支笏湖にある美笛キャンプ場。
最高の場所に、テントを張って楽しむことができました!
✔︎ 近年の混雑情報は?
✔︎ 混雑を回避して利用することはできるの?
✔︎ どうしてこの場所を確保できたの?
✔︎ 混んでいてもキャンプは楽しめる?
✔︎ 前日から並ぶ人がいるキャンプ場の魅力とは?
あまりの混雑情報に、利用を諦めかけているという方いませんか?
この記事は、これらの疑問を全て解決する内容になっています。
4時間並んで満場のために利用できなかったという友人家族の体験談もお伝えします。
これらの体験談が、今後の皆さんのキャンプ場利用の参考になれば幸いです。
この記事は、混雑状況や場所取り体験談ですので、美笛キャンプ場の施設等については、こちらの記事でご確認ください!【2022年料金改定情報あり】
※市内利用者は1000円据え置きですが、市外利用者が2000円に料金アップしていますのでご注意下さい。
\2022年は5月5日オープンです!/
美笛キャンプ場の絶景は、YouTube「Keitan’s Camp」でも公開中しています!
美笛キャンプ場は予約不要で利用 入場制限はあり?
美笛キャンプ場の入場は何組まで?
美笛キャンプ場のHPには、「収容台数200台、収容人数約600人/150張」と記載しています。
受付の人数で制限をかけるというよりは、実際に場内の様子を見て、新たにテントを設営できそうな場所がないという時点で、満場と判断しているそうです。
例年、およそ200張近く入場できているようですが、2020−2021年の入場数は、コロナ対策により、150張程度に減らしていたそうです。
例年よりも混雑しているの?
スタッフの方にお伺いしたところ、今年に限った混雑ではないというお話でした。
毎週末、ゲートの開門前から車列ができ、午前中には満場になって、制限により入場できないほどの利用者が訪れるのも、毎年のことだそう。
ただし、今年は密を避けるため、入場数を少なくしているということなので、やはり、週末の利用は、例年以上にハードルが高くなっているようです。
何度か利用している方も、今年の朝の車列は異常だと言っている方もいました。
休日の混み具合はどうなっているの?
「チェックイン手続き」待ち?それとも「チェックアウト」待ち?
7時の開門と同時に、入場開始になります。
金曜日の宿泊数によりますが、受付手続きは、2台ずつ行うため、車が一斉に入場することはありません。
スタッフさんが、ゲート前で車を誘導してくれます。
また、前日の利用数が多い場合、チェックイン受付の順番待ちだけではなく、「チェックアウト待ち」という場合もあります。
チェックアウトして帰宅する車が少ないのに、並んでいるという場合は、実は危険です!
4時間並んで入場できなかった友人家族の体験談
早朝から並んでも 4時間待ち
4時間待っても、入場できたら良かったのですが…
友人家族が、7月の4連休初日、朝7時に美笛キャンプ場近く到着した時には、すでに100台ほどの長い車列ができていたそうです。
結局、朝7時から並んでいて、11時に満場が発表。4時間の待ち時間は、相当長いですよね…
11時を過ぎた頃に、スタッフさんから満場の旨を伝えられ、キャンプ場前から並んでいた全ての車がUターンして帰らなければいけないことになってしまいました…。
スタッフさんに尋ねたところ、その日は5組しかチェックアウトがなかったそうです。
並んでいた4時間で、少しずつ前に進んでいる感じがあったそうなのですが、諦めてUターンして帰る車が抜けたことで進んでいたことが、後になってわかったという…
対向車の車は、チェックアウトして帰る車だと思ってしまいますよね。
少しずつ列が進んだとしても、実際、先頭の車が入場しているとは限りませんのでご注意ください!
ゲート前の狭い道は、Uターンも厳しい状況です
恵庭方面への通行止めゲート手前を右折してからは、さらに狭い砂利道になります。大きな車がすれ違うのも大変な道幅です。
Uターンできるのは、キャンプ場入口手前にあるスペースのみで、他の場所では狭い道で方向転換するしかありません。
こうなってしまったら、渋滞から抜け出すのも大変です…
実際、満場を告げられて、並んでいた全ての前の車がUターンするまで、さらに30分ほどかかったそうです。
入場の情報は電話で問い合わせも可能です
週末は、車の誘導もあるので、スタッフさんの数はかなり多くいらっしゃいました。
問い合わせの電話も掛かってきており、その対応にも追われているようでした。
美笛キャンプ場まで来て、「満場」の看板を見るのは切ないので、気になる方は、満場になっていないのか、電話で問い合わせるというのも一つの方法かもしれません。
湖畔サイトを確保!場所取り大成功体験談
苦労して入ることができなかった友人には申し訳ない気持ちもあるのですが、
実は私、金曜日の午前中に、すんなり、しかも、ベストポジションではないかと思われる場所に、テントを設営することができたんです!
あまりにラッキーなので、参考になるかわかりませんが、ご紹介したいと思います。
金曜日の午前にチェックイン!
