樽前ガロー近くに貸切もできるキャンプサイトがオープン！薪使い放題の林間サイトが最高でした

今回紹介するのは、試運営業中のキャンプサイト「Tree Ture（ツリートゥルー）」。

北海道苫小牧市の樽前ガロー近くにある貸切もできるキャンプ場です。

夏休みに帰省した友人たちとのグループキャンプで利用しました。

お盆の時期は、どこのキャンプ場も人が多く混雑。

予約を取ることも大変ですが、予約不要キャンプ場だと朝早くから場所取りが必要だったり、頑張って場所取りしても専有できるエリアが極端に狭い…

夏休みはファミリーやグループキャンプ利用者が多く、キャンプ場全体が賑やかです。

賑やかさだけならよいのですが、周りからの苦情が入ってトラブルになる可能性も…

とことん友人と盛り上がってキャンプを楽しみたいなら、貸切できるキャンプ場を知っていると便利！

しかも、こちらのキャンプ場は雰囲気が抜群なんです！

誘った友人たちも、この場所を大変喜んでくれました。

この記事では、樽前ガロー近くにできた試験営業中のキャンプ場「Tree Ture（ツリートゥルー）」の魅力と施設情報を写真を交えてたっぷりとお伝えします！

「Tree Ture（ツリートゥルー）」キャンプ場の魅力まとめ

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貸切できるので周りの利用者を気にせずに、伸び伸び過ごすことができる
設営場所などを自由に選べるフリーサイト
駐車スペースが確保できれば、10組利用も可能な広さあり
林間サイトで夏も涼しく過ごせる
多少の雨風があっても木々が守ってくれる
場内をキレイな小川が流れていて、浅いので川遊びも可能
宿泊中利用の薪が使い放題！
大型のビニールハウスは避難基地としても使える
チェックイン、チェックアウトの時間は要相談
トイレ、水利用ができる野営場を満喫できる
ペット同伴OK

※魅力がいっぱいですが、樽前ガロー付近は、熊も生息する森です。
私達が利用した日は出没はありませんでしたが、100％の保証はできません。
食べ物の管理を徹底し、利用直前の出没情報などは必ず確認してくださいね！

ポジラボan

北海道のキャンプ場情報を発信している、ポジラボan(@Possi_Labo)です。北海道で通年キャンプしながら、キャンプ場とキャンプギアをブログ「Possibility.Labo＊ポジラボ」とYouTube「Keitan’s Camp」で発信しています！

これまで訪れた北海道のキャンプ場は100箇所以上になりました。様々なキャンプ場へ行き、その場所の魅力を見つけ、取材したり撮影したりしながら活動しています！

この記事も、他の記事もぜひ読んで、北海道キャンプをもっともっと楽しんでくださいね♪

動画で確認したい方はこちらでチェック！

「Tree Ture」キャンプ場までのアクセス＆駐車場

所在地

■北海道苫小牧市樽前

マップは樽前ガローをさしていますが、そこから約200ｍほどの場所にあります。

現在はグーグルマップ上には記載されていません。

現地へ行く方法については、予約時にオーナーさんとご相談ください。

アクセス

JR苫小牧駅から18.9km（車で約30分）
JR錦岡駅から7.9km（車で約10分）
樽前ガローから約200ｍ
苫小牧西ICから11.5km(車で18分）

駐車場

敷地入り口横にはビニールハウスがあり、その前部分が駐車スペース。

今回は3台駐車しましたが、詰めれば７台ほど停められそう。

テントエリアは広大にありますが、木があって車の乗り入れできるのは、頑張っても軽自動車サイズ。

サイトには乗り入れできないと思っていた方が良いと思います。

公式Twitter・Instagram

>>https://twitter.com/maki_sell_toma
>>https://www.instagram.com/tree_ture/

お問合せ先

上記のTwitterやInstagramのDMよりご連絡ください。

「Tree Ture」キャンプ場　基本情報

営業基本情報

営業期間

検討中

チェックイン

おおよそ午後

チェックアウト

翌日利用者がいなければ15時頃まででもOK

デイキャンプ

要相談

管理人駐在

チェックイン、チェックアウト時に立ち会い
※夜間は不在

予約方法

TwitterやInstagramのDMへ利用希望の連絡をしてください。

1日1組貸切が可能ですが、ソロキャンプでも利用したいという声が出てきて、ソロのグループキャンプにも開放する予定だそうです。

ソロキャン利用希望者が、誰かと日程を合わせて利用できるようにと、男性専用LINEグループと女性専用LINEグループを作ったそうです。
詳しくはTwitterのDMで連絡して詳細をお聞きくださいね。
※LINEグループ登録なしでの利用も可能です！

