旭川市21世紀の森ふれあい広場は、旭川市街から離れた場所にある大きな森に囲まれたキャンプ場です。
21世紀の森内にある道は、一周約14km!
焚き火禁止ということで、焚き火愛好家にとっては残念ですが、予約不要で格安。
そしてびっくりするほど綺麗な芝生でキャンプができます。
フリーサイトと言っても、ほぼセミオートで利用ででき、区画がないのでグループキャンプにもおすすめの場所。
隣との距離も広く、お客さんのマナーも良く、よい印象しかありません。
どのキャンプ場も激混みだった7月の4連休。予約もせずに、こんなに快適なキャンプができたと、誘った友人家族にもとても喜んでもらえました。
この記事では、キャンプ場の施設や魅力を徹底解説!21世紀の森にある2つのキャンプ場「ふれあい広場」と「ファミリーゾーン」の違いなども写真を交えてお伝えします!
2019年までキャンプ場利用が無料だっとは思えず、現在の料金も格安すぎる場所でしたよ!
キャンプ場利用に予約は不要!
\5月1日オープン予定です!/
旭川市21世紀の森「ふれあい広場」の魅力まとめ
- 予約不要で利用できる
- 大人一人300円と格安
- 中学生以下のお子さんは無料
- デイキャンプは無料!
- チェックインは10時からOK
- 平らで設営しやすい芝サイト
- 利用者が少なめで、サイトが広々と使える
- 段状になっているので他の利用者との距離がある
- 立派なドッグランサイトがある
- ドッグランを無料で使用できる
- キャンピングカーの充電が可能(有料)
- 展望台がある
- 炊事場には洗濯が可能なシンクがある
- ゴミの無料回収がある
- 管理人の巡回あり
熊情報に注意は必要ですが、快適なキャンプが楽しめるキャンプ場でした!
- 焚き火禁止
- トイレ、炊事場は1箇所のみ
- ファミリーゾーンとは離れいているので場所に注意
- 以前までは無料でしたが、現在は受付が必要で宿泊は有料です。
※ファミリーゾーンや森の湯、ログハウス・タルハウスについては、記事後半にまとめて記載しています。
キャンプ場の様子を動画で知りたい方はこちらをチェック!
北海道のキャンプ場ってこんなに広くていいな〜とついつい思ってしまう場所だと思いますよ!
旭川市21世紀の森「ふれあい広場」までのアクセス&駐車場
旭川市21世紀の森キャンプ場は6つのエリアがあります
旭川21世紀の森のほぼ中央にはペーパンダムがあり、小川を流れる水の音も聴こえる自然がいっぱいの森です。
21世紀の森は、大きく6つのエリアに分かれています!
①宿泊研修ゾーン ・タルハウス ・ログハウス(通年営業) |
②せせらぎ交流広場 ・サッカー場 ・ドッグラン ・パークゴルフ場 |
③森の湯 ・温泉 |
④ファミリーゾーン ・キャンプ場 ・ワンワンハウス ・バンガロー ・キャンピングカーほっとステーション |
⑤21の森 自然体験ゾーン ・フリーサイト ・森林学習展示館 ・キャンピングカーほっとステーション ・中鶴根山展望台(標高678m) |
⑥ふれあい広場※こちらを利用しました ・フリーサイト ・ドッグラン ・ドッグランサイト ・キャンピングカーほっとステーション ・展望台 |
④⑤⑥にキャンプサイトがあるのですが、私達が利用したのは「ふれあい広場」で、3つの中でも一番広く、新しいエリア。
車中泊に人気なのは、ペーパンダムが見える④の「ファミリーゾーン」で、⑤の「21の森 自然体験ゾーン」は団体受け入れ用で一般キャンプの利用は基本受け入れをしていません。
とても広く、キャンプ場へ向かう道の途中には、熊出没注意の看板がいくつもありました。
その看板の付近は熊の通り道で、よく熊が現れるそうです。そのため、キャンプ場は有刺鉄線で囲われています。
所在地
■北海道旭川市東旭川町稲穂904番地
ファミリーゾーンからは約2km離れています。ナビは「旭川21世紀の森ふれあい広場」で入力。
総合案内所にするとファミリーゾーンへ行ってしまいます。こちらでも受付は可能ですが、別エリアですので、お間違いのないようお気をつけください。
アクセス
- 旭川北ICから約21km(車で約45分)
- 旭川中心部から約28.5km(車で約50分)
- 旭山動物園から約19.3km(車で約30分)
【注意】ふれあい広場には、受付場所がありません!
