カントリーサインの秘密!発祥やでき方まで教えます【北海道の豆知識】


あなたは、カントリーサインを知っていますか?

始めて聞いたという人も、見たことあるよという人にもぜひ知っていただきたい『カントリーサイン』の秘密についてご紹介します!

始めに注意しますが、脇見運転だけはやめてくださいね!

北海道ドライブの楽しみが倍増します!

行き先は決めましたか?これを読んでからドライブへ行きましょう!

1.カントリーサインとは?

カントリーサインは、主に道路沿いなどに設置されている標識の一種である。都道府県市町村の境界となる道路上に設置され、行政地域の名称と共に、県章および市章や各々の町の名物などシンボルを掲げているのが特徴である。
カントリーサインの設置は自治体ごとに異なり、地域によっては都道府県ではなく各市区町村に任せられている事例も多く、終始一貫通じて統一されていない地域もある。

(ウェキペディアより)

つまり、国土交通省北海道開発局が、“道路のランドマークのひとつとして、親しみとうるおいのある道路環境づくりとゆとりのある運転をめざし”設置しているものです。

見たことがある!という方、この2つの共通点、わかりますか?

千歳カントリーサイン
千歳市のカントリーサイン 出典:北の道ナビ
苫小牧市カントリーサイン
苫小牧市のカントリーサイン 出典:北の道ナビ

どちらも噴煙をあげている樽前山が描かれていますね!

市町村の名物、名所、特産物などをモチーフにデザインされています。

よくよく見てみると知らなかったことがたくさん出てきますよ!

北海道が詳しくなるきっかけにもなりそうですね。

移動はゲームをしながらーというお子さんもいるかもしれません。

目的地に着くだけがドライブではありません。

風景やカントリーサインを探しながらドライブを楽しんでみしてみませんか?

2.カントリーサインの始まり 北海道が発祥の地!?

北海道開発局』により1990年以降全市町村の境界線、国道や道道に設置されてきたもので、北海道独自のものだったのです!

実は高速道路の看板は、国道・道道に設定されているものと違う市町村もあるようですが、北海道全市町村で概ね統 一されています。

普段、ドライブすると何気なく「あっ、○○市に入ったね~」なんて見てきた看板は、北海道にとって当たり前で、全国にもあるものだと思いこんでいました。

確かに、関東に旅行で行った先には、市町村名しか書いていない看板がありました。

カントリーサインが、北海道発祥だったとは、道民の私も知りませんでした。

驚きです!

全国へ広めたのはHTB制作『水曜どうでしょう』という番組で行われていた、「北海道212市町村カントリーサインの旅」という名物企画です。

“全212の カントリーサインカードをくじ引きのように引き、出たカードの市町村へ 行く、着いたらまたくじ引く”という企画で、あまりに移動距離が長く全て回ることなく終了してしまったようです。

■北海道212市町村カントリーサインの旅1

 1997年8月13日~9月3日放送 全4回

■北海道212市町村カントリーサインの旅2

 1997年12月10日~1998年1月14日 全3回

これをきっかけに北海道内カントリーサインめぐりが道民を中心に楽しま れるようになり、「カントリーサイン」という名が定着したと言われています。

3.カントリーサインはどこに行けば見られるの?

市町村境界線はたいてい、自然の地形に沿っているため、橋やトンネル・峠 にカントリーサインが設置されることが多いです。

その市町村に入る、全ての道路に設置されているので、市内にもたくさんあります。

ちなみに1つ30万円ほどかけて設置しているようですよ。

それでも、市町村の境界がわかる1つの指針になりますし、とてもわかりやすい看板です。

ただ、車に乗っている方は、運転中で通り過ぎてしまってあまりじっくり見ることはできないのではないでしょうか。

どのようなデザインだったのか、もっと詳しく知りたかったというあなたは、最後に参考リンクを載せていますので、そちらのサイトでせひ見てみてください。

4.北海道にカントリーサインはいくつあるの?

設置が始まった当初は212市町村あったので、212種類ありました。

残念ですが、カントリーサインは市町村合併により減少しつつあります。

2019年1月現在では179市町村となり、もう見ることができないカントリーサインがたくさんあるのです。

合併した市町村のカントリーサインはどうなるの?

合併後当面の間は、新市町村名称と同じ旧市町村のカントリーサインを使っている場合が多いようですが、自治体名称がそもそも変わってしまう市町村については、新設へむけてデザインを改編するようです。

その他にも次に紹介する恵庭市のように、リニューアルすることもあるようです。

5.カントリーサインはどのように決めるの?

私が2年前まで住んでいた恵庭市では、2014年に新しいカントリーサインに変わりました。

そこで、恵庭市を例にカントリーサインができるまでの流れを説明します。

①カントリーサイン選考委員会が設置される。
②市内外からデザインを募る。(332点もの応募があったそうです)
③選考委員会が5点に絞り込む。
④デザイン業者に委託してリメークする。
⑤アンケートを1ヶ月間実施する。
⑥道開発局や道にデザイン変更を要請する。

アンケートの対象は市民または市内への通勤・通学者とし、デザイン掲載のポスターを張っている市や支所・出張所、図書館・分館、市民会館、島松公民館などで配るアンケート用紙に記入し、回収を行いました。

合併により、新デザインに変わる自治体もありますが、恵庭市のように、町のイメージを伝えるものとして、リニューアルするところもあるようです。

旧デザインよりも、決定した新デザインはより恵庭市らしいカントリーサインだと思います。

恵庭市のカントリーサイン 出典:北の道ナビ

おわりに

合併により見られなくなったカントリーサインがあるのは、本当に残念ですね。

景色を楽しむドライブに、さらに楽しむ要素を入れるともっと楽しくなりますね。

カントリーサインは、

★目的地に着くまでの移動の時間をもたのしませてくれる。
★その土地の名産や特徴を教えてくれる。

カントリーサインは、北海道ドライブならではの楽しみ方なのです!

ドライブでついつい見てしまうこの看板、私はとても楽しませてもらっています。

北海道の雄大な景色を楽しみながら、ぜひあなたもカントリーサインを見つけてみてください。

これから気になってついつい見てしまうようになりますよ。

脇見運転にはご注意を!

おまけ

「道の駅」で、カントリーサインのマグネットが販売されています。

私の友人はその土地を訪れた記念にと集めていました。

1枚250円。裏にはその市町村の情報が掲載されています。

調べてみると、たくさんいましたコレクターの人たち!すごいです。

 

参考リンク

国土交通省北海道開発局

北の道ナビ

ABOUT ME
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北海道在住。幼い頃からアウトドア好き。登山歴は15年。キャンプ道具とカメラ機材を車に積み込み、絶景を求めて北海道各地のキャンプ場に通う。 夏はもちろん、氷点下18℃まで下がる雪中キャンプも楽しんでいる。これまで訪れた北海道のキャンプ場は、北は利尻島から、南は北斗市と、60ヶ所以上。 前職は小学校教員。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを取得し、現在は、キャンプの魅力や楽しさを広めるフリーフォトライターとして活動している。
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