キャンプ歴4年以上になり、困っていたキャンプギアの車積載問題。
キャンプギアが増えると、毎回のキャンプで積み込みに苦労するという方も多いのではないでしょうか。
冬キャンプは特に荷物が増え、薪を積むスペースに苦労することも多々あり…
次に乗り換える車は、「キャンプギアを綺麗に全部積み込める車」というのが購入条件。
そして、主人の憧れはヒッチキャリア装着。
キャンプギアをヒッチキャリアに積み込むためには、ヒッチキャリアだけではなく、ヒッチメンバーの取付が必要でした。
調べてみるとなかなか簡単には実現できないハードルも多数。
この記事では、キャンプギア等の積み込みでヒッチキャリアを付けたいと思っている方へ、ヒッチキャリアのメリット・デメリット、実際に購入したアイテムなどを写真付きで詳しく解説します。
ヒッチキャリアは違法という場合もあり、注意事項も多数ありますので、ヒッチ装備を準備する方は、ぜひ最後まで記事を読んでくださいね!
こんにちは!小さくてコンパクトなギアよりも重さを気にせず好きな道具でキャンプがしたい北海道の通年キャンパー、ポジラボan(@Possi_Labo)です!
軽い道具を使う方が、設営撤収が楽なのはわかるのですが…。少し重くてもお気に入りのギアに囲まれてキャンプがしたい派で、最近のキャンプは、だいたいオートサイトを選んで楽しんでいます。
荷物の積載にお困りの方に役立つ情報だと嬉しいです!この記事を機会に、ぜひ必要アイテムを揃えてくださいね。
ヒッチキャリア装着は違法になる場合があります
道路交通法と陸運局
「違法ではないか確かめてきた」というYouTuberやBloggerも多くいます!
多くの方の結論は、以下の点をクリアしていても「白」ではなく「黒」まで行かない「グレー」ということ。
絶対大丈夫ということは断言できず、最終的には自己責任となります。
ここで紹介する私達のヒッチキャリア取付けに関しても、強く推奨するわけではなく、ヒッチメンバーとヒッチキャリア取付けを検討されている方へ、このようなことに留意しながら装着したという体験談として参考にしていただければ助かります。
この人たちがやっていたのを真似した→責任転嫁にはならないよう、お願いします!
積載物と指定部品の違いがキーポイント!?
ヒッチキャリアが、もし簡単に取り外せないものであれば、構造変更の登録が必要なのですが、CURT製のカーゴキャリアは、簡単に取り外すことができます。
そのため、ヒッチキャリアは「積載物」ではなく、「指定部品」にあたると確認できれば、違法ではありません。
指定部品の場合は、全長の10%を以内でなければいけないというものにも当たらないので、ここについてはクリアできそう。
走行中に守っていなければ違反になります!
●ナンバープレートが見えること ※荷物の高さに注意
●灯火類が見えること ※荷物の高さに注意
●積載物は車長の10%を越えないようにすること
【車検時】
●ヒッチメンバーはしっかりと溶接されていること
●ヒッチメンバーは車幅からはみ出さないこと
●ヒッチキャリアは、取り外しが可能なこと ※未登録の場合
自分でも道路交通法を読み、陸運局に関わる部分、制限外積載許可?制限外牽引?いろいろ調べ、様々な方の体験談も参考にした結果、違法にはならなさそう。
気をつけなければいけないポイントがわかったので、その条件をクリアさせて装着することにしました。
後々はキャンピングカーの牽引をしてみたいと思っています!
後々キャンピングトレーラーを牽引できるよう、950登録の手続きも行いました。
まずはレンタルから体験!いつか、キャンピングトレーラーを牽引して旅をしてみたいです!
ヒッチキャリアのメリット&デメリット
憧れのヒッチキャリは本当に理想なのか考えてみる
◎ヒッチキャリアのメリット
- キャンプ道具をたくさん載せられる
- 積み込みにかかる時間短縮積ができる
- 車の奥に積み重ねる必要がなくなるので、ギアを大事に運搬できる
- 車の外なので、重い荷物でもキャリアなら積み下ろしが楽にできる
- アウトドア感が増し、かっこいい!
