポンサーリンク【感想まとめ】山のばあちゃんちキャンプ場を利用してわかったこと
やや凹凸はありましたが草地が快適でした!
私達が利用したのは、雨予報の日。
土サイトよりも水はけがよく、キャンプ用品が汚れない草地サイトが希望で、この「山のばあちゃんち」を予約しました。
草が雨や朝露などで濡れるので、寒暖差が大きい季節は長靴や予備靴や靴下があるといいかもしれませんが、泥がつかないので、撤収は楽でしたよ!
人工のものが少ない この景色がいい!
街灯がなく、暗さも味わえるサイトです
利用した2日目の朝はあいにくの雨模様。
広い空が広がるので、天気が良い日は星空も期待できそうですよ!
街灯がないので、星が綺麗に見える日にまた利用してみたいです。
アウトドアサウナの構想もあるそうです
サイロのある風景
実際に使われていたサイロがあるキャンプ場。
レトロな感じもあり、このまま場内に残して活用する予定だそう。
サウナができる場所にできないか、検討しているようです。
車乗り入れ 車中泊にもいいかも!
道の駅おとふけには、車中泊ができるエリアもあります。
道の駅は無料で宿泊できる便利さがありますが、せっかくの北海道旅行、少しでも屋外に出て椅子を並べて景色を見ながら過ごしたいという人もいるのではないでしょうか?
焚き火台や薪を持参していれば、焚き火もOK。
天気が良ければ北海道十勝らしい景色を満喫することができます。
音更の中心部からも少し離れているので、本当に静かな場所。
温泉や買い物などを済ませてから向かってくださいね!
最後までお読み頂きありがとうございました!
通路なども特にない広い草地のサイト。グループで自由にテントをレイアウトして設営できる良さもありますよ!
十勝方面へ旅行の際の経由地などにもおすすめの場所でした。
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
〈只今、動画制作中です〉
参考リンク
北海道のキャンプ場情報を発信しています!
■X(Twitter)>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
愛用中のキャンプアイテムをご紹介しています!
キャンプ好きの方におすすめしたいガイド本です!
『北海道極上キャンプ』
北海道で活躍されている著者陣に混じって、ポジラボan(川手有沙)も『北海道極上キャンプ』を執筆しました! 1章の一部と、2章、3章、5章を担当しています。
北海道の魅力と、楽しみ方のコツを詰め込んだ1冊です。
ぜひキャンプのお供にご活用くださだい!
▼北海道旅行のお供におすすめの1冊