発売日に予約購入していたサバティカルテントが到着しました!!
展示会は近くで開催されていなかったので、WEBの商品紹介だけで、購入を決めました。
実物を見るまではドキドキ―
実物を見ずしてでも手に入れたかった、サバティカルスカイパイロットTC。
84,480円という価格と仕様はどうなのか。コットンテントで、しかも4〜6人用という大型にも関わらず、10万円を切るテントはどんなテントなのか。
結論から言いますと―
買ってよかった!!予想を超えるしっかりとした仕様でした!
さっそく、キャンプ場へ行って実際に使用してきましたので、使用感や感想を含めて使用レビューをお伝えします!
設営&開封レビューはこちらのYouTube「Keitan’s Camp」でも紹介しています!
設営シーンや幕内の様子もわかる北海道キャンプ動画ですよ!
サバティカルスカイパイロットTCが届いたので開封します!
いざ、開封!
発売日9月20日、ついにサバティカルのスカイパイロットTCが我が家に届きました。
付属品は全部で6点
- 本体
- センターポール1本
- サイドポール4本
- ハンガーテープ2本
- 3mロープ8本
- ペグ20本
★本体★
ウォール | TC素材(コットン・ポリエステル混紡素材) 撥水加工 |
マッドスカート | 210Dポリエステルオックス |
トップキャップ | 210Dポリエステルオックス |
本体重量 | 14.7kg |
★付属品★
センターポール | 1本 | スチール Φ32mm 270㎝ |
サブポール | 4本 | スチール Φ22mm 180㎝ |
ハンガーテープ | 2本 | ポリプロピレン |
ロープ | 8本 | ポリプロピレン Φ4mm |
ペグ | 20本 | スチール 25㎝ 20本で2.1kg |
★WEB掲載の設営時のサイズ★
サーカスTCと徹底比較!どれくらい違うの?
収納時の大きさ比較
※サバティカルはA&Fの新ブランド商品です。参考までに、同じTC素材のサーカスTC(テンマクデザイン)と比較していきます!
サバティカル スカイパイロットTC | テンマクデザイン サーカスTC |
L82cm×W39cm×H29 cm | L64cm×W23cm×H23cm |
明らかに大きさが違う!比べてみると一目瞭然です。
重さ
★総重量比較★
サバティカル スカイパイロットTC | テンマクデザイン サーカスTC |
22.4kg | 17.16kg |
本体の布の面積が大きいことと、サーカスTCはセンターポールのみのワンポールでしたが、サバティカルスカイパイロットTCはサブポール4本を加え、重量が増しています。
センターポールは4つ折り、サブポールは3つ折りになっていて、1つのポールケースに収納されています。
女性一人で抱えて車に積むのは大変な重さです。本体の重さが14.7kgですので、重すぎるという方は、ポールやペグは別に持ち運ぶと良いかもしれません。
ロープ
思ったより白くなく、クリーム色でした。生地よりは少し薄いベージュという感じです。
直径4mmで、自在金具は黒。サバティカルのロゴが付いていました。
キャリーバック・ポールケース・ペグロープケース
上がペグ・ロープケース、下がポールケースです。どちらにもロゴが付いています。
収納ケースの素材は、マッドスカート部分と同じポリエステル系の素材で、TC素材ではありません。
ペラペラしている感じはしますが、実際にテントやポールを出し入れしてみると、スルスルと滑りがよく、実用的だと思います。
サバティカルスカイパイロットTCを設営!外装&内装レビュー
外装レビュー
広げてみると…
設営前、広げてみました。これだけのサイズ!
平らなサイトを探すのに苦労するかもしれません。
張り綱で形を整えるので、テントサイズ以上のスペース確保が必要ですよ!
ペグが予備含め20本!打ちやすいハンマー必須ですよ!
ペグは全て同じ25㎝長さです。
柔らかい地面などでの使用や風が強いときには、もう少し太くて長いペグがあると安心かもしれません。
基本16本は使いますので、それ以上はアレンジや予備用になります。
私はエリッゼのペグを愛用しているので、17本そちらを使いました。
ハンマーは付いていませんので、自前の打ちやすいものを用意しましょう!
ライトベージュの色味と生地感は?
触った感じや遮光の具合は、テンマクデザインのサーカスTCとほぼ同じです!あまり違いは感じられません。
色味はサーカスTCよりもやや薄め。それ以外は同じ?と感じるほどです。
(※テンマクデザインサーカスTC4年愛用者の感想です)
撥水性、遮光性、保温性に優れた高級感のあるコットン素材です。
重さを除けば言うことはありません!
