行き先は、北海道の利尻島。
日本海に浮かぶほぼ円形の島は、周囲は約63Km。
そして、利尻島の中央には日本百名山の利尻山。
別名「利尻富士」。『日本最北の孤高の名峰』とも言われるその特別な山に、登山したいという人は多いのではないでしょうか。
そういう私も、利尻山登山のために利尻島を訪れました。
しかし欲張りな私は、登山だけではなく、せっかくならキャンプもしたい!ということで、
車にキャンプ道具を積み込み、フェリーで利尻島へ渡りました!!
※「利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に」には豊富なレンタル用品がありましたので、車で行かないとキャンプできないという訳ではありません。
この記事では、実際にフェリーで利尻島を訪れて島を一周し、ファミリーキャンプ場ゆ〜にでキャンプした様子やキャンプ場の施設情報をお伝えします!
これから利用しようと計画中の方の参考になれば幸いです。
くれぶれも、体調に気をつけて訪れてくださいね!
ハートランドフェリーに乗って利尻島へ行こう!
ハートランドフェリーは、稚内と北海道最北端の島「利尻島・礼文島」を結んでいます。
※江差から最西端の「奥尻島」への航路もあります。
私が利用した8月上旬は、登山リュックを持つ登山者や帰省客で混雑していました。
軽自動車を積載しての乗船の様子、価格などについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。車利用の方はぜひチェックしてくださいね!
利尻島のキャンプ場は、なんと5つもあります!
利尻島には、利尻富士町に3つ、利尻町に2つ、合計5つのキャンプ場があります。
キャンプ場名 | 所在地 |
利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に | 利尻富士町鴛泊字栄町 |
利尻北麓野営場 | 登山口すぐ 自然休養林内 |
沼浦キャンプ場 ※無料 | 鬼脇字沼浦 |
沓形岬公園キャンプ場 | 利尻町沓形富士見町 |
利尻町森林公園 | 利尻町沓形富野 |
私が宿泊したのは、利尻富士町にある、利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に
予約をせずにキャンプ場探しをした結果…
登山口に一番近い利尻北麓野営場とも考えたのですが、すでにオートサイトがいっぱいでした。
登山客は荷物も多いですし、利尻北麓野営場を利用する場合、登山後に温泉まで車で往復したいと考え、レンタカー利用の方もいるのかもしれません!
北麓野営場のオートサイトは、すでに予約でいっぱいでした。
キャンプ道具があるなら、「坂道を上って運ぶのは大変だから、少し戻って利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜にを利用した方がいいよ」と勧められ、そちらへ行くことにしました。
「利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に」に宿泊!
利尻島ファミリキャンプ場ゆ〜には、鴛泊港から車で約5分の「利尻富士町アメニティパーク(都市公園)」の中にあるキャンプ場です。
キャンプ場から、利尻山の山頂が少しだけ見えます。
2005年に誕生した、とても整備されたきれいなキャンプ場でした。
アメニティパーク内には、日本最北の天然温泉「利尻富士温泉保養施設」があります。
勧められて来たのですが、「利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に」にしてよかった!というのが私の感想です。
利尻島ファミリキャンプ場ゆ〜に おすすめポイント
- 利尻富士温泉保養施設で温泉が楽しめる
- バンガローがある
- コテージがある
- レンタル用品が豊富
- 携帯が充電できる
- トイレがきれい
- 炊事棟がきれい
- テントサイトはが平らで張りやすい
- 芝生がきれい
- バーベキュー棟がある
- 利尻山の山頂が見える
アクセス&駐車場
利尻島ファミリキャンプ場ゆ〜に 所在地
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字栄町
利尻島ファミリキャンプ場ゆ〜に 基本情報
営業期間
5月1日〜10月31日
チェクイン
14時〜19時
チェックアウト
7時〜10時
登山口まで
2.4㎞(徒歩約40分)舗装された坂道です。
利用料金【2020年料金改定】
入場料
大人1人 | 500円⇒520円 |
身障者・小学生以下 | 300円⇒310円 |
施設利用料金
区分 | 数 | 設備 | 料金 |
コテージ (5人用) | 4 | シャワー・洗濯機 キッチン・食器類 | 16,000円 ⇒16,760円 |
バンガロー (6人用) | 2 | 電源・電気ポット テーブル | 7,000円 ⇒7,330円 |
バンガロー (4人用) | 4 | 電源・電気ポット テーブル | 5,000円 ⇒5,230円 |
フリー テントサイト | 30 | 電源なし | 入場料のみ |
BBQコーナー | 3 | 炉、丸太椅子 | 無料(2h) |
設備
- 炊事棟(1棟)
- トイレ(1棟)
- 芝生広場
- フリーサイト(約30張)
- コテージ(4棟)シャワー・トイレ付き
- バンガロー(6棟)寝具付き
- 駐車場
- バーベキューコーナー(3卓)
- 管理棟
- リヤカー
- 一輪車
- 台車
レンタル用品が豊富!
