あなたは、雨予報でキャンプに行くかどうか悩んだ経験はありませんか?
その時、キャンプに行きましたか?それとも、延期しましたか?
週末の予定はあまり天気が良くなさそう…
それほど悪化はしないようだから、できれば行きたいんだけれど、雨でもキャンプは楽しめるのかな?
正しい知識と雨対策ができれば、きっと雨の日でもキャンプは楽しめますよ!
注意報や警報は出ていませんか?最新の天気には十分注意してくださいね。
雨と言っても、
✔ 前日までが雨
✔ 途中から雨が止みそう
✔ 設営から撤収までずっと雨
✔ ずっと霧雨のような天気
✔ 途中から雨が降りそう
✔ 1日目は雨で次の日が晴れ
✔ 1日目は晴れで次の日が雨
✔ いつ降ってもおかしくない曇り空
ここまで挙げると、むしろ1泊2日でしっかりと晴れて快晴!というのが珍しいかもしれませんね。
つまり、いつ雨が降っても対応できる準備をすることは、野外活動にとってはとても重要!
雨キャンプの注意点や対策方法は、誰もが知っておきたい、学んでおきたい内容です。
雨の日でもキャンプは楽しめます!
◎雨キャンプの注意点
◎キャンプ場・サイト選びが重要
◎雨対策アイテム
◎雨の日でも楽しめるテントやタープの選び方
◎雨キャンプのメリットとデメリット
★急な雨に対応できるスキルアップが目指せます!
これまで雨キャンプを経験したことがないという方へ、雨キャンプの注意点、雨対策アイテム、そして雨キャンプのメリットとデメリットについて、これまでの経験から学んだことやキャンプインストラクター講習会で得た知識も加えてお伝えします!
知っていることは、確認。知らなかったことは、今後にぜひ活かしてくださいね!
※雨キャンプは、十分な知識と情報収集が必要ですので、十分天候の変化に気をつけて行って下さい。
雨キャンプの注意点 情報収集と決断が大事です!
前日までの天候も情報収集しましょう
悪天候により閉鎖される場合もあります
キャンプ場近くの道が通行止めになった、増水の心配がある、台風による被害があったなどの理由で、キャンプ場が閉鎖になる場合もあります。
悪天候直後のキャンプ場は、安全ではないことを忘れてはいけません。
心配な場合は、キャンプ場へ向かう前に確認の電話を入れるとよいですね。
道路情報も確認しましょう
キャンプ場へ行くまでの道に、通行止め等の情報がないか確認します。
キャンプに行く日に天候が回復していたとしても、増水しているなどの場合は、「行かない」選択が必要です。
キャンプ場自体が安全かどうかに加え、行き帰りの道路情報も忘れず確認しましょう。
SNSで情報を発信しているキャンプ場もあります
沙流川オートキャンプ場
※沙流川オートキャンプ場は、営業期間中は、週末を中心にその日のキャンプ場の天候や予約状況を写真等でお知らせしてくれます。
滝野すずらん公園オフィシャル
キャンプ場周りの天候や道路情報など、利用者へ最新の情報を発信してくれているキャンプ場があります。
twitterの他、InstagramやFacebookのアカウントをもっているキャンプ場もありますので、ぜひご活用ください。
注意報・警報が出ていたら「行かない」
注意報や警報が出ている地域でのキャンプは避け、天気のよい場所へ行き先を変更するという選択もあります。
あらかじめ予約していた場合、注意報や警報が出た場合はキャンセル料がかからないという規約があるキャンプ場もあります。
せっかく予約したから…ということだけで、無理なキャンプ計画を実行するのは、自分だけではなく周りにも迷惑をかける行動です。
実はキャンプは、雨よりも強風が大敵です
雨の日は比較的、風が強く吹くので、雨の強さと一緒に風速も確認してください。
テントやタープが安定しない中での、キャンプは気が休まりません。
雨が降っても、弱風なら大丈夫。でも、弱雨でも強風ならキャンプを中止するという判断も必要です。
野外活動にとって、天候はかなり重要な要素です。
天気に関わる情報収集をしっかりと行い、安全を確認してから実施してくださいね。
適切な判断・決断が、「楽しいキャンプ」に繋がりますよ!
気をつけたいキャンプ場とサイト選び
キャンプ場の選定が重要です!
