北見サウスヒルズは、北海道北見市にある2021年にオープンした個人経営のキャンプ場です。
北見市街を高台から見られる絶景スポット。
「ここは札幌?」というほど、きらびやかで都会的な夜景です。
サウスヒルズからの夜景は、Instagramでも伝えられ、プレオープン中だった時期からも多くの人がキャンプや車中泊で利用していました。
トイレは簡易水洗、上水道施設がないキャンプ場。
水は持参で、高台にあり風対策も必要なため、上級者向けサイトではありますが、このキャンプ場でしか出会えない景色があります!
この記事では、サウスヒルズキャンプ場の魅力とサイトの様子を写真を交えてたっぷりとお伝えします!
これからキャンプ場を利用したいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
サウスヒルズ キャンプ場の魅力まとめ
- 間近に北見市街の夜景が見られる
- ペット同伴OK
- 焚き火可※焚き火台使用
- 薪の購入ができる
- 遊び道具が豊富にある ※無料レンタル
- 電源がレンタルできる ※有料
- オーナーの温かい歓迎が受けられる
- サイトの空き状況がWEBで確認できる ※ログインが必要
- サイトを場所指定で予約ができる
- サイトによっては車横付けOK
- 積み下ろし時に車横付けできる場所もあり
- 夏はウッドチップありで雨の日でもテントが汚れにくい
- 防犯カメラあり
- フリーWi-Fi完備
- ごみ受け入れあり ※有料
- キャンピングカー泊が可能
- 貸切利用も可能 ※要相談
- 季節によっては雲海が見られるかも!
HPも「Carstay」を利用していますが、電源利用ができる車中泊スポットとしても人気の場所です。
すでに北海道外からの来場者も増えており、今後さらに利用が増えそうなキャンプ場でしたよ!
来春以降に、上水道が使えるようにオーナーさんが奮闘中!
雪解け後に工事を進めるそうなので、サウスヒルズさんのSNSで最新情報をぜひチェックしてくださいね!
▼先に動画を見たい方は、こちらから!
サウスヒルズまでのアクセス&駐車場
所在地
■北海道北見市若松116番地
ぜひ地図を拡大して位置を確認してください。
北海道の東、もうオホーツク海!という場所にありますよ。
各地からのアクセス
- 北見中央ICから1.8km(車で約3分)
- 紋別自動車道遠軽ICから約60km(車で約65分)
- JR北見駅から4.7km (車で約10分)
- 札幌市街から約310km(車で約4時間30分)
- 旭川市街から約185km(車で約3時間)
- 帯広市街から約150km(車で約2時間20分)
【道東周遊の拠点としても◎】
サウスヒルズ Carstayサイトより引用
網走や美幌峠は車で1時間圏内、帯広や釧路、知床までは約2.5時間と、道東を満喫する拠点や中継地としてもおすすめです。
道央圏からは高速道路を使用しても4時間以上。
千歳からなら、十勝の帯広や足寄を経由、陸別を通って行く方が、旭川や遠軽周りよりも近かったです。
ただ、比布からの紋別自動車道は無料で利用できる高規格道路もあり、信号も少なく、天候さえ良ければスムーズに行くことができます。
道央圏から向かう方は、天気などを見ながら、どちら経由で行くかを決めると良いかもしれません。
駐車場
場内へ入るとすぐ、道路側に駐車場があります。
テントサイト部分はウッドチップ、駐車場と通路には砂利が敷かれています。
車横付けができるサイト番号②④⑦⑧⑨以外の利用者は、こちらに駐車することになります。
冬季は境目がわからないので、赤白のポールが立てられていました。
お問合せ先
LINEのお友達登録をすると、予約の手続きが簡単になりますよ!
