旅スポット

襟裳岬へ行こう!お宿の海鮮満喫プランをご紹介【田中旅館情報あり】

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北海道旅行を計画している方に、ご提案!

岬と海がある町の旅館。

有名なホテルで行き届いたサービスもいいけれど、もっとシンプルにその土地を味わいたい。

北海道らしい田舎で、地元の海鮮を食べる―

襟裳旅行
舟盛り刺し身が豪華だった!

そんな望みを叶えてくれる襟裳旅をご紹介します!

田中旅館の部屋は小さめ、露天風呂もありません。でも夕食で食べた舟盛り刺し身の美味しさを、私は今でも忘れられません。

しかもボリューム満点で、なんと贅沢な海の幸!

ぜひ、道外観光客はもちろん、道民のみなさんにも味わってほしいです。

北海道の新鮮な海の幸が、あなたを待っていますよ!

襟裳岬
襟裳岬より

襟裳町田中旅館までのアクセス

田中旅館は、襟裳岬から車で15分ほどの場所にあります。

目の前が太平洋。部屋からはもちろん海が見えました。

天気がよければ、海に沈む夕陽を見ることができます!

■所在地 北海道幌泉郡えりも町315

■襟裳までのアクセス:車での所要時間

  • 札幌から約235km(高速道路利用で約4時間)
  • 新千歳空港から約200km(約3時間30分)
  • 苫小牧から約180km(約3時間)
  • 帯広から約130km(約2時間)
  • 釧路から約180km(約3時間30分)

■問い合わせ先:田中旅館

01466−2−2225

えりも町ってどんなところ?

北海道の東南端にあり、水産資源が豊富な漁業と観光の町です。

風が強い場所としても有名な町で、襟裳岬には「風の館」があります。

なんと風速10メートル/s以上の日が、平均で年間260日以上もあるというから、驚きます。日本屈指の強風地帯で、さらに史上最高気温が26.2℃。夏の避暑地に最適です。

>>「風の館」についてもっと知りたい方は、ページ最後の参考リンク「風の館HP」から調べてみてくださいね!

襟裳旅行
夏は晴れていれば 風が爽やかで快適!

襟裳町へ向かう道は、北海道でも人気のドライブコースです。

襟裳岬の東側は、約10kmも砂浜が続く「百人浜」と約33.5km断崖が続く「黄金道路」あります。

「黄金道路」は、莫大な費用をかけて建設したことから名付けられました。景勝地としても有名で、北海道ならではの大自然を味わうことができますよ。

【黄金道路】

国道336号線のえりも町庶野地区から広尾町までを結ぶ約33.5kmは、切り立った岸壁沿いに道路が続きます。トンネルと覆道が連続し、覆道の合間から覗く素晴らしい海岸線が、まるで映画のコマ落としのように眺められるのも、このルートの楽しみのひとつです。

風のまち「えりも」観光ナビより

田中旅館 基本情報

田中旅館の食堂もお風呂も海側に窓があり、海を眺め景色を楽しむことができます。

そして、何と言っても夕食の海の幸。海産物の鮮度が抜群です!

田中旅館では、地元の漁協から仕入れています。新鮮さとボリュームは、きっとあなたの予想を越えますよ!

宿泊情報

■チェックイン   15:00〜22:00

■チェックアウト  10:00

■朝食       7:00〜

■夕食       18:00〜20:00

※朝食、夕食の時間は、チェックインの際にご確認ください。

本館は2階建て、新館(海側)4階建てと増築しています。どちらもエレベーターはありません。

23時に施錠しますとあったのですが、翌朝日の出を見に行きたいと相談したところ、岬への移動時間など教えていただき、快く対応してくれました!