崖崩れ・土砂崩れ・落石・河川の増水による危険がある場所には行かない
湖畔キャンプ場、河川キャンプ場、河原、高原キャンプ場は、雨の日のキャンプには適していません。
雨量が伴う天候の場合、行き先がこのようなキャンプ場なら中止を検討してください。
安全なキャンプ場へ行くことが、何よりも重要です。
水はけが良いキャンプ場 サイトを選ぶ
芝生サイト・砂利サイトが◎
土サイトは水はけが悪く、水たまりができる他、泥汚れの原因にもなります。
車が多く侵入するようなサイトなら、道もぬかるむかもしれません。ドロドロになるのは嫌ですね…
芝生サイトや砂利サイトがあるキャンプ場だと、水はけが良いので、雨が降っている日でも、比較的影響はありません。
林間サイトも◎
木陰が多いキャンプ場だと、雨よけにもなります。
何より木々に雨音が落ちる音も味わえますよ。
※ただし木の下にテントやタープを張ると、樹液が落ちてくる木もありますので、ご注意ください!
キャンプ場サイトの高低差をチェックして より高い場所に
溜まった水は、高い所から低い所へと流れます。
流れの通り道や溜まる場所にテントを設営すると大変!
窪地、低地は四方から水が流れてきて、水溜りになってしまうので、絶対に避けてくださいね。
雨の量が気になるなら あえて傾斜に設営
普段のフリーサイト選びは、なるべく平らな場所を選びますよね。
しかし、雨がサイトに溜まる心配がある日は、雨が常に下に流れてくれる「傾斜」をあえて選択するという方法もあります。
傾斜にテントを設営することは、多少快適性は落ちますが、雨が溜まるよりは良いですよ!
持っていくと活躍!雨対策アイテム
- 長靴・濡れてもOKな靴(ウォーターシューズ,サンダル)
- 傘・レインウエア
- 長めのペグ
- タープ
- 大きいテント
- グランドシート・ブルーシート
- コンテナ(蓋付き収納)
- ガス調理できるコンロ
- ゴミ袋(濡れた物を入れる袋)
- 雑巾・タオル
- 洗濯バサミ・洗濯干し・ハンガー
- 防寒アイテム&着替え
★ コット
★ フィールドラック
① 長靴・濡れてもOKな靴
濡れた芝でも靴は濡れます!
濡れたままの靴や靴下を履いたままいるのは、非常に辛いです…
雨の日ではなくても、朝露で芝が濡れていて、靴が濡れた経験はありませんか?
写真の日、この芝をあるいたら、靴はあっという間に濡れて、靴下までベシャベシャになってしまいました。
雨の日はもちろん、寒暖差がある季節も、実はよくありますよね。
長靴・防水シューズ・ウォーターシューズ・サンダル
防水加工がされた靴があると安心。
どうせ濡れるのだからと、裸足にサンダルという方法もあるかもしれません。
替えの靴を持参しているなら、「濡れてよい靴」「乾いている靴」でONとOFFを切り替えるのが一番!
一度濡れた靴は、キャンプ場で乾かすのは至難の業…
荷物が多くなりますが、雨の日は、1人2足以上用意してください。替えの靴は、きっと持ってきて良かった!と思うはずです。
② 傘・レインウエア
傘もあるといい
トイレに行く時など、さっと出してすぐに使える「傘」もあると便利。
傘は両手があかないから使えない、両手があくレインウエアと思う方が多いですが、レインウエアは濡れたあとの管理も面倒で、脱いだり着たりするのも手間がかかります。
傘があった方がよかった…と思う人も多いはずです。
③ 長めのペグ
地面が雨水で緩くなることを想定
設営後に雨が降る場合もありますし、すでに雨水を含んでいるということもあるかもしれません。
いつもよりはペグが刺さりやすく、抜けやすくなるので、長いペグがあると安心です。
私は18cm、28cm、38cmの鍛造ペグを使い分けて使用しています。
テントに付属しているアルミ製ペグよりも、しっかりと固定できるので、鍛造ペグがおすすめ。
風が強い日は、長めの38cmのペグがあると安心です。風の受けやすいタープの固定にも使えるので、いつも持参しています。
⑥グランドシート・ブルーシート
ブルーシートがあると重宝しますよ!