- 車に積み込みたくない汚れたものなども気軽に載せられる
●ヒッチキャリアのデメリット
- 100%合法とは言えないグレーな部分がある
- 費用がかかる
- 運転に神経を使う&ある程度の技術も必要
- 鉄製なので、錆びないようなメンテナンスが必要
- 走行する日や場所によっては、ヒッチキャリアが汚れるため掃除するメンテナンスが面倒
- 安全装置を解除する必要がある
メリットも複数ありますが、デメリットもあります。
自分に合っているものか、購入後に後悔がないよう、しっかりとデメリットも理解した上で装着する必要があります。
一般的なのはルーフ
ヒッチキャリアを付けているより、ルーフボックスを付けているキャンパーさんの方が圧倒的に多いですよね。
ルーフボックスのメリット・デメリット
◯メリット | ●デメリット |
・ヒッチキャリアに比べ規制が少ない ・見た目がカッコよくなる ・収納力がアップする ・防水のボックスなら雨の影響を受けない ・ボックスなら風の抵抗を受けにくい ・荷物の固定の技術がいらない ・運転技術は特に関係ない | ・ボックスサイズが意外と小さい ・値段が高い ・高い場所への積み下ろし作業が大変 ・重い荷物は持ち上げられない ・積雪期の使用が難しい ・ベースキャリア・脚立などの費用もかかる ・空気抵抗により燃費が落ちる |
ルーフボックスを活用している人が多いのですが、思っていた以上にデメリットも多め。
ただし、ヒッチキャリアのような100%合法とは言えないグレーなものは装着したくないという方は、ルーフボックスを選ぶ傾向もあるのかもしれません。
私達の結論は「ヒッチキャリア装着」
キャンプギアをパンパンに詰め込んだ車は、バックミラーで後方確認ができないほど。
重いものを下、軽いものを上など、それなりに工夫して積み込んではいましたが、キャンプギアにとってもあまり良い状態とは言えません。
ルーフもかっこいいのですが、重い荷物を上に載せることは厳しいので、ヒッチキャリアを選択しました。
実は、もう一台所有しているスペーシアギアには、ルーフキャリアを取り付けているのですが…
車高高めの車の上にあるルーフキャリアだと、積み下ろしが大変なのと、さらにそれを固定するための作業はかなり苦労します。
空気抵抗もありますし、色々な理由で、我が家は実用化できず、ルーフキャリアは飾り化しています…
意外とヒッチキャリアの情報が少ない…
ヒッチキャリアについて、調べようとしたのですが、実際に装着して使用している方の様子が具体的にわかる情報が少なめ。
それも、完全な合法ではなく、グレーということが関わっているのかもしれませんね…
【Q&A】ヒッチキャリア取付前に知っておきたい注意点
Q. ヒッチメンバーが必要?
A.車体に固定するためのヒッチメンバーは必須です。
ヒッチキャリアを購入しても、車側に装着できる「ヒッチメンバー」がないと装着できません。
ヒッチメンバーが標準装備の車種は非常に限定されているので、ヒッチを付けたい方は、まずはヒッチメンバー装備が可能な車種かどうかの下調べが必要です。
Jeepの場合は、ヒッチメンバーが付けられる車種とそうではない車種があります。
今回JeepチェロキーからJeepグランドチェロキーへの買い替え理由の一つは、ヒッチメンバーの取付が可能だったこと。
標準装備ではなかったので、オプションになりますが約9万円でパーツ購入と取付をしてもらいました。
純正パーツとディーラー工賃のため、やや価格は高めだと思います。
中古パーツでも良いという場合は、整備工場へご相談ください。
Q. 950登録が必要?
A.大型サイズを牽引する場合は、申請して自動車検証への記載が必要ですが、CURT製カーゴのみの装着なら不要です。
今回私達が取付けたヒッチキャリアには、950登録は必要ありませんが、ヒッチメンバー取付と同時に「950登録」も行いました。
知らない方も多いのではないでしょうか。
950登録とは
車に牽引能力があることを証明して車検証に記載するもので、車両総重量範囲内であればどんなトレーラーでも牽引できるという登録です。
牽引する側(牽引自動車)を登録する場合と、牽引される側(被牽引自動車)を登録する場合があるのですが、今回は色々なトレーラーを取付可能登録が希望だったので、牽引する側のJeepの車を登録しました。
レンタル等でキャンピングトレーラーを使用したい場合は、事前にこちらの申請が必要なんですよ!
