CD・DVDレンタルするTSUTAYAではありません。これまでとは全然違う、新しい時代のスタンダードを目指す江別 蔦屋書店。
本好きなら誰もが興奮するような場所―
本好きの人はすぐには、帰れなくなってしまうかも―
でも、本好きだけではありません!
一緒に行った子どもはキッズスペースや絵本コーナーで夢中になり、大人は雑貨コーナーでかわいい文房具に目を奪われる。
家族を待っている間、ソファに座って待つことができ、パソコンを持ち込んで長時間、仕事や勉強をする人たちも。
フードスパークやカフェがたくさんあるから、本屋さんに来たことを一瞬忘れてしまいました。
江別蔦屋書店はCDやDVDのレンタルはしていません。
レンタルを扱っているのは、iGATE IKEUCHI EXIT。本ではなく、アウトドア用品のレンタルがあります!
この記事では、2018年11月にオープンした「江別 蔦屋書店」の魅力と凄さ、“CDやDVDレンタルがないTSUTAYAには何があるの?”についてご紹介します!
行った人は、また来たいと誰もが思うような場所でしたよ!
江別蔦屋書店はどんなところ?
新しい書店のカタチを見た
江別 蔦屋書店とは
その場所を、みんなの居場所に。
江別 蔦屋書店HPより
もう、商業施設をつくるだけで、地域がいきいきとする時代ではありません。
買いものだけならネットでもいい。
求められているのは、 ゆっくり過ごせる空間でした。
本とおいしいコーヒーがあって、 家族や友達とおしゃべりしたり、子どもたちもワイワイできる場所。
学校や職場以外の、いわゆる第三の活動の場としても使える。
働く人たちが、お客さまと名前で呼び合うようないい距離感もできる。
モノを買う場所は、ヒトもコトもつながる場所であるべきだと思います。
蔦屋書店がめざすのは、これからの時代のスタンダード。
地域のみなさんが気持ちよく過ごせる「居場所」になります。
江別にある蔦屋書店は、まさにこのコンセプトが形になった場所でした。
本を買わないなら帰ってほしいなんていうのは、古い時代の感覚なのでしょうか。
ネットでものが買える時代だからこそ、生み出された新しい書店のスタイル。
“ゆっくりくつろいで行っていいよ”というおもてなしが伝わってくる書店です。
江別蔦屋書店の中を探検!そこは誰もがわくわくする場所でした
「知」の棟 “森の中の図書館”
仕事(キャリア)・趣味・生涯学習、自分に必要なピースを探し整理できる本の力で完成を刺激し、自分を磨く知的好奇心の泉のような空間でお客様をお迎えいたします。
江別蔦屋書店WEBサイトより
書 籍 | 店 舗 |
理工 看護・教育 学習参考書 語学・辞書 ライトノベルコミック ワークスタイル 資格・文芸 旅行・アート | ・スターバックスコーヒー (スペシャルティコーヒーストア) Book&Cafe ※店内すべての席でコーヒーOK |
蔦屋書店の中心にある「知」の棟。目を引くのが高い本棚と書籍の数。そして机と椅子。机にはライトと電源まであります。
図書館の自習スペースのようでした。
たくさんの学生や社会人の方が、日曜日の夜にも来ていました。公共の図書館は遅いところでも夜8時まで。
23時まで利用できる自習スペースは、他にはなかなかありません。
場所を無料提供してくれて、飲み物OKなルールなんて、気前が良すぎです。しかも本棚にある本も読み放題なんですよ!
「暮らし」の棟 “本屋がつくる公園”
子育て・家族・遊び・コミュニティ、地方年でしか実現できないスローライフ。これからの生き方を提案します。
江別蔦屋書店WEBサイトより
書 籍 | 店 舗 |
児童図書 絵本 スポーツ 美容・健康 マガジン | ・ボーネルンド(輸入玩具&キッズサービス) ・iGATE IKEUCHI EXIT(アウトドア) ・Flower Space Gravel/caffe vanilla (フラワーショップ・カフェ) ・メトロクロス札幌(インテリア・雑貨) |
もちろん本もたくさん置いてあるのですが、奥に写っている衣類、見えますか?