※ブルーシートだといかにも…という感じなので、グリーンのものを使用しています。
✔ 芝が濡れているとき
✔ 上からの雨を防ぎたいとき
✔ 汚れた物を車に積みたいとき
シートは、2枚、3枚とあると安心です。
ゴミ袋だと破けてしまう心配もあるので、ある程度重いものを載せても破けない、厚手のシートがあると便利ですよ。
⑦コンテナ(蓋付き収納)
無印良品の頑丈ボックス
コンテナは活用されていますか?私は無印良品のコンテナを愛用しています。写真のような量も入れられる、収納力抜群のコンテナです。
無印良品の頑丈ボックスは、蓋にパッキンはついてないので、完全防水ではありませんが、底や蓋が多少濡れても、雑巾で拭けばOK。
蓋がある収納ケースは、雨の日の持ち運びにも役立ちますよ。
アルバートルのマルチギアコンテナ
スノーピークのシェルフコンテナ
防水加工がされているアルバートルのマルチギアコンテナとアルミ製のスノーピークのシェルフコンテナ。
これらの収納コンテナにまとまっていると、中に入っているものが雨に濡れることなく運搬できます。
スノーピークのシェルフコンテナは、本体には蓋がないのですが、買い足して使っています。
雨風が防げる蓋にもなりますし、車の積載も楽になり、テーブルとしても使えるのでおすすめですよ。
⑧ガス調理ができるコンロ
焚火やBBQができなくても調理できる道具が必要です
雨の中の火起こし…大変ですね。
焚き火やBBQが野外でできないときには、ガスコンロがあると、調理が可能です。
私が使っているコベアキューブは1口でコンパクト。テントの中でも場所を取らずに、テーブルの上でも調理することができます。
もう1つ使っているのが、イワタニのカセットガスコンロ「炉ばた炙りや」。たこ焼きプレートもカスタマイズして、楽しんでますよ!
※テント内での火器使用は大変危険ですので、換気に十分気をつけてください。
⑨ ゴミ袋(テントも入れられる大きな袋)
グランドシートと同様の用途で必要になります。
濡れたものを袋に入れて車に積み込むことが考えられるので、何枚あってもOK。多めに持って行くようにしましょう!
⑩ タオル・雑巾
体が濡れたり、キャンプ用品が濡れたりしたときに、すぐに取り出して拭けるタオルや雑巾が、複数枚あると安心です。
濡らしたくないカメラやカバンの上に、羽織らせることもあるかもしれません。
濡れたタオルや雑巾はすぐには乾かないので、こちらも多めに準備するとよいですよ!
⑪ 洗濯バサミ・洗濯干し・ハンガー
濡れたものを掛けておかなければいけない場合があるかもしれません。
吊り下げる場所があるなら、ハンガーや洗濯干し・洗濯などもあると非常に便利です。
サイトがごちゃつくのが残念ですが、濡れたものの置き場にも困るので、準備できると便利ですよ。
⑫ 防寒アイテムと着替えを多めに準備
雨の日は気温の変化が大きい
雨が降る前に一気に気温が下がることがあります。日差しがなくなった途端に寒さを感じるかもしれません。
温度変化に対応できるよう、夏でも防寒着を準備しましょう。
濡れた衣類を着替えられるように!
あらかじめ、雨に当たりそうという日なら、下着から上着まで全てを着替えられるくらいの着替えが必要です。
雨の程度にもよりますが、濡れたままの衣類を身に着けているのは気持ちが悪いものです…
冷えの原因にもなるので、乾いた衣類を準備してくださいね。
先程触れた、靴、靴下の替えも必須ですよ!
雨でも楽しめるのはタープ・テント次第!
タープ 活動範囲が格段に広くなる!
テントやタープで活動スペースが確保できるなら、いつも通りに楽しめます!
大きなテントがすでにあるという方は、タープなしでもOKですが、タープはテントよりも野外を感じながら過ごすことができるアイテムです。
いつもは野外に置いていたキャンプ道具も、濡れないように、全てテント内に入れなければいけません。
タープは、横殴りの雨の日には適しませんが、大きな傘の下にいるような感覚になります。
雨の中の設営は手間が掛かっても、タープを設営することで、活動範囲を大幅に広げることができます。
愛用しているのはテンマクデザインの焚火タープTCウイング
大きな炎にならないように注意すれば、焚火も楽しむことができますよ!
高さのあるテントは、活動がしやすい!
ニーモ ヘキサライトエレメント6P【高さ226cm】
サバティカル スカイパイロットTC【高さ270cm】
テンマクデザイン サーカスTC【高さ280cm】
腰を曲げて活動を続けると、疲れませんか?
座ったまま着替えをするのは大変ではありませんか?
