※2023年料金改定あり 最新情報をご確認の上、ご利用ください※
「ユーカラオートキャンプ」は、北海道七飯町にある「RVパークおおぬま」に新たに開設されたキャンプサイトです。
テント泊ができるキャンプ場として、2022年版のキャンプ場ガイド本にも掲載された新スポット!
3月までがプレオープンで、2022年4月1日から本格運用になります。
全道的に冬キャンプがきる場所も増えていたのですが、特に道南には冬キャンプスポットが少なめ。
冬にもテント泊や焚き火もできるキャンプ場が、「道南エリア」にもあればいいなと思っていたので、ユーカラオートキャンプの誕生は、とても嬉しいニュースでした!
この記事では、ユーカラオートキャンプの魅力と施設情報や予約時に知っておきたいサイト選びのポイントを写真を交えてたっぷりとお伝えします!
ユーカラオートキャンプ(RVパークおおぬま)の魅力まとめ
- 大沼国定公園内にあり、観光地スポットが近い
- 通年営業 冬も利用可能
- テント設営可能なオートサイト、ワイルドサイトあり
- 焚き火可能サイトあり
- ペット利用可
- 大型キャンピングカーも宿泊可能
- 電源使用が可能(数に限りあり)
- トイレが新しくて綺麗
- 炊事場は、まさかの温泉かけ流し!→温泉水で洗い物や洗面ができる
- インターネット予約可
- オンライン決済可能
- カード支払い可能
- Wi-Fi環境あり
- 冬季は駐車場内除雪あり
- ゴミの無料回収あり(時間指定あり)
- 薪の販売あり
こんにちは!北海道のキャンプ場情報を発信している、ポジラボan(@Possi_Labo)です。
北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています!
北海道各地にあるキャンプ場。これまで訪れたキャンプ場は約100箇所になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
ぜひ本サイトで情報収集して、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
※季節によって、利用内容、料金等が変更される場合がありますので、ご利用前には最新情報をご確認ください。
この記事は、キャンプ場オーナーさんに撮影許可を頂き、まとめています。
ユーカラオートキャンプ(RVパークおおぬま)までのアクセス&駐車場
こちらは、大沼国定公園にある案内図。
茶色で示している大沼公園のすぐ下に、グレーで示す有料駐車場があることがわかりますか?
こちらが今回ご紹介するユーカラパーキングになります。
所在地
■北海道亀田郡七飯町大沼町206‐1
アクセス
- 道の駅YOU・遊・もりから約18.7km(車で約23分)
- 道の駅なないろななえから約8.8km(車で約12分)
- 高速道路大沼公園ICから約7km(車で約10分)
- JR大沼公園駅から約260m(徒歩2分!)
ユーカラオートキャンプがあるのは、国道5号から少しそれた大沼国定公園内にあるJR大沼公園駅前エリア。
大沼公園駅から約260m
大沼公園駅からは、なんと260m。
【RVパークおおぬまも同時営業】日帰り利用もできる有料駐車場
まず目に飛び込むのは、RVパークの看板と舗装された広い駐車場。大型バスも停車が可能な広いスペースです。
大沼国定公園の観光を支える有料駐車場として営業している場所です。
こちらの「大沼公園前ユーカラパーキング・RVパークおおぬま」の一角に、テントが設営できるエリアが2つ誕生しました。
RVパークに新たにキャンプサイトが誕生!
「日本一おもしろい駐車場をわたしたちは目指しています」
近年は海外旅行者による団体の観光バスツアーが減り、土地の有効活用を考えていたそう。
2019年8月に車中泊ができるRVパーク登録をし、2021-22年冬から、さらにキャンプ場としての営業を開始。
2022年版のキャンプ場ガイド本にも掲載されています。
管理棟内がキャンプ感満載!
こちらの管理棟を見ると、キャンプに力を入れていることが伝わってきますね!