受付方法

チェックイン手続き

私達は13時に現地で待ち合わせましたが、場所がわかりにくいので、近くのJR錦岡駅や樽前ガローなどのわかりやすい場所で待ち合わせすることもあるようです。

利用希望時間に、オーナーさんと待ち合わせ。

キャンプ施設の使い方や注意などを確認し、現金支払をすればチェックイン完了。

必要であれば、領収証も事前に作ってくれます。

チェックアウト手続き

オーナーさんの都合が良ければ、立ち会いのもとチェックアウトになります。

薪割り台や薪の販売もしています

玉切りの薪割り台を探している方、いませんか？

実物を見て購入できるのは貴重！気になる方は、来場した時にオーナーさんに見せてもらってくださいね。

「Tree Ture」使用料金とサイトの様子

利用料金　※試験営業により変更される場合があります

利用料金は、入場料＋サイト料金になります。

入場料

大人1名	500円
子ども1名	300円

サイト使用料

薪料金込みで2,000円

これは、格安です！！薪料金を支払っているような感覚で、森のサイト全部を貸切できるなんて、なかなかないですね。

※現在は試験営業中での価格ですので、変更される場合があります。

サイトの様子をご紹介

駐車場スペースは　最大７台くらいまでOK

この駐車場奥の森がキャンプサイトです。

車近くに設営すればセミオート

奥に行けば川に近づきますが、トイレや水場が遠くなってしまうので、それほど奥には入りませんでした。

この距離感わかりますか？

大型テントよりも小〜中型テントがおすすめ

広い場所を見つけて、中型テントを2張設営できました。

傾斜を気にしなければ、ソロテントもたくさん設営できそう。

雨が降った後だったこともあり、地面はやや緩めでした。

風はそれほど受けない林間サイトではありましたが、ペグは長めがおすすめです。

38cmペグを使用しました。

木と木の間をすり抜けられれば車両侵入もOKだそうですが

ジムニーのような車なら入れるかも？という感じ。

木と木の間隔がそれほど広くないので、大型車は無理ですよ！

夏でも涼しい林間サイト　木漏れ日が心地よい！

気温は26度を超えていたのですが、木陰が良かった！

出発前積み込み時に感じていた真夏の暑い日差し。

炎天下での積み下ろしと設営撤収が大変な夏キャンプ。

森は虫が多いと敬遠されることもありますが、木陰の下は過ごしやすい気温で良かったですよ！

林間サイトの一番奥には小川が流れています！

場内は広いので、テントがある場所まではせせらぎの音は届いていませんでしたが、小川が絶えず流れていました。

川を見ながら、川のせせらぎを聞きながらのキャンプもできます。

「Tree Ture」の施設・設備

施設・設備はシンプルです

薪を保管しているビニールハウスがあります

雨予報でも、このハウスがあるからとりあえず行こう！と思ってしまうような場所。

夜に虫が多かったらここに移動して夜ご飯にしようという予定もしていたのですが、結局は移動しませんでした。（覚悟していたような蛾はそれほどいませんでした）

熊が怖いという方も、こちらにテントを張るという選択肢もありますよ。

日中の室内温度はかなり高くて、私達は、薪を取りに入ったくらいでほとんど利用しませんでした。

夕方、陽が落ちたころには、ハウス内の温度も適温になってました。

寒さが厳しい季節にも、避難所のように使えるので安心です。

ハウス前後1箇所ずつにライトが付いていて、自分でON/OFFができます。

宿泊利用中は　この薪が使い放題！

長い薪と短い薪。どちらを使ってもOKということでした。

あくまでも宿泊中の場内利用分ですよ！

トイレは簡易水洗の洋式トイレ

男性用トイレの奥に洋式トイレがあります。洗面台の水は使えませんが、鏡があるのは嬉しいですね。

トイレには鍵がかけられます。電気あり。

シンクはありませんが、水が使えます

トイレの近くにある水場。シンクはなく、ホースから出る水が使えます。

地下水。煮沸すれば利用できると思いますが、飲水は持参でというお話でした。

食器洗いや洗面はこちらの水が利用できます。

水が使えるのと、使えないのは全然違うので、あると便利ですね。

水の勢いが良すぎてコントロールするのが大変でした笑

ゴミ回収はありません　灰はこちらの缶へ

遊具類はありません　昆虫探しや川遊びができますよ！

流れが急ではなく、深さもないので、水遊びにちょうどよい場所！

暑い夏はぜひ水遊びができる準備をして行ってくださいね。

クロアゲハチョウが飛んでいました。クワガタ、トンボ、昆虫は豊富にいますよ！

同時に、アブ、クモ、ハチ、蚊もいます！（どこのキャンプ場にもいますよね？）

注意事項

焚き火

焚き火台使用で焚き火OK。木漏れ日から差し込む光と煙がとてもよい雰囲気でした！

花火

周りの草木に気をつければ花火もOK。

ペット同伴

ペット来場大歓迎！もしかしたらドッグランも誕生するかもしれません。

最寄りのお店と苫小牧温泉「ゆのみの湯」

最寄りのお店と営業時間

苫小牧西ICを下りてから、立ち寄ることができるお店です。

北海道樽前工房 (精肉店）	10:00~18:00 ※水曜日定休
ぎょうざの宝永	10:00~17:00 ※月曜日定休日
いせ精肉店	11:00~17:30 ※水曜、日曜、祝日定休
ビッグハウス明徳店	10:00~21:00 日曜9：00〜
スーパーセンタートライアル苫小牧西店	24時間営業