立って活動できる高さのあるテントがおすすめです!
出入りのときには多少屈む必要がありますが、中に入れば、立って活動できるタイプのテント3種類を使っています。
これら3つとも快適ですよ!
雨に強い素材を選びましょう!
おすすめはTC素材 雨漏りが一切ありません
TC素材の欠点は重いところ。雨水を含むとその重さはより一層。しかし、それ以外では、TC素材はメリットばかりです。
撥水性に優れているので、何年も使用しているサーカスTCを始め、他のTC素材テントは大雨でも一切、雨は浸透しませんでした。
雨キャンプ中で、テント内まで濡れてしまったら、悲惨!
撤収後の乾燥には時間がかかって大変ですが、雨にも強いTC素材は、絶対的な安心感がありますよ。
これから購入するなら雨にも強いテントを選びましょう!
TC素材の良さについては、各テントの使用レビュー記事解説しています!
防水キャップや防水ファスナー仕様が安心です
メッシュパネルがあれば中からも景色が楽しめます
テントスカート付きも効果的
テントスカートは、雨水の侵入を防いでくれる効果があります。テントスカートは、一般的には冷気対策が上げられますが、雨の日にも有効ですよ!
スカートが付いていなかったニーモヘキサライトエレメント6Pには、取り外し式のテントスカートを自作しました。
知っておきたい雨対策
タープの張り方を工夫する
①撥水性が発揮するよう たるみができないようにする
テントやタープの撥水性は、幕をピンと張っているときに効果が発揮されます。
たるみがあると、幕が余っている部分に水が溜まり、水の重さで倒壊する恐れもあります。
雨が降る日は、いつも以上にたるみがないかを確認し、全て均等にテンションがかかるようにしてください。
②雨の通り道を意図的に作る
タープやテントの設営時には、水の流れを誘導できるようにします。
1本のポール、ロープに雨を伝わらせて地面に流します。
そして、その先には物を置かないようにしましょう。
荷物は地面に置かない 底上げが効果的!
冬キャンプ中の工夫でもありますが、地面が濡れている場合、フィールドラックで底上げすると効果的。
芝や地面が濡れていても、キャンプ道具を濡らしたり、汚したりしません。
フィールドラックの足は雑巾で拭く必要がありますが、安心して荷物を置いておくことができます。
フィールドラックは使うだけでサイトがまとまりますし、買って大正解でした。
荷物はテントに触れないように置きましょう
雨を含んだ幕に触れないように…
大抵、テント内のレイアウトは、デッドスペースになりがちな端に、コットや荷物を置くことが多いと思います。
しかし、そこで気をつけてほしいことが、雨を含んだ幕に触れないように置くことです。
私が使っているTC素材のテントは、雨漏りはしませんが、幕に水を含んでしまいます。
その幕に触れると、コットや寝袋にも水が浸透してしまいます。
端に配置する荷物も、雨の日は意識して隙間を空け、絶対に接地しないようにしましょう。
コットがあれば浸水の心配なし!
寝袋への浸水の心配がありません
普段からすでにコットを使用している人もいるかもしれません。
雨の日なら、グランドシートが濡れたとしても、寝袋が濡れてしまう心配が減るので効果大ですよ!
使用後は、コットの足を拭くだけでOKです。
必要最低限のキャンプアイテムに絞って、なるべく行動範囲は広く確保する
雨の日は、車から出すだけで濡れてしまいます。
ここは諦めが肝心です。本当に使いたいものを厳選して楽しみましょう。
雨で濡れてほしくないギア、泥がついてほしくないギアは、あえて、その日のキャンプでは、使わないという判断も必要です。
色々な手間も省けますし、何より、野外に置けないキャンプ道具でテント内が狭くなりがちなので、それを避けることができます。
結果、テント内がより快適になりますよ!