縫製はしっかりされていたので、安心!
実物を見ずに買っているので、この辺りが一番心配でした。
この大きさのコットンテントは10万を超えているのに約85,000円。
縫製はしっかりしているの?と気になっていたのですが…
*
マッドスカートと巻き上げ紐
マッドスカートの素材は、210Dポリエステルオックスという、つるつるした素材。
汚れがつきにくく、すぐに乾く性質です。
色はTC素材の生地とも似ているので、写真ではわかりにくいかもしれません。
スカートを巻き上げることができる紐が、一辺に対して3ヶ所ずつ付いています。
普段巻き上げないときには、意味のない紐で汚れも気になるかもしれませんが、暑い日に巻き上げると風通しがよくなり、見た目もスタイリッシュにすることができます。
実際このようにアレンジしたときに、邪魔になるスカート部分が巻き上げられるのはいいですね!
トップキャップが付いている!
縫い目やベンチレーションからの雨漏りを避けるために、さらにトップキャップが付いていました。
トップキャップは、サーカスTCにはない部分なので、凄くていねいに設計されているなと感じた場所です。
ビスロンジッパーは可動が楽でした
一言でいうと、とても開け閉めしやすかったです!
ビスロンジッパーは、寒さに強く凍りつかないという特性を持っています。
メッシュ部分と本体部分が別の、独立ジッパーなので、余計な連動がなく、すっきりと可動させることができました。
バックルが付いている!
出入りができる場所は4ヶ所あり、全てドアパネルの内側にメッシュパネルがあります。
その下にはバックルが付いており、しっかりと固定することができます。
ロゴは2ヶ所ついています!
センターパネルの右下にあります。その対角にもう1ヶ所ロゴが付いています。
ライトベージュに黒のロゴ。私はシンプルで気に入りました!
サバティカルスカイパイロットTC設営編はこちらの記事でご紹介中!
内装レビュー
高さ広さは?
とにかく広い‼
2人では広すぎでした。反対側にさらに2つ並べて、4つコットを置いても、高くなっている中央で自由に動くことができます。
5本の180㎝以上のポールでしっかりと高さを出しているので、手を伸ばしてもジャンプしても届かないほどの空間があります。
広すぎて冬季間のストーブの温まり具合が心配ですが、メッシュパネルで外の景色も見られるので、ずっとテントの中にいても窮屈さを感じない広さです。
中から見た生地感は?
全てを締め切っても太陽の明かりが少し入ってくる感じです。
初回限定色のフォレストグリーンは同じTC素材の生地でもこれほど明るくはならないと思います。
ドアパネルはメッシュパネルと二重構造
私の場合、これがとても新鮮でした。室内にいながら景色が見える!
虫の進入も防ぐことができるので、これは嬉しいです!
メッシュとドアパネル、二重になっていることでより保温性も高まるのでは?と感じました。
とにかくメッシュを破らないように大事に扱おうと思います。
ベンチレーション
ベンチレーションを開けるとメッシュパネルになっています。
また、ベンチレーションを開けた後は、束ねておく紐もあります。細かいところまでよく配慮されていますね!
ビルディングテープ
ビルディングテープがなければ、きれいな長方形をとることができません。
使わないときや引っ掛けが心配な場合は、バックルを外して片方に寄せ、収納ポケットに入れておくことができます。汚れにくいのも嬉しいですね!
ハンガーテープ
ハンガーテープには移動できる3ヶ所のリングが付いています。
テント設営後、金具を引っ掛けるだけで取り付けることができます。
テント内に照明は必要ですよね。
しかもなるべく高い部分に付けられると、テント全体を照らすことができるので、とても便利でした!
スカイパイロットTCの機能性検証!撥水性と遮光性、保温性は?
撥水性を検証!
驚きました!撥水力!
コップから掛けた水が玉になって、凄い勢いで転げ落ちていきました!
実際の雨での検証ではありませんが、ある程度の雨なら弾いてくれそうです。
そのためにもしっかりと張って、たるんだところに雨がたまらないようにしましょう。
雨漏り対策が徹底されています!
サイドポールは、テントの内側からポールを立てます。
グロメットと呼ばれるハトメからポールの先を通して出すのですが、そこにはレインカバーが。
センターポール部分には、頑丈に縫い付けられているのですが、さらに上にトップキャップが取り付けられています。
二重構造でこちらも完全対策済みです!
遮光性を検証!
