キャンプ場

然別湖でキャンプをしよう!北岸野営場はカヌーと星空が楽しめます!

標高810mにある、北海道で最も高い標高にある湖

然別湖は、そのため「天空の湖」「神秘の湖」と呼ばれることもあります。

然別湖
標高810mに湖があるってイメージできますか?

然別湖に流れ込む川は1本、流れ出る川も1本です。

噴火活動によって、川が堰き止められて作られた湖と考えられていて、大雪山国立公園で唯一の自然湖です。

大きさは南北に3.6Km、周囲は約16Km、水深はなんと100mもあります!

透明度は、最大で19mを超えるほど美しく澄んでいて、カヌーやカヤック愛好家の間では、有名な湖です。

そんな湖の湖畔にある然別湖北岸野営場に、「天空の湖」と呼ばれる理由があります。

鹿追町観光協会のHPには「然別湖の星空」という写真が掲載されていますが、空が星でびっしりなんです。

あなたは、星座が見つけられないほど、たくさんの星が見えるという夜空を想像できますか?

星座の代わりに、天の川が見えますよ!

>>鹿追町観光協会HP

カメラ好きの方にもおすすめの絶景撮影スポットですよ!

然別湖北岸野営場の魅力まとめ

  • 天気が良ければ星空は最高級
  • 水質のよい然別湖でカヌーが楽しめる
  • 静かなキャンプ場
  • 原生林と然別湖の大自然が味わえる
  • 鹿に会えるかも
  • 野鳥、キツネ、タヌキ、ナキウサギにも会えるかも
  • 利用料金が格安
  • 予約なしで宿泊OK

然別湖は、天望山という山が湖面に映り込むことで、唇のように見えることでも知られています。

然別湖畔

然別湖に映りったくちびるの形、想像で作ってみてください!

然別湖の天の川が見たい!

初めて然別湖を訪れたのは、2015年の6月。

然別湖畔温泉にあるホテルに宿泊し、早朝カヌー体験をしました。

湖面に浮かぶカヌーで飲む珈琲は美味しかった!

その頃から、次に然別湖に来る時は、“天の川が見たい!”と思っていたのです。

しかし、2016年夏、1週間に3つの台風が北海道に上陸し、道東を中心に河川の氾濫や土砂災害が発生しました。

然別湖
2年経過した2018年でも流木がたくさんありました

然別北岸野営場は営業を再開していましたが、付近の道が通行止めになっていることもあり、すぐには行くことができませんでした。

そして2018年8月、初めて然別湖北岸野営場に訪れることができました。

この『Possibility.Labo』サイトのトップ画面でもある2つ椅子を並べている写真は、然別湖北岸野営場で撮影したものです。

然別湖畔
湖畔でゆっくりした時間の流れを味わえる場所

宿泊した日の天気は、残念ながら曇り。

雨こそ降ってはいませんでしたが、夕方から雲が増え、期待していた天の川観測は叶いませんでした。

いつも見られるものではないからこそ、満天の星空が見れたときの感激は何倍にもなるのでしょうか。

キャンプ場と野営場の違いとは?

私は初めて野営場に宿泊しました。

そもそも「キャンプ場」と「野営場」とは何が違うのでしょうか。

「キャンプ場」とは

キャンプする場所。野外で一晩を過ごすための場所。野営場。

場所によって有料、無料の場合があるが、一般的には個人や家族、団体、軍隊などがキャンプが出来るようテントを張ったり、キャンピングカーを駐車し野営できるように決められた場所を指す。

ウィキペディアより

「野営」とは

野外に陣営を張ること。野外にテントを張って宿泊すること。また、その陣営。

goo辞書より

調べてみると、厳密な違いはありませんでした。

同義語として使われており、キャンプ場は設備が整っていてキャンプしやすい場所野営の方がより自然に近いキャンプができる場所という意味で使わているようです。

かつては野営場といっていた場所が、設備を整えてキャンプ場と名前を変えているところもあります。

すでにご紹介している美笛キャンプ場は、「美笛野営場」の名前も看板も残っており、「美笛キャンプ場(野営場)」と記載されていたりもします。

より“自然のまま”を味わえるのが、野営場の魅力です。

然別湖北岸野営場 アクセス

然別湖北岸野営場
野鳥がいるの わかりますか?

2016年夏の台風で通行止めだった道道85号線が、2019年4月26日に開通しました!

