登山

樽前山登山Vol.2【ご来光登山編】山頂で日の出を見よう!

あなたは日の出を山頂から見たことがありますか?

神々しく昇る日の出。

樽前山_

朝陽が雲に反射する様子も山頂ならではの光景。

樽前山
樽前山2016年8月7日撮影

ご来光を眺めている時間こそ、地球の自転の早さを実感するものはありません。時間の流れをこの景色が教えてくれます。

私が感じる「ご来光登山」の魅力とは―

  • ご来光を見て特別な気分が味わえる
  • 早起きして清々しい
  • 朝の運動が爽快
  • 下山してもまだ8時前で1日を有意義に使える
  • 登山を達成させた充実感で1日が始められる
  • 夏は快適な気温で登山が楽しめる
  • 登山道や駐車場の混雑を回避できる

樽前山の登山情報や景色や花の魅力については、すでに別記事でもご紹介しています。まだご覧になっていない方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。

今回は、ご来光登山の魅力と樽前山「ご来光登山レポート」をお伝えします!

ご来光と日の出の違いとは?

樽前山_
太陽の日の光が徐々に広がっていく―

ご来光は、高山で望む荘厳な日の出のこと。初日の出は、元旦の日の出のこと。

日の出が話題になるのは元日ぐらいであるため、ご来光と初日は同じものと思われることもあるが、ご来光は元日に限った表現ではなく、高山から見る荘厳な日の出であれば、ご来光という。

―中略―

また、初日は新年の季語だが、ご来光は夏の季語である。

違いがわかる事典(chigai.allguide.com)

樽前山

「初日の出」 = 元旦の日の出
「 ご 来 光 」 = 高山で望む日の出

「日の出」の中でも、年に1度の「初日の出」と、山頂でしか味わえない「ご来光」は、より特別なものと言えます。

樽前山が近くにある方は、ぜひ樽前山に。樽前山が近くにないという方は、これから紹介する「ご来光登山ができる山ポイント」を参考に山選びをしてみてください。

山の上で見るご来光は、一際素晴らしいので、ぜひあなたにも体験してもらいたいです!

ご来光登山をするために

樽前山
朝陽に照らされる溶岩ドーム
樽前山
樽前山2016年8月7日 撮影

ご来光登山ができる山 ポイントまとめ

□ 登山口までの所要時間は?
□ 登りにかかる所要時間は?
□ 登りやすい道?
□ 暗くても迷いにくい道?
□ 山頂からの景色は開けている?

ご来光登山は、「天候」と「時刻が」何より大事

平地で天気が良くても山頂に雲がかかっていることは、よくある話です。

天気予報を確認しながら、前日からの天候が安定しているベストな日を選びましょう。

また、季節によって日の出の時刻はかわりますので、山のある場所の日の出時刻をインターネットなどで調べましょう。

そして、日の出時刻から逆算して登山開始時刻を決めます。

山開きがスタートしたばかりの6月は、夏至に近いため日の出時刻がとても早いです。山頂の気温もまだまだ低いので、おすすめは、8月9月。

10月になると日の出時刻は遅くなりますが、気温がかなり下がりますので、防寒対策が必要になり荷物が増えるというデメリットがあります。

一度でも登山経験のある山に挑戦しよう

初めて登山するのがご来光登山というよりは、一度明るい時間に登山を経験しておくとよいでしょう。

道の様子や分岐点も登山経験があるのとないのでは大きく違います。

暗い時間に登山するということにより、山の難易度は上がりますので、ご来光登山をしたい山には、一度でも登山しておくことをおすすめします。

防寒着を用意しよう

太陽の陽の暖かさをこれほど感じることはありません。

それほど日の出前の山は寒いことを覚悟してください。

登山開始の気温は10℃を下回る山が多いと思います。

しっかりと着込んで、暖かくなったら脱ぐというようにします。

また、日の出を待つ時間は、1時間近く体を動かした後で、さらに体が冷えてきます。

山頂は風が強い場合も多いので、体感気温は一桁の気温をイメージして防寒着を用意してください。

登山で汗をかく人は、速乾性のよい衣類を選ぶか、着替えを用意します。

明かりを用意しよう

日の出の2時間、3時間前は、当然真っ暗です。

真夜中にヘットライトの明かりを頼りに山道を歩くことを想像してみてください。

足元の悪い山道を明かりなしで歩くのは、不可能です。

私は両手が自由に使えるよう、頭に装着するヘッドライトをおすすめします。

※登山の際は、昼間の明るい登山のときでも、携行するのがマナーです。

樽前山はご来光登山が最適な理由

樽前山

①登山口までの所要時間を短くすることができる

樽前山の登山口は、千歳市街から60分弱で到着する場所です。

支笏湖湖畔のキャンプ場や支笏湖温泉に宿泊する方であれば15分ほどで行くことができます。

②登りにかかる所要時間を短くすることができる

樽前山は、7合目から登山でき、約50分で山頂まで行くことが可能です!

樽前山の最高ピークが東山の標高1,022m。本来であれば、登りに2時間近くかかってしまう山ですが、すでに標高660mの7合目の駐車場まで車で行くことができるので、時間短縮を図ることができます!

