北海道蘭越町「ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場」は、天然林を中心とした約30haの広大な公園内にあるキャンプ場です。
来場して一番驚いたのが、オニヤンマの数!!
トンボの群れを見ると、全てオニヤンマなんです!
繋がりオニヤンマも見ました。そして普段よく見るトンボの方が数が少ないんです…
いつもの風景が、逆転していました。
朝には、鹿の鳴き声で目が覚め、何種類もの野鳥の鳴き声が聴こえていました。
それほど自然がいっぱいの場所。
道の駅「らんこし・ふるさとの丘」で受付を行うキャンプ場なのですが、2021年8月1日にふるさとの丘オートキャンプ場が新たにオープン!
運良くどちらにも空きがあったので、「キャンプ場を見て決めてきても良いよ」とチェックイン時に選ばせていただくという、優しい対応にも感激…
その結果、今回はより自然や木陰が多いフリーサイトがある「ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場」を利用することにしました!
この記事では、蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場の魅力と施設情報やサイト選びのポイントを写真を交えてたっぷりとお伝えします!
新しくできたばかりの「ふるさとの丘オートキャンプ場」の様子もお伝えしますよ!
蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場&ふるさとの丘オートキャンプ場の魅力まとめ
■ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場〈フリーサイトとバンガロー〉 |
・道の駅から約450m ・フリーサイトは1張520円と格安 ・予約することができる ・焚き火可能 ・バンガローが格安で利用できる ・自然がいっぱいで広々ゆったりキャンプができる ・有料のゴミ袋購入で生ゴミの回収あり ・道の駅で野菜などの購入も可能 ▲ペット不可 |
■ふるさとの丘オートキャンプ場〈オートサイトのみ〉 |
・道の駅隣、徒歩1分 ・電源ありのオートサイトがある ・予約することができる ・焚き火可能 ・ペット利用可能 ・新しくて綺麗な炊事場がある ・コインランドリー、シャワー室がある(20時まで) ・有料のゴミ袋購入で生ゴミの回収あり ・道の駅で野菜などの購入も可能 |
蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道磯谷郡蘭越町相生969
アクセス
- 蘭越駅から約7km(車で約10分)
- 黒松内ICから約13.8km(車で約14分)
- 道の駅「くろまつない」から約15.1km(車で約16分)
駐車場
道の駅駐車場
キャンプの受付は、道の駅「らんこし・ふるさとの丘」内にあるので、まずは道の駅の駐車場に停めます。
キャンプ場の駐車場
オートキャンプ場の場合は、利用サイトへ移動。
リンリン公園キャンプ場利用の場合は、道の駅の横にある道を約450mほど山側に進んでください。そちらに、キャンプ場専用の駐車場があります。
お問合せ先(9:00〜17:00)
0136-55-3251(道の駅らんこし・ふるさとの丘)
蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場&ふるさとの丘オートキャンプ場 基本情報
道の駅で受付できるキャンプ場は2箇所。フリーサイトだけのリンリン公園キャンプ場。そして新しくできたオートキャンプ場です。
共通している基本情報をご紹介します。
蘭越町には、ランラン公園もあるんですよ!
リンリン、ランラン、可愛いですね♪
営業基本情報
営業期間
5月中旬〜10月中旬
チェックイン
13:00〜16:00 ※遅くなる場合は要連絡。
チェックアウト
11:00
受付方法
道の駅の横の道を下った場所に、「森と木の里センター」というログハウスがあり、そこが管理棟になっているのですが、現在は、道の駅で受付対応中です!
チェックイン手続き
どちらのキャンプ場のチェックインも、道の駅のレジで行います。
チェックアウト手続き
利用者証を道の駅に返却すれば、チェックアウト完了です。
蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場 使用料金
まずは、私が利用した「蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場」をご紹介します!
利用料金
人数にかかる入場料はなく、サイトやバンガロー使用料金のみです。
フリーサイト使用料金
テント1泊 | 520円 |
タープ1張 | 520円 |
テント1張だけなら520円。テントとタープを設営したら520✕2=1040円です。
バンガロー使用料金
フリーサイト内に、4人用バンガローが2棟と2人用バンガローが1棟、全部で3棟あります。
2人用(1棟) | 1,590円 |
4人用(2棟) | 2,130円 |
シンプルなバンガローですが、1棟がこの価格!オートサイト並の低価格で驚きますね。
積み下ろしのときは、バンガロー前まで車を移動させることができます。駐車場までも100m弱なので、それほど不便さは感じないと思いますよ。
バンガローの周りには、タープなどの設営もOK。その場合は、追加料金の支払いが必要です。
- ・電源(携帯電話充電程度)
- ・照明
- ・網戸
- ・寝台
- ・屋外:テーブル、椅子
予約方法
予約方法はオートキャンプ場と異なります
■リンリン公園キャンプ場:道の駅で電話受付。(6ヶ月前から可能)
ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場は、フリーサイトで区画制ではありませんが、予約ができます。
サイトがかなり広いのですが、予約数は15組。
空きがあれば、当日利用も可能です。夕方からは、ライダーさんの利用も多かったです。
道の駅が充実した売店に
氷の販売もありました!
