北海道十勝でキャンプがしたい!
◆でもキャンプ道具は持っていないし…
◆キャンプ道具を持っていくならフェリーじゃないと無理かな…
◆荷物が多くなるなら、やっぱりホテルに宿泊かな?
今回の記事は、そんな方へ北海道十勝の手ぶらキャンプをご提案します!
私は道内に住んでいて、キャンプ道具も揃っているので、実際に手ぶらキャンプを体験したわけではありません。
でも、今回ご紹介するプランは、北海道に来てよかった!と思っていただける場所。
めったに北海道に来られないという大切な友人にも、自信をもって推薦できる北海道十勝満喫の手ぶらキャンププランをご紹介します!
夏休みに北海道十勝へ遊びに行くなら8月下旬がおすすめ!
理由①今からのの予約でも間に合います!
あなたの地域の小学校、中学校の夏休みはいつまでですか?
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北海道の小学校、中学校の夏休みは8月20日頃まで。冬休みが長いこともあり、本州のように9月1日始業式ではありません!!
道民の夏休みは短く、お盆を過ぎると学校が始まります。つまり、8月下旬の平日が断然おすすめなんです。
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人気の高いキャンプ場の場合、コテージやバンガローなどは、すでに4月の予約開始と同時に予約はいっぱいになってしまいます。
リピーターの多いキャンプ場やこれから紹介する数の少ないコテージなどは特にその傾向が強く、お盆時期や夏休み中の土日に予約を取るのは大変です。
つまり、道外から遊びに来られる方は、北海道の学校の新学期が始まった後の8月下旬がおすすめなんです!
8月上旬時点でも、お盆を越えた8月下旬は予約に空きがありましたよ!
これからでも間に合います!!
理由②北海道は夜が過ごしやすい!
北見で36℃、帯広でも34℃という暑さが全国ニュースでも伝えられてます。
北海道も暑いんだ…と思われた方も、いるのではないでしょうか。
そう言っても北海道。夜は25℃を越える日はほとんどありません。
8月下旬ともなれば、かなり涼しくなります。
木陰で過ごすなら、ちょっと寒いと感じる人もいるかもしれません。
先日、札幌の狸小路商店街行ったとき、観光中の親子が、半袖を着ていて「北海道、寒い!」と言っていたのを見かけました。
7月8月なら暑いと思っていて当たり前ですよね。しかし北海道では、半袖で過ごすには寒いという日があります。
先日紹介したえりも町は猛暑日続出の中、最高気温が20℃を切っているようです…
木陰が多いキャンプ場や高原にあるキャンプ場、湖畔にあるキャンプ場は、むしろ肌寒く感じるほどかもしれません。
本州にいて、もう暑さにうんざり!という方は、北海道十勝旅行、おすすめですよ!
手ぶらキャンプは、初心者、旅行者におすすめ!
手ぶらキャンプのような準備いらずでできるキャンプのことを、「グランピング」と呼びます。
あなたは、グランピングという言葉を知っていますか?
近年、アウトドア愛好家の間では快適さを兼ね備えた新しい体験型旅行が注目されています。それが雑誌やテレビなどですっかりおなじみになったGlamping(グランピング)です。これはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した「良い所取りの自然体験」に与えられた名称です。世界を席巻するこの新しい流れは、もはや止めることはできません。
一般社団法人 日本グランピング協会HPより
初心者がキャンプを始めるのは大変!
キャンプをするためには、①キャンプ道具、②キャンプ道具を使う技術、③知識、④情報が必要です。
知識や情報はネットで検索して手に入れたとしても、宿泊するために必要な道具を買い揃えるには、相当な初期投資が必要です。しかも家族分となれば―
どのようなキャンプ道具を用意すればよい?から始まり、購入後も、キャンプ道具を使う技術の習得も必要です。
なんだかキャンプのハードルが上がってしまいました。
キャンプを始めたいのだけれど、なかなか始められないという方も多いのではないでしょうか。
キャンプ道具を買わずにキャンプに行くことができたら!!
まずは必要最低限の道具でキャンプを始めてみませんか?
手ぶらキャンプ、おすすめです!
キャンプ道具は運ぶのが大変!
1泊2日、2泊3日。ホテルに宿泊旅行でもある程度の荷物になります。それがキャンプとなれば…
キャンプに行くときは、車いっぱいにキャンプ道具を積んで行くイメージ、ありませんか?
自分のキャンプ道具を持っていくのであれば、車で行くのは必須。
フェリーを利用して北海道でキャンプするぞ!と言っても、キャンプ道具満載の車でドライブを想像してみてください。
キャンプ道具を詰め込んで、北海道の長距離ドライブ…もし車内が窮屈だったら、大変ではないですか?
観光旅行も色々楽しみたいと考えている方なら、荷物を極力減らせる“手ぶらキャンプ”が、やっぱりおすすめ!
手ぶらキャンプができる場所と気になる料金は?
私が北海道でおすすめしたいのは、十勝!