プランと料金

全部で22室、計55名が宿泊できる旅館です。

プラン料金
素泊まりプラン(洋室・和室)6,000円〜
1泊朝食付きプラン(洋室・和室)6,800円〜
桶盛り刺し身と毛蟹プラン14,000円〜
桶盛り刺し身と海鮮しゃぶしゃぶプラン11,000円〜
貝焼きとたこしゃぶしゃぶ鍋プラン9,240円〜
※3月〜5月限定 襟裳の春うにプラン17,600円〜

部屋の種類や宿泊人数によって料金が変わりますので、詳細は、ページ下の参考リンク「田中旅館HP」よりご確認ください。

襟裳の贅沢うに情報

日高昆布を贅沢に食べて育ったうにの味を想像できますか?

うにのシーズンは、3月から5月まで。

春限定の『春うにプラン』は、エゾバフンウニのうに丼、毛蟹1杯、海鮮鍋、桶盛り刺し身という料理です。

料理の内容は、シーズンにより多少変動があるようです。うにプランは特に人気ですので、ぜひ食べたいという方は、早めの予約をおすすめします。

準トロン温泉

田中旅館の準天然トロン温泉は、ドイツから薬石を輸入し、遠赤外線により体を温めるというお風呂です。

※効能は、切り傷や炎症・リュウマチ。

展望トロン温泉は、日帰り入浴もしています!

■営業時間 
 6:00〜9:00
 14:00〜22:00

■入浴料金
 大人 500円
 小人 300円

露天風呂はありませんが、太平洋に沈む夕陽が見れますよ!

>>詳細は、ページ下の参考リンク「田中旅館HP」よりご確認ください。

北海道旅行に一歩近づくガイドブックをぜひ手元に♪


襟裳岬で日の出を見よう!

早朝のまだ暗い中、車に乗って襟裳岬へ向かいました。

襟裳旅行
襟裳岬は太平洋が一望できます
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この灯台は海抜73m
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赤く染まってきた!

厚い雲の向こうには、強く光っている太陽!

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あれ?
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厚い雲の上に昇っていきました…

確かに向こうには輝いているのに、残念ですが雲が赤く染まった――という景色で、これ以上の日の出を見ることはできませんでした。

襟裳旅行
この岬の地下には、「風の館」があります

襟裳岬は、駐車場があります。早朝なのでお店はどこも営業していませんでした。

襟裳岬は、1月1日に多くの人が訪れます。初日の出を拝む人たちで賑わう様子が、毎年道内ニュースでも取り上げられる場所です。

やっぱり風が凄く強くて、その寒さに凍えそうになりながら田中旅館に戻りました。

気温も低く、風も強い襟裳岬ですので、しっかりと防寒対策をしてくださいね。

襟裳岬から見る日の出、またいつか見てみたいです!

風の館

風の館は、襟裳岬灯台がある日高山脈襟裳国定公園内にあります。

展示ゾーンや、風体験コーナーなどもあり、運がよければ、アザラシウォッチングもできます

私はアザラシを見つけることができませんでしたが、襟裳岬に来た方はみなさんアザラシを探して海を眺めていますよ。

■開館時間
【5〜8月】 9:00〜18:00
【それ以外】9:00〜17:00
※最終入場は閉館の30分前まで

■休館日 12・1・2月

1月1日は「初日の出」のため、午前5時から午前8時まで臨時営業します!!

 大人
大学生
子ども
(小学生以上)
個人300円200円
団体(15名以上)240円160円
年間パスポート600円400円

※幼児は無料
※障がい者1〜3級の方は手帳提示で無料
※襟裳町内の子ども(小学生以上)は無料

アポイ岳に登りたい!

襟裳旅行

私はこの旅の前に、一度、アポイ岳登山に来たことがあります。

前日にアポイ山荘に宿泊し、温泉にも入って、そして翌日登山して、また温泉に入って。楽しい女子旅でした。

トレイルランニングをしている人がいて驚いたり、岩の研究をしている人と山の上で話したりしたことを、今でも覚えています。

今回は、アポイ岳登山口まで行きましたが、前日の夜は雨が降り、しかもその日は風が強い予報。

山頂の気温が一桁になる予報で、その登山準備はできていませんでした。

とても残念でしたが、登山を断念して帰ることにしました。

アポイ岳は花の山。たくさんの登山者が毎年、花を求めて登ります。

でも、海からの風が強く影響する山です。

無理のない登山計画をたてて、山を楽しんでくださいね。

日高ドライブ寄り道編

太平洋海岸の景色が楽しめます!

