冬キャンプの魅力が注目され、“キャンプはオールシーズン楽しめるもの”という認識が広まっています。
これからキャンプを始めたいという方は、テント選びでお困りではありませんか?
既にテントはあるけれど、冬キャンプにも挑戦したいという方は、冬の寒さにも対応できるテントが必要ですよね。
外気温がマイナス18℃まで下がった日にもキャンプした経験のある私が、2017年秋に購入したオールシーズン対応の「サーカスTC」の魅力と機能性についてご紹介します!
テンマクデザインとは どのようなメーカー?
テンマクデザインはブランドではありません。
テンマクデザインは皆様が作り上げる創造や価値を具現化するための拠りどころでありたいと思っています。
テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」
「これからのニーズを生み出すもの」の二つです。
この二つの開発コンセプトをバランスよくそして皆様が想像する以上の商品を適正な価格でお届けしていきたい。
日本のアウトドアは今までに無い多様なスタイルに変化しています。 ただその多様なスタイルの中でも「焚火」と「食」に関しては普遍的な「癒し」「楽しみ」「わくわく 感」を生み出します。
この二つを軸にしてテンマクデザインは日本のアウトドアライフが更に豊かになるよういつまでも応援していきます。【テンマクデザインHP】https://www.tent-mark.com/concept/
中段の「適正な価格でお届けしたい」という言葉にあるるように、テンマクデザインの魅力は、これほどの良いものが、手頃な価格で購入できるということです。
テンマクデザインは、全国に20店舗展開されているアウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランドです。
テンマクデザインの商品はどこで買える?
■WILD-1リアル店舗(20店舗)
■WILD-1オンラインストア
■WILD-1楽天市場店
■アマゾンWILD-1店
■sotosotodays
■Arucoco
これらのいずれかで購入することができます。
テンマクデザインの「サーカスTC」は大変人気が出ていて、入荷されても、すぐに在庫切れになる商品です。
在庫切れの間は、このようにHPに記載されています。
【2020年 サーカスTC販売に関して】
【2020年 サーカスTC販売に関して】
サーカスTCはスポット商品として販売を継続いたします。
入荷数が限定になるため、定番商品としての扱いではなくなりますが発売日が決定いたしましたら、こちらのページで告知いたします。
サーカスTCDXのサンドカラーとダックグリーンは年間定番商品として販売いたします。
※スポット商品となりました為、カタログ掲載はしておりません。ご了承くださいませ。
テンマクデザインHPより
入荷予定が近くなったら、こまめにサイトをチェックするとよいですね。
タイミングよく、サーカスTCテントの購入画面に進めたらラッキーです!
現在販売中のテントの価格は!?
一時期は入手困難でしたが、最近は定価で販売されていますよ!
テンマクデザイン「サーカスTC」以外の商品はある?
インターネットでお買い物ができます!
テンマクデザインの商品は、ホームページのオンラインショップで購入することもできます。
掲載されている商品は、思っていた以上にたくさんありました。
テントは17種類!
リニューアルされるものもありますが、廃盤予定のものもありますので、購入を検討されている方はお早めにご確認ください!
タープ・陣幕は合わせて、23種類!
さらに増えています!
他にも様々な商品が販売されています
タープアクセサリジャンルでは、ポールやロープ、ポールやペグケースなど12種類ほど取り扱っています。
その他、スリーピングバックが3種類、焚き火ジャンルとして、ストーブや焚き火使用アイテムが13種類、調理に関わるものが約30種類あります。
さらに、アウトドア用品として、トレッキングなどで使用するリュックや、トートバックなども多数ありました。
新作や廃盤などもあるようなので、購入を検討される方はぜひHPでチェックしてみてください。
私が「サーカスTC」を選んだ理由と魅力を徹底解説!