食べ物も美味しいし、北海道らしい雄大な景色がどこまでも続いています。
観光客も多く訪れていますが、道に信号があまりないので渋滞の心配はありません。
※十勝で渋滞になるのは、勝毎花火大会。北海道一の花火大会なので、この時ばかりは、さすがに渋滞になります…
さらに十勝は、観光に力を入れているので、北海道を満喫できるプランも充実しています。
そこで十勝にある、グランピングが楽しめる2つの場所をご紹介します。
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドのおすすめプラン
十勝幌尻岳の山麓にあるスノーピーク運営のキャンプ場。私も近いうちに必ず行きたいと考えているキャンプ場です。
スノーピークの直営店もあり、キャンプ場でキャンプ道具も購入もできちゃいます。
手ぶらCAMPレンタルプラン
チラシをよく見てみると…
“キャンプ道具はすべてお貸し出しいたします”
ご利用料金(一組)¥45,000(税抜)
5名まで(宿泊利用料金・レンタル料金)
- シュラフ
- テーブル&チェア
- キッチンセット
- 食器セット
- クッカーセット
- キッチンツール
- ホットサンド
- LEDランタンセット
- 焚き火台セット&BBQグリル
しかも全てスノーピークの商品!!
※延泊は22,500円(税抜)です!
必要であれば、テント設営もサポートしてくれます。
自分で用意するのは、食材と飲み物、着替えでOK。
セミダブルベット付きコテージ宿泊プラン
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドには「住箱−JYUBAKO-」に宿泊するプランもあります。
こちらの住箱、建築家の隈研吾さんが設計した檜の香りが漂うトレーラーハウスです。
利用料金
・2名1棟 13,000円
・4名1棟 18,000円。
「住箱」と呼ぶ建物は、これまで宿泊してきたバンガローやコテージのイメージを変えてしまうものかもしれません。
室内備品
- セミダブルマットレス
- 掛け布団
- 枕
- テーブル
- チェア
- マグカップ
- シェラカップ
- ケトル
- ガスストーブレギ
- LEDランタンほおずき
- リトルランプノクターン
- 室内LED照明
- 電源コンセント
※全て2名分、追加人数分のシュラフ付き
※キャンプフィールド利用料金込
※シェルターかタープも1張まで利用可
室内の広さ
15㎡(定員4名)
チェックイン
13:00〜17:00
チェックアウト
10:00
※朝食、夕食なし
セミダブルマットレス!? キャンプなのにいいんですか!という贅沢なアウトドアですね。
※こちらは試験運用中です。変更の可能性もあるそうですので、HP等でも最新の情報をチェックしてくださいね!
北海道でおしゃれなスノーピークのキャンプ用品に囲まれて、楽々キャンプができる場所ですよ!
所在地
北海道帯広市拓成町第2基線2−7
アクセス
- 帯広空港から車で約30分(約23km)
- 帯広川西I.Cより約35分(約25km)
- 帯広駅から約45分(約32km)国道236号
お問い合わせ先
0155-60-2000
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド基本情報
キャンプ場内には、道内初のスノーピーク直営店があります。品揃えが豊富で、キャンプ好きの方が気にならない訳ありません!
旧ポロシリ自然公園オートキャンプ場は、2017年、スノーピークが指定管理者となり、リニューアルされました。
それに伴い、名前は「スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド」へ、そして冬季営業も始まりました。
営業期間
冬季間も利用可
定休日
毎週水曜日 ※祝日・繁忙期は営業
チェックイン
13:00〜17:00
※Early check in 10:00
チェックアウト
11:00
※ Late check in 17:00
デイキャンプ
10:00〜17:00
施設・設備
- 管理棟
- 炊事棟(2ヶ所)
- サニタリー棟(トイレ2ヶ所)
- 電源なしオートサイト
- 電源ありオートサイト
- トレーラーサイト
- 灰捨て場
- 駐車場
センターハウス
- 洗面所
- シャワー
- ランドリー
- 自動販売機
- ラウンジ
- スノーピーク直営店
サイト利用客は誰でもシャワーとランドリーが24時間無料で利用できるのが嬉しい!
トイレ
・水洗トイレ(温水洗浄便座付)
・身障者用トイレ
パークゴルフ場が近くにあります
近くには36ホールもある拓成パークゴルフ場があり、パークゴルフ道具を無料でレンタルしてくれます。
その他のサイト料金
区分 | 数 | 料金 | 備考 |
Aサイト電源なし オートサイト 約7m×6m | 31 | 1,800円 | 6名前後 車1台 テント1張 タープ1張 |
Bサイト電源あり オートサイト 約7m×6m | 13 | 3,000円 | 6名前後 車1台 テント1張 タープ1張 |
フリーサイト | 約20 | 800円 | 6名前後 車1台 テント1張 タープ1張 |
積雪期 フリーサイト | 約10 | 3,000円 | 6名前後 車1台 テント1張 シェルター1張 |
デイキャンプ 10:00〜17:00 | 800円 |
■Snow Peak Tokachi Proshiri<HP>
スノーピーク十勝ポロシリフィールド
レンタル用品が充実!!
利用料金は高めですが、スノーピークの本格キャンプ道具がレンタルで利用できます!
他のキャンプ場で、スノーピークのレンタルはないですよね!