(自動車検査証の記載事項)
第三十五条の三 自動車検査証に記載すべき事項は、次のとおりとする。
-中略-
十四の二 牽引自動車にあつては、牽引重量(原動機の性能その他牽引自動車の駆動性能を基礎にして当該牽引自動車が最大限牽引することができるものとして算出された重量をいう。)又は第五輪荷重(セミトレーラ(前車軸を有しない被牽引自動車であつて、その一部が牽引自動車に載せられ、かつ、当該被牽引自動車及びその積載物の重量の相当部分が牽引自動車によつて支えられる構造のものをいう。)を牽引することを目的とする牽引自動車の連結装置に垂直に負荷することができる最大荷重をいう。)
十五 被牽引自動車(次のイ及びロに掲げるものを除く。)にあつては、牽引自動車の車名及び型式
イ 次項の規定により自動車検査証に当該被牽引自動車と同じ車名及び型式を記載した牽引自動車によつて牽引されるもの
ロ 第三項の規定により自動車検査証に牽引することができるキャンピングトレーラ等(車両総重量二、〇〇〇キログラム未満の被牽引自動車であつて、セミトレーラに該当しないものをいう。第三項及び第四十三条の二第十号の二において同じ。)の車両総重量(原動機の性能その他牽引自動車の駆動性能並びに牽引自動車及び当該牽引自動車によつて牽引されるキャンピングトレーラ等の制動性能を基礎にして当該牽引自動車が最大限牽引することができるものとして算出されたキャンピングトレーラ等の車両総重量をいう。以下この条及び第四十三条の二第十号において「牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量」という。)を記載した牽引自動車(当該牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量が当該被牽引自動車の車両総重量以上のものに限る。)によつて牽引されるもの
牽引できる総重量にも規定があるのですが、以前よりも幅が広くなり、1回1回申請する必要がないよう、ある程度幅をもたせて登録できるようになりました。
▼トレーラ登録手続きの簡素化について
>>https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091226/01.pdf
950登録について説明しましたが、今回紹介している、CURT製のヒッチキャリアは、被牽引自動車牽引には当たらないので950登録はしなくても使用できます。
Q.ETCのバーが、通過時にキャリアにぶつかることはないの?
A.ETCのセットアップで車長を長く設定してもらいました!
950登録を申請していることで、ETCのセットアップ時に牽引情報も登録することができました。
これも950登録をして初めて知ったこと。
確かに車長が長くなるので、ETCのバーがキャリアにぶつかる可能性はゼロではありません。
高速道路利用でETCゲートを通過の際に心配がある方は、事前にETCセットアップを変更しておくと、クリアできますよ!
Q. 牽引免許は必要?
A.総重量が750kg以下の車を牽引する場合は、牽引免許は不要です。
牽引免許 | 他の車を牽引するときや、大型トレーラーやタンクローリーなどのように、運転席と荷台がセットとなっている車を運転するときに必要な免許 |
牽引小型トレーラー限定免許 | 車両総重量が750㎏超~2,000kg未満の被牽引車に限って牽引することができる免許 |
車両総重量が750㎏を超えた場合は、牽引免許が必要。つまり、750kg以下なら、牽引小型トレーラー限定免許が必要ありません。
タイヤが付いている付いていない関わらず、750kg以下であれば、普通免許で牽引することができます。
ただし、牽引免許を取得する必要はありませんが、後方がかなり長くなるので駐車時は特にスキルが必要です。
また、高い段差がある場所、坂道では傾斜にも注意が必要です。
慣れるまでは運転に十分気をつけてくださいね!
Q. 車のバンバープレートやテールランプを隠してはいけない?
A.ヒッチキャリアだけではなく、積載している荷物でナンバープレートや灯火類が隠れないように気をつける必要があります。
この写真は、何センチまでの荷物を積み込んでも大丈夫か調べるために撮影したもの。
ヒッチキャリアの下からだと約40cmありました。
無印良品の頑丈ボックスは高さ37cmなので、ナンバープレートが隠れることはありません。
ヒッチキャリアではもちろんナンバープレートは隠れませんが、積み込んだ荷物が大きい場合、ナンバープレートの高さまでなる可能性はゼロではありません。
取付車種によってヒッチメンバーの位置や高さが変わりますので、キャリア取付後、必ず高さを確認し、道路交通法に違反のないよう気をつけてくださいね。
Q.「 積載物が前後にはみ出る場合、その長さは自動車の長さの1/10を超えないこと」というのは大丈夫?