>>https://line.me/R/ti/p/@565bwbms
公式HP・Instagram
>>https://carstay.jp/ja/stations/hokkaido/station/610baf377b76f1557824d6e9/
>>https://www.instagram.com/south.hills.kitami/
サウスヒルズ キャンプ場の基本情報
営業基本情報
営業期間
通年営業
※天候による臨時休業あり Instagram等で最新情報をご確認ください。
チェックイン
12:00~19:00
チェックアウト
12:00
デイキャンプ
確認中
管理人駐在
利用客が多くいる日は、夜21:00頃まで駐在していました。
営業時間外の夜間は不在となります。
予約について
予約開始日
予約は、約2ヶ月前から開始。
受付開始は、InstagramとTwitterでお知らせしています。
利用料金に追加500円の支払いで、サイトの場所指定ができます。
サイトの場所指定をしない場合は、当日来場時に空いているサイトを先着順で選んで利用することになります。
公式LINEのお友達登録すると、オーナーさんと打ち合わせができます。予約希望日を伝えてください。場所を事前に指定したい方も、空きサイトを教えてくれますよ。
受付方法
チェックイン手続き
サイトに到着すると、オーナーさんが住所、名前、連絡先を記入する用紙を持って来てくれました。
必要事項を記入し、提出。その際に、お支払いをします。
▼ステッカーのプレゼント!
来場記念のステッカープレゼント。色がたくさんあるので、選ぶのが楽しかったですよ!
チェックアウト手続き
チェックイン時に受け取った「キャンプ場利用の手引き」を返却すれば、チェックアウト完了です。
キャンプ場の使用料金とサイトの種類
利用料金
サイト使用料+テント+サイト指定料(希望者のみ)
別途人数ごとの入場料はかかりません。
■サイト利用料(5名まで) 車1台含む | 【夏季】1泊1,000円 【冬季】1泊1,500円 ※冬季は11/1~3/31(予定) |
夏は、テント1張、車1台利用なら1,500円で利用できる格安!
冬でも場所指定で予約すると、テント追加500円、オプションの「サイト指定料500円」が追加され、それでも2,500円で利用できますよ!
オプション利用金
電源使用量10A(1泊) | 1,500円 |
テント、タープ1張追加 | 500円 |
サイト指定料 | 500円 |
車1台追加 (2台以上来場の場合の料金) | 1000円 |
ゴミ回収 (90Lの袋) | 500円 |
薪の販売があります
- 針葉樹1箱(約15kg) 1,000円
- 端材1箱(約15kg) 500円
KONIKU
※料金は2月以降変更予定
サイトは事前に指定も可能なので要チェック!
サイトは主に3種類 (2023.1現在)
- Okaサイト(①〜⑨)
- Kokageサイト(⑩⑪⑫)
- Kickerサイト(⑬⑭⑮)
プレオープン当初は、2組限定。その後①〜⑥までの6区画になり、さらに⑦⑧⑨が整地されて拡張。
2022年には、白樺の木々の前のKokage⑩⑪⑫と、キッカーと呼ばれる中腹の⑬⑭⑮とサイトが誕生し、15区画まで増えました。
Okaサイト①〜⑨
全面貸切になると自由配列ができますが、通常利用であれば、①〜⑨の区画制です。
①③⑤⑥(約8×8m) | 車横付け不可 |
②④(13×8m) ⑦⑧⑨(約8×8m) | 車横付け可 |
※番号による料金の違いはありません。一律料金です。
▼夏の様子
夏はウッドチップが敷かれているので、駐車場とのエリアがわかりやすいです。
電源もオプションで利用可能です
10Aの電源が利用可能。
予約時に利用希望を伝えておくとオーナーさんがコードリールを用意しておいてくれます。
傾斜に並んだ3つのKokageサイト⑩⑪⑫ 約7×7m
写真右は、Kokageサイトやkickerサイトへアクセスするための通路。
冬季も重機で広めに除雪されていました。
白樺の木々があって、雰囲気が良いことが伝わりますでしょうか?
この日は、除雪完了したばかりで、3つとも利用者はいませんでした。
急坂の様子が伝わりますか?
Kokageサイトは、サイトとサイトの間隔が広めにあるため、他の利用者との距離を広く取りたい人におすすめの場所。
Okaサイトに9組の利用者がいても、少し離れているので良い!
【注意点】荷物の運搬が大変かも!
問題は、荷物の積み下ろし。
こちらは、オートサイトではないので、車が入れたとしても積み下ろし時のみ。
通路の路面状況や車種によっても車の乗り入れが制限されるので、基本的には侵入不可で、ソリ等での運び込みが必要と思ってご準備ください。
私達が利用したのは 中腹にあるKickerサイト⑬⑭⑮ 約7×9m
キッカーサイトの利用は2022年夏頃から始まっていましたが、積雪期の利用は初だったとのこと!
雪原×夜景の素晴らしいサイトでしたよ!
