盗難被害は自分には関係ない、そう思いながらこれまで色々なキャンプ場でキャンプを楽しんできました。
でも、残念ながら自分が利用したことがあるとても身近なキャンプ場で盗難事件が起きてしまいました。
少し前にも札幌の人気キャンプ場でも盗難があり、注意喚起をしていたのを知ったので、そろそろしっかりとした対策が必要だと、危機感を感じました。
この記事では、被害に遭われた方の体験談やすでに対策をしている方の経験や知恵を元にまとめました。
今からできる盗難被害防止対策
- 防犯性の高いキャンプ場を利用する
- 管理人24時間駐在の場所を利用する
- 人の出入りが多い、よく目につくサイトを利用しない
- 夜は外に置きっぱなしにせずに、テントや車に片付ける
- 車の鍵は必ずロックする
- サイトを空ける時間を長くしない
- サイトを空けるときは、人気を感じさせる工夫をする
- SNSでリアルタイムのアップを避ける(所在地を明かさない)
- 防犯アイテムを購入する
- 防犯意識を持って行動する
防犯対策の目標はここ!
■犯罪発生の3要素(犯罪が起きる条件)
「日常活動理論」(アメリカの犯罪学者マーカス・フェルソンローレンス・コーエン)
①動機づけられた犯行者
②適当な標的
③有能な監視者の欠如
これらの犯罪発生の3要素が揃わなければ、犯罪は予防できるという研究です。
これらを元に整理すると、犯人側の心理は、
①犯行に労力や時間、費用がかかる場合、リスクが高いため窃盗できない
②防犯意識をもった行動と防犯アイテム等による対策がされている場合、狙いやすい標的が見つからない
③監視体制の強化により、捕まるリスクを考えて犯行には及べない
3つの発生要素が揃わないよう工夫することで、犯罪防止に近づけるはずです!
ぜひ、今すぐできることから対策してみてくださいね。
大事なギアを守る防犯対策①できることから始めよう【行動編】
防犯アイテムを使わなくても、すぐにできる対策があります。
それは、防犯を意識した行動です。
防犯対策① 防犯性の高いキャンプ場を選ぶ
時間外 入場不可のゲートありのキャンプ場を利用する
キャンプ場利用者による犯行ではない限り、夜間の侵入が考えられます。
夜間にゲートが封鎖されるキャンプ場は、簡単に車は進入できません。
キャンプ場にあるゲートは様々で、入場に管理棟に予約者であることを伝えたり、予約時に伝えられた暗証番号を入力したり、受付時にもらったゲートリモコンやカードが必要な場所があります。
温泉や買い物で出入りする場合は、やや面倒に感じるかもしれませんが、ゲートを突破してまでの危険を負って窃盗を計画するのは大変。
労力が多いほど、窃盗の確率は下がります。
車移動の騒音を出さないために、夜間の車移動の自粛を呼びかけるキャンプ場やチェーンをかけるだけの閉鎖もありますが、誰にでも簡単に避けられるものでは効果はそれほどありません。
下に紹介した場所は、私が利用した中で、暗証番号やゲートリモコン、カードが必要な入場ゲートがあるキャンプ場です。
- 十勝エコロジーパークオートキャンプ場
- いわないリゾートパークマリンビュー
- オートリゾート苫小牧アルテン
- オートリゾート滝野
- マオイオートランド
- グリーンステイ洞爺湖
- 滝里湖オートキャンプ場
- 美笛キャンプ場
- いわみざわ公園キャンプ場
- ビレッジ大滝キャンプ場
リモコンやカードがあっても、時間外に操作できないキャンプ場もあります。
また、動物の侵入を避けるために、夜間は駐車場を閉鎖し、電柵で囲われているキャンプ場もあります。
防犯カメラが設置されているキャンプ場を選ぶ
キャンプ場内に設置された防犯カメラ。
見られているという意識があるのは、抑止効果になりますね。
今後、キャンプギア盗難の被害が増えるようであれば、各キャンプ場もこのような対策が進むかもしれませんね。
管理人24時間駐在のキャンプ場を選ぶ
不審な車が入場してきたときに気づいてもらえたり、早急に対応してくれる24時間体制は安心。
どのキャンプ場ガイドにも管理人の駐在情報は書かれていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夜間、スタッフさんがパトロールで回っているキャンプ場もありました。目を光らせている場所という安心感があります。
北海道の最新ガイド本を要チェック!