経験者が伝えたい 行く前に知っておきたいこと
小川でも 川の流れる音が気になります
雨が降ると川は増水します。水の流れも早くなり、音も大きくなります。
昼間はそれほど気にならなかった音も、夜になると、直接見えないこともあり、川の様子が凄く気になります。
これは実話です…
それほどの雨ではなかったのですが、水が流れる音が聞こえるキャンプ場に宿泊した日のこと。
川の流れる音を絶えず聞きながら寝ていると、「近くの川が増水した夢」を見てしまいました…
音が聞こえると不安にもなりますので、落ち着いて寝れないという方もいるかもしれません。
ここは降っていなくても、上流でどのくらい降っているかわからない怖さもあるので、絶対大丈夫、と思える場所でないとだめだと反省しました。
テントやタープに当たる雨音も
天候の急変で、予報以上に雨と雷がひどかった日がありました。
テントとタープに大粒の土砂降り。相当な雨が降りました。
浸水する心配はなかったので良かったのですが、とにかくテントに当たる雨音が凄かった。
会話する声が聞き取りにくい程の雨音でした。
普段からテントでは熟睡できないという方は、このような日は睡眠不足になる可能性が高いので、雨キャンプはおすすめできません。
スポンサーリンク雨キャンプのメリットとデメリット まとめ
設営直後の大雨の思い出
ハプニングは思い出になります
それほどの雨予報ではなかった、赤平市のエルム高原でキャンプしたときのこと。
みるみる雲行きが怪しくなってきて、トイレに行った友人が、帰りには雨宿りしなければいけないほどの土砂降りになりました。
天候の急変です。地面に叩きつける程の強い雨。
通り雨だったので、その後は普通どおりに過ごせたのですが、テントとタープがすでに設営されていたのが幸運だったとつくづく感じました。
天候の変わりやすい高原は、このようなこともあるんだなと勉強になったキャンプの思い出です。
テントに引き籠もるのも楽しい
雨の中、設営したキャンプの経験もあります。
少し雨の降りが弱くなったときに、グループキャンプの仲間と、それぞれのテントを順番に協力しながら設営しました。
テントとタープがあれば、十分楽しめます。
雨が上がった後の子どもたちのテンション、一気に上がりました。
雨だからこそ、晴れた時がとても嬉しく、テントの中に引き籠もる時間も、なぜかワクワクするものです。
経験値がアップする
未体験→経験が自信になります
「これくらいの雨なら大丈夫」そう思うには、それ以上の雨を経験して、言えるのかもしれません。
土砂降りでのキャンプを経験すると、これくらいなら大丈夫、と思ってしまうから不思議です。※過信は禁物ですが…
逆に、雨で濡れた後の撤収の大変さがわかるから、諦める決断ができるのかもしれません。
とにかく、雨の日の経験は、その先に必ずプラスになりますよ。
これまで気づかなかったことに気づく
雨の日の魅力は何だと思いますか?
木々に当たる雨の音。
空気もより澄んでいて、雨の音で他のサイトの音も気になりません。
葉の色も、いつもより緑が濃く感じます。
雨がやんだ時の嬉しい気持ち。
もしかしたら、虹も見られるかもしれません。
暑い夏なら、雨で涼むこともできるかもしれません。
そんな、雨も肌で感じられるのがキャンプ。
雨は、生き物たちにとって文字通り「恵みの雨」です。雨に濡れた木や草花は、晴れた日とはまた違った美しさを私達に見せてくれます。また、雨という私たち人間ではどうしようもできない場面で、仲間と協力しながら、キャンパーが持っている様々な力を総動員して、雨という悪条件を乗り越えると達成感は晴れた日の何倍も大きいものになります。
キャンプ指導者入門 第5版より
どうですか?雨の日も、悪くないなと思ったら、キャンプに行ける日、増えませんか?!
★ 荷物が多くなる
★ 活動範囲が狭くなる
★ 雨により活動を縮小せざるを得ない
★ 撤収後のテント等のメンテナンスが大変
★ 快適性が下がる
★ 夕陽,朝陽,星空が期待できない
☆ より冒険心が増す
☆ 経験値が上がる
☆ 新たなキャンプの楽しみ方が知れる
☆ 静かなキャンプが味わえる
☆ より自然を味わうことができる
雨キャンプの魅力も意外と多いことがわかりました。
一度経験しておくと、普段のキャンプでも役立ちそうなことがたくさんありますね。
準備、対策があれば雨キャンプも楽しむことができますよ。
適切な判断、準備をしてぜひキャンプを楽しんでくださいね!
雨の日は行かないようにしているという方にとっても、雨キャンプの対応策を知っておくことは、突然の雨への対処のときに役立ちます。
野外活動の際の安全管理として、きっとこれらの知識が役立つ日がくるかもしれません。
正しい知識と情報収集で、安全にキャンプをお楽しみくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」では、北海道のキャンプ場やキャンプギア情報をお伝えしています。
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日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを取得しました
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通り雨に当たった大滝キャンプ。雨上がりの風景も良かったですよ!