制限外積載等許可申請手続きは必要なのか問題
道路交通法では、定められた乗車人員又は積載物の重量、大きさ等の制限を超えて車両を運転することを禁止していますが、貨物が分割できないものであるため大きさ等の制限を超える場合は、警察署長の許可を受けることで、運転することができます。
「制限外積載」という大きさの制限を超える場合は、申請が必要です。
【大きさの制限】
・自動車の長さにその10分の1を加えたもの
・自動車の幅
・3.8mの高さからその自動車の積載する場所の高さを減じたもの
ここで議論されるのが、ヒッチキャリアは「積載物」に当たるかどうかということです。
積載物だとしたら、例えば4800mmのグランドチェロキーの場合は、車長の10%約48cm未満でなければいけないということになり、それだとすればアウトです。
しかし、ヒッチキャリアは積載物ではなく、物を載せて運ぶための指定部品扱い。
ヒッチキャリアに載せている積載物が48cmを超えていた場合に、アウトになるという話になります。
取り外しができるものという条件付きになりますが、ヒッチキャリアは指定部品にあたるので、この10%問題には関わらないということになります。
こちらの見解については、各都道府県によって100%大丈夫とは言えないようです。
そのため、お住まいの地域の警察署、陸運局に確認するのが確実なようですよ!
【買ってよかった】ヒッチキャリア CURTを紹介します!
購入したヒッチキャリアは「CURT」
ヒッチキャリア CURT製 カーゴキャリア 18153 2インチ(5.08cm)
CURTはすでに乗っていスペーシアギアのルーフキャリアで使用しているメーカーです
CURTのキャリアは2つ目です!
ルーフキャリアでよく見かける「CURT」。
長さを調整して使用しているため、少し大きく見えるかもしれません。
こちらは1年以上使っていますが、ガタつきや不具合なく使用できている安心感がありました。
商品自体は違うものですが、すでに使用している安心感もあったので、ヒッチキャリアもCURTを選びましたよ!
この2つを連結して使用しています
【取り付けレポート】実際にヒッチキャリアを取り付けてみるよ!
取り付ける車はJeep グランドチェロキー
ヒッチメンバーを納車時に付けてもらいました
車購入時に、ヒッチメンバーをディーラーで付けてもらいました。
重い荷物を運ぶキャリアなので、安全性重視。
純正のヒッチメンバーと取付工賃もかかりますが、より安心できる状況で装着したかったので、Jeepに取り付けてもらいました。
同時に950登録とETCセットアップもしてもらえたので良かったです!
ヒッチキャリア CURT製 カーゴキャリアを組み立てます
工具があれば、組み立ては簡単です
作りは頑丈で、組み立てもおよそ10分ほどでできるので、工具さえ揃っていれば難しくはありません。
組み立てだけなら簡単に一人でできます。
ただ、重さが30kgを超えているので、一人で持ち上げてヒッチに取り付けるのは大仕事。
こちらのCURTのヒッチカーゴには、車に接続するときに必要なピンが付属されていません。
このあと紹介するガタストップに付いているヒッチピンがないと、車との接続ができないので忘れずに購入するようにしてください!
錆止め対策が必要です
鉄製のため、錆はどうしても出てしまうそうです。錆止め加工を予めできるならすることをおすすめします。
今回は、すぐにキャンプで使用する予定があったので、錆止め加工せず、そのまま取り付けました。
すでに接続部分の内側から黄色い錆のようなものが数日で垂れてきました。
今度様子を見ながら錆止めスプレーを塗布などして対策してみたいと思います!
車への取り付けは、ヒッチメンバーに差し込むだけ
折りたたむのは工具は不要!簡単です!
駐車スペースの関係で、ヒッチキャリアを畳まなければいけない状況が出てきますが、その場合は、棒を抜いて、違う場所に挿してロックピンを付けるだけ。
工具は必要ないので、キャンプ場などでも簡単にできます。
特にきつさもないので、らくらく曲がりました。
補強のためのプレートも問題なく付けられました
最初につけても良いのですが、ヒッチがうまく接続できることを確認してからプレートを貼り付けました。
増し締めをして完了!
最初に締めておいて、曲がらないなどがあってはいけないと思い、増し締めは取り付け後に行いました。
取り付け前に増し締めしても問題はなさそうでした。
ガタツキ防止パーツは必須!
ヒッチキャリア専用 ガタつき防止 キット ガタストップ・ヒッチロックピン
▲先程、CURTのカーゴキャリアにはないとお伝えした接続時に必要なヒッチロックピンが、こちらで同時に購入することができます。
ガタつき防止パーツ、CURTの商品の付属品ではない!?