人が多いと場所取りも大変ですし、そもそもゆっくりしたキャンプが味わえないので、美笛キャンプ場の場合、平日キャンプインは、私の中で必須。
天気予報も晴れだったので、土日は人が多いことが予想されていました。
ひょっとしたら、金曜日でも人が多くて並ぶのでは?という覚悟もありましたが、金曜日の10時前にゲートに着くと、列はなく、すぐに受け付けができました。
木曜日の宿泊者は100組以下
朝11時に前日の宿泊者はチェックアウトするため、10時から11時の間に、撤収作業をしている方がちらほら見られました。
私たちが美笛キャンプ場に到着した10時というのは、最高のタイミング!
前日の宿泊者がデイキャンプまでして帰ることもあるので、「午前中に総入れ替え」というほどの入れ替わりはありませんが、それでも11時までにチェックアウトして帰られる方がいます。
写真撮影ができる場所を確保したい
今回は、湖畔ギリギリに設営できる場所をと思っていたのですが、ラッキーなことに、その湖畔サイトで、撤収し始めている方がいたのです。
湖畔には車の乗り入れができないため、横付けするオートサイトではありませんが、今回は、ロケーションを優先しようと考えていたので、迷わずそこに決めました。
ほぼほぼ撤収が終わりそうだという頃に、「この後、この場所、いいですか?」と声をかけました。
他にこの場所の設営を希望している人がいないことを確認。OKだったので、すぐに、その場所に決まりました。
運が良かったです!!
朝7時に来場しても、前の設営している人がいる限り、チェックアウトするまで待つしかありません。
中には、早朝7時からスタンバイするという方もいるかもしれませんが。
私たちの場合は、ほぼ待ちなしで最高のポジションをゲットすることができました。
それがこちらです。
テントの中から、この景色が楽しめました!
撮影も忙しかったのですが、ゆっくり早朝コーヒーも楽しむことができました!
この場所は?フリーサイトだけどベストポジションだと思います!
受付にあった地図で解説します。
ゲートを通過後、左折し、西側に向かいます。
一方通行の道に沿って進むと、湖畔のフリーサイト用の駐車スペースがあります。
そこに車を停めると、湖畔に抜けられる道が4、5本ほどあります。
私が駐車した場所の後ろにも道があり、そこを降りていった場所が空いたのです!
荷物運びが最短!
駐車場から見たテントの位置はこちら。
高低差はあるのですが、運ぶ距離も比較的短くて済みました。
テント後ろに2本の道
この写真から高低差がわかると思いますが、このような道が、すぐ横にも2本ほどありました。
1本しかないと、荷物を持った状況ですれ違うことができない細い道なのですが、複数あるので、別の道を選んで使用できます。
それぞれ、自分のサイト近くの道を利用するので、この道を利用していた人も少なく、3組ほどしかいませんでした。
後ろの木々が日陰を作ってくれる
太陽は支笏湖の対岸から昇ため、朝に日陰はないのですが、昼間は、木陰ができます。
木陰のない湖畔の砂浜は、暑かったです…
テント設営前や荷物の積み込みの時も、ちょうど木陰なので、涼しく、体力的にも助かりました!
さらに、後ろに木があることで、上の段にたくさんの人がいても、全く声が聞こえません。
両隣はいますが、すぐ後ろにテントがないというのも、非常に落ち着ける空間でした。
実は金曜日の時点で満場に近い入場でした
私は、金曜日の午前にチェックインしたのですが、その時点ですでに100組近い入場数。
受付で対応してくれた方は、「金曜日だし、午後からも増えて、今日中にほぼ満場になると思いますよ。」とお話し下さいました。
ただ、金曜日に満場になっても、翌朝は、チェックアウトする人も見込んで、7時から入場は開始する予定とのことでした。
前日宿泊者でもデイキャンプをプラスすると19時まで利用できるので、11時チェックアウトを期待するのも難しいのかもしれません。
スポンサーリンク土曜日の朝7時に入場した人の話
私たちが撤収した後に、場所を明け渡した方にお話を聞くと、土曜日の朝7時に入るために、金曜の夜から並んでいたとのことでした。
金曜の23時にゲート前に到着
すでに5台は並んでいた
土日は混み合うことを想定し、前日の金曜日の23時にゲート前に到着して、朝まで車泊したそうです。
さらに、その方は、7時の入場開始後、すぐに空いている場所にテントを設営することなく、湖畔を散歩しながら、このあとチェックアウトしそうな場所を探していたそうです。
本当に良い場所を確保したくて、朝7時に入場しても、私たちがチェックアウトする9時頃まで場所取りを粘っていたということです。
夜から車で待機して、さらに場所取りにも余念がありませんね。
そこまでしてでもゲットしたい、美笛キャンプ場の中でも最高の場所なんです!
もちろん、その方にも撤収作業中に、「この後、この場所いいですか?」と確認されました。入れ替わりで入るのが場所取りの最大のポイントですよね!