「暮らし」の棟には、可愛い雑貨やスポーツ用品まで置いてあります。そして、キッズスペースとボーネルンドのコーナー。世代を問わず楽しめます。
「食」の棟 “食べ歩きがしたくなる街”
暮らしの充実は「食」から。北海道No.1の食の総合を目指す「食」の棟では、「食べる」だけでなく、「知る」「読む」「彩る」「育む」「作る」といった、ストーリーで繋がるトータルな「食文化」の提案をいたします。
江別蔦屋書店WEBサイトより
書 籍 | 店 舗 |
料理 食文化 食育 | ・nodo(イタリアンレストラン) ・ODD BAKERY(ベーカリー) ・カルディコーヒーファーム(コーヒー豆・輸入食品) ・clock(カレー) ・175°DENO担々麺(担々麺) ・円山ジェラート(ジェラート) ・増田おはぎ(おはぎ・出汁) ・江別 さいもん(点心) ・Hokodate Omusubi函太郎(おむすび) ・USAGIYA(お茶) ・BETWEEN THE BREAD Ebetsu(ハンバーガー) ・ガパオライスと無添加ベーコン専門ウェニクレード オズ(ベーコン燻製) |
休憩所にもなるフードパークがありました。奥にはレストランとカルディ。テイクアウトで食べられるパン屋さんとジェラート屋さん。
買い物に来たついでに、遅くなったし食事もして行こうと手軽に利用できるのが嬉しい。
種類も様々なので、また来たときに違うものが食べられるのもいいですね。
ショッピングモールのフードコートと変わらないクオリティー。食フロアの営業時間は21時までというところも多いので、遅い時間に利用したいという方は、お気をつけください!
アクセスと駐車場情報
アクセス
■所在地 北海道江別市牧場町14ー1
さすが北海道と言われそうな地名の「牧場町」。
江別市は札幌市の隣にありますが、江別市街よりもさらに石狩川に近い郊外にあります。
かつては、牧場が広がっていたのかもしれませんね!
■車での所要時間
- 新札幌駅から11.6㎞(車で約25分)
- 江別駅から1.8㎞(車で約5分)
- 北広島駅から17.1㎞(車で約25分)
- 岩見沢駅から22.5㎞(車で約35分)
駐車場も広い!
店の近くに停める方が多いので、離れた駐車場は、ほとんど空いていました。
広めの間隔で区切られているので、駐車にも苦労しません。夜はしっかりと街頭の明かりがあるのも嬉しいです。
広々として駐車場は、郊外にあるお店の良さですね。
もちろん無料の駐車場です。車の駐車料金のことを考えずに、ゆっくりすることができますよ!
駐輪場もあります
自転車で訪れている人も多くいました。夜でもこの自転車の台数。
夕食前の時間なら、もっと多くの人が来ていたのではないでしょうか。
営業時間は?混雑していない時間はある?
営業時間は?
江別蔦屋書店「知」の棟 | 8:00〜23:00 |
江別蔦屋書店「暮らし」の棟 | 8:00〜23:00 |
江別蔦屋書店「食」の棟 | 8:00〜23:00 |
「知]スターバックスコーヒー [住]ボーネルンド | 8:00〜23:00 |
[住]花・雑貨・スポーツ用品 | 10:00〜20:00 |
[食]イタリアンレストラン | 11:00〜21:30 |
[食]お茶屋さん | 9:00〜21:00 |
[食]上記以外の飲食店 | 10:00〜21:00 |
朝8時開店。スタバのブックカフェでゆっくり朝のコーヒーと読書。いいですね!
9時なったら食フロアのお茶屋さんもオープン。それ以外のお店は朝10時オープンです。
フードコートとは別にある、イタリアンレストランの営業時間は、11:00〜21:30と変則的。
パン屋さんの営業は21:00までとなっていますが、夜になるとほぼ売り切れていました。
いろいろな種類のパンから選びたい方は、本を読み始める前に買っておきましょう!
日曜日の夜7時頃に行ってみると…
ここまで紹介してきた写真は、人が写り込まない角度で撮影しました。
もしかしたら、写真を見て空いている!?と勘違いされるかもしれませんが、日曜日の夜7時頃に行っても、人はたくさんいました。
とは言え、昼間の人混みとはおそらく違うと思います。
ほとんどの店舗がオープンする11時から18時頃の来店が多いようです。
日曜日の夜は、第2駐車場はほとんど空いていましたよ!
江別蔦屋書店の凄いところはここ!
店と図書館が融合?買ってないのに読んでいい!
表紙見せして展示される本。たくさんの本があるので、どれを読もうか迷ってしまいますね。
よく見ると、高い棚の本がとれるように脚立がありました。あとは、本を入れるカゴも。
じっくり読みたい本は購入。
ネットではほとんどできない、本の試し読みができます。気になる本に、目を通せるのが嬉しいですね!