なんと2年8ヶ月ぶりの開通です。

この道が通行止めだったことで、どれだけの迂回することになったか―

層雲峡・糠平方面からも然別湖へ行けるようになったので、然別湖北岸野営場へのアクセスがとても良くなりました。
※冬季間は2016年以前同様通行止め予定

所在地

北海道河東郡鹿追町町北瓜幕然別湖畔

アクセス

  • 道東自動車道十勝清水I.Cより50Km 車で約65分
  • 然別湖畔温泉から約6Km
  • 帯広駅から車で約90分
  • 新得駅から車で約70分

問い合わせ先

■鹿追町商工観光課 0156-66-4034

札幌や帯広方面から然別湖畔温泉を通って然別湖北岸野営場へ向かうには、「パールスカイライン」という一車線しかない、曲がりくねった細い道を通ります。

この道を一度、糠平湖へ向かうために通ったことがあったのですが、夜に通行したときには鹿が何頭も道端にいて、車道を走る自分の車と鹿が並走するシーンもありました。

「鹿追」という地名の由来を肌で感じ、貴重な体験をすることができました。

明るい時間にパールスカイラインを通ったときは、鹿を見かけることなく、すんなり到着しました。

みなさんも、鹿がよく出る場所だと思って安全に走行してくださいね。

然別湖北岸野営場 基本情報・利用料金

然別湖

原生林に囲まれた静かなキャンプ場。

水質の良さが全国トップレベルということもあり、カヌーイスト憧れのフィールドとして紹介されています。

私が訪れた日にも、カヌー愛好家がたくさん訪れていました。

基本情報

利用期間

7月1日〜9月30日※荒天時臨時休業あり

チェックイン   フリー 

チェックアウト  フリー

※旗を返却して完了

受付時間

16:00〜18:00

管理棟には、「キャンプ場の受付は夕方4時〜6時です。それ以降にいらした方は、募金箱に入れてください。」との表示がありました。

大人1人1泊250円
子ども1人1泊150円

さすが、野営場。安いです。

施設

  • 管理棟
  • テント用サイト
  • 炊事場
  • トイレ
  • バイオトイレ
  • 椅子
  • テーブル
  • リヤカー

所々に休憩できる場所があります

然別湖北岸野営場

湖畔のテント設営は禁止されており、写真のような場所がテントエリアになっています。

木の下は危険

然別湖北岸野営場

松ぼっくりがたくさん落ちていました。

注意事項

  • ゴミは全てお持ち帰りください。
  • 外出の際は食料、ビニール袋などを片付けましょう。
    (野生動物がサイトを荒らします)
  • キャンプ用品等のレンタル・販売はありません。

禁止事項

  • 動植物の捕獲、採取
  • 野生動物への給餌
  • 魚釣りなど(然別湖・流入河川は禁猟区です)
  • 花火、直火での焚火
  • 車、バイクの乗り入れ
  • カラオケなどの大きな音の出るもの
  • 発電機の使用

消灯時間 20:00〜翌7:00

※直家発電のため、電灯などの電源設備は一切使用できません。

発電機が止まり、炊事場や街灯の明かりが消えると完全な闇に包まれます。

星空観測にはぴったりの場所。

トイレ、炊事棟、電気は大丈夫?

トイレは、8時以降電気が付きませんので、ヘットライトなど自分で明かりを持参することが必要です。

バイオトイレがあるのも珍しいですね。

炊事場の水は出ますが、受付の際に“飲水には利用しないでください”との説明がありました。(2016年の台風以降、水タンクからの給水:2018年8月時点)

受付に2Lのペットボトルがたくさん販売されていたので、購入することができます。

注意事項の「野生動物がサイトを荒らします」、禁止事項の「野生動物への給餌」という言葉が、気になった方いませんか?

そうなんです!本当に野生動物がサイトを荒らすんです!!

朝起きてびっくりしました。食べ物が入っているトート型のクーラーバックがかじられているではありませんか…

テントの中に入れておけば大丈夫と思ったのは甘かったです。

隣のテントで寝ていたため、人の気配のないテントにキツネが進入。色々なものを散らかしていきました。

ガサガサする音は聞こえていたのですが、遠くで何かしている動物がいるのかなと思っていたら、実は自分のテントに進入して悪さしていた音だったなんて――

給餌するつもりは全くありませんでしたが…すみません。地面に置いてあったゴミ袋が見事に散らかっていました。

ゴミ袋は動物が届かない高いところに、くくりつけるなどの対応が必要だったと反省しました。

カヌーに乗るため・温泉に行くためにサイトを空ける場合は、気をつけてくださいね!

私の失敗が教訓になっていただければ幸いです。

野営場に行く前に確認しよう!

不便を楽しめますか?野営場のデメリット

  • 営業期間が短い
  • 天候により休業する場合あり
  • トイレの電気が夜8時以降消える
  • 街頭が消灯するため、かなり暗い
  • 水道水が飲めない
  • 一番近いガソリンスタンドまで約28km
  • 携帯の電波が弱いもしくは繋がらない
  • 一番近い温泉まで約5km
  • オートサイトはない
  • 車を駐車場にとめてリヤカーで運ぶ
  • ゴミは持ち帰り
  • 野生動物に食べ物が狙われるかも
  • 発電機の近くは音がうるさい

7,8,9月の3ヶ月しか営業していません。

利用期間は、他のキャンプ場に比べても、非常に短いです。

道路情報も含め、営業の確認をしてから向かうと安心です。

然別湖北岸野営場に向かう前にチェックしてください

  1. ガソリンは十分に入っていますか?
  2. 食料は準備できていますか?
  3. 携帯電話が繋がりにくくなっても大丈夫ですか?