利用した感想は、記事最後でお伝えします。
積雪の状況等により乗り入れができる場合もあります
車の乗り入れはオーナー判断 ※当日の積雪、路面状況や車種次第です
利用前の連絡では、「設営・撤収時の車の横付けはできません。貸し出しのソリ等を利用しての搬入、搬出となります。」と知らされていました。
なので、私達も手運びの覚悟はしていたのですが、実際の路面の様子を見て、オーナーと相談。
結果、悪路にも対応できるSUVの車種ということもあり、利用サイトまで車の侵入を許可していただきました。
写真で見るよりも傾斜の勾配があると思ってください!
ソリで搬入した場合、運び込みは下り坂で問題ないですが、撤収後の登りの運搬は辛すぎます…
しっかりと冷え込んだ日は大丈夫そうですが、プラス気温になる日や雪解け時は厳しそうなので、車の乗り入れは期待しないでくださいね。
必ずオーナーさんの指示に従っていただきますよう、よろしくお願いします。
夏季は近くの通路に横付けして、積み下ろし後は指定の駐車場へ移動というルールです。冬季は、この傾斜を走行できる車種限定で、当日の雪の状況によって、車の侵入が許可される日と許可できない日があります。
サウスヒルズ施設・設備
施設・設備
管理棟
管理棟は、オーナーさんが駐在するためのコンパクトな建物。
売店はありませんが、薪とお肉の販売のみありますので、購入希望の場合は直接オーナーさんへお伝えください。
トイレは2つ 簡易水洗トイレのみです
ペダルを踏んで水がで出る、簡易水洗トイレです。
(ウォシュレットがないと困るという人は、キャンプ場から約2kmのところに24時間営業のコンビニがありますよ)
炊事棟
2023年春以降に上水道が使えるようになる予定!?
雪解けが進んでからの工事になりますが、計画が進んでいるようですよ!
ゴミ回収
ゴミの回収を希望する場合は、別途500円で受け入れしてくれます。
長距離移動する利用者も多いと思うので、有料でも回収してもらえるのは助かりますね。
遊具がたくさん! 場内には遊べるスペースもあります
▼無料で利用できるアイテムがたくさん!
傾斜があるので、ソリ遊び、チューブ遊びができます。
2022−23年は積雪が多すぎて滑りにくいほどでしたが、傾斜の角度はかなりあるので大人も楽しめるスノーアクティビティですよ!
▼木々の間も遊びスペース
広場は平らではないので、ボール遊びは厳しそうですが、傾斜なら走り回ってもOK!
▼夏の暑い季節は、白樺の木陰もあって気持ちが良さそうでしたよ!
林間にはブランコやスラッグラインなどがありました。
注意事項
焚き火
風が強い日は、焚き火ができない日もあります。
花火
花火の利用は夜9時まで。草木を焼かないようにご注意ください。
※打ち上げ花火は禁止。
ペット同伴
ペットの同伴はOKです。
その他の注意事項について
来場時に、夜間の緊急連絡先も教えてくれます。利用規約を説明されるので、よくご確認ください。
注意事項は、予約前にこちらでもご確認ください。
>>https://carstay.jp/ja/stations/hokkaido/station/610baf377b76f1557824d6e9/
サウスヒルズ周辺 おすすめの名店
KONISHI MEAT & GROCERY(小西畜肉)
「北見ぼんち和牛」を購入しました!
■所在地 | 北海道北見市北1条西2丁目 |
■営業時間 | 9:30~20:00 |
その他 | 鍋料理に使える野菜やスープの販売あり 惣菜やタレなどの販売もあり ※第一・第三水曜日定休日 |
HP | https://www.seinikuno-konishi.com |
KONISHI MEAT & GROCERY(小西畜肉)は、北見駅前の商店街の一角にある100年の歴史をもつ北見のお肉屋さん。
近隣の市町村産のお肉が取り揃えてあり、年末だったこの日は地元のお客さんがたくさん来店していました。
注文してから、その場でお肉をカットするので、新鮮!
北見ぼんち和牛のサーロインを厚さ1㎝にカットしてもらい、1枚約2,800円でした!
食べている様子はぜひYouTubeで!
清月 本店
北見のおすすめスイーツ「赤いサイロ」
次に来たときに、また絶対購入したい美味しさ!北見市内を眺めながら食べましたよ!