子どもが遊べるキッズスペースが!
小さな玩具もありました。家族がゆっくり本を選んだり店内を見ている間、子どもたちも楽しんでくれたらいいですね。
近くには絵本コーナーもあります。子どもにとっても楽しい空間です。
ソファーでくつろぎながら長居してもいい!
椅子と言ってもふかふかのソファ。図書館よりもおもてなしのクオリティーが高い!?
開放的な空間を楽しみながら、ゆっくりと過ごすことができます。
“販売している書籍なのにコーヒーを飲みながら読んで良い”は衝撃的
スターバックスコーヒーがブックカフェに!
スタバのブックカフェ、この「知」の棟の全部の本が読めるんです!
本を買わずに、コーヒー代を支払って読む!
しかもそのコーヒーがスタバ!幸せしかないと思うのは私だけでしょうか。
写真の通り日曜日の夜、席はかなり空いていたので、ゆっくりできそうですよ。
個人的には暖炉が凄く気になりました。冬にもぜひ行きたい!
プレゼントが選べるおしゃれな雑貨
自分用にもいいいいですが、「暮らし」の棟に行って感じたのは、プレゼント選びに使えそうということ。
文房具もおしゃれなものがたくさん!インテリア雑貨もあるので、幅広いジャンルで選ぶことができるので、おすすめですよ!
そして花屋さんがある!ギフト選びに最適です!
デートスポットにも自習スペースにも最適空間
タピオカドリンクも楽しめるカフェが、暮らしの棟にありました。カフェ前の席は少なめですが、イベントフロアにも席がたくさんありました。
ランチが楽しめるレストランもあります。混み具合も気になりますが、ちょっとした軽食、スタバのコーヒー、ドリンクだけでもすぐに買えるのはいいですね。
雨の日のおでかけスポットとしても使えそう!
自習ができちゃいます!
「知」の棟2階には、電源付きの机があります。日曜日の夜でもその席は満席。
自転車も停まっていたことから、地元の学生さんも訪れていることが伺えます。
パソコンを広げている人もいました。
もし、こんなお店が家の近くにあったら、毎日でも通いたくなってしまうかもしれません。
新しい書店のカタチ
平日に行くならイベントも楽しめる!
江別蔦屋書店WEBサイトでもイベント予定が掲載されています。
店内レジの近くにイベントカレンダーが置いてありました。いろいろなイベントが組まれているので、タイミングが合えば参加してみませんか?
無料で参加できるトークイベント、参加費300円のボーネルンドのねんど遊び、1,000円のウォーキングレッスンや、2,500円のクッキング講座も!
定員5名というものもあり、予約が必要なイベントもありますので、ぜひ興味がある方はWEBサイトでご確認ください。
知的好奇心が刺激される場所。カルチャーセンターのような役割もあり、何かを学びたい人が集う=蔦屋書店が提案する新しい書店の形です。
趣味を見つける場所 趣味を深める場所
私は大人になってからの方が本を読むようになりました。自分の世界が広がる読書は、人生を豊かにするものだと思います。
ネットで電子書籍も楽しめる時代ですが、実際に目に触れ、手にとって自分の好奇心を満たすことができる素晴らしい場所です。
きっと江別蔦屋書店に来たら、何か新しい発見があるはずです!
時間を選べるなら早朝か夕食後に行きたい!
せっかく行ったのに、座る椅子がないと、楽しみも半減です。
スターバックスコーヒーの席はたくさんありますが、ソファ席がいい、暖炉の前がいいなど、いろいろあるからこそ選びたいものです。
朝の頭が冴えている時間にもし行けるのなら…
私が大学生のときにここを知っていたら、大学の講義の前に少しの時間でも利用したかったなぁとつくづく思います。
また、何かと何かの予定の間に、ちょっと時間を潰したい、そんなときにも江別蔦屋書店は最高にいいです!
飲み物を飲みながら、暇をせずしかもゆったり過ごすことができますよ。
本好きはもちろん、そうではない人も、まだ行ったことがない方に、江別蔦屋書店はおすすめの場所です!
最後に…江別でレンタルを利用したい人は上江別店です
これまでのTSUTAYAのイメージを裏切らない、レンタル用品が揃うのは上江別店です。
江別蔦屋書店には、レンタル部門はありません。※iGATE IKEUCHI EXITでアウトドアのレンタルがありますが…
上江別店も大きな道路からも入りやすく、駐車場も広めなので利用しやすいですよ。こちらは、子ども向けの文房具が豊富です。