利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜には、有料のレンタルが豊富で、テントからシュラフまで様々なものに対応してくれます。
※数には限りがあるので、予約して利用することをおすすめします!
レンタル品 | 1日利用料金 |
テント(6人用) | 1,500円 |
タープ(6人用) ヘキサタープ | 1,000円 1,000円 |
バーベキューコンロ | 1,000円 |
カセットコンロ ※ガスは別売り | 500円 |
七輪 ※網・炭は別売り | 500円 |
ランタン | 500円 |
シュラフ(封筒型) | 500円 |
キャンピングテーブル(4人用) | 500円 |
キャンピングチェア | 300円 |
キャンピングマット | 300円 |
毛布 | 300円 |
私は車にキャンプ用品を積んで行ったので、レンタル用品は利用しませんでしたが、島外からの登山客や観光客が荷物を減らして旅行ができるので、嬉しいサービスです。
消耗品販売もあります!
- 木炭・練炭
- バーベキュー用網
- 鉄板
- 着火剤
- LPGガス
- カセットボンベ
受付は坂道の上の管理棟
「利尻島ファミリキャンプ場ゆ〜に」に入ると、こちらのキャンプ場も傾斜があります。
坂道の上に管理棟があるので、そちらで受付をしましょう。
バンガローやコテージにはそれぞれ車を停められるスペースがあり、フリーサイトの周りにも近くに停められる駐車場がいくつもあります!
フリーサイトなのに、横付けとはいきませんが、サイトの近くに車を停められれるので快適ですよ!
ゴミ
分別すると回収してくれます。
禁止事項
- ペット同伴
- 花火
- 焚火
- 発電機の使用
利用してわかったこと
- 新しくてきれいなキャンプ場
- 登山前泊に利用している方多数
- 登山したあとに宿泊している方多数
- レンタル品が豊富なので人気
- 予約なしでもフリーサイトは30区画あるので安心!
- キャンプ場から利尻山の山頂が見える!
- 温泉まで徒歩で行ける近さが何よりいい!
- 整備が行き届いているきれいなキャンプ場!
お問い合わせ先
【期間中】管理棟 0163-82-2166
【期間外】産業建設課商工観光係 0163-82-1114
※施設の詳細については、下のベージでご確認ください。
>>アメニティパーク施設詳細
登山口に近い「利尻北麓野営場」もチェック!
登山口に最も近いキャンプ場。利用の多くは登山者です。
利尻山の3合目にあり、登山口の目の前です。利尻島ファミリキャンプ場ゆ〜にから、さらに2.4㎞先にあります。
自然休養林内にあり、観光最盛期には登山者の基地になります。
利尻北麓野営場 所在地
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町
登山口まで すぐ目の前
アクセス
- 鴛泊フェリーターミナルから:約3.6㎞(徒歩約60分)
- 一番近いバス停「温泉前」下車:約2.2㎞(徒歩40分)
利尻北麓野営場は、フェリーターミナルから約3.6㎞あります。
徒歩で1時間、車で約10分かかります。荷物があることを考えると、車で移動したい場所です。
傾斜がきつかった!
利尻北麓野営場は、すでに登山口目の前だけあって、荷物を運ぶにはきつい傾斜!