キャンプ場手前のログハウスを経由してください
ふれあい広場へ向かうと、約1km手前にログハウスがあり、そちらでキャンプ場利用の受付ができます。
大きな看板があるので、見逃すことはありません。
(総合案内所がある「ファミリーゾーン」でも受付は可能です。)
お問合せ先
■総合案内所:0166-76-2454
■ログハウス:0166-76-2108
旭川市21世紀の森「ふれあい広場」 基本情報
営業基本情報
営業期間
5月1日から11月30日※積雪状態により変動あり
チェックイン
9:00
チェックアウト
10:00
デイキャンプ
9:00〜16:30
管理人駐在
9:00〜16:30
予約不可のキャンプ場です
ふれあい広場は約50張りできる広さ、ファミリーゾーンには約20張りできる広さとあります。
実はそれ以上に設営できるスペースがあるので、満場で利用できなかったということは過去にもないそう。
私が利用した日も50組150人ほどの利用でしたが、まだ空きスペースはたくさんありましたよ!
受付方法
チェックイン手続き
この他に、利用日を記入した「キャンプ利用許可証」があり、車のダッシュボードに提示する手続きになっています。
チェックアウト手続き
ログハウス玄関前に、イエローフラッグ回収箱があるので、こちらにフラッグを入れれば、チェックアウト完了です。
旭川市21世紀の森 ふれあい広場キャンプ場 サイトの様子と使用料金
利用料金 格安です!
大人 | 300円 |
高校生 | 200円 |
大人一人1泊300円。テントとタープの使用数は受付時に報告しますが、あくまでも利用人数にかかる料金です。
しかも、中学生以下のお子さんは無料!
中学生以下なら親子4人で利用しても600円。さらには、デイキャンプが無料と格安ですよ!
セミオートスタイルでキャンプができます!
展望台まで続くキャンプ場の中央の道の左側がフリーサイト、右側がペット同伴サイトとキャンピングカーサイトと駐車場です。
フリーサイトは4箇所あり、それぞれ駐車スペースがあります
傾斜にできたキャンプ場。サイトが4段に分かれており、それぞれに駐車スペースがあります。
各駐車場には、上から16台、6台、4台と8台、12台駐車できるように白線が引かれ整備されています。
どのエリアも驚くほど綺麗に芝が整っており、平ら。
駐車場のすぐ隣に設営できたので、オートサイト状態!
このサイトを大人2人で600円ですから、格安ですよね!
この日はグループキャンプで利用したのですが、区割りがないので、テントやタープを自由に配置できるので、それも使いやすかったです。
ペット同伴サイトが広い! ドッグランサイトも空いていれば使えます!
さらに驚いたのが、反対側にあるペット同伴エリア。
2020年まではネットでの囲みだったそうですが、2021年から木の柵にバージョンアップ!
全部で12サイトあり、1〜6番が特に広く、その隣にはドッグランもありました。
この柵内で、犬たちと自由にキャンプ!
ドッグランサイトの番号指定の駐車場も近くに用意されています。
ここまで整備されていて、サイト利用の割増料金はありません!
普通のキャンプ場なら安くても2000〜3000円はしそうですよね。
キャンピングカーの充電が可能(1時間100円)
キャンピングカーがオーニングを出して設営できるエリアがあります。
電源サイトはありませんが、トイレの両脇には電源が使えるほっとステーションがありました。
1時間でも給電できたら便利ですよね!
このような給電ブースは、ふれあい広場以外にもファミリーゾーンにもありました。
使用したい方は、受付で事前に利用希望を伝え、使用方法や注意点を確認してからご使用ください。
レンタル、売店はありません
旭川市21世紀の森キャンプ場には、キャンプ用品のレンタルや売店はありません。
トイレ前に自動販売機が1台あるだけです。
食材や飲み物は必ずご持参くださいね。
旭川市21世紀の森 ふれあい広場キャンプ場の施設・設備
ふれあい広場キャンプ場の施設・設備
ふれあい広場内に 管理棟はありません!
ふれあい広場内に管理棟はありません。
ログハウスか、ファミリーゾーンにある総合案内所で、チェックイン手続きを行ってから来場ください。
トイレ
トイレ棟は1箇所。男女別でとても綺麗でした。
トイレは全て洋式で、女性の個室は3室ありました。
ウォシュレット付きではありませんでしたが、新しいトイレでしたよ!
