北海道三石町の海岸沿いにある、「道の駅みついし」と海水浴場。
ここは、太平洋に沈む夕陽を見ることができる素敵な場所です!
実はこの「道の駅みついし」には、三石海浜公園オートキャンプ場と三石ふれあいビーチという2つのキャンプ場があります。
キャンプ場が2つ?と思う方もいるかもしれません。
私が利用したのは、三石ふれあいビーチ。ビーチという名称にも関わらず、こちらにもオートサイトがあるのです!!
しかも“宿泊は、昆布漁業体験を行うことが条件”という珍しいキャンプ場です。
この記事では、三石海浜公園オートキャンプ場と比較しながら、三石ふれあいビーチの魅力についてご紹介します!
以前まで海水浴場7月20日〜8月20日とありましたが、平成29年度より、三石海水浴場の遊泳は禁止されています!!
浅瀬での水遊びや砂遊びはできますよ。
「三石ふれあいビーチ」魅力まとめ
- 海がすぐそば
- 防波堤に囲まれた海水浴場がある
- トイレが綺麗
- 炊事棟が綺麗
- コインシャワーがある
- 広い駐車場がある
- みついし昆布温泉蔵三まで徒歩圏内
- 昆布漁業体験ができる
- デイキャンプが1,020円でできる
- オートサイト料金が海浜公園オートキャンプ場より安い
- 利用者数が海浜公園オートキャンプ場より少ない
オートサイトの料金を比較してみると―
三石ふれあいビーチ | 海浜公園オートキャンプ場 | |
1区画料金 | 2,570円 《電源なし》 +1人500円(漁業体験料) | 5,240円 《電源あり》 サイト料金のみ |
《例》 1家族(4人) 宿泊した場合 | 2,570円+1,000 =3,570円 ※漁業体験2名なら | 5,240円 |
電源サイトにこだわらないなら、三石ふれあいビーチがお得!
それでは、詳しく三石ふれあいビーチをご紹介します!
三石ふれあいビーチ アクセス・駐車場
所在地&駐車場
北海道新ひだか町三石鳧舞132−2
アクセス
道央自動車道苫小牧東I.Cから日高自動車道→日高厚賀I.C→国道235号
- 札幌から車で約2時間30分
- 新千歳空港から車で約2時間
- 苫小牧から車で約1時間45分
- 帯広から車で約2時間30分
- 富良野から車で約3時間
- 襟裳岬から車で約1時間30分
お問い合わせ先 ※三石海浜公園とは異なります
0146-34-2588
三石ふれあいビーチ駐車場(みついしふれあい交流センター)
みついしふれあい交流センター前に、三石ふれあいビーチの駐車場があります。
道の駅みついし駐車場横のゲートがある三石海浜公園オートキャンプ場の入り口とは異なりますので、間違えないでください!
苫小牧方面から来る場合、道の駅みついしより手前に入り口があります。「みついしふれあい交流センター」を目指してください。
みついしふれあい交流センターで受付をすると、オートサイト宿泊者は、柵を自分で外して、「パーキングサイト」へ入ります。
三石ふれあいビーチのオートサイトは、三石海浜公園オートキャンプ場の一部になっており、「パーキングサイト」と呼ばれる場所にあります。
2つのキャンプ場は、料金も受付場所も違うのですが、トイレやオートサイトに常設されているコンロは、三石海浜公園オートキャンプ場と同じ仕様でした。
なので、一見同じキャンプ場だと思うのですね!
受付時には、三石海浜公園オートキャンプ場のゲートを通るためのカードももらいます。※デイキャンプ利用では、ゲートのカードはもらえません。
三石ふれあいビーチの宿泊者も、道の駅みついしや昆布温泉「蔵三」へ車で自由に行き来することができます。
三石ふれあいビーチ 基本情報
所々に平らな石があって 座って海を眺めるのもいい!
海岸には防波堤があり、浅瀬の砂浜です。波打ち際では、小さなお子さんも磯遊びができます。
サイト近くは芝や遊歩道がとてもきれいに整備されています。海岸へも行きやすい高低差です。
利用基本情報
営業期間
7月1日〜8月31日
電話受付時間
8:45〜17:00
※予約開始は6月21日
チェックイン
11:00〜
チェックアウト
11:00
デイキャンプ
9:00〜17:00
利用料金
※要予約
区分 | 料金 |
デイキャンプ1サイト | 1,020円 |
キャンプサイト1サイト《電源なし》 | 2,570円 |
昆布漁業体験料1人500円が別途かかります。宿泊者のみ体験可能で、宿泊する方は体験必須です!
施設・設備
- オートサイト
- フリーサイト
- 椅子
- トイレ
- 炊事棟
- ふれあい交流センター(受付)
- コインシャワー
トイレ・炊事棟
こちらのトイレと炊事棟、三石海浜公園オートキャンプ場の敷地内のものを利用するんです!
ゴミ
ゴミ捨て場があるので、捨てることができます。
オートサイトは13区画
オートサイトは13あり、1区画ごとに車1台とコンロ1台、ブロックがあります。
しかも、1サイトの広さががすごい!グループキャンプに最適ですよ。
サイトは芝生!砂の心配はいりません!