利尻北麓野営場 基本情報
利用期間
5月15日〜10月15日
サイト料金 (テントサイト60張)【2020年料金改定】
大人 | 500円⇒520円 |
中学生以下 | 300円 |
小学生以下 | 無料 |
オートサイト
オートサイト1泊1台 | 2,500円 ⇒2,610円 |
ケビン 4人用7棟 ※要予約
ケビン1泊1棟 | 5,000円 ⇒5,230円 |
利尻北麓野営場の設備
- 管理棟
- 駐車場(10台)
- テントサイト(60張)
- ケビン(4人用7棟)
- 炊事場
- トイレ
- 公衆電話
- 簡易売店
お問い合わせ先
【期間中】管理棟 0163-82-2394
【期間外】役場商工観光課 0163-82-1114
買い出ししてからキャンプインしよう!最寄りのコンビニ&お店情報
食材買い出しはセイコーマート利尻店
所在地
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町1
フェリーターミナル鴛泊港⇔セイコーマート | 1.2㎞ |
セイコーマート⇔利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に | 1.3㎞ |
重い荷物を持っての徒歩は大変かもしれませんが、利尻島ファミリーキャンプゆ〜にまでなら、歩けるくらいの距離です。車だと5分の距離にあります!
利尻北麓野営場までとなると、ちょっと大変です。
営業時間
7:00〜23:00
大体の食材は揃います。登山前に用意したい行動食から、キャンプ場で食べたい食材も買うことができますよ!
ガス缶などは隣のサニータウンで購入できます!
所在地
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町1
営業時間
9:00〜19:00
品揃えが豊富で驚きました。ホーマックのようなホームセンターです。
キャンプ用品や釣り道具などを販売しており、この店で一通り必要なものは揃いますよ!
利尻富士温泉いい!
露天風呂からは、利尻富士を眺めることができます。
日本最北の天然温泉「利尻富士温泉保養施設」
所在地
北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町
営業時間
12:00〜21:00
※6〜8月は、11:00〜21:30
休館日
11月から4月のみ月曜日
入浴料
大人(中学生以上) | 500円 |
中人(小学生) | 250円 |
小人(3歳以上就学前) | 150円 |
高齢者(70歳以上の島民) | 250円 |
お問い合わせ先
0163-82-2388
スポンサーリンク利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜には、利尻利尻登山の前泊に最適!
車で利尻島観光しました!
フェリーターミナルすぐそば「ペシ岬」
鴛泊フェリーターミナルすぐにある、「ペシ岬」はゴリラの背中のように見えることで有名です。
ちょうどゴリラの肩から、頭の上に登っていく感じになります。
利尻山登山前に足慣らしができます。私は暑い時間に日陰がなくて、かなりバテてしまいました…
白い恋人の丘
沓形(くつがた)の町の様子を見ながら島をぐるっと周って「白い恋人の丘」と「オタトマリ沼」に立ち寄りました。
沼よりも少し高い場所にある「白い恋人の丘」は、利尻島の有名な撮影スポットです。
オタトマリ沼から山頂が見えてきた!
全然見えなかった利尻山が、徐々に雲の間から見え始めました!
到着した昼頃に比べ雲がどんどん薄くなり、ついには利尻山の山頂まで見えるようになってきました!
そして、利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜にへチェックインしました。
いよいよ登山!しかし、まさかのハプニング…
実は一緒に行っていた主人が、キャンプ場で夕方から発熱…
キャンプ場についた頃から調子がわるく熱っぽい。その後、夜間診療へ駆けつけるという事態に…離島で40℃って…
翌日の朝1番のフェリーで利尻島を後にしました―
続きの登山レポート記事が書けず、本当に残念です。
いつか挑戦したい利尻山。きっとそのときも、この利尻島ファミリーキャンプゆ〜にを利用するに違いありません!
旅行は体調管理が大切なので、無理のない旅行計画を立てましょうね。
利尻に行く予定がある方、ぜひ楽しんできてください!
「Possibility.Labo*ポジラボ」では、北海道のキャンプ場やキャンプギア情報を発信しています。
twitter、Instagram、YouTube「Keitan’s Camp」でも最新の情報を届けますので、サイトTOPページからぜひチェックしてみてくださいね!
YouTube「Keitan’s Camp」でも北海道キャンプの魅力を伝えています!
キャンプ場をお探しの方へおすすめ記事!
登山好きの方におすすめの登山レポート記事まとめ
おすすめの愛用中キャンプ用品はこちらの記事でご紹介しています!
参考リンク
■利尻富士町 キャンプ場情報
・利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に
・利尻北麓野営場
・沼浦キャンプ場
■利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に 施設詳細
北海道旅行がもっと愉しくなるおすすめのガイド本!
\ポジラボを紹介していただきました/
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