灯油ストーブは、室内、室外を問わず、どこででも手軽に利用できるストーブです。
最近では、アウトドアで使用するニーズも。
この記事を読んでいる方の中には、キャンプ使用のために、レインボーストーブを探しているという方もいるかもしれません。
✔ 春秋キャンプを楽しむために灯油ストーブを探している
✔ 冬キャンプのためのストーブを探している
✔ 防災用にも使える灯油ストーブを探している
✔ 灯油ストーブのメリットが知りたい
✔ 実際にキャンプ場でトヨトミストーブを使っている人の感想が知りたい
✔ トヨトミストーブの種類や価格が知りたい
✔ トヨトミレインボーストーブ用のおしゃれな収納ケースを探している
この記事では、防災用品としても注目されている石油ストーブ「トヨトミ レインボーストーブ」の魅力と使用方法、そして収納ケースまで詳しくご紹介します!
トヨトミレインボーストーブを選んだ魅力まとめ
- 豊富なカラーバリエーション
- ランタン調の灯りが綺麗
- 連続燃焼時間が長い
- 初心者でも簡単に点火・消火ができる
- 家でも使用することができる
- アウトドアで使用することができる
- ストーブがあれば、キャンプに行ける季節が広がる
トヨトミレインボーストーブは、キャンプでも家でも使える優秀アイテム!
他のストーブにはない、おしゃれなランタン調の灯りが素敵ですよ!
北海道の真冬もキャンプをするポジラボがお届けします!
我が家はマイナス20℃の北海道でも雪中キャンプを楽しんでいます。
氷点下の冬キャンプは、故障に備えて暖房機器は複数持ちが鉄則。
最低気温をチェックしながら、氷点下の冬キャンプでは、トヨトミレインボーストーブ、武井バーナー、マナスル&火輪を併用して使用しています。
トヨトミレインボーストーブは、圧倒的火力というわけではありませんが、連続燃焼時間が長く、すぐに点火できるため、我が家の冬キャンプには欠かせない灯油ストーブです!
きっと読んだあなたは、トヨトミレインボーストーブを持ってキャンプに行くのが楽しみになってしまいますよ!
*
トヨトミレインボーストーブの魅力と性能をご紹介!
機能性ももちろんですが、使っていて気分が上がるものがほしい。
冬もキャンプする私にとって、ストーブは重要アイテムです。
このランタンのような形と、赤色に惹かれて購入しました。
魅力1:スノーピークも注目!デザインがかわいい!
見た目はランタンのよう。実際に約40Wの明るさがあるので、ストーブなのにランタンのような雰囲気。
さらに、炎がガラスに写ってレインボーに見えるので、レインボーストーブ。
暗い野外でゆらゆら揺れる炎の色が、とても幻想的ですよ。
2015年にスノービークが「スノーピーク レインボーストーブ」を発売しました
スノーピークがトヨトミのレインボーストーブのOEM製品を販売。
これまで主に一般家庭用として使わてきた灯油ストーブでしたが、これをきっかけに、キャンプをする人からも屋外で使用できる灯油ストーブとして注目が集まるようになりました。
OEM製品とは
オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング(Original Equipment Manufacturing)の略語です。他社ブランドの製品を自社ブランドの製品として販売される製品を指します。
スノーピークは限定生産
スノーピークは2015年販売開始の翌年から、限定品を販売しています。
価格は高めではありますが、オリジナルのカラーとデザインで人気が高く、販売後品切れが続いているようです。
スノーピークが販売したカラーは、ブラック、シルバー、カーキ、ライトブルーとトヨトミにはないカラーバリエーション。
しかも、スノーピークのロゴが入った収納ケースも別売りで販売されています。
私は赤色がよかったので、スノーピークへのこだわりはありませんでした。
トヨトミは5色、形は3つのバリエーションがあります
価格が少しずつ違うので、この後ご紹介します。
魅力2:連続燃焼時間が20時間!
実用性でいうと、購入の決め手は「連続燃焼時間」。
空気を対流させて温めるタイプですので、室内全体が暖かくなるまでは、かなり時間がかかります。
それでも、1回の給油で20時間も連続使用ができるストーブは他にはありません。
最低気温が10℃よりも下がる日に、長い時間焚いておきたいなら、トヨトミレインボーストーブが最適です。
加圧式の灯油ストーブは強い燃焼が魅力的ですが、燃焼を続けているうちに圧が下がってしまうので、途中、何度も加圧しなければいけません。
しかし、レインボーストーブは点火したあとは、特に何もしなくても大丈夫。一晩中付けておくこともできます。
※一酸化炭素警報機などの設置の上、ご使用ください。
暖かさの即効性がなくても、低燃費で連続使用できるのは、本当に使い勝手がよくて最高です!