こちらは別売りの「ガタストップ」という、ガタつき防止キット。
このガタつき防止金具は必須レベルとの情報だったので、ヒッチキャリア購入と同時に注文しました。
大きなキャリアにもかかわらず、接続は鉄の棒1本と、それが取れないようにロックピンだけなので、こちらの「ガタストップ」を取り付けることでがっちりと固定された感じになります。
初回から取り付けていますが、確かにガタつき防止パーツがないまま走行するとグラグラしそうで不安…
ガタつき防止金具を取り外すのには工具が必要になるのですが、それでも用意して正解だと思います。
安全に走行するために、頑丈に荷まとめしましょう!
ZYTC ステンレス製 荷締ベルト ラチェット式5Mx25MM
下の商品リンクは5mですが、長さが選べるので見てみてください。
購入は4mでやや長めでした。短くて届かないよりは、少し長めが安心ですね。
必要な長さのものを見つけて購入ください。
ZYTC 4個 タイダウンベルトソフトフックソフトループストラップ (ブラック2.5cmx46cm)
こちらのタイダウンベルトがあるとより安定します。
Kohree カーゴネット 90×120cm 車用 ラゲッジネット
ラチェット、タイダウンベルトだけでも固定はできますが、走行中の安全性を考えて、はやりネットも必要と考えました。
サイズは、ピッタリ。伸縮性があるので、多少のサイズが違うヒッチキャリアでも対応できるタイプです。
Dリングも複数ありましたが、特に使用しなくても固定することができます。
必要工具はありますか?
作業効率アップのためにも 安全性のためにも必ずご用意ください
CURT取付けと、ガタつき防止金具を固定するときに使用した工具の全てです。
少しずつナットの大きさが違うので、それに合わせた工具が必要です。
※ヒッチキャリアを折り畳むだけの場合は、ピンを引き抜くだけなので工具は必要ありません。
走行前に点検、何かがあったときの場合に、念の為に持ち歩ける工具も用意しておくと安心です。
GISUKE ショートワイドモンキー 36mm SWM-36
キャンプ中に使用している、幅を調節できるショートワイドモンキーです。
ヒッチキャリアを取り外したとき用に…
Jeep、一つひとつのアイテムが高い(涙)!!でも、かっこいい…
失くさないよう、大事に使います!
【使用感レポート】ヒッチキャリアを付けて初キャンプ!
こちらのキャンプ動画のオープニングで荷造りシーンを公開しています!
実際に取付の様子を見てみるとイメージが湧くかもしれません。
動画最初の1分がキャンプ出発前のヒッチキャリア荷まとめの様子です。キャンプ場到着くらいまでぜひチェックしてみてくださいね!
【まとめ】ヒッチキャリアを付けてキャンプしてわかったこと
無印良品のコンテナがシンデレラフィット
走行中は汚れが着きます!すぐに拭いて綺麗にできるコンテナ類がおすすめ。
大なら4つが横並びでピッタリ、特大は横に2つ並びます
余白があるとズレてしまう心配がありますが、無印良品のコンテナがジャストサイズ。
我が家では、大2つと特大1つと、ロールアップテーブルを載せています。
ロールアップテーブルは袋が汚れないよう、グリーンのシートで包んでいます。
見た目もごちゃつきがないですし、以前から持ち合わせていた無印良品のコンテナがそのまま使えて良かったです!
高速道路走行中に、気になる!
リアルタイムでバックモニターチェックが良かった!
おはようございます
— Keitan’s Camp@CAMPフォトグラファー📷YouTubeで北海道からキャンプ情報発信中 (@Keitans_Camp) December 2, 2021
グラチェロに乗り換えて
初のヒッチキャリアを装着👍
初めての高速道路移動は、正直大丈夫か、ドキドキしました😆
役立ったのが、バックモニター🎥
短い時間だけど、走行中にもリアルタイムで問題ないことが確認できるのが良かった👍#jeep pic.twitter.com/tgqgHAHuGC
走行中に荷崩れして落下してしまっては大事故に。
念には念をいれて固定を確認し、途中、緩みがないかなど確認することも大切です。
それでも心配性なヒッチキャリア初心者の私たちは、高速道路走行中にバックモニターで現状チェック。
リアルタイムで後方が確認できるバックモニターは最高に良かったです。
右左折のときは遠心力もかかるはずなので、速度をしっかり落とすなど、細心の注意を払いながら運転しています。
専門の方のご意見もしっかりと聞いてご準備ください!