※営業時間は利用前にご確認ください

苫小牧アルテンキャンプ場から8.5km！

一番近い温泉は、アルテンにある「ゆのみの湯」

■営業時間	10:00~22:00 ※休館日は毎月第３水曜日
■入浴料	大人(中学生以上)600円小学生300円
■公式HP	>>https://arten-camp.co.jp/yunomi/index.html

【苫小牧の観光名所】樽前ガローに立ち寄ってきました！

写真好きも多く訪れる　苫小牧のパワースポットです！

マイナスイオンを感じる場所！

苫小牧市自然環境保全地区
樽前ガロー地区

樽前山1667年噴火の火砕流堆積物を侵食して形成したガロー（両岸が絶壁になっているところ）と呼ばれるゴルジュ地形が続いている地域です。
また、切り立った岩壁には60種類以上のコケ類が「じゅうたん」を敷きつめたように張り付き、さらに両岸周囲に天然林が見られるなど特異な自然景観を形成しています。
面積：8.6ヘクタール
昭和54年4月10日指定
現地の看板より

樽前ガロー専用駐車場があります

案内経路図がなく、突然現れた駐車場。広い駐車場があるので、こちらを利用ください。

正式な観光ルート、散策路はありません

「迫力がある岩壁を近くから見たい！」きっとそう思って観光に来る方も多くいると思うのですが…。

崖崩れの危険があるとのことで、進入禁止のロープがありました。

とりあえず橋を渡って、下りられる場所があるのかと、他の観光客が歩いている方向へ200〜300ｍほど歩いてみたのですが、正式に下りられる場所は見つからず…

上から見ようと思ったのですが、草や木が茂っているので見えにくかったです。

崖崩れ危険のため、正式に下りられるルートはありません

※苫小牧市の観光振興課の方ともお話しましたが、
「以前は降りることができましたが、現在は、岩盤の崩落の危険性があるため、川に降りないようにしてください。」とのことでした。

樽前ガローは橋の上からお楽しみください

橋の上からの様子は、YouTubeで公開！

キャンプ場利用前に知りたい注意点と貸切のメリットまとめ

利用前に知りたいキャンプサイトの注意点

注意点① 地下水のため、飲水持参推奨です

注意点②トイレはシンプルな簡易水洗のみです

注意点③熊も生息する森です　ゴミの管理等には気をつけて

注意点④季節によっては　虫の大量発生があるかも

注意点⑤場内に明かりはありません　ランタン等の用意が必要です

事前に知って対策や準備ができればいいですね。

熊については、「出ますか？」と聞かれても、「私達が利用したときは問題ありませんでした！」としか答えられません。

樽前ガローには「熊の活動が活発化する朝夕の行動は控えて」とありますが、その朝夕も野外にいるキャンプ。

生息地であることは理解しつつ、最大限の対策はしておくと安心です。

貸切キャンプ場の魅力＆メリットは？

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魅力①貸切で混雑知らず　周りを気にせずキャンプに集中できる

魅力②林間サイトは夏も涼しく過ごすことができる

魅力③多少の雨風があっても安心　大きな木の傘の下のようでした

魅力④場内を小川が流れている！

魅力⑤薪が使い放題！

魅力⑥ビニールハウスが避難小屋のような安心感

注意点を理解しつつ、それ以上にメリットや魅力を感じた方におすすめのキャンプ場。

オーナーさんは、「まだ人に貸せるほどの整備ができてないサイトですが…」と控えめでしたが、トイレと水場があれば、この雰囲気を満喫したいというニーズはありそう。

近々「Keitan’s Camp」でもこの森でのキャンプの様子をお伝えしますので、興味がある方は、ぜひ動画もチェックしてくださいね。

「Tree Ture」公式Twitter・Instagram

ポジラボan

最後までお読み頂きありがとうございました！
虫の多さや熊出没の危険を考えると少しハードルの高いキャンプ場かもしれませんが、貸切もできて満足度の高いキャンプサイトです。
多少の雨でも木々が守ってくれ、ビニールハウスも薪も自由に使ってよいというメリットも多いと思います。
気になる方は、ぜひご利用ください！

>>https://twitter.com/maki_sell_toma
>>https://www.instagram.com/tree_ture/