洗面所も綺麗に使われています。
多目的トイレもありました。
炊事棟
炊事棟は1箇所だけ、キャンプ場のほぼ中央にあります。
炊事棟は1箇所ですが、水が飲める水場は、トイレの横と展望台にも1つずつありました。
混み合うお盆の季節は、炊事棟横の広場にもテントが設営されるそうです。
どのサイトからも、炊事棟が見えるのがポイント。
蛇口は全部で6つでやや少なめです。
それでも、利用者がどれくらいいるのかを自分のサイトからも確認できるので、タイミングを少しずなどして利用が可能。
待ち時間なくスムーズに使用できましたよ。
▼洗濯可能なシンクまでありました!
長い時間占領してしまう洗濯物を遠慮してほしい旨の禁止ルールはよく見かけますが、洗濯用に深めのシンクが用意されているのは凄い!
旭川市21世紀の森キャンプ場は、長期滞在者にも優しいキャンプ場です。
東屋が3つあります
ペット同伴サイト側に、東屋が3つありました。
専有は禁止されていますが、タープを持たずにデイキャンプするなら、東屋があると便利!
ふれあい広場には木陰がほとんどないので、日よけは重要です。
灰捨場・ゴミ回収
▼炭入れは炊事棟の隣にあります
▼トイレ前に空き缶、ペットボトルのゴミ箱あり
▼分別すれば、ほぼ全て回収してもらえます!!
▼ログハウス前にあるゴミ回収 こちらに捨ててから帰宅しました
ふれあい広場内には、ゴミ回収コーナーはありません。
イエローフラッグを返却するために、総合案内所かログハウスには立ち寄りますので、その際にごみ捨てができますよ!
遊具・広場
ペット専用のドッグランはありますが、遊び専用の広場はありません。
その代わりにテントサイトの芝は使い放題!(※周りの利用者に配慮は忘れずに)
4連休初日という、他のキャンプ場では予約がとれないくらい利用者が多い時期でも、これだけゆとりがありました。
遊具はありませんが、広い場所を選べば様々な遊びができますよ!
展望台があります
21の森自然体験ゾーン内には、より本格的な中鶴根山展望台があるのですが、ふれあい広場内にも展望台があります。
残念ながらここの展望台は木に囲まれていてペーパンダムも見えません。遠くに高い山々がありました。
展望台近くには駐車スペースもあり、車でも上がっていくことができます。
この場所は、炊事棟やトイレからも距離があり、テントの設営は禁止です。
ただし、混み合う時期はこちらの広場で遊ぶことができますよ!
注意事項
焚き火が禁止です
綺麗な芝を保つために、21世紀の森キャンプ場では焚き火は禁止されています。
火消し壷を芝の上に置いて焦がされている事例もあるようですので、炭を使用される場合も取り扱いには気をつけくださいね。
熊出没注意エリアです
キャンプ場内に、熊が立ち入ったことはほぼないそう。(過去に冬期間にあったそうです)
ただし、キャンプ場外の道路付近では熊の目撃もあり、生息地であることは間違いありません。
そのため、管理人さんは夜間も含め、有刺鉄線の確認と利用者のマナーを巡視していました。
利用者が全くいない日にテント泊するのは、やや怖いかもしれませんね。
※就寝時などには匂いの出る食べ物の管理に、十分注意してください。
花火
花火は手持ちに限り、駐車場などの指定場所で可能です。
サイトでは禁止となっていますので、ルールを守って楽しんでください。
ファミリゾーンは 車中泊の方におすすめエリアでした!
ふれあい広場でのキャンプを終え、その後「ふれあい広場」から約2km離れた場所にある、「ファミリーゾーン」を見学取材してきました!
キャンピングカースペースからの景色がいい!
一番のロケーションは、タープ設営なしの車中泊エリア
軽自動車専用エリアがあったり、線で区割りされたりときっちりしたルールがありますので、利用の際にご確認ください。
近くにはトイレ棟もありました。
オーニング使用、テント設営可能エリアもあります
こちらのエリアは、テントやオーニングの使用がOKな場所で、ペットもOKと、比較的自由度が高めです。
テントサイトからは ダムの景色が少しだけ見えます!
テント収容 20張
かなりの傾斜にあるテントサイト。こちらも4段に分かれています。
一番下のエリアは駐車場からの距離が近いのですが、それ以外の場所は荷物運びが大変そう…
全体的に暑さからか芝は枯れていましたが、上段は木陰があり、緑がいっぱいでしたよ。
荷物が少ない方は、ぜひ高い場所に設営してみて下さい!
バンガロー(6人用)が8棟あります
■日帰り(10時〜16時) 1時間 310円 ■宿泊(16時〜翌10時) 4,720円 | 水洗トイレ 流し台 電気コンロ 冷蔵庫 調理器具 |
ペットと一緒に過ごせるワンワンハウスは1棟だけ!