こちらで紹介したCURT製のヒッチキャリアの幅は、車幅からはみ出さない大きさです。
上に掲載した写真を見ているとヒッチキャリアの幅の方が大きく見えるかもしれませんが、下の写真を見て頂けるとわかるように、車幅以内のサイズです。
車種によっては、車幅を越えて違法になる場合がありますので、必ずご自身で調べたり、購入先や取付業者の方に情報を聞いてご判断くださいね!
荷物を積まないときも、畳まず広げて走行します
上の写真の状態で走行してしまうと、ナンバープレートとテールランプが見えにくい状態になるので、違法です。
駐車場のサイズの関係で、荷物を下ろしたあとは写真のように一度畳むのですが、畳んだ状態では走行できません。
ヒッチキャリアを使用しない場合も、走行前にはヒッチキャリアを展開するか、もしくは取り外して使用しています。
面倒なところもありますが、私達は取付けて良かったと思っていますよ!
繰り返しますが、車種や使用方法を間違えると状況によっては違法となります。
しっかりと法令を読み込み、ご判断ください。
大きな事故に繋がらないよう、しっかりと固定し、キャリアを使わないときも正しく使うよう気をつけてくださいね!
ブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」では、北海道のキャンプ場やキャンプギア情報を発信しています!
Twitter、Instagram、YouTube「Keitan’s Camp」でも、最新の情報をお届けしていますので、ぜひチェックしてくださいね!
■Twitter>>https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram>>https://www.instagram.com/possi.labo/
北海道のキャンプ場情報を発信しています!
愛用中のキャンプアイテムをご紹介しています!
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
北海道キャンプの魅力が伝えられるよう動画制作しています!
【参考】知っておきたい法令
道路交通法
(自動車の牽引制限)
道路交通法より一部抜粋
第五十九条
自動車の運転者は、牽引するための構造及び装置を有する自動車によつて牽引されるための構造及び装置を有する車両を牽引する場合を除き、他の車両を牽引してはならない。ただし、故障その他の理由により自動車を牽引することがやむを得ない場合において、政令で定めるところにより当該自動車を牽引するときは、この限りでない。
2 自動車の運転者は、他の車両を牽引する場合においては、大型自動二輪車、普通自動二輪車又は小型特殊自動車によつて牽引するときは一台を超える車両を、その他の自動車によつて牽引するときは二台を超える車両を牽引してはならず、また、牽引する自動車の前端から牽引される車両の後端(牽引される車両が二台のときは二台目の車両の後端)までの長さが二十五メートルを超えることとなるときは、牽引をしてはならない。ただし、公安委員会が当該自動車について、道路を指定し、又は時間を限つて牽引の許可をしたときは、この限りでない。
3 前項ただし書の規定による許可をしたときは、公安委員会は、許可証を交付しなければならない。
4 前項の規定により許可証の交付を受けた自動車の運転者は、当該許可に係る牽引中、当該許可証を携帯していなければならない。
5 第三項の許可証の様式その他第二項ただし書の許可の手続について必要な事項は、内閣府令で定める。(罰則 第一項及び第二項については第百二十条第一項第十号、第百二十三条)
(自動車以外の車両の牽引制限)
道路交通法より一部抜粋
第六十条 公安委員会は、道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要があると認めるときは、自動車以外の車両によつてする牽引の制限について定めることができる。(罰則 第百二十一条第一項第七号、第百二十三条)
(危険防止の措置)
第六十一条 警察官は、第五十八条の三第一項及び第二項の規定による場合のほか、車両等の乗車、積載又は牽引について危険を防止するため特に必要があると認めるときは、当該車両等を停止させ、及び当該車両等の運転者に対し、危険を防止するため必要な応急の措置をとることを命ずることができる。
(第一種免許)
道路交通法より一部抜粋
第八十五条 次の表の上欄に掲げる自動車等を運転しようとする者は、当該自動車等の種類に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる第一種免許を受けなければならない。
1~2 (略)
3 牽引自動車によつて重被牽引車を牽引して当該牽引自動車を運転しようとする者は、当該牽引自動車に係る免許(仮免許を除く。)のほか、牽引免許を受けなければならない。
4 牽引免許を受けた者で、大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許、大型 第二種免許、中型第二種免許、普通第二種免許又は大型特殊第二種免許を現に受けているもの は、これらの免許によつて運転することができる牽引自動車によつて重被牽引車を牽引して当該牽引自動車を運転することができる。