美々川プライベートキャンプ場は、北海道苫小牧市にあるキャンプ場です。
国際線もある新千歳空港から約7km。
離陸着陸する飛行機の航路が近く、始めは気になるかもしれませんが、辺りの景色を見ていれば、そのうち気にならなくなるが不思議。
キャンプ場から約3kmにあるウトナイ湖は、今までに約270種もの野鳥が確認された場所。
そのウトナイ湖に続く、美々川のほとりにあるキャンプサイトです。
訪れた日も、たくさんの野鳥の飛来と鳴き声が聞こえてきました。
雪原には小動物の足跡もあり、運が良ければリスも見られるかも。
この記事では、美々川プライベートキャンプ場の魅力と施設情報を写真を交えてたっぷりとお伝えします!
美々川プライベートキャンプ場の魅力まとめ
- 美々川のほとりでキャンプができる
- 野鳥も多い自然が満喫できる
- カヌー体験が無料でできる
- アウトドアサウナを宿泊中、何度も利用できる
滞在中に使う薪は「使い放題」→1本100円に変更- 車が近くに停められる
- 電源利用も可
- チェックアウトの時間が自由
- 飛行機の飛来を間近で感じられる
- 多くの野鳥を見ることができる
- 特に寒い冬の朝は幻想的な景色が味わえる
3年以上乾燥させている薪が、サイト利用料込みで使い放題!
→薪は太めのものが1本100円に変更になりました。
夏は多くの緑に覆われる場所ですが、冬の景色も美しかったですよ!
手軽に利用できるキャンプサイトをお探しの方は、ぜひ記事を参考にしてご利用くださいね。
北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています!
北海道各地にあるキャンプ場。これまで訪れたキャンプ場は約100箇所以上になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています!
この記事も、他の記事もぜひ読んで、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪
動画でみたい方は、こちらを先にチェック!利用した日の様子です!
美々川プライベートキャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道苫小牧市植苗48-10
こちらの地図は、橋横にある「タップコップ親水公園」がピンになっています。
こちらから約200m。
親水公園に隣接している美々川のウトナイ湖側になります。
アクセス
- 苫小牧道の駅「ウトナイ湖」から約3km(車で約6分)
- 新千歳空港から約7.7km(車で約10分)
- 苫小牧西港フェリーターミナルから約13.4km(車で約23分)
バス停「植苗駅通」が目の前にあるので、徒歩キャンパー、旅キャンパーも利用しやすい場所です!
お問合せ先
■電話
0144-58-2757
■メールアドレス
mail@privatcamp.com
公式HP・Instagram
公式HP>>https://www.bibirivercamp.com/
Instagram>>https://www.instagram.com/bibirivercamp/
美々川プライベートキャンプ場 基本情報
営業基本情報
営業期間
通年営業
チェックイン
12:00~
チェックアウト
制限なし ゆっくりと過ごすことができますよ!
デイキャンプ
可能
※日帰りのみ利用の料金設定もあり
管理人駐在
ご自宅か事務所にオーナーさんが常駐されています
予約方法
インスタグラムのDMやメールで受付
最新の情報はInstagramで発信中。
予約もInstagramのDMから可能です。
宿泊予定人数をお伝えください。
受付方法
チェックイン手続き
ご自宅敷地内でのキャンプサイト。場内に入るとオーナーさんがお出迎えしてくださいました。
チェックアウト手続き
返却するものはないので、オーナーにお礼のご挨拶をすればチェックアウト完了です!
美々川プライベートキャンプ場 サイトの様子と使用料金を解説します!
利用料金
サイト使用料は、入場料、サウナ利用、カヌー体験込みです!