こちらのワンワンハウスも囲みがあって、自由に過ごすことができます。
こちらの施設も綺麗で使いやすそうでした!
大きな炊事場
この他に、もう1箇所あります。
トイレ
多目的トイレはありませんでしたが、ふれあい広場とほぼ同じトイレ。
キャンピングカーエリアにもう1棟トイレがあります。
事前申し込みでバーベキューエリアが使用できます
ゴミの無料分別回収をしています
以前までは、ゴミの回収はしていませんでした。しかし問題が…
広い森にゴミを捨てて帰る利用者がいて、そのゴミ回収が大変だったそう。
しかもその森には、熊が生息。人間が出したゴミの味を覚えられてしまっては大変!
キャンプ場利用者への危険も高まってしまいます。
ゴミ回収の手間はかかりますが、無料回収を始めてからは、森へのゴミの投棄はなくなり、以前よりポイ捨ては改善されたとのこと。
自然の中でアウトドアを楽しませてもらっている自覚と責任をもって、食べ物を管理したり処理する必要があると改めて感じたお話でした。
通年営業のログハウスがあります
受付時に立ち寄ったログハウスには、10畳の広い部屋が4室あり、通年で宿泊が可能。(正月休みあり)
トイレはウォシュレット付きで、自炊ができるキッチンや食器も揃い、コインランドリーで洗濯も可能。
対応してくださる管理人さんもとても親切でした!
このログハウスの宿泊料金にも驚きました。大人1泊750円!(高校生以下460円)
醤油樽を利用して作られた タルハウス(1棟2〜3人用)
ログハウスの隣にあるタルハウス。すぐ近くには、炊事棟とトイレもありました。
こちらの宿泊は、780円(高校生以下460円)です。
100円で入浴できる温泉「森の湯」があります!
【注意】せっけん・シャンプーの使用は禁止されています
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉の温泉が楽しめる温泉施設があります。
ただし、浴槽とシャワーのみ。石鹸やシャンプーの使用ができません。
ファミリーゾーンから近く、ふれあい広場キャンプ場からは約2km離れた場所にあります。
■利用料金
以前までは無料でしたが、現在は中学生以上100円です。
■日帰り入浴時間
13時〜20時
時間的に、宿泊してチェックアウト後の入浴はできないのが残念ですね。
アドセンス スポンサーリンク旭川市21世紀の森キャンプ場を利用してわかったこと 感想まとめ
3箇所のキャンプ場のどこがおすすめ?
ファミリーゾーンとふれあい広場のどちらを利用するか迷っている方もいるかもしれませんね。
ポジラボ的には「ふれあい広場」がおすすめです
両方を見た私の意見は、ふれあい広場。
平成18年に新しくできた施設で比較的新しく、使いやすかったです。
開放的なサイトで日陰が少ないのがデメリットですが、テント設営可能数が50張と「ふれあい広場」の方が広く、セミオート、オートキャンプが可能なので、おすすめ!
車中泊なら、「ファミリーゾーン」
ファミリーゾーンにある、車中泊エリアからダムの景色が楽しめます。
ガイド本には、利用数が多いのはファミリーゾーンと記載されているのですが、車中泊利用が多いからかもしれません。
それでも、椅子やテーブルを広い芝サイトを使って楽しみたいなら「ふれあい広場」の方が使いやすいのでおすすめ!
予約不要で利用できることからも、今後は利用者が増えると思いますよ。
ペーパンダムはどこから見える?
ふれあい広場の近くからも少しだけ見えました
ふれあい広場は森の中にあるため、傾斜があって空は広く見えるのですが、残念ながらダム湖は木に隠れて見ることができません。
こちらの写真は、ふれあい広場キャンプ場の入口入ってすぐの左手にある空き地から撮影した写真です。
風が弱く、リフレクション(反射)している景色が綺麗ですね!
7月の4連休の初日でも こんなにゆったりグループキャンプができました!
しかも予約不要ですよ!
予約なしで利用できるキャンプ場。
4連休で天気予報もよい日だったので、混雑も覚悟しましたが、この広さ!
友人のテントとの配置も自由に決められ、とても広くゆったりと過ごすことができました。
場所がやや奥まっていることと、焚き火禁止ということで利用を避けている方もいるかもしれませんが、ここはペットと一緒に利用したい方やキャンピングカー利用者、北海道長期旅行者にもおすすめの場所でしたよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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