日の出の50〜30分前くらいから、徐々に日の出る方角は明るくなってきます。

登り始めは明かりは必要ですが、日の出30分前にはヘッドライトも必要ないくらいに足元も見えるようになります。

③暗くても迷わず歩ける登山道

樽前山
東山までの分岐は1ヶ所のみ

樽前山ヒュッテコースは、登山口から山頂まで分岐点は1ヶ所で、ほぼ1本道です。

尾根近くは砂利が動くので歩きにくいですが、山道は全体的に整備されていて歩きやすい道です。

④山頂は360℃のパノラマビューが楽しめる山!

樽前山

外輪山手前からすでに木は生えていないので、登っている途中から外輪山、山頂まで見晴らしが最高です!

ご来光の方角だけではなく、苫小牧の海や支笏湖、羊蹄山まで360℃パノラマビューが楽しめますよ!

樽前山

ご来光登山レポート

溶岩ドームの大きさが伝わりますか?

標高 1,022m(東山)

獲得標高

361m

総時間

2時間(日の出待ち時間含む)

樽前山
SUUNTOより 樽前山ヒュッテコース

登り

 約45分

下り

 約40分

難易度

 初級レベル

2016年ご来光登山レポート

夜明け前、登山の準備をして家を出る。
軽めの腹ごしらえと行動食を調達し、支笏湖へ向かう。
登山口まで車で60分弱。樽前山の登山口までに、鹿を何頭か目撃。暗い夜道に、鹿の目の光るからわかりやすい。
車道に飛び出して来ないかヒヤヒヤしながら車を走らせる。

登山口到着、登山開始。
日の出に間に合わないと意味がなくなるので、時間との勝負―
少しずつ辺りが明るくなってくる。
日の出が近づいてくるを感じながらさらに登って行く。

樽前山
 山頂への分岐点

日の出の瞬間までには山頂に着きたい。
どんなご来光に出会えるのか、わくわくしながら登る登山道。
山頂到着。何とか間に合った。
珈琲を入れるためのお湯を沸かしながら日の出を待つ―

樽前山

ご来光登山は大成功!

樽前山
樽前山

風がそれほどない、穏やかな天気。少しずつ陽がさしてくるのをゆっくりと感じながら、ただただ見ていました。

この年は、ヘリノックスチェアを持参して登頂し、山頂で朝食のおにぎりとカップヌードル、珈琲を飲むという、理想的なご来光登山が実現しました!

樽前山
山頂での珈琲は格別です!
樽前山
下山は爽快!下りは40分弱 あっという間です

でも、いつもそのような日の出に出会えるとは限りません。

2017年ご来光登山レポート

2017年9月1日に登山した時は、残念ながら山頂に霧がかかっていました。

登り始めた7合目直後は支笏湖が見えていたのですが、歩くにつれ、霧の中へ…

樽前山
2017年山頂
すぐ側にある溶岩ドームさえ見えません(泣)

この日の一番見えたご来光はこんな感じでした。

樽前山
樽前山山頂より
2017年9月1日撮影

霧の向こうではかなりオレンジ色に輝いているのですが、自分たちが霧の中にいるのでこのように見えました。

下山するとこの通り、霧は山頂付近だけだったようで、きっと麓では綺麗な日の出が見えていたのかもしれません。

樽前山
2017年9月1日撮影

2018年はご来光登山ではなく、「樽前山の景色と花を楽しむお鉢巡り登山」をしました。また違った樽前山の楽しみ方が味わえて、こちらの登山も凄く楽しかったです!!

おわりに ぜひご来光登山してみてください!

樽前山
朝の支笏湖は風がなくさらに湖面が綺麗です

下山してもまだ8時前という1日の使い方が、ご来光登山の素敵なところだと思いませんか?

また、夏は暑くなる前に登れるのがよいところです。

遮る木々がない山の登山は、日が高くなって暑くなる前に登らないと大変です。

しかも、夏の樽前山は駐車場がいっぱいになるほど人気ですので、日の出を目指す登山は人が少なく最適に登ることができますよ!

いつでも見られるものではないからこそ、「ご来光」は特別なものなのですね。

またあのご来光を見たいので、今年もまた挑戦します!

どうですか?

人生に一度は経験してみる価値、あると思いませんか?

朝早いの苦手だからと諦めてしまうのはもったいないですよ。

北海道で登山がしたい方へ! 私が登った山レポを一挙ご紹介!

樽前山登山を計画している方へ!

ABOUT ME
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北海道在住。幼い頃からアウトドア好き。登山歴は15年。キャンプ道具とカメラ機材を車に積み込み、絶景を求めて北海道各地のキャンプ場に通う。 夏はもちろん、氷点下18℃まで下がる雪中キャンプも楽しんでいる。これまで訪れた北海道のキャンプ場は、北は利尻島から、南は北斗市と、50ヶ所以上。 前職は小学校教員。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを取得し、現在は、キャンプの魅力や楽しさを広めるフリーフォトライターとして活動している。
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