買う前に一度使用感をチェックしたいという際にも、レンタル用品を利用するといいかもしれませんね!
中札内農村休暇村フェーリエンドフルは食事付きプランも有り!
グランピングテントは通年で利用できます!
本場ベルギー製のコットンテントは、最大15名まで宿泊できる広々テント!
常設タープの下にはコンロ、炭、食器もあるので、炭を起こせばすぐに食べることができます。
デリバリーBBQのプランもあるので、そちらを追加すると、食材買い出しの準備もいりません。
※食材の持ち込みは自由。
宿泊利用料金
様々なプランがあります。宿泊人数によっても利用料金が変わりますので、詳細はサイトでご確認ください。
グランピングテント素泊まり19,500円〜
(レギュラーシーズン価格)
※レギュラーシーズン、ハイシーズン、スペシャルシーズン、ウィンターシーズンで利用料金に変動があります。
素泊まりプラン、朝食のみプラン、夕食・朝食付きプランもあります!
中札内農村休暇村のグランピングコテージ、グランピングテント泊は、どちらにも朝食付きプランや、2食付きのプラン、デリバリーBBQやシェフのコーディネート付きBBQプランなど、様々なニーズに合わせたプランが用意されています。
価格は高くなりますが、キャンプ用品の購入を考えるなら、宿泊料金込ですぐにキャンプも楽しめるのですから、お得ですよね!
ペットと一緒に楽しめます!
ゲージがあれば、ペット同伴可です!
※ワンちゃん宿泊1頭3,300円(シーズンにより3,500円)
その他、必要なもののレンタルもしています。
グランピングスタイル・コテージ
グランピングコテージ素泊まり 26,000円〜
(レギュラーシーズン価格)
宿泊料はお高めにはなりますが、3棟のコテージ泊も魅力的!
100㎡の暖炉付き貸しコテージだから、夏もいいけれど、ぜひ冬にも利用していただきたい!
テラスにはウッドデッキスペースがあり、そこでBBQが楽しめます。
中札内農村休暇村フェーリエンドルフ基本情報
所在地
北海道河西郡中札内南常盤4線
アクセス
- 十勝空港より車で約15分
- JR帯広駅より車で約40分
- 帯広広尾自動車道中札内I.Cより車で約5分
チェックイン
14:00〜17:00
チェックアウト
11:00
グランピングテント
本場ベルギー製のコットンテント
- ベット2台
- エキストラベット2台
- ランタン
- タープ
- ダイニングテーブル
- BBQセット
- コンロ
- 炭(1回分無料 追加は500円)
- 調理器具、紙コップ、紙皿(無料貸出)
- 小型薪ストーブ(薪は別途1000円)
- 寝袋追加レンタルは1個1000円
※トイレ、洗面、炊事は施設内のものを使用
※ゴミは各自持ち帰りです。
お問合せ先
0155−68−3301
最寄りの温泉情報
少し距離はありますが、北海道の温泉、ぜひお立ち寄りください!
【更別町】福祉の里温泉(老人保健福祉センター内)
どちらのキャンプ場からも距離はありますが、一番近い温泉はこちらです。
近くには生キャラメルで有名な花畑牧場があります。
所在地
北海道更別村字更別190番地1
・中札内農村休暇村より車で約15分
泉質
ナトリウム塩化物泉(低張性中性冷鉱泉)
効能
- 神経痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 五十肩
- 運動麻痺
- 関節のこわばり
- うちみ
- くじき
- 疲労回復
- 慢性消化器病
- 痔疾
- 冷え症
- 病後回復期
- 健康増進
- 虚弱児童
- 慢性皮膚病
- 慢性婦人病
- きりきず
- やけど
種類
バイブラ、寝湯、サウナ、露天風呂あり
入浴料
・大 人 400円
・中学生 200円
・小学生 100円
・未就学児 無料
営業時間
13:00〜22:00(最終受付21:00)
休館日
月曜日(祝日は臨時開館あり)
お問合せ先
0155−53−3500
北海道食材を調達して食べよう!
こちらは十勝の南西占冠の道の駅にあった、野菜直売所。
新鮮野菜が、1袋にたくさん入っていて安い!
地元で取れた野菜が、道の駅や地元のスーパーでも売られています。
ぜひその土地の食材探しも楽しんでみてくださいね!
道の駅グルメを楽しもう!
こちらは2つのキャンプ場から近い中札内の道の駅。
十勝が好きな私は何度も行っています。
夕食の時間が近いとわかりつつも、ついつい買ってしまう道の駅グルメ…
ここに来たからこそ食べられるものを楽しみたいですね。
おわりに 北海道の中でも十勝は別格です!
十勝は美味しいものがたくさんあって、いつも食べすぎてしまうのが悩み…
十勝の蕎麦、豚丼、十勝牛、小豆やチーズを使ったスイーツ、ジェラートやソフトクリーム―
ただただ、食いしん坊の食レポになりそうですが、北海道の美味しさが味わえる場所、十勝は間違いありません!
道民にとっても特別な場所。十勝にぜひ来てみてください!
そして、キャンプを楽しんで北海道の大自然を肌で感じて見ませんか?