私がチェックアウトした日も「満場」になりました
私がこの看板を見たのは、恵庭への通行止のゲート前、キャンプ場に最後右折して入る場所です。
土曜日は、朝9時にチェックアウトしたのですが、場内にはたくさんのテントが設営していたため、9時の時点では、チェックイン手続きは、ストップしていました。
私がキャンプ場ゲートを出て、すれ違う時に見た車の数は、およそ50台。
150台並んでいた日もあったという話を聞いていたので、どこまで車列が続いているのかな?と見ていると、途中で途切れたので、「今日は、それほど並んでないね」と話していたら、その先に「満場」の看板が…
「満場」の看板が出ると、列に並ぶこともできません。きっとこの看板により、並べずに帰った車も多数あったのだと思います。
その時点で並んでいる車も、もしかしたら11時まで待つ事になるかもしれません。
並んでいる全ての車が入れるとも限らず、11時になって帰されることになったら、本当に悲しいですね。
金曜日も利用数がほぼ満場になる日もあるため、土曜日の朝一番に並んだとしても、確実に入れる保証はなさそうです。
並んでても、混雑してても美笛キャンプ場に来たくなる理由は
理由①予約なしでオートキャンプが楽しめるキャンプ場だから
朝の行列待ちは大変ですが、それでも予約なしで入れるキャンプ場。しかも、車の横付けが可能なオートキャンプが楽しめます。
林間サイトは、木陰が心地よく、湖畔は水辺で心地よい。どのサイトでも満足感の高いキャンプ場です。
理由②山々の景色が最高のロケーションのキャンプ場だから
星よりも朝陽が期待できる場所です
恵庭岳の奥が、札幌方面のため、街の灯りにより、空が真っ暗になることはありません。
モラップキャンプ場からは、天の川も見られましたが、美笛キャンプ場では星は見られますが、綺麗な星空撮影には向いていません。
朝陽が絶景!!!
テントサイトからこの景色、最高すぎますよね!!
理由③水が綺麗で釣りや水遊びが楽しめるキャンプ場だから
泳いでいる子どもたちは、潜って魚を見ていました。魚と一緒に泳ぐなんて、楽しいですよね!
透き通った綺麗な湖水なので、湖畔の水遊びも安心してできます。
浅い砂浜もあるので、小さなお子さんでも砂遊びを楽しむことができます。
理由④ カヌー・SUPが楽しめるキャンプ場だから
ボート乗り場などはありませんが、支笏湖では、持ち込みのカヌーが楽しめます。
SUPやボート、カヌーに乗って楽しむ人の姿が、多く見られました。波がない時には、魚の姿も確認できるなんて、楽し過ぎますよね!
見渡す景色も最高ですが、湖水の綺麗さは、他では味わうことができません。
朝陽を見ながらのカヌーは、本当に気持ちが良さそうでした!
美笛キャンプ場の次のキャンプ場も想定しておきませんか?
「とにかく、朝、美笛キャンプ場へ向かってみよう。そしてダメなら、移動しよう!」という方へ、別のキャンプ場候補をご提案します。
ここで紹介するのは、比較的美笛キャンプ場から向かいやすい場所ですが、すでにそちらも予約でいっぱいのこともありますので、必ず問い合わせてから向かってくださいね。
休暇村支笏湖モラップキャンプ場
2021年までは予約不要で利用できるキャンプ場でしたが、2022年から予約制になりました。
美笛キャンプ場から一番近いキャンプ場なのでご紹介しますが、「美笛でだめならモラップへ」はかなり厳しいと思います…
白老ふるさと2000年の森ポロトの森キャンプ場
ポロトの森キャンプ場は、2021年完全予約制となりましたが、2022年は団体利用のみ要予約になっています。
事前に連絡をして、空きがあれば当日来場でも利用できそうです。
オロフレキャンプ場
2021年のガイド本初掲載のスキー場にあるキャンプサイト。以前からキャンプ営業はしていたとのことですが、これまでガイド本に掲載されていなかったためか、利用者は少なめ。
利用した2021年5月でも土曜日にも関わらず、利用者は私達だけで貸切でした。
ロケーションにはこだわらない!焚き火OK、ペットもOK、予約不要のキャンプ場。しかも車横付けOKですよ!
ビレッジ大滝
以前までこの記事で紹介していた「ビレッジ大滝」ですが、グランピング専門のキャンプ場へリニューアル。2022年はフリーサイトは廃止されています。
こちらにも利用者が流れているという情報あり
山合いにあるキャンプ場なので、美笛キャンプ場とはロケーションが全く違いますが、キャンプ場探しに困った時の候補に!
■徳舜瞥山麓キャンプ場 ※予約不要・管理人不在
■オロウエン大滝キャンプ場 ※民営キャンプ場〈こちらは利用者が増えているとの情報でした〉
美笛キャンプ場、混雑回避してぜひお楽しみください!
利用を決意した方は、こちらもぜひチェック!
美笛キャンプ場の営業時間やサイト選びのポイントはこちらの記事で紹介しています。
ポジラボが利用したキャンプ場とその混み具合などは、こちらの記事で紹介しています!
これからの北海道キャンプ場探しに役立てて頂ければ嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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