私が使用している「サーカスTC」の商品紹介ページには、下のように書かれていました。
サーカスTCの機能性
夏は木陰のように涼しく、冬は暖気を逃さない。
テンマクデザインHPより
抜群の遮光性と通気性を兼ね備えた綿混紡のテント。
2箇所の出入口で快適な風通し。
TC生地使用で結露しにくく遮光性抜群。
1人でも2人でも丁度良い絶妙なサイズ感。
設営が簡単に出来るセットアップガイド付。
素 材 | 本体:コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み ポリエステル65%コットン35% 裾部(スカート):ポリエステル ポール:スチール製5本継ぎ (φ32mm/280cm) |
サイズ | 420×420×(H)280cm |
総重量 | 本体:(約)10,880g 張り綱:6,450g ポール:2,360g |
付属品 | ポール、張り網、ペグ、 設営用ガイドセット、収納袋 |
原産国 | ベトナム |
サーカスTCの魅力① 冬は暖気を逃がさない保温性
サーカスTCが冬の雪中キャンプにおすすめの理由は、何と言っても「温かさ」です。
綿35%、ポリエステル65%の混紡テントです。綿100%ももちろんよいのですが、手入れのしやすさや機能性を考えての仕様です。
テントの中でレインボーストーブを使用し、外気温がマイナスのときでも、幕内は10度以上を保てますし、その他の火器も併用すると20度ほどまで温まりました。
※換気には充分ご注意ください。
化学繊維のものよりも重みはありますが、暖気を逃さないという点が何より嬉しいですね。
このサイズ感がちょうどいい!
大きすぎるテント、幕内全体を温めようとすると大変!サーカスTCテントのサイズが丁度いい!
小さすぎても窮屈だし、広すぎたら温まりにくいし…
テントを4つ使っていますが、冬キャンプするには最適なサイズですよ。
サーカスTCの魅力② 設営が簡単!初心者でも楽々できます!
設営時間、慣れれば10分かかりません!
ペグの数はわずか10本。ガイドを使えば、綺麗な五角形ができるので、誰でも形よく張ることができます。
初心者キャンプの方でも、設営方法が単純なので悩むことはないですよ。
冬こそ設営時間は短くしたい!
寒い季節の設営、本当に大変なんです!
早くセッティングして、暖房も付けたい…というときに、20分〜30分、テントの設営だけに時間をかけていたら、身体は冷え切ってしまいます。
雪中キャンプをするなら、土が凍ってなかなかペグが刺さらないということもあるので、なるべくペグの数も減らしたいところ。
設営が簡単なのは、大きな魅力です。
薪ストーブとの相性抜群!
薪ストーブは組み立て、撤収に手間がかかります。できるだけテントの設営は楽にしたい。そして、火の粉にも強いサーカスTCは最強のコンビではないでしょうか。
こちらの記事で様子をご紹介しています♪
サーカスTCの魅力③ 冬キャンプ必須のスカート付き!
サーカスTCには、冷気の進入を防ぐためのスカートが付いていることが大きいですよね。
冬の隙間風は本当に寒い…幕内でいくら温めても、保温できなかったら、暖房効率も下がります。
寒い季節にテント泊をしたいならスカートは必須!
雪を乗せれば、さらに効果的ですよ!
サーカスTCの魅力④ 結露しにくい!
冬キャンプの悩みの一つに、結露が挙げられます。
幕内と外気の温度差が、20℃を越える冬キャンプ。大抵のテントなら結露がおきます。
寒さで幕内に結露した水滴が凍って落ちてきたという話があるほど、大量の水滴がつくー
しかし、このサーカスTCでそのような結露に悩まされたことは一度もありません!
マイナス10℃を下回ると、幕下が凍り付いてしまうことはありますが、むしろ暖房をたいておくと、幕を撤収までにある程度乾燥させることができるほどです。
通気性に優れており結露しにくい。これは冬キャンプにとって、重要なポイントです。
サーカスTCの魅力⑤ 遮光性に優れている
厚地ということもあり、遮光性抜群です。
冬向けとして人気のテントですが、夏の暑い季節にもサーカスTCはもちろん使えます。
通気性がよいので、熱はこもらず、直射日光も和らげてくれます。
入り口を2ヶ所作ると、風通しがよくなるので、タープのようにして日陰をつくることができますよ。
オールシーズンOKのテント、絶対あっていいですよね!
サーカスTCの魅力⑥ デザイン性のよさ
シンプルなデザインが目を引きます。
夜は幕内の明かりがランタンのように灯り、雪原に立つテントが幻想的です。
ワンポールテントに憧れる人なら、かなり心惹かれるのではないでしょうか。
サンドカラーも自然に馴染み、タープと連結しても素敵です。
タープもテンマクデザインの焚火タープTCウィングを使用しています。
夏は野外での活動スペースが広がり、こちらのタープもおすすめですよ♪
サーカスTCの魅力⑦ 生地が丈夫で劣化知らず!
20回以上使用していますが、特に生地の劣化などは感じません。
焚き火の臭いが付いてしまうことはありますが、それ以外は全然問題ありません!