氷点下10℃以下 真冬キャンプの使い方は…
実は、トヨトミレインボーストーブ1台で氷点下に下がった幕内を15℃以上に上げることは厳しいです。
零下20℃でキャンプする方はあまりいないと思いますが、このトヨトミレインボーストーブと武井パープルストーブの2台体制なら乗り越えられます!
途中、加圧が必要な武井パープルストーブだけでもだめです。
ずっと温め続けてくれるトヨトミレインボーの力が実は重要なのです。
2台がフルに稼働すると、幕内はなんと20℃まで上がります。
実際に使用しているキャンプの様子をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
魅力3:防災にも役立つ
「防災製品等推奨品マーク」認定!
災害時に、有効に活用でき安全と認められる
「防災製品等推奨品マーク」(一社)防災安全協会では、本年度より「防災製品等推奨品マーク」事業を開始します。災害時に、役立つ防災製品に対して推奨する新制度です。他社類似品との差別化を図るとともに貴社の防災製品に付加価値を高める認証マークをおすすめします。
防災安全協会「防災製品等推奨品マーク」より
株式会社トヨトミHPには、レインボーストーブが、防災製品等推奨品マーク認定商品と紹介されています。
2018年9月北海道胆振東部地震による大規模停電の後、冬季間の暖房について見直しをされた方も多くいたのではないでしょうか。
レインボーストーブは石油ストーブ。燃料を用意しておけば、いつでも利用できます。
防災面でも心強いアイテムです。
魅力4:持ち運びができる
タンク2重構造ということもあり、キャンプへの持ち運びができるストーブです。丸形で安定しているから倒れる心配もありません。
後ほどご紹介する収納ケースがあると、さらに持ち運びもよくなります。
アウトドアブランドのスノーピークが、OEM製品を販売したことで、トヨトミのレインボーストーブが野外での使用にもおすすめだということがわかりますね!
何よりランタンというのが、キャンプの夜をより楽しませてくれます。
魅力5:五徳の上で温められる!
正直、煮炊きほどの火力はありません。
実際、メーカーは煮炊きを禁止しています。
私は、別売りの五徳を購入しました。ケトルに水を入れて長時間置いておけば、いつの間にかお湯が沸かせておけるというくらいの気持ちで利用してほしいです。
パンをほんのり温めたい、一度入れたコーヒーを温め直したい、前日の残り物を温めなおしたいというときには大活躍します!
ただ、フライパンを置いて何かを調理したい、ダッチオーブンを置いてセットするなどの用途にはおすすめできません。
トヨトミレインボーストーブ 商品比較紹介
日本製品へのこだわり
トヨトミすべての石油ストーブは愛知県にある工場で生産しています。
創業65年の経験と実績で培ったものづくりへのこだわり。火気を扱う製品だからこそ安心できる製品をお届けしたいという思いを込めています。
トヨトミHPより
レインボーストーブは、トヨトミの代表的なストーブのひとつです。1980年の販売以降、40年近いロングセラー商品です。
トヨトミレインボーストーブ
品番 | RB-250 | RL-250 | CL-250 |
色 | ホワイト(W) ファインピンク(P) | レッド(R) ダークグリーン(G) | インクブルー(A) |
備考 | ランタン およそ40Wの明るさ | レインボーランタン およそ40Wの明るさ | クラシックモデル およそ40Wの明るさ |
サイズ 置台含む | H474.5 W388 D388 約6.2kg | H485.7 W388 D388 約6.2kg | H480 W388 D388 約6.2Kg |
希望小売価格 | 25,800円 | 30,000円 | 33,000円 |
高さとデザイン、カラーに変化がありますが、重さや以下の点については共通です。
タンク容量 | 4.9L |
適用畳数 | ・コンクリート9畳まで(15.0㎡) ・木造7畳まで(11.5㎡) |
暖房出力 | 2.5kW |
機能 | ■電子点火:ツマミを回すだけ ■ニオイセーブ消火 ■2重タンク構造 ■対震自動消火装置 |
Amazonでは、トヨトミの小売希望価格よりも安くなっています。季節によっては手に入りにくい時期もありました。
私が購入した2018年秋時点でも、RL-250(R) 赤色は他よりもやや高めの価格でした。
トヨトミ以外の石油ストーブは??
