札幌市内にも多数、新しいキャンプ場がオープンしているのですが、恵庭市にも新たに2箇所のキャンプサイトのオープン情報が入ってきました!
1つ目は、えにわ温泉ほのか内にできたキャンプ場。2つ目は、むらかみ牧場にできたキャンプサイトです。
どちらも、すでに恵庭の人気スポットなのですが、土地の有効活用と新規利用者獲得のためにキャンプサイトが新たに作られたそう。
しかも、この2箇所は、わずか500mほどしか離れていない近さなんですよ!
恵庭市には、2020年にメイプルキャンプ場とえこりん村にキャンプサイトが新設され、特に、通年営業のメイプルキャンプ場は、土日は満場になるほどのに賑わい。
もしかしたら、当日キャンプ場まで行ったのに、満場になって入れず困ってしまうキャンパーさんもいるかもしれません。
そのような方には、朗報ですね!
また、今の時期、キャンプの遠征は控え、できるだけ近場でキャンプしたいという札幌近郊にお住まいの方にも、手軽に利用できる場所なのではないでしょうか。
この記事では、実際に2つのキャンプ場のサイトや施設を見学、店長さんや社長さんにお話をお伺いしてきたので、取材内容をもとにキャンプ情報をまとめてお伝えします。
予約が取れず、週末のキャンプ予定地が未だに決まっていないけど、キャンプ場へ行きたいという方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ほのキャンプは、2022年4月20日オープン!
\むらかみ牧場キャンプ場は4月23日オープン!/
【事前予約不要】えにわ温泉「ほのか」に『ほのキャンプ』が誕生!
2021年7月30日にグランドオープンしました
2020年夏に、手ぶらBBQプランが誕生。
そして、今年2021年7月に、持ち込みテントの設営が可能なキャンプエリアが新設されました。
モール泉と塩泉2つの天然温泉が楽しめる場所です!
「えにわ温泉ほのか」は、モール泉と塩泉両方が楽しめる珍しい温泉。しかも、岩盤浴やスパもあります。
施設内にはゲームコーナーやキッズコーナー、軽食処と食事処が完備。
シャンプー・リンス・ボディーソープがあるので、タオルだけ持参ですぐに利用できますよ。
休館日
年中無休
※機械点検等で休業の場合はHPに掲載
日帰り入浴時間
9:00〜24:00
入浴料金
平日 | 土日祝日 特別日 | |
大人(中学生以上) | 830円 | 930円 |
小学生 | 300円 | 350円 |
幼児(小学生未満) ※館内着なし | 無料 | 無料 |
このあと紹介しますが、キャンプ場利用者は、サイト利用料金に温泉入り放題を含みます。
温泉は9時から営業しているので、チェックアウトしてから温泉入浴でもいいですね!
「ほのキャンプ」までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道恵庭市戸磯397ー2
アクセス
- 道の駅花ロードから約3.4km(車で約5分)
- サッポロビール庭園駅から約1km(徒歩13分)
国道36号線沿いにあるので、すぐにわかりますよ!
駐車場
無料駐車場170台
お問合せ先
0123-32-2615
えにわ温泉ほのかキャンプ場「ほのキャンプ」基本情報
営業期間
2022年4月20日〜10月末予定
2021年7月22日プレオープン・7月30日グランドオープンの新しいキャンプ場です。
営業時間
■温泉ほのか営業時間 9:00〜24:00
チェックイン
11:00〜19:00 ※2021年より1時間変更
チェックアウト
11:00
デイキャンプ
11:00〜17:00 ※2022年度変更
管理人駐在
夜間は不在
事前予約不要!サイトを見学して場所をご確認ください
現在は、それほど広いサイトではありません
グランドオープン直後2021年7月下旬のある週の利用数は、9組。
ガイド本には20〜30組と書かれていました。それくらいの広さです。
満場数を決めていないので、受付前に設営できそうな場所があれば、チェックインしてほしいとのことでしたよ!
温泉のフロントでチェックイン
フロントで受付申し込み票に必要事項を記入し、専用タグを受け取ります。
チェックアウト手続き
温泉施設フロントへ専用タグを返却すれば、チェックアウト完了。
施設営業時間外の場合は、別館入り口にある専用BOXに投函してください。
サイトの使用料金と様子
利用料金はなんと入浴料込み!