夏の雨でじっとり濡れてしまったあとは、しっかり乾燥させてください。
3年以上使っていますが、ファスナーも生地もまったく劣化を感じさせないですよ。
サーカスTCの魅力⑧ 価格の安さ
厚地でしっかりした生地、そしてコットン混紡生地のため、風合いがあります。
それにも関わらず、
3万5千円を切る価格
他のオシャレなテントはブランド価格も相まって10万円を超えるものも―
キャンプを楽しむためには、他のアイテムの購入もあるので、テントだけで10万円超えは…という方にも優しい価格ではないでしょうか。
キャンプ中に、「テントを見せてもらっていいですか?」と何回か声をかけられましたが、価格を伝えると「それくらいで買えるのですか!?」と驚かれました。
完売期間中もあったため、使用し始めはあまり見かけることはありませんでした。しかし最近では、北海道での使用者も増え、冬キャンプではかなりの確率で見かけるようになりました。
知っておきたいデメリット
3年間使用してみて、とても気に入っているので、それほどデメリットは強く感じませんが、購入する前には知っておきたいデメリットについてもご紹介します。
あえて挙げるなら…
- 汚れが落ちにくい
- 重い
- 乾きづらい
- 虫対策が必要
- ファスナーの開閉が大変
汚れについて
木の実がついてしまいましたが、他のテントでも同じではないでしょうか。
汚れたらすぐ「拭き取る」ができれば大丈夫です。
むしろ、化繊にありがちなテントのベタつきが全くありません。
重さについて
2人用テントとしては重いかもしれません。
でもパーツは折りたたむポールだけです。
付属品がほとんどないという点で、特に重くて大変ということはありません。
乾きづらさについて
初回に念のため防水スプレーを散布しました。
撥水加工はされていますが、強い日光や雨で効果は弱まりますし、定期的なメンテナンスは必要です。
私は雨の日のキャンプも行くので、何度も雨で濡れました。
翌日が晴れてテントサイトで天日干しができるとよいのですが、そうではないときは水を含んでずっしりと重くなります。
絞れるような大きさでもないので、大きなビニールにくるんで家へ持ち帰り、天気の良い日に庭に設営して乾かしたこともあります。
多少濡れているという程度のときは、袋に入れたままにせず、何日か広げて掛けておきました。
購入直後は、カビ臭くなってしまったらどうしようという心配もありましたが、全くありませんでした!!
雨でどれだけ濡れても、念入りな手入れがなくても、『乾燥させること』だけにしっかりと注意していれば、問題ありません。
虫対策について
別売りのグランドシートやインナーテントを使用する場合は問題ありません。
テントの下にはスカートと呼ばれる地面と接地する部分があります。
冬はそれがあることで風が入りにくい構造になっていますが、夏はそれがあっても虫が侵入してきます。
テントの中に虫がいることはありましたが、蚊取り線香などを焚いていれば虫刺されで悩むことはありませんでした。
ですが、虫を気にする方にとっては、インナーテントが必須かもしれません。
いくつかのデメリットはありましたが、「サーカスTC」は1年間、春も夏も秋も冬もオールシーズン楽しめるテントですよ!
インナーテントの取扱はなくなってしまうようです…
ファスナーの開閉について
確かに、角度がついた下までファスナーを閉めたり、開けたりするのは大変なのですが、これは、どのテントにも言えることではないでしょうか。
ファスナーを開閉しやすくするために、棒を取り付けるという方もいるようですね。
工夫次第で改善できますよ!
おわりに コットン100%!?
コットン100%テント
実はテンマクデサインから、コットン100%のテントが発売されました。
凄い!と思ったのですが、発売されたのは残念ながら色はホワイトです。
サンドカラーだとよりよかったのですが…
サンドカラーにこだわらないという方には、色と生地以外の仕様はほぼ同じですので、こちらもご検討ください。
モデルチェンジ!
ちなみに、「サーカスTC」は2017年生産モデルから、若干ですが仕様が2点変更されています。
- 張綱は「白」自在は「赤のアルミ自在」に変更
- スカートペグポイント 3箇所(両端と中央)から2箇所(両端)に変更
私はタープに使用しているポールを赤にしているため、張綱は白だったものを赤に付け替えて使用しています。自分仕様にカスタマイズすると楽しいですね。
冬キャンプの魅力とおすすめ道具については、こちらの記事でご確認ください♪
実際に使用しているテントの様子もご紹介しています。興味のある方は、こちらもチェックしてみてください!