砂浜が近くにありますが、テントサイトとは距離があり、テントに砂が入る心配もありません。
砂浜近いキャンプ場で、車やテント、道具に砂が入らないのはかなり嬉しい!
波音を聞きながら、とても快適なキャンプができましたよ。
禁止事項
- ペット持込み
- カラオケ、発電機の使用
- 焚火
- 直火
- 釣り
- 遊泳
三石ふれあいビーチ&三石海浜公園オートキャンプ場比較
2つのキャンプ場の利用料金を徹底比較!
三石ふれあいビーチ | 三石海浜公園オートキャンプ場 | |
デイキャンプ | 1,020円 | |
1区画 オートサイト料金 | 2,570円 《電源なし》 1人500円(漁業体験料) 【13区画】 | 5,240円 《電源,上水道あり》 サイト料金のみ 【30区画】 |
バンガロー4人用 | なし | 13,160円 |
バンガロー身障者用 | なし | 13,160円 |
バンガロー8人用 | なし | 19,640円 |
※三石海浜公園オートキャンプ場のバンガローは計16棟あります。
ふれあいビーチのオートサイトは電源なし、三石海浜公園オートキャンプ場のオートサイトは電源ありで上水道付きという違いもあり、価格に大きな差があります。
昆布採集漁業体験料が1人あたり500円追加
注意していただきたいのは、三石ふれあいビーチ宿泊には、昆布採集漁業体験料が1人あたり500円追加されるということです。
※高波などで漁業が行われない場合は、昆布採集漁業体験も中止となり、追加料金はかかりません。
とても特徴的!面白いシステムですね!
三石海浜公園オートキャンプ場 基本情報
チェックインの時間帯や問い合わせ先、受付場所が、三石ふれあいビーチとは異なりますので、ご注意ください。
所在地
北海道新ひだか町三石鳧舞161−2
営業期間
4月第4土曜日〜9月30日
受付
道の駅みついし併設の三石海浜公園センターハウスで行います。
電話予約受付
8:45〜17:00
※予約開始は、4月第2水曜日
チェックイン
13:30〜17:00
チェックアウト
8:30〜11:00
施設・設備
- オートサイト
- バンガロー4人用
- バンガロー身障者用
- バンガロー8人用
- トイレ
- 炊事棟
- ゴミ捨て場
- コインシャワー
- コインランドリー
三石海浜公園オートキャンプ場のバンガローサイトが大人気!
バンガローは、三石海浜公園オートキャンプ場にあります。
バンガローには、冷蔵庫、トイレ、シャワー、寝具も付いています。
三石海浜公園オートキャンプ場は、4月第2水曜日が予約開始なのですが、夏休み期間やそれ以外の土日祝日は、バンガローもオートサイトもあっという間に予約でいっぱいになるようです。
三石海浜公園オートキャンプ場の予約が取れなかったという方にも、三石ふれあいビーチはおすすめですよ!
私が宿泊した8月上旬は、三石ふれあいビーチはまだ空きがあり、とても静かでした。
お問い合わせ先
- 三石ふれあいビーチ
0146-34-2588 - 三石海浜公園センターハウス
0146-34-2333
最寄りのみついし昆布温泉「蔵三」情報
みついし昆布温泉「蔵三」
所在地
北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞162
泉質
冷鉱泉(源泉10.4℃)
無色・無味・無臭循環ろ過式
種類
昆布湯、ジャグジー、水風呂、サウナ、舟形露天風呂
利用料金
大人 | 440円 |
子ども | 140円 |
幼児 | 70円 |
お問い合わせ先
0146-34-2300
各営業時間をチェックしよう!
みついし昆布温泉「蔵三」
10:00〜22:00
レストラン「旅篭」
ランチタイム 11:00〜15:00
ディナータイム 16:30〜21:00
特産品販売センター
4月〜9月 9:00〜18:00
10月〜3月 9:00〜17:00
三石は海水浴場の遊泳が禁止に
平成29年から海水浴場の遊泳が禁止
平成29年から海水浴場の遊泳が禁止になったのは、非常に残念です。
それでも浅瀬で足を入れて歩いたり、砂遊びしたり、海を楽しむことはできます。
2つのキャンプ場の特徴を比べて、ぜひ家族みなさんのお好みのキャンプ場をご利用ください。
私は電源サイトにこだわらないので、人が少なめの三石ふれあいビーチがおすすめですよ!
高波で漁業体験は中止…
昆布体験の様子をレポートできたらよかったのですが、私が宿泊した翌朝は波が高く、昆布漁が行われなかったため、漁業体験は中止になりました。
日高昆布を並べる体験は、そうできることではありません。
自分たちの生活に身近な昆布が、どのようにして生産されているのかを学ぶことができます。体験以降、昆布への見方が変わってしまいそうですね。
ぜひぜひあなたも、北海道でのキャンプを楽しんでくださいね!
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参考リンク
■新ひだか町 −三石海浜公園オートキャンプ場・三石ふれあいビーチ−
キャンプ場探しに持っておきたいガイド本!
\ポジラボを紹介していただきました/