▼最新の情報がしっかり反映されている ポジラボイチオシの1冊です
キャンプ場やサイト情報を取材した花岡さんが、現地でわかったことを文章にもまとめて伝えてくれる1冊です。「北海道極上キャンプ」のPRも掲載されてます!
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ロケーション、利用層などを★で評価。冒頭のキャンピングタイムスや各ページ下にある「ここだけの話」を読んで楽しんでいます。
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氏名、住所、電話番号を記入する受付ありのキャンプ場を利用する
予約不要で、誰でも自由に出入りができる受付いらずの無料キャンプ場。
いつでも手軽に利用できることもあり、北海道でも非常に人気の場所があります。
しかし、窃盗のリスクが少ない場所ほど、犯行のハードルは下がります。
チェックインのために、ゲートを通り、受付が必要、支払いが必要、予約が必要と、手間が多ければ多いほど狙いづらくなりますよ!
衝動的な窃盗以前に、無料の管理人不在のキャンプ場は、転売目的での盗難の犯行者が狙いやすい場所と言われていますので気を付けてください!
防犯対策② 防犯を意識してサイト選びをする
犯人の心理を逆に読んで、どこなら犯行が面倒で大変か、リスクがあるかを考えて場所選びをしてください。
人が多く出入りするフリーサイトを避ける
昼間からギアの品定めが始まっているかも⁉
人の目が多ければ、相互に監視状態になって良いのでは?というご意見もあると思います。
ただし、フリーサイトの場合、テントとテントの間を通る人はいませんか?
非常にサイトの近くまで来てサイトを見ることができる。また、テントがたくさん設営されいてる場合では、他のテントにより見通しも悪いため、死角も多め。
どんなギアを持っているのかを覗かれないように設営するのも方法の一つ。
人目がつく場所に、キャンプギアを並べて楽しんでいるスタイルの方は、必ず夜は片付けてくださいね!
誰でも自由に出入りができるキャンプイベント・フェス、人が混み合う人気のフリーサイトは、注意が必要です。
誰もいない場所を避ける
誰の視界にも入らない、死角に設営。
あえて静かな時間を過ごしたくて、そのような場所を好んで選ぶ方もいるかもしれません。
人通りがなさすぎる場所も、抑止力になる他のキャンパーの監視の目が届きません。
他の利用者との距離感を考えて選んでくださいね!
簡単に車が入って来れない場所に設営する
暗い時間の林間サイトは、車の走行は大変。
テント近くまで明かりを付けずに侵入してくるのは不可能です。
車が入ってきたら、砂利の音がするなどの場所も比較的狙われづらい場所かもしれません。
炊事場やトイレから見える範囲に設営する
犯行は夜だけに限らず、日中の可能性もゼロではありません。
貴重品を入れた鞄を持ち歩くことも大切ですが、さすがに、ギアを持ち歩くことは難しい。
トイレに行く度にキャンプ道具をしまうのも大変ですよね。
トイレや水場へ向かうのに、往復で何分もサイトを空けるほど広いキャンプ場の場合は、炊事棟やトイレからも自分のサイトが目の届く場所にあると安心です。
ただ、個人的な意見では、トイレ近くは人通りも多いので、避けたい場所です。
キャンプ場利用者の動線をイメージして、サイトを選ぶようにしてくださいね!
防犯対策③SNSでリアルタイム投稿を避ける
InstagramやTwitterなどのSNSでは、お気に入りのギアを紹介することが多いと思います。
レアなギアやお気に入りの愛用品をたくさん投稿しているアカウントの方は、要注意!
リアルタイム投稿は、それらのギアを持ち込んでキャンプをしていることを知らせているようなもの…
たまたまの盗難ではなく、狙われていたとしたら怖い話ですね…
SNSにアップする場合も、場所を明かさない、投稿時刻をずらすなどの工夫が必要です。
また、長期旅行や宿泊がSNSでわかることで、自宅を空けていることを知らせることにもなるので、空き巣被害にも繋がりますのでお気をつけくださいね!