鹿追町笹川のガソリンスタンドまで28Km、層雲峡方面までは100km以上ガソリンスタンドがありません。」という旨の注意事項もありました。

食材は、鹿追町の道の駅しかおいとA-COOPで買い出しすることが可能です。

然別湖温泉には、現在ホテル風水の1軒があるだけで、コンビニやガソリンスタンドなどもありません。

飲水も余裕があれば、購入するか汲んで持って行くと安心です。

然別湖へ向かう前に、必要なものは町で揃えて準備しておきましょう!

携帯の電波は非常に繋がりにくかったです。必要な連絡は、済ませておくといいですね。

然別湖周辺&鹿追情報

しかりべつ湖ネイチャーセンター

然別湖でアクティビティを楽しみたい方は、予約しておきましょう。

全て予約制です。
※予約フォームでの予約は3日前まで

受付

9:00〜18:00

連絡先

0156-69-8181

こんなにメニューも豊富!

  • 自然散策
  • カヌー体験
    (カナディアンカヌー、シーカヤック)
  • リバーウォッチング
  • ナイトウォッチング
  • 原生林ウォーク
  • 苔の森ウォーク
  • 手作りクラフト
  • Air Trip(エア・トリップ)
  • オーダーメイドツアー

詳細はページ最後にリンクを貼っていますのでご確認ください。

私も2015年にカヌー体験をしましたが、絶対おすすめ!

ガイドさんが同行してくれるので技術的なことも安心ですし、然別湖の話も聞くことができ、とてもよい旅行になりました!

然別湖
観光船も運行しています

道の駅しかおい

十勝清水I.Cよりさらに然別湖北岸野営場までは50kmあるため、道の駅しかおいに立ち寄りました。

十勝の食材を調達し、キャンプ場で地元のものを食べるのは本当に美味しいです!

温泉情報

  1. 然別湖温泉ホテル風水 
  2. 然別峡かんの温泉(2017年6月にリニューアル)
  3. 然別峡野営場「鹿の湯」

然別湖畔温泉ホテル風水

然別湖畔温泉ホテル風水は、然別北岸野営場から一番近い温泉で、日帰り温泉の営業時間は12時〜17時です。

料金は、タオル付き大人1,000円、子ども500円です。

然別峡野営場の「鹿の湯」・然別峡かんの温泉

然別峡野営場の「鹿の湯」と然別峡かんの温泉は、然別湖北岸野営場から20kmほど離れたところにあります。

最寄りとは言えない場所にある温泉ですが、一度行ってみたい温泉なので、ご紹介します!

然別峡かんの温泉(2017年6月にリニューアル)

然別峡かんの温泉は、源泉かけ流しの風呂がある、すばらしい温泉です。

ここには書ききれない秘湯のようですので、詳細はリンクに貼りました。温泉好きの方はぜひお立ち寄りください!

然別峡野営場の「鹿の湯」

然別峡野営場の「鹿の湯」は、然別峡かんの温泉のすぐ近くにある渓流横の天然の露天風呂で、料金は無料です。

自然のままのワイルドな露天風呂が味わえます。

ちなみにこちらにも野営場があります。

湖を見るロケーションではなく、渓流と温泉が楽しめる予約不要の野営場です。

営業期間と利用料金は然別湖北岸野営場と同じです。

以前まであった山田温泉福原別館は閉館となり、現在は利用できません。

おわりに

鹿追そば
鹿追はそばも有名です
鹿追
空が広く感じるのが十勝の風景

十勝旅行は景色も食べ物も最高です。

十勝は北海道の中では雪が少ない地方ですが、冬の寒さは厳しく、夏も30℃を超える日が多くあります。

標高810mにある然別湖は、特に気温が低く、冬はマイナス30℃と厳しい寒さ。

の氷の厚さは70cmにもなるそうです。

その寒さを観光に生かした、冬の湖上に現れる幻の村「しかりべつ湖コタン」が、1月下旬から3月下旬の間だけ出現します。

季節が変わっても、まだまだ楽しめそうな鹿追町。

「天空の湖」然別湖北岸野営場、おすすめです!!

鹿追
あの山の向こうに810mの高さに然別湖があります

参考リンク

然別湖北岸野営場 鹿追町観光協会

北海道 十勝 鹿追町HP

然別湖ネイチャーセンター

道の駅しかおい公式サイト

温泉「鹿の湯」 鹿追町観光協会

然別峡かんの温泉 

ABOUT ME
an
北海道在住。幼い頃からアウトドア好き。登山歴は15年。キャンプ道具とカメラ機材を車に積み込み、絶景を求めて北海道各地のキャンプ場に通う。 夏はもちろん、氷点下18℃まで下がる雪中キャンプも楽しんでいる。これまで訪れた北海道のキャンプ場は、北は利尻島から、南は北斗市と、50ヶ所以上。 前職は小学校教員。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを取得し、現在は、キャンプの魅力や楽しさを広めるフリーフォトライターとして活動している。
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