産直野菜や飲み物、氷や木炭などが販売。
ソフトクリームや軽食が食べられる休憩室もありました。
道の駅はそれほど広くありませんが、キャンプ場の売店から比べるとかなり充実していますよ!
レンタル希望の方はお問い合わせください
キャンプ場内に「焚き火台レンタルはじめました」の貼り紙がありましたよ。
■予約お問合せ先:蘭越町観光物産協会
注意事項
ゴミ回収
ゴミ回収はありません。※有料のゴミ袋を購入すると生ゴミの回収が可。
焚き火
焚き火台使用で可。
ペット同伴禁止
フリーサイトとバンガローはペット同伴禁止。このあと紹介するオートキャンプ場は可です!
花火
花火は禁止
【フリー&バンガロー】蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場 施設・設備
入場数15組の広々サイトです!
テント床の名残りがありますが、好きな場所に設営OKです
過去の写真は、サイトの周りに丸太もありましたが、現在はありません。
フカフカの芝サイト やや傾斜があります
写真左に通路があり、右に向かってやや傾斜があるのがわかりますか?
通路から離れると荷物運びもやや大変です。
道は細め 道の突き当りは円形に!
道は細めで、突き当りはぐるっと転回できるような形になっていました。
積み下ろしのときだけ 通路横に停車OK
道の脇に停車して、設営サイト近くでの積み下ろしはOKですが、通路の幅は広くないので、終わったらすぐに駐車場へ移動させてくださいね。
トイレ
リンリン公園のほぼ中央に1箇所あります
女性は洋式1つと和式1つでした。
炊事棟
蛇口は多めです
かまど舎に灰捨てあり
バーベキュー棟があります
野外ステージ 遊具はありませんでした
こちらが案内看板がある野外ステージ。
案内看板に記載されている遊具はありませんでした。
焚き火場らしきもの!
キャンプ場からのロケーションがこちら!
リンリン池の周りに、オニヤンマがいっぱい!
冒頭にお話した池が、こちら。
ここにオニヤンマがたくさんいました!
「池の魚は獲らないでください」ということは、魚もいるんですね。
夜には、街灯の下を歩く親子の姿。クワガタが見つかったようですよ!
池に注ぐ水の音が聞こえました
小川は、水遊びをするほどの深さはありませんが、常に流れる川の音がして心地よかったです。
3.6kmの遊歩道
1周3.6kmもある遊歩道がありますよ!
散策も気持ちよさそうでしたが、最近は北海道の至る地域で熊の出没情報が…
気をつけてご利用くださいね!
【新設のオートサイト】「ふるさとの丘オートキャンプ場」の施設・設備
「ふるさとの丘オートキャンプ場」が2021年8月1日にオープン!
電源付きオートサイト使用料金
1区画5000円
※電源(5A)シャワー室、コインランドリーあり
※タープ設営は別途520円追加
1区画5000円は、フリーサイトに比べると格段に高めですね。さらに、タープを設営すると追加で520円も加算されます。
電源は5Aです!
電源付きオートサイトではあるのですが、5Aですのでご注意ください。
キャンピングカーは全長5mまで利用可。
予約方法
■ふるさとの丘オートキャンプ場:予約専用サイトがあり、番号指定で予約することができます。
>>予約サイト
オートサイトは10区画
番号指定で予約が可能です
テント設営ができる場所が四角く整備されているのですが、それほど広くないかもしれません。
サバティカルのスカイパイロットTCやレイサ6の設営は難しそう…
オートキャンプがどうしてもよい方はこちらが良いですが、フリーサイトのほうが自由度は高めです。
オートキャンプ場内の通路は、一方通行です
炊事場
サイト番号10の横にあるこちらの建物内に、炊事場がありました。
屋根付きで、テーブルもあるので使いやすそうですね!