防犯対策④テントサイトを長時間空けない
キャンプ中に温泉へ行く人は要注意
温泉併設のキャンプ場は人気が高く、好んで利用している方もいますよね。
キャンプ中に温泉へ行くために、サイトを長い時間空ける人も多いのではないでしょうか?
温泉へ行ったことを悟られると、1時間程度戻って来ないと予想されるかもしれません。
また、設営が終わってから買い出しに行く、観光へ行くという場合もあるかもしれません。
「グループキャンプなら誰かが残る」「ファミリーキャンプなら時間差で温泉へ行く」などの対策もあります。
人がいない時間が狙われやすいので、できるだけテントサイトを空ける時間が短くなるようにしてくださいね!
どうしてもサイトを空けるなら、人の気配を残す対策が必要
無人になっていると思わせないことが大事!
- 靴やサンダルをテント外に置いて、テント内に人がいるように見せかける
- ラジオや音楽を小さくかけておく
- 暗い時間には、ランタンやライトを付けて明るくしておく
- オートサイトなら車を停めておく
キャンプ場を見渡して、いないと思うテントはどのようなテントですか?
テント内に人がいるかもしれないと思わせるのにはどうしたらよいですか?
そんな視点をもって、できることをしてみましょう!
防犯対策⑤車の鍵は必ず施錠
フリーサイト利用者は、車が見えない位置に駐車されていることもあるかもしれません。
車に置いてある貴重品が盗まれる危険性があります。
「リレーアタック」による車の盗難をご存知ですか?
最近では、車の施錠がリモコン式になったことで、遠隔操作でロックを解除する事例もあるそうです。
オートキャンプの場合は、テント内からも開閉できる距離に鍵があると、簡単に解除できてしまうそうです。
怖いですね!遠隔操作の防止アイテムもあるので、後ほどご紹介します。
防犯対策⑥貴重品は常に持ち歩く
遊具遊びに行く時に、テントサイトをあける時、貴重品は持ち歩いていますか?
目の届く範囲だから大丈夫というときでも、遊びに熱中してしまうかもしれません。
すぐにテントに戻るはずと思っていても、予定外に遠くへ行くことになるかもしれません。
いつでも、小さな鞄やポーチ、サコッシュなどに車の鍵と貴重品を入れて、肌身離さず持ち歩きたいですね。
防犯対策⑦隣のキャンパーと顔見知りになり監視者になってもらう
ファミリーキャンプなら、子どもが勝手に近くのサイトに入ってしまうかもしれません。
テントの張り綱に引っ掛かっている子どもをよく見かけます。
焚き火の煙やランタンの光が、隣にも影響を与えるかもしれません。
フリーサイトなら、「ここ大丈夫ですか?」と自分が設営することを挨拶がてら声をかけたり、区画サイトでもタイミングをはかって挨拶をしておきたいところ。
初めに挨拶しておけば、何か困ったときに助けてくれるかもしれません。
自分がサイトを空けたときに、見知らぬ人がウロウロしていたらきっと監視してくれますよ!
一期一会。お互いに楽しいキャンプになるためにも、気持ちよく過ごすためにも、お隣さんとの関係を大事にしたいですね!
大事なギアを守る防犯対策②効果的な道具を用意しよう【アイテム編】
不安な気持ちがあるのは、キャンプしていても気持ちが休まりません。
しっかりと対策しているという安心感があるだけでも、良いかもしれません。
防犯アイテムがあることで、犯人を寄せ付けない抑止効果が期待できます。
気の緩みが犯罪を近づけるかもしれないので、対策していることを示す意味でも効果はありますよ!
※商品リンクは、私が使用しているものではありません。あくまでも、アイテム例として掲載しています。
実際に防犯アイテムとして使用されている方の声を参考にしましたが、購入を検討されている方は、ぜひ他の商品と比較して選んでくださいね!
防犯アイテム①人感センサーライト
防犯対策をしているアピールにもなるとおすすめなのが、人感センサーライト。
暗がりで、急にライトが付いて明るく照らされたら驚きますね。もし動物なら、すぐに逃げ出すと思います。
これだけで撃退は難しいかもしれませんが、手頃な価格で用意できるものもありますよ!