襟裳町からの帰り道、アポイ岳登山を諦め、途中寄ったのが、様似町にある「観音山展望台」です。

車で走っていると、「エルムン岬」が見えました。様似町も港があります。

高いところから景色が見られる潮見台にある展望台へ、車で上っていきました。

襟裳旅行
展望台があったので 丘の上へ

観音山展望台には、仏道や御神木もありました。展望台からは、親子岩やエルムン岬も一望できます。

襟裳旅行
襟裳旅行
襟裳旅行
北海道の海もきれいな色

観音山展望台への道は、車がすれ違うのが苦労するほどの道幅で、勾配もかなり急ですが、上がった先には、素晴らしい景色が広がっていますよ!

ドライブの休憩に、おすすめスポットです!

いずみ食堂で手打ちそば!

沙流郡日高町緑町にある、人気のお蕎麦屋さん。

訪れた日もたくさんの人で満席でした。

襟裳旅行

ここの蕎麦を食べたくてドライブに行く人がいるほどの絶品お蕎麦です。

太麺で写真からも美味しそうな雰囲気伝わりませんか⁉味が伝わらないのが残念です。

襟裳旅行
襟裳旅行

豚系と鴨系どちらを選ぶが迷いましたが、豚で!

ネットの口コミ数の多さからも人気が伺えます。また行きたいお店です!

競走馬のふるさと

競馬界で脚光を浴びた名馬が引退したあと、静かに余生を過ごしています。

通りかかったところに「優駿スタリオンステーション」という見学できる施設があったので、立ち寄りました。

襟裳旅行
こちらではないですよ
人懐っこいポニーでした

日高の道をドライブしていると、たくさんの牧場に馬がいました。

襟裳旅行

北海道ならではの風景だと思います。

馬はとても敏感で臆病な動物です。フラッシュをたかずに撮影するなどのマナーを守って見学してください。

>>競走馬見学に興味のある方は、下の「競走馬ふるさと案内所」HPでご確認ください!

おわりに

そもそもなぜ襟裳にしたのかというと、アポイ岳登山が第一の理由でした。

アポイ岳のところにあるお宿も温泉があり、よい場所なのですが、せっかくなら日の出が見れる襟裳岬に近い場所に宿泊したい。そこで見つけたのが、田中旅館でした。

田中旅館の方は、日の出を見るために早朝出発することを快く了承してくださり、玄関開けておくよと言ってくれました。ありがとうございました!

日の出は残念ながらほんの少ししか味わえませんでしたが、その分食べきれない襟裳町の海の幸をしっかり味わいました!

凄いボリュームですから、お腹をすかせておいてくださいね。

いずれまた、アポイ岳に登るためにも訪れたいです!

※襟裳岬は漢字表記、えりも町は正しくはひらがなです。本ページでは、統一表記を優先させ、文中の襟裳町は漢字表記させていただきました。

参考リンク

風のまち「えりも」観光ナビ

田中旅館

襟裳岬「風の館」

「アポイ岳ジオパーク」公式サイト

競走馬のふるさと案内所

ABOUT ME
川手有沙(an)
北海道在住。幼い頃からアウトドア好き。元小学校教員。2019年に北海道キャンプフォトライターに転身。WEBサイト「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan's Camp」を運営。 キャンプ道具とカメラ機材を車に積み込み、絶景を求めて北海道各地のキャンプ場に通う。これまで訪れた北海道のキャンプ場は100ヶ所を超える。 日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター。North Up Camp主催。
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