フジカ・ハイペット
- H432×W310×D310とコンパクト
- 重量5.5kgとやや軽い
- 暖房出力2.5kW
- タンク容量3.6Lと小さめ
- 色はホワイトとブラックの2色
- 国産メーカー
- 販売はフジカへの電話注文のみ
- 連続燃焼時間は約10時間
- 価格は約3万円
- 上で調理ができる
アルパカストーブ
- フジカ・ハイペットと似ている
- H450×W323×D323とコンパクト
- 重量6.4kg
- 暖房出力3.84kWでパワフル
- タンク容量約6.0Lと大容量
- 韓国メーカー製造
- 連続燃焼時間は約15時間
アラジン ブルーフレーム
- H551×W388×D405と大きい
- 重量8.5kgと重い
- 暖房出力2.6kW
- タンク容量約4.1L
- 燃焼継続時間約15時間
色々みていると、中々のお値段ですね!
それぞれのメーカーごとの良さがあり、デザインも違います。
パワーがあっても連続燃焼時間が短いと、途中で給油が必要になります。
他のメーカーは値段もかなり高く、レインボーストーブはコスパがよいことがわかりますね!
トヨトミストーブを買うならネット購入がおすすめ!
定価より安く手に入るかも!
トヨトミは店頭での販売もありますが、全色揃っていることはありませんので、Amazonでの購入がおすすめ!
トヨトミHPよりも安く購入できるかもしれません。
製品 | トヨトミHP | Amazon (2019年12月時点税込) |
RB-250 ホワイト(W) | 21,800+税 | 18,270円 |
RB-250 ファインピンク(P) | 21,800+税 | 21,400円 |
RL-250 レッド(R) | 28,000+税 | 26,400円 |
RL-250 ダークグリーン(G) | 29,800+税 | 25,080円 |
CL-250 インクブルー(A) クラシックモデル | 33,000+税 | 31,980円 |
Amazon販売の方が安い!調べてみると定価より安く手に入るものがありますよ。
ただ、2020年時点では、ここまでの値引きはありませんでした。シーズン入ると高くなるかもしれませんね。
それでも、税込みで3万円超える商品も、3万円以下でポイントもついて購入できる。
しかも、プライム会員対象商品だと送料も無料ですので、購入を検討されているならAmazonがいいと思います。
私は、Amazonで購入しましたよ!
スポンサーリンクトヨトミレインボーストーブの使用方法を解説!
加圧式ストーブより断然簡単!
燃料を入れる
燃料を入れる口はそれほど大きくありません。
燃料は、漏斗を使って入れるのが安心。普通のタイプのポンプだと太さがあって入らないサイズかもしれません。
点火と消火の方法は?
【点火】ツマミを回わして、レバーを下に降ろすだけ。
“対流形の電子点火はトヨトミだけ”というほど、簡単です。
【消火】ツマミを反対に回すだけ。
ニオイセーブ消火といって、ニオイの原因である未然ガスを燃やしきりながら消火するシステムになっています。
全くニオイがないわけではありませんが、室内でもそれほど気になりません。
すみません、簡単すぎて、解説終了です。
灯油ストーブの保管&収納はどうする?
専用の収納ケースがあるといいですよ!
持ち運びの際だけではなく、保管用にケースがあるといいですよね。
私が始め使用していたのは、ニトリのランドリーハンパー。高さに余りはあったのですが、周囲はジャストフィット。最近は廃盤になってしまって、同じものは販売されていないようです。
しかし、さらにおしゃれなのを見つけてしまって、再購入!
今はこれで大満足。シーズンオフの間、ホコリから守ってくれるのがいいでよ。
実は「ダストバック ポップアップトラッシュボックス」ということで、使わない時には畳んでおくことができるダストバックなんです。サイズを確認し、入ることがわかったので購入!
しっかり入るかを確かめるときは、正直ドキドキしました。
でも予想通り!まさにシンデレラフィット!持ち手もあるので、持ち運びが楽!
ダストバック ポップアップトラッシュボックスの色は何パターンかあります。
一番大きい赤色のレインボーストーブでも入ったので、トヨトミのレインボーストーブは全て入りますよ。
スノーピークの収納ケースは1万円!