受付をしてくださったのは、キャンプ歴20年のベテランスタッフさん。
わからないことがあったら相談できる方がいるのは安心です。
ユーカラオートキャンプ(RVパークおおぬま)基本情報
営業基本情報
営業期間
通年営業
チェックイン
13:00〜16:00
チェックアウト
11:00
デイキャンプ
8:00〜16:00
管理人駐在
8:00〜16:00
※営業時間は季節、イベント等により変更になることがあります。
予約方法
電話
■平日:0138−67-2311
■土日:080-6975-6416
予約サイト「なっぷ」
>>https://www.nap-camp.com/hokkaido/14738
公式サイト
受付方法
チェックイン手続き
氏名、住所等を記入の上、支払いをすると、車提示用の領収証がもらえます。
チェックアウト手続き
チェックアウト時に、特に返却するものはありません。
ユーカラオートキャンプ(RVパークおおぬま) サイトの種類と使用料金
サイト種類と各サイトの使用料金
利用料金 ※サイト名と料金改定がありました
サイト種類 | 区画料金 |
■RVサイト RVパークおおぬま内 | 4,000円 |
■車中泊【電源なし】 RVパークおおぬま内 | 2,000円 |
■オートサイト【電源込み】 | 一台 4,500円 |
■オートサイト(テント泊) ※旧ワイルドサイト 舗装されていないテント設営可能なサイト | 一人 2000円 |
オプションプラン ※料金改定がありました
アーリーチェックイン | 500円 |
電源追加 | 1,000円 |
シャワー30分 | 500円 |
コインランドリー | 500円 |
日帰り駐車場料金 ※9:00~17:00
大型バス | 1,200円 |
マイクロバス | 800円 |
乗用車 | 400円 |
オートバイ | 100円 |
第2駐車場のイベント開催や多目的スペース「リトルポット」の利用プラン、民泊施設も2棟あります。
※詳細はHPでご確認ください。民泊の予約状況の確認や予約手続きは、公式HPから行えます。
【エリア①】RVサイト
舗装されているので車中泊でも快適
区画内であれば、オーニング展開や、テーブルやイスを出しての使用もOK。
※焚き火は禁止エリアです。
木地挽山の鉄塔や夕焼け空が見えました
今回は、キャンピングカーで来場し、テント設営なしで焚き火をしない予定だったので、こちらの舗装されているパーキングキャンプ利用しました。
来場中、白鳥が飛んでいる様子も見られました。
どのキャンプサイトも、大沼公園の湖畔ではありませんが、100m歩けばすぐに大沼国定公園。
朝の散歩に行ける距離ですよ!
【エリア②】車中泊RVサイト※電源は1000円追加で利用可
写真手前がエリア① 写真奥がエリア②のオートサイト
オートサイトは、エリア①の舗装されている駐車場のすぐ横にあり、テント設営と、焚き火台使用で焚き火ができるエリアです。
オートサイトは、舗装されている駐車場に比べるとそれほど広くありませんが、平らに整地されていて、トイレと炊事場が近いので、便利な場所。
別途有料で電源使用も可能です
オートサイトでも、別途1000円支払いで電源利用が可。
数に限りがあるので、利用希望の方は、予約時にご確認ください。
地面の様子
雪が解けている下には芝が見えます。車横付けOKのオートキャンプが可能。
区割りはされていません。舗装された道があるので、舗装を避けて設営することになります。
【エリア③】向かいにある第2駐車場がオートサイト
第二駐車場は、ラジコンヘリ愛好家の方々対象のラジコンヘリデイとして有料で開放しているほか、運動会、ミニコンサート、熱気球、オフロードバイク、オフロードラジコンカー、各種イベントに貸し切り可能です。
サイト説明より
詳細は当駐車場ウェブページをご覧下さいませ。
※多目的スペースLittlePot 1日1500円(電気・水道料込)
ワイルドサイトは 広大な芝エリア
ユーカラパーキングには、道路を挟んで向かい側に舗装されていない第2駐車場があります。
こちらの第2駐車場が、ワイルドサイト。テント設営可能、焚き火OKです。
炊事場とトイレまでは、道路を渡らなければいけませんが、テント泊が希望で電源不要ならこちらがおすすめ。
私が来場した日は残念ながら雲に隠れていましたが、天気が良ければ駒ケ岳が見えますよ!
このインスタ写真のような景色が見られたら最高ですね!
最大100張可能な広さです!
エリア③のワイルドサイトは、冬季間は除雪の関係でそれほど広くなかったですが、シーズン中は広大な芝サイト。
車横付けしても、100張は収容できる見込みだそうですよ。
ユーカラオートキャンプ(RVパークおおぬま)の施設・設備
施設・設備
管理棟
焚き火OKのキャンプ場。薪の販売もされていました!
トイレ
見た目はシンプルな建物ですが、ウォシュレット付きの新しいトイレ。
手洗いシンクも清掃されていて、清潔でした。
トイレ棟は1箇所で、女子トイレの個室は3つありました。
炊事棟
ここの炊事場がすごい!!
なんと飲める温泉「飲泉」が、かけ流しなのです。
蛇口には「水は止めないで下さい」の札と、炊事棟横の大きな桶にもホースから出る温泉。
「千代蔵温泉」という名前のようです。→サイト
水温は25℃ほどなので、熱くはなく、冷たくもなく、洗面にも食器洗いにも快適でした。
水圧はありませんが、車を洗わせてもらったというキャンピングカーユーザーさんもいましたよ!
ゴミ回収
燃えないごみ(瓶・缶・ペットボトル)と、それ以外の燃えるゴミの2種類に分別すると無料回収してくれます。
ゴミは朝8時から9時までの間に、管理棟前で回収。
ゴミ回収は、1泊のキャンプでも嬉しいですが、キャンピングカー利用者も大変うれしいサービスです!
灰捨場
炊事場の下に、灰捨て用の缶が設置。
遊具・広場
キャンプ場内には遊具はありませんが、大沼公園まで足を伸ばせば、綺麗な景色を楽しむことができます。
遊覧船やボート乗り場、冬はワカサギ釣りもできますよ!