大人1名宿泊 | 2,500円 ※サウナ利用、カヌー体験含む |
大人1名日帰り | 1500円 ※サウナ利用、カヌー体験含む |
サイト貸し切り グループ利用可 | 20,000円 |
小学生以下は無料。
オーナーさんのテントを休憩所として開放中。
薪ストーブやテレビ付きの快適テントも自由に利用することができます。
2023年冬までは、薪の使い放題込みでのサイト料金だったのですが、たくさんあった薪も全て利用されて品切れに。使い放題は終わってしまいましたが、薪は販売しているので、キャンプ場で現地調達が可能です。
今は仕入れ値と変わらない価格で、使った分だけ別料金がかかります。
太めの薪1本100円。以前利用した人は、変更になっていますのでご注意下さい。
サイトは場内の好きなスペースを選ぶことができます
利用したのは 美々川のほとりが味わえる場所
訪れた日は、オーナーさんのテント以外はなかったので、サイトは選び放題。
美々川の景色を楽しむために、一番川に近い場所を選びました。
川近くはスペースがそれほどないので、車は荷降ろ後に、別の場所へ移動させました。
場所によってはオートキャンプも可能です
こちらは川を見下ろせる、少し高い場所。
平らで木々も少ないので、サバティカルスカイパイロットTCのような大きなテントも設営できるスペースです。
冬季は除雪もしてくださっているので、すぐに設営可能。車の横付けもできる広さです。
林間が味わえるスペースもあり
太めの高い木々が複数あるので、ハンモック泊も可能。
夏は緑が茂り、木陰が楽しめます。
コンパクトなテントなら、林間設営も良さそうですね。
オーナーさんの常設テント
煙突が出ているテントが2つあるのですが、1つはアウトドアサウナ。もう一つは薪ストーブとテレビも設置されている休憩所のテント。
その他にも2つのテントが設営されていて、全部で4つのテントがありました。
カヌー体験した方の体を温めるための休憩所として薪ストーブで常に温かく保たれていて、テレビはBSも観れる快適さです。
野営好きの方におすすめ 自然がそのままの場所です!
夕陽がさした風景。
美々川の反対側に夕日が沈みます。
空が広いので夕焼けも美しかったです。
寒さが作る幻想的な風景が満喫できました
夕方からすでにマイナス15℃の冷え込みで草木が白くなり、川には「けあらし」が発生していました。
川岸にある草にびっしりと付いた霜。
空気中の水蒸気も凍りつく寒さでした。
積雪が多い地域ではありませんが、寒さは厳しいかもしれません。
薪の使い放題!(滞在中に使用分)→1本単位で購入へ
以前まではサイト料金に薪が使い放題が含まれていましたが…
アウトドアサウナの他、オーナーさんの薪ストーブも複数あり、薪は豊富に蓄えられていましたが、利用者も多く、これらは全て使われたそう。
現在は、サイト料金に使い放題は入っていませんが、1本単位での薪の購入ができます。
薪割り機も薪棚側にあり、太めの薪もその場で細く割ることもできます。
冬に薪ストーブを楽しみたい方、焚き火は欠かせないという方も、現地調達できるのは嬉しいですね!
2023年は施設・設備がバージョンアップ予定
現在は自宅のお庭を開放しているプレオープン
オーナーさんのご実家だったお家の敷地を開放。
現在はオーナーさん私物の車や車庫、倉庫などが点在していますが、本格営業へ向けて撤去予定だそう。
炊事場あり ※2023年1月時点での様子です
炊事場は、ご自宅横に専用のシンクが作られていました。
排水や洗い物ができるのですが、1月に利用した日はマイナス20℃。
日中のやや気温が高くなった時間でしたが、それでも蛇口が凍ってひねることができませんでした。
オーナーさんが、やかんの熱湯をかけて水道の蛇口の凍りを溶かしてくれました。
「洗い物するなら、家の給湯器のお湯をホースから出すこともできるよ」という手厚いおもてなし。
こちらの炊事場も、後々リニューアルされる予定だそうです。
トイレはご自宅内
オーナーさんの許可を得て、ご自宅のトイレを撮影させていただきました。
夏は手作りされたトイレが屋外にもあるのですが、冬はオーナーのご自宅にあるトイレを利用者へ開放。
玄関にはストーブも用意され、夜中も自由に使えるように開放してくださっています。
電源レンタルも可能
自宅から引かれた電源コード。
利用できる範囲があるかもしれませんが、電源レンタルの相談も可能。
気になる方は、事前にご相談くださいね。
灰捨場
通路脇に灰捨場がありました。
アウトドアサウナ
宿泊料金内で、アウトドアサウナの利用が可能。
カヌー体験ができます
宿泊者はカヌー体験も無料で可能。
キャンプサイトからの眺めも良いですが、川下りしながらの自然満喫も格別でしょうね!
寒い季節にも、体を暖められるように休憩所テントがあるのも嬉しい。
実際にカヌーを楽しんでいる様子は、マエダ夫婦さんの動画でご確認ください。
オープニングのオリジナルソングが印象的なこちらの動画。
撮影地は、こちらの美々川プライベートキャンプ場です。マエダ夫婦さんの美々川カヌー下りのシーンは17:24からです!
■美々川カヌーガイドライン>>https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/files/00007300/00007369/20230131105845.pdf
※親水公園より下流には、公共のカヌーポートはありません。
2023年サイトがバージョンアップします!