定価よりかなり高めに販売されているということは、手に入りにくいということでしょうか。購入したい方は、信頼のあるサイトから購入してくださいね。
スノーピークレインボーストーブが、そもそもトヨトミのOEM製品ですから、スノーピークの収納ケースがぴったりなのは間違いありませんよね!
実際に口コミレビューでも、スノーピーク製品ではない、トヨトミレインボーストーブやフジカ・ハイペットを入れて使っているという声も、多くありました。
車を汚さない、傷から守る保護の理由で、キャンプ場へ持ち運びしたいなら、収納ケースは必須ですよ!
スノーピークの収納ケースの良さは、縦に大きく開けること。ストーブを横からスライドして入れることができるのがとても良いです。
オレゴニアンキャンパーの倍以上の価格ですが、こちらもよさそうですね。
トヨトミストーブの純正収納ケースもあります
レインボーストーブ専用の純正のケースも販売しています。サイズもぴったりですね。
ストーブ使用なら、これも必需品!ワンランクアップアイテム
ワンランクアップアイテム
USB扇風機 充電式サーキュレーター
ワンポールテントのサーカスTCの中央にあるポールに取り付け、テント内の暖かい空気を循環させるために使用していました。
充電式なので使いやすく、上に取り付けるので場所を取らないのがおすすめポイント。
上に温かい空気を溜め込まずに、幕内全体を暖めるのに有効ですよ!
スノーピークフィールドファン
使用するテントが大きくなったために、買い替えたファン。
充電式のマキタのバッテリーを使用すれば、どこに置いても使用できます。
大型のため、やや音は大きめですが、夏には扇風機として使用できるので、オールシーズン、大活躍です!
ストーブ ファン(Heat Powered Stove Fan)
不思議。熱だけで回転するファン。熱が伝導すると自然と回り始めます。
暖かい空気が真っ直ぐ上に行かずに、対流するのを助けるファンです。
このストーブファン本体が相当熱くなるので、取り扱いには気をつけてください。
燃料タンク ポリタンク10L(Hunersdorff)
燃料タンクは持っていますか?家に置いておくには大きなサイズでもよいのですが、キャンプ場へ燃料タンクを持っていくならコンパクトな方がいいですよ!
“いかにもポリタンク”という色ではない、こちら、やっぱり欲しくなって買ってしまいました。
ノズルは固くて少し使いにくいですが、漏れたりすることもなく、おしゃれなのでよいことにします!
一酸化炭素警報機
ワンランクアップというよりも、必需品です。
室内でストーブを使用する際には、必ず近くに一酸化炭素警報機を置き、動作確認をしておきましょう。
レインボーストーブの魅力まとめ
他の灯油ストーブにはない魅力があります!
トヨトミレインボーストーブの魅力とは?
- 連続燃焼時間が20時間
- キャンプはもちろん室内でも使用できる
- 点火、消火がとても簡単
- ランタンのような明かりがいい
- デザインがおしゃれ
- スノーピーク製品とぼぼ同製品だが安い
値段は約2万〜3万と決して安くはありません。
けれども、キャンプに毎回持って行くなら、自分のお気に入りのこだわりのアイテムを用意したくありませんか?
ストーブを購入しようか迷っている方には、トヨトミ レインボーストーブは本当におすすめです!
寒い季節までキャンプをする場合、野外は気温差が大きく、朝晩の冷え込みは避けられません。
小さな子ども連れのご家族なら、特に温度管理は大切!
寒くて風邪をひいたなんていうことにならないためにも、ストーブ、用意しませんか?
ストーブを持ってまでキャンプに行きたくないなんていう声もありそうですが、このストーブの良さを知ってしまったらもう手放せませんよ!
実際に使用している写真も交えてお伝えしました。使用のイメージは湧きましたか?
あなたのキャンプライフがさらに楽しくなる商品選びのお手伝いができたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
もし、この記事が役立った!という方がおりましたら、ぜひ記事をシェアしていただけると嬉しいです♪
ポジラボでは、北海道のキャンプ場情報やキャンプがもっと楽しくなるキャンプアイテムをご紹介しています。
これからも、「ポジラボ」をよろしくお願いします!
■Twiter:https://twitter.com/Possi_Labo
■Instagram:https://www.instagram.com/possi.labo/
参考リンク
寒い季節までキャンプを楽しみたい方におすすめの記事!
こちらの記事では、私がキャンプで愛用している収納アイテムを紹介しています!