テントに強い太陽の日差しが当たっている時、中から生地を見てみると多少の透け感はありますが、写真の影を見てください。
しっかりと日陰になっています。ポリエステル素材ではここまで濃い影にはなりませんよ!
この柔らかい色味いい!
そして夜、明かりをつけた時にぼんやり光るテントの色が、私のお気に入りです!
フォレストグリーンも新鮮でしたが、やっぱりライトベージュで良かったと感じています!
*
TC素材は暖かい??
北海道の秋、外気温は12〜20℃の日に、スカイパイロットTCを初使用しました。
トヨトミレインボーストーブを夕方から幕内で使用。点火後も、センターはメッシュパネルにして外の景色も見ていたので、あまり室内温度は上がりませんでしたが、外気が12℃でも14〜18℃くらいをキープしていました。
一晩焚き続けていたのですが、夜も寒いと感じることなく寝ることができました。
さらに寒くなると武井バーナーも使用して、どれくらい室内温度が保てるかなども、検証していきたいと思います!
私のおすすめストーブを紹介しています
スカイパイトットTCのアレンジを愉しんでみた!
出入口が4ヶ所選べることで、周りのテントとの位置関係で、より快適な動線を作り出すことができます。
荷物の積み下ろしのときは入口も広く、ストレスがなかったです!
また、日差しの入り具合や気温の変化にも対応することができるのが、凄くいいですよ!
バージョン1:密閉スタイル
全て閉じると、スカートの効果も発揮して、室内の暖かさが保温されます。
しかもメッシュパネル部分になっている4面は二重構造というのも、より熱を逃がしにくいと言えます。
バージョン2:暑い日のメッシュスタイル
メッシュ部分から気持ち良い風も入ってきます。虫を防ぎつつ、外の空気も感じることができます。
それでいて広いので、室内でカセットコンロを使って調理することもできました。※換気には十分に気をつけて行っています。
臭いのことを考えると、室内調理はなるべくオープンにしている時にしましょう!
バージョン3:半分タープスタイル
片方だけせり上げてみました。タープいらず。付属にはない自前のロープ2本、とポール1本を使って設営しました。
テント1つでテントとタープを連結したような広さ!アレンジできるのが、スカイパイロットTCの魅力でもあります!
まだまだ色々なアレンジができそうなので、できたらここに順次追記していきたいと思います!
★追記★
景色を愉しむには最高の幕ですよ!
まさか撮影場所はここ!?設営して初めて気づいた事実とは
キャンプ場のロケーションも最高でした―
!!
サバティカルの公式HPの写真に似ていませんか?!
それにしても、似ている!あまりの似具合に凝視してみると…
森の形や木の形をよく見てください!やっぱり同じ場所なんです!まさか、北海道!?しかも私が利用しているキャンプ場で撮影していただなんて!
*
その事実が確認できたのは、帰宅後、写真を比較して見てからです。
サバティカルWEBサイトを見てテント購入を決めていたので、あのサイトとほとんと同じロケーションだよねと話していましたが…
まさか北海道だったなんで、思っていなかったので信じられません!
しかも、テントの向きこそ違いますが、キャンプ場の中でもここ!という場所まで同じです。
*
初張りだったので、もっと大変かな?と思ったのですが、所々撮影しながら、主人がほぼ一人で設営に30分、撤収も20分ほどでできました。
おそらく2人で手際よく協力すれば15分ほどで設営できるのでは?という簡単さでした。
ボトムとなる長方形がしっかりと定まれば、それほど苦労することなく設営できますよ!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
お気に入りのテントなので、自信をもって推薦できるテントです。
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サバティカルテント購入を検討されている方におすすめの記事です!
参考リンク
《参考資料》テンマクデザインとの商品比較一覧
メーカー | テンマクデザイン | サバティカル |
商品名 | サーカスTC | スカイパイロットTC |
色 | サンドカラー | ライトベージュ |
価格 | 31,800円 | 76,800円 |
対応 | 2〜4人 | 6〜8人用 |
付属品 | 本体1 センターポール1本 ペグ15本 ガイド用ペグ1本 張り綱5本 設営用ガイドセット1 | 本体1 センターポール1本 サブポール4本 ハンガーテープ2本 ペグ30本 3mロープ8本 |
重さ | 本体 8.58kg ポール6.25kg ペグ2.33kg | 本体 14.7kg ポール5.6kg ペグ2.1kg |
総重量 | 17.16kg | 22.4kg |
収納時 サイズ | L64cm×W23cm×H23cm | L82cm×W39cm×H29 cm |
設営時 サイズ | L420cm×W420cm×H280cm | 720cm×380cm×H270cm |