今後、スタンドファクトリーさんが正規代理店をしているイージードームが設置予定。
グランピングの許可申請も終わり、手軽に宿泊できるプランも誕生するそうですよ。
苫小牧のフェリーターミナルも近いので、道外からの利用者も利用しやすい場所です!
注意事項
焚き火
直火は禁止
薪は場内にある薪棚から使う分だけ持ち出しOK!
花火
要相談
ペット同伴
同伴可
犬好きのオーナさんで大歓迎だそうです!
周辺のお店&温泉情報
最寄りのお店と営業時間
千歳市街と苫小牧市街の間にある植苗。
キャンプ場近くまで行くと、コンビニなどがないので、市街地で食材調達してからキャンプ場へ向かってくださいね!
「PASTIME FACTORY」
同じ苫小牧市内でも少し離れていますが、キャンプ好きなら寄りたくなるアウトドアショップです。
約21Km 車で35分の場所にあるおすすめのキャンプギアショップ
所在地 | 北海道苫小牧市糸井143-23 |
営業時間 | 11:00~17:00 水曜日定休日 |
Instagram オンラインショップ | https://www.instagram.com/pastime.factory/ https://pastime002.stores.jp |
新千歳空港温泉
キャンプ場から一番近い温泉が、新千歳空港国内線ターミナルビルの4階にある温泉ということが驚きですね。
大浴場と露天風呂もあるナトリウム塩化物泉ですよ!
8.8km 車で約12分
所在地 | 北海道千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル4F |
営業時間 | 10:00~翌朝9:00 |
日帰り入浴料金 | 1,800円 入浴料・浴衣・バスタオル・フェイスタオル・館内利用料金 |
公式HP | http://www.new-chitose-airport-onsen.com |
鶴の湯温泉
明治初期開湯の由緒ある温泉。苫小牧の隣町、安平町の温泉です。
石鹸、シャンプーの備え付け、タオルなどは持参が必要です。
11.1km 車で約15分
所在地 | 北海道勇払郡安平町早来北町5番地 |
営業時間 | 10:00~21:00 ※火曜、水曜定休日 |
日帰り入浴料金 | 中学生以上530円 |
観光協会HP | https://www.abikan.jp/spot/s02_tsurunoyu/ |
利用してわかったこと 感想まとめ
新千歳空港や国道36号線が近い場所とは思えない風景
飛行音、走行音と 野鳥の鳴き声!?
テント奥に見えるのは、36号線の交差点の明かり。
木々の葉が落ちて緑が少なくなると、国道を走っている車の明かりも木と木の間から見えました。
昼間は上空を飛行機が通過するため、正直にお伝えすると、音が気になるという人も中にはいると思います。
それでも見渡す限り美々川がある美しい風景と、時折訪れる野鳥の姿。
来場した日は、上空を白鳥が隊列で飛んでいく様子も見えました。
すぐ近くにある親水公園にも白鳥が飛来しているなど、ウトナイ湖も近く、本当にたくさんの野鳥がいるのです。
緑が多い季節も良いですが、私のおすすめは冬!
緑が多い季節も、川と緑と空の風景が良いのですが、夏は川辺ということもあり、虫(蚊)が多め。
虫が苦手という人には、春、秋、冬がおすすめです。
特に薪ストーブや焚き火で暖まりたい寒い季節に薪の使い放題があるなんて、最高ですよね!
貸し切りもできるプライベートキャンプ場
あまり人に知らせたくない 秘密にしておきたいキャンプサイト
現在は、整備前のプレオープン営業。
そのため、私有地をお借りしてのキャンプという趣です。
それでも、アウドドアサウナファンや野営場好みの方に好評で、2022年は15組ほどの来場者があった日もあったそう。
リピーターさんがすでに多いのも、このオーナーさんの細やかなお気遣いや自由度の高さからだと納得。
雪が比較的少ないエリアなので、除雪なしですぐに設営したいという人にもおすすめサイト。
もし行って見たいと思った方は、ぜひ予約して利用してみてくださいね!
今後キャンプサイトの施設も充実するので、最新情報は公式HPやInstagramでご確認くださいね!
今回も最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。
北海道キャンプ、楽しみましょう♪
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
参考リンク
美々川プライベートキャンプ 公式HP・Instagram
公式HP>>https://www.bibirivercamp.com/
Instagram>>https://www.instagram.com/bibirivercamp/
ポジラボでは北海道のキャンプ場情報を発信しています!
■Twitter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
「北海道 極上キャンプ本が 2023年春に北海道新聞社より出版
北海道がもっと楽しくなる情報を詰め込んだ1冊になっています。
ポジラボ撮影写真も多数掲載、記事は90P以上担当しました!