センサーライトに、録画式のカメラがついている商品もありました
防犯アイテム②防犯カメラ
防犯カメラも抑止力にはなるようなのですが、実はこれが犯人逮捕には結び付きにくいという話もあります。
現行犯逮捕ができるよう、モニターで監視できるタイプがよりよいようです。
こちらは屋外用のセキュリテイカメラ 防塵防水で取り付けが簡単
防犯アイテム③防犯ブザー
何かあったことを、近くにの人に知らせるための防犯ブザー。暗がりで犯人と遭遇したときに、どのように対処しますか?
持ち去ろうとしたときに、防犯ブザーのピンが抜けるようにして罠を仕掛けるという方もいました。
防犯タイム④振動検知アラーム 振動センサー 熊よけベル
犯行に及んでいる瞬間に、大きなアラームが鳴ったら抑止できるのは間違いなし!
自爆してしまう危険があるので、それだけはお気をつけください。
防犯アイテム⑤ラジオ
サイトを長時間空ける場合に、人がいるかもしれないと思わせるために音を出しておくのも方法の一つ。
動物を寄せないためにも効果はありそうですね!
※ただし、キャンプ場で音楽やラジオの使用を禁止している場所もあります。使用や音量にはご注意ください。
防犯アイテム⑥動かすと音が出てしまうシート
柔らかい布だと、めくっても音は鳴りませんが、大きくて硬めのシートなら持ち上げたりめくったりするときには音が出ます。
シートに包んでワイヤーで固定しておくという人もいました。
テント内に荷物が入り切らないという人は、音が出てしまうような硬めの素材のシートで包んで隠すことがおすすめです。
防犯アイテム⑦テグス・ワイヤー
簡単に持ち去られないように、何か他のものとワイヤーやテグスのようなもので繋ぐという対策をしている人もいました。
また、テグスやワイヤーで繋がれたギアを動かしたときに音が出て知らせる、アラームやスズ、ベルなどを一緒にくくり付けるという入念な対策をしている方もいました。
※犯人ではない人のトラップになってしまうデメリットもありますので、ご注意ください。
防犯アイテム⑧南京錠
愛用者のおすすめは、ダイヤルロック。鍵を使わずにすぐに使えるので便利。4桁なのでダイヤルでも安心ですね。
登山者のテント泊の防犯対策でもよく使われています。
防犯アイテム⑨GPS機能付きスマートタグ(忘れ物追跡タグ)
我が家で取り入れてみたいと考えているのが、こちらのスマートタグ。
持ち去られても、所在地がわかれば追跡ができます。防水機能付き。
中には、距離が離れて接続が切れるとアラームが鳴る機能のタイプもあり。
ランタンのタンクの中に忍ばせるなどのことができないか、只今調査中です!
防犯アイテム⑩金属製の缶・電波遮断ポーチ
先程取り上げた「リレーアタック」による車の盗難を防止するアイテム。
金属製の缶でも効果があるそうなので、100均にもあるような小さな缶やニベアの空き缶を使っている人もいるようです。
リレーアタック防止を目的に作られた電波遮断ポーチだと、さらに安心ですね。
【番外編】転売価値がなくなるようにギアを加工する
転売できないオリジナルにカスタマイズ
盗むメリットがないものは、盗まれません!
木製のアイテムなら焼印を付けるなど、カスタマイズしたオリジナル品にするのも一つ。
ギアに大きくペンで名前を書くのは、おしゃれさに欠けてしまうので、なかなかできませんが、メルカリに出品された商品をみて、自分のものだとわかる加工があると、戻ってくる可能性もありますね!
中古品でも高値で取引があるギアは危険
犯人は、100円ショップの小物を狙うよりも、高額なギア、入手困難なレアなものや転売価値が高いものを狙います。
「そもそも高価なギアを持ち込むから、窃盗犯に狙われる。盗まれても大丈夫なものだけでキャンプする」という人もいました。
【番外編】キャンプ保険「携行品損害保険」
お金だけ戻ってきても、嬉しくないという声もあるかもしれませんが…
キャンプ中の事故に対する保障だけではなく、自分の持ち物が壊れたり盗まれたりした場合に対応してもらえる「携行品損害保険」が多数あります。
LINE「キャンプ安心保険」
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■野生動物からサイトを守る
窃盗の防犯対策よりも、主に皆さんが取り組まれているのは、「夜間の野生動物によるサイト荒らし対策」ではないでしょうか。
①食材は高い場所に置く、②車に避難させる、③匂いがでないクーラーボックスに収納するなどが大事。
隣の人のテントの荷物が荒らされていたら、周りの人も迷惑です。屋外に出しっぱなしにするのは、キャンプのマナー違反になりますので、気を付けてくださいね!