大沼公園の散歩の様子は、後ほど紹介します。
管理棟の反対側の駐車場出入口に自動販売機あり
大沼公園側の出口には自動販売機もありました。
管理棟に食材の販売はありませんでしたが、コンビニは比較的近い場所にあります。
注意事項
焚き火
直火禁止。焚き火台を使用で可。
花火
花火は禁止。
ペット同伴
リード着用でOK。
場内禁煙
基本場内禁煙。
その他の約束については、上記「場内ルール」でご確認ください。
大沼国定公園と周辺のお店&温泉情報
大沼国定公園を散歩!
あいにくの曇り空でしたが 駒ケ岳が見える観光スポットです
上空を白鳥が渡っている様子をキャンプサイトから確認していたので、大沼公園へ行けばたくさん見れるかも!と期待したのですが、近くはまだ湖面が凍っている場所が多く、いたのはカモさん。
前日、キャンプ場までの道から見える大沼には白鳥がたくさんいたので、場所によっても違いそうです。
「千の風になって」誕生の地のモニュメントがありました。
あいにくの曇り空で、駒ケ岳ははっきりと見えませんでしたが、晴れれば絶景スポットですよ。
最寄りの温泉情報
どちらも源泉かけ流しの温泉です!
■駒ヶ峯温泉 ちゃっぷ林館 | 10:00~21:00 大人450円 |
■グリーンピア大沼 温泉保養館 ほっとぴあ しゅくのべ温泉 | 6:00~9:00 11:00~21:00 大人500円 |
キャンプサイトにも温泉水が出ているほどの地域。
上記2つの温泉も源泉かけ流しの温泉!価格も手頃で利用しやすいですね。
最寄りのお店と営業時間
ファミリーマート大沼公園インター店 | 24時間営業 |
セブンイレブン七飯大沼店 | 24時間営業 |
セイコーマート七飯大沼店 | 7:00~20:00 |
大沼だんご「沼の家」 | 8:30~18:00 ※売り切れあり |
創業明治38年「沼の家」
ユーカラパーキングから50mほどの場所にある老舗「沼の家」。
到着した日は営業時間内だったのですが、完売で買えず、翌朝8時30分すぎに来店して購入しました。
写真は小折のごまと醤油、あんと醤油、1つ390円。小さいお団子なのでお子さんでも食べやすいサイズですよ!
おすすめの道の駅「なないろ・ななえ」
人気の道の駅まで約8.8km
道の駅「なないろ・ななえ」は、大沼公園から函館方面へ向かう国道5号沿いにあり、ユーカラオートキャンプを出発後に立ち寄りました。
車で約10分の近さなので、出発後、あっという間に着いてしまいました。
全国的にも人気の道の駅。
フォトスポットあり、グルメも男爵いもの展示コーナーも見応えがありましたよ!
スポンサーリンクユーカラオートキャンプ(RVパークおおぬま)を利用してわかったこと 感想まとめ
区画の駐車場でもイスだしOKが便利です!
道の駅の駐車場ではできない 炉端コンロを使って焼肉を楽しみました
道の駅の駐車場ではできない、炉端コンロを使って焼肉。キャンピングカー内では匂いと煙が気になるのですることができません。
ユーカラオートキャンプは、区画内であれば、イスやテーブルを出しての使用もOK.
焚き火は指定されたエリア限定になりますが、オーニングを出して使用できるRVパークは快適!
車中泊旅のキャンピングカーユーザーにも超おすすめのスポットです!
車横付け利用できるのも嬉しいサイト
近くにある東大沼キャンプ場やきじひき高原キャンプ場は、道南でも人気のキャンプ場。
どちらも景色が良い場所を選ぼうと思うと、荷物搬入が大変なフリーサイトになります。
しかも風が強く、初心者キャンパーには難易度の高いサイト。
車横付けのオートキャンプを楽しみたいなら、こちらのユーカラオートキャンプも候補入り!
テント内からのロケーションは絶景キャンプ場にはかないませんが、徒歩で大沼公園まで行くことができる距離。
快適さを優先したい方にぴったりです!
道南エリアの貴重な通年営業スポット
ポジラボの冬営業キャンプ場リストにも追加しています!
北海道では、水道凍結などにより冬季閉鎖になるキャンプ場やRVパークが多数あり、冬は宿泊地の選択肢が少なく困っていたという方もいるかもしれません。
特に、道南エリアの多くのキャンプ場が冬季休業。
ユーカラオートキャンプは、冬でもテント設営してキャンプができる貴重な場所です。
すでにテント泊で利用されているリピーターさんもいるとの情報もあり、サイトの様子を取材させていただきました。
温泉水を使うこともできるので、特に冷たい水を使うのが厳しい寒い季節におすすめですよ!
「日本一おもしろい駐車場をわたしたちは目指しています」
この言葉にあるように、ただの駐車場ではありません!
炊事場には、かけ流しの温泉あり、イベントも開催される駐車場。
今後もどのようなキャンプ場に発展していくのか、楽しみですね。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプサイトや大沼公園の様子をお届けします!
道南エリアを巡ったキャンピングカー旅は最高に楽しかったです。
Keitan’s Campの動画では、場内の様子を映像でもお伝えしているので、ぜひチェックしてくださいね。
■Twitter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
参考リンク
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