トイレ
トイレは森と木の里センター内にあります ※24時間使用可能
リンリン公園キャンプ場のトイレよりは、かなり綺麗です!
灰捨場
森と木の里センターの横にありました。
シャワー室 ※使用は夜8時まで
コインシャワーで、10分200円でした。男性用、女性用ともに2つずつ。
鍵はありませんでしたが、使用中の札で知らせることができました。
ランドリー室 ※使用は夜8時まで
展示室と書かれた扉の向こうにありました!笑
2階へ進む階段は封鎖され、その隣にある扉の奥に、コインランドリーがありました。乾燥機もあり、清潔でしたよ!
周辺の温泉&道の駅情報
蘭越町交流促進センター「幽泉閣」
一番近くて15km先!
■北海道磯谷郡蘭越町昆布町114−5
休館日
なし ※HPでご確認ください。
日帰り入浴時間
10:00〜21:30 (最終受付21時)
※月曜(月曜祝日の場合は翌日)12:00~
利用料金
大人 | 500円 |
子ども | 300円 |
家族風呂 | 1時間1100円 |
お問合せ先
0136-58-2131
公式HP
>>https://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/yusenkaku/
道の駅「らんこし・ふるさとの丘」
キャンプ場へ向かう道沿いにも、田んぼが広がっていました。
道の駅「くろまつない」
職人が焼き上げる本格的なピザが味わえると 人気の道の駅ですよ!
ピザ窯があり、注文を受けてから焼き上げてくれます。待ち時間はかかってしまいますが、焼き立て熱々のピザが楽しめますよ!
※現在はコロナ対策のため、テイクアウトのみの販売でした。(2021年8月上旬時点)
ピザ以外にも道産小麦を使用したパン工房も人気です。
キャンプ飯食材も揃いますよ!
BBQに良さそうなお肉やベーコン、ソーセージ、卵や野菜などが豊富にありました!
北海道産の食材でキャンプ飯を楽しみたい方におすすめの道の駅でしたよ。
道の駅情報が満載のおすすめの1冊!
北海道がもっと楽しくなる情報が詰まっていますよ!おすすめの1冊です♪
最寄りのお店と営業時間
セイコーマート 蘭越中央店 約8km | 6:00〜23:00 |
Aマートらんこし店 約7.1km | 9:00〜19:00 |
DCMホーマックニコット 蘭越店 約10.5km | 9:00〜20:00 |
ガソリンスタンドENEOS 約1.9km | 8:00〜19:00 ※日曜定休 |
蘭越町ふるさとの丘リンリン公園キャンプ場を利用してわかったこと 感想まとめ
星が綺麗に見えました!
夜は曇り予報だったので、星空は厳しいかなと諦めていたのですが、一瞬ですが晴れて、星空が見えました。
天の川も見えましたよ!!
キャンプ場内の街灯は夜も常に付いているので、真っ暗にはなりませんでしたが、星が綺麗に見えるキャンプ場です!
予約しておくのが安心です!
実は違うキャンプ場を利用しようと計画していた日。
急遽、行き先を蘭越町リンリン公園キャンプ場へ変更しての利用でした。
直接、道の駅へ行ったところ、オートサイトにもフリーサイトにも空きがあるということで、運良く利用することができました。
今回はふるさとの丘オートキャンプ場はオープンしたばかりで満場ではありませんでしたが、今後知名度が上がれば、サイト数も10区画だけなので予約でいっぱいになりそうですね!
フリーサイトがあるリンリン公園キャンプ場の方も、トイレは古めでしたが、池や木陰がある森に囲まれていて雰囲気がよく、520円という格安で、魅力がたくさんありました。
近くに他のキャンプ場がないので、できれば事前予約をして向かってほしい場所。
予約ができれば確実に利用できるので、気になる方は、ぜひ予約してご利用くださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」では、北海道のキャンプ場やキャンプギア情報を発信しています!Twitter、Instagram、YouTube「Keitan’s Camp」でも、最新の情報をお届けしていますので、ぜひサイトトップページからチェックしてくださいね!
YouTube「Keitan’s Camp」でもキャンプ場の様子をお届けします!
〈只今、動画制作中です〉
こちらは美瑛白金野営場でのキャンプ動画です!
ポジラボでは、様々な北海道のキャンプ場情報を発信しています!
愛用中のキャンプアイテムをご紹介しています!
参考リンク
キャンプが楽しくなる北海道キャンプ場ガイド本[最新版]は必見!
読んでいる時間からキャンプ気分が始まりますよ♪