■朝露や暴風雨からキャンプ用品を守る
天気はいつ変わるかわかりません。
外に置きっぱなしにしていた椅子やゴミ等が飛んで行くことがないように、就寝前には必ずテント内に収納しましょう。
また、寒暖差が大きいキャンプでは、朝露で濡れることが多くあります。
※防犯対策としてのテントへしまうことは、上の2つの観点からも大事なことですね!
【まとめ】できる対策はしておいて損はなし!
キャンプ場運営者、利用者、隣人の協力体制が 強い抑止力になります!
キャンプ場内の道で「おはようございます!」と挨拶してくれたご夫婦。
「YouTubeやられているのですか?ぜひ観ます、さっそく登録しましたよ。」と声をかけてくれた人。
「もしかして、ポジラボのanさんですか?」と声をかけてくれた人。
そんな出会いも、思い出の一つ。
中には、「このテント、どこのですか?中、見せてもらってもいいですか?」「どこのランタンハンガーですか?格好いいですね」と近くのサイトの方から声をかけられたことがありました。
そんなコミュニケーションも、品定めをしにきた人なんで思わずに、一緒にキャンプを楽しんでいる仲間と信じたいですよね!
自分が宿泊した日に、盗難騒ぎがあったら、きっと自分が被害に遭わなくても、心にモヤモヤが残るはず。
宿泊している中に犯人がいるのかもしれないという疑いがかけられるのも嫌ですし…
キャンプギア盗難を抑止、防止することは、キャンプ場にいるみんなとキャンプ場の人とが一体になって、力を合わせて取り組めればよいのではないでしょうか。
【まとめ】キャンプ場で盗難被害に遭わないために
最適な防犯対策は、1つではないと思います。
「これをしておけば安心」というものではありません。
一つだけ言えるとするなら、「防犯に対する意識の向上」これが最善策なのだと思います。
同じキャンプ場にいても、被害に遭う人、遭わない人。おそらく、意識していない人と意識している人の違いが、被害に遭う確率で違ってくるのではないでしょうか。
「抑止」が防犯対策の第一歩!
紹介した防犯対策アイテムも、抑止の役割が大きいと思います。
ガッチリと南京錠で留められたテントよりも、鍵が付いていないテントを狙う方が楽ですし、人感センサーが設置されているとわかれば、防犯対策がされているかもしれないと危険を察知し、敬遠されるかもしれません。
窃盗を試みる犯人も、捕まりたくないという心理がありますから、危険やリスクを犯してまで窃盗はしません。
キャンプ道具を全て収納できる大型のテントがより安全!?
この日、椅子やテーブルはテント内、食材は車内に収納しましたが、ラックなどはそのままにして就寝。
でも、このスタイルは、人混みのあるキャンプ場では危険ですね…
こちらのテントは大型なので、ラックも全て入ります。外に出していたランタンも、就寝前にはテント内にしまいました。
全てのギアが入れられる大きめのテントも、一つの防犯対策なのではと感じました。
✔ 盗まれたくないものは、人が多いキャンプ場へは持っていかない
✔ テント内に収納でき、守れるものだけに厳選する
このあたりも意識して、キャンプを楽しみたいと思います!!
プライベートキャンプ場、1日1組のキャンプ場も良いかも
他の人が一切入れない1日1組だけのキャンプ場や、プライベートな敷地でのキャンプだと安心という声もありました。
多くの人が出入りするリスクを考えると、よりセキュリテイも万全なプライベートキャンプ場も良さそうですね!
今後は、防犯面でも対策をされているキャンプ場のニーズが高まってくるかもしれませんね!
この記事を読んで、これからの参考になれば幸いです。
キャンプ場で大事なギアが盗難にあったら、楽しいキャンプも台無し…
そんな悲しいニュースが少しでも減ればと思いまとめさせていただきました。
キャンパー全員の防犯意識向上!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。