■所在地 | 北海道北見市北1条西1丁目10 |
■営業時間 | 9:30~17:00 ※変更になる場合あり |
その他 | 元旦のみ ※屯田店は水曜定休 |
HP | https://www.seigetsu.co.jp |
清月本店も、商店街の中にありました。
午前中で完売することもあるという人気の「赤いサイロ」。
カーリング女子「ロコ・ソラーレ」の選手が食べていたこともあって、話題になったスイーツです。
来店したのは11時ごろだったのですが、レジには列ができていまいた。
赤いサイロは一人5箱までの購入という決まりもありました。転売禁止の人気スイーツを現地で購入できて良かったです!
最寄りのお店と営業時間
スーパーアークス桜町店 | 9:30~21:45 |
DCM桜町店 | 9:30~20:00 |
セブンイレブン北見川東店 | 24時間営業 |
キャンプ場から比較的近いエリアにお店があります。
北見での食材調達に困ることはありませんでした。
北見周辺の温泉
北見市はとにかく広い!キャンプ場から一旦抜けて温泉行くなら一番近い場所を選びたいですが、帰りに寄るなら、温根湯温泉街もおすすめですよ!
■北見湯元のつけ乃湯 | https://notsuke-tai.com |
■北見温泉ポンユ 三光荘 | http://www.onneyuonsen.jp/hotels/sankousou/ |
■旅館 塩別つるつる温泉 | https://tsuru2.net |
【感想まとめ】サウスヒルズは期待以上のロケーションでした!
2022年にやり残したことを達成したい!
念願の絶景キャンプ場「北見サウスヒルズ」へ
2022年1月にFMのラジオ出演した際に、行きたいキャンプ場に北見サウスヒルズの名前を挙げていました。
自宅からだとキャンプ場まで片道約5時間。
キャンプ場が高台にあるため風予報も気になり、夜景を撮影するためには、天気が良い日に利用したい!という思いが強く、なかなか予約するタイミングがありませんでした。
2022年7月に一度下見として来場させていただき、ぜひ場所指定で予約したいと思いながら、あっという間に年末を迎えていました。
年末休みが、利用の最後のチャンスでした。
除雪を間に合わせてくれました!
北見はここ数年で一番の積雪 重機を使って新サイトの除雪
クリスマス直前に降り積もった雪の除雪に追われたオーナーの神門さん。
私達が利用したサイトは、利用前日に除雪が完了したばかりの場所でした。
積雪がある時期に、キッカーサイトを開放するのは初めてだったそうです。
そのため、直前予約だったのにもかかわらず、サイトを予約することができたのです!
利用したのは⑬サイト
可能なら一番高い場所の①か②を予約したかったのですが、そちらは予約開始直後に埋まるほどの人気サイト。
直前予約になったため、当然①と②は予約済みでした。
そこで一段下がった、予約を開始したばかりの「kickerサイト⑬」を利用。
結果、お隣さんの利用者もいなかったので、色々な角度からカメラ撮影もできて良かったです!
トイレへは坂道を登ることになりますが、夜景を見ながらの散歩気分で全く苦になりません。
中腹にありますが、サイトの傾斜はほとんどなく、除雪されていたので、写真のように広くレイアウトすることができました。
丘サイトよりも1段下がっているので、夏は木々の葉が多くなり、冬よりも夜景が見える範囲が小さくなるかもしれませんが、他の利用者との距離もあって、快適に感じました!
一日を通して良い景色が楽しめるキャンプ場でしたよ!
この夜景は、朝までずっと続いていましたよ!
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
広い空と時間ごとに移り変わる風景、夜景のきれいさは、ぜひ動画でもチェックしてほしいです!
全国一寒い街「陸別」が近いため、北見の冬の冷え込みは厳しいです!
ポータブル電源やガス缶が冷えて使えなくなるなどのこともあるかもしれないので、しっかりと防寒対策等してご利用ください!
北海道のキャンプ場情報を発信しています!
■Twitter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
愛用中のキャンプアイテムをご紹介しています!
こちらの書籍にポジラボが掲載されました!
「北海道 極上キャンプ本が 2023年春に北海道新聞社より出版予定!!
北海道がもっと楽しくなる情報を詰め込んだ1冊になっています。
お楽しみに!!