宿泊 | 日帰り | |
大人 | ■月〜木 1,830円 ■土・日・祝前日 1,930円 | ■月〜金 1,430円 ■土・日・祝日 1,530円 |
小学生 | ■月〜木 800円 ■土・日・祝前日 850円 | ■月〜金 600円 ■土・日・祝日 650円 |
サイト利用料500円がプラスされます
初年度はプレオープン中ということで、別途サイト料金はありませんでしたが、2022年度に料金が改定があり、入場料金+テントサイト500円の支払いが必要になりました。
大人1名の場合、1,830+500円で、平日利用なら2,330円。こちらが、恵庭温泉の日帰り温泉料金込みの価格になります。
恵庭温泉は私も何度も入ったことがあるのですが、かなりおすすめ!
サウナも岩盤浴もプラス料金がかからず利用できるので、1日ゆっくりと過ごすことができます。キャンプ場利用者の皆さんにはぜひ利用してもらいたい温泉です。
キャンプ+温泉を楽しみたい人なら格安だと思いますよ!
区画なしのフリーサイトです!
囲いの内側であればOK
サイトは、やや起伏があります。
木陰が少なめなので、天気の日はタープ必須です!
少し奥へ進むと庭園のよう
木陰への設営を希望される利用者も多いそうで、早くも予定よりサイトを拡張中。
小型台車は現在1台のみ アウトドアワゴンなどある方はご持参ください!
車の横付けはここまで。荷物を下ろしたら、温泉駐車場へ駐車します。
大きめのリヤカーはまだないため、荷物が多い方は大変かもしれません!
アウトドアキャリーがある方は、必ずご持参くださいね。
▼フリーサイト利用には用意しておきたいアウトドアキャリーワゴン特集記事です
シンボルの木「シリピリカの木」
こちらの大きな木は、「シリピリカの木」。アイヌ語で、「晴れた良い天気」という意味だそうです。
温泉ほのかは、バリテイスト。こちらのバリ風の木工ワニのベンチは、撮影スポットです。
サイトは駐車場のすぐ横
温泉営業時間は24時まで。深夜の車の移動も多少あるかもしれません。
駐車場とサイトの間に、目隠しとなるラティスなどを設置予定。
キャンプ場の施設・設備
トイレ
温泉施設本館は、24時で閉館するのですが、そのすぐ隣にある別館は24時間使用することができ、こちらにトイレがあります。
トイレは、キャンプ場開設のために新しくしたもので、広くて綺麗なウォシュレット付きでした。
炊事場
大きめのシンクが2つと、ものを置くテーブルなどがあり、使いやすそうでした。
▼サイト内に蛇口があり、こちらも使用可!※飲水ではありません。
灰捨場
水遊び用のプールが設置されています!
温泉だけあって、水は豊富にあるとのこと。常に新しい水を入れ続ける、掛け流しスタイル。
施設内にキッズスペースはありますが、使用できるのは温泉入浴時の1回のみです。
温泉フロントでコイの餌100円で販売しています!
池が見える場所は、木が多いため、サイトになるかは検討中。
利用者が多ければ、拡張されるかもしれません。
※柵がないので、小さなお子さんはご注意ください。
注意事項
焚き火
焚き火台使用で、焚き火が可能。
芝を傷めないために、ブロックやマットの使用を推奨しています。
焚き火用のブロックやマットがキャンプサイト入り口付近にあり、自由に使用することができます。
ペット同伴は禁止です
ペットは禁止です。
【まとめ】えにわ温泉「ほのサイト」の魅力とおすすめポイント
- 36号線からのアクセスがよい
- 温泉併設で移動が楽で安心
- 温泉入浴料込みの入場料金なのでお得
- 焚き火台使用で焚き火OK
- トイレが洋式ウォシュレットで綺麗
- 炊事場あり
- 予約無しで利用できる
- 施設内にゲームコーナー、キッズスペースあり
- 大きな池でコイの餌やりができる
デメリットも理解した上で、ご利用ください!メリット、魅力もたくさんありましたよ!
体験メニューが豊富!むらかみ牧場にキャンプサイトがオープン!
2022年は13区画とソロ専用フリーサイトで本格オープン!
Instagramで知ったプレオープン情報。
2021年はゴールデンウイークの頃から、試験営業が行れていました。
利用者が多ければ、キャンプサイトの近くにトイレや専用の炊事場を建設も検討したいとのことでしたが、ひとまずは、すでにある「むらかみ牧場」内にある施設を併用する形。
それらの理由もあって、グランドオープンとはせずに、2021年はプレオープンで営業していました。
酪農教育ファーム認証・体験型牧場「むらかみ牧場」
■営業期間 3月中旬〜12月下旬
■営業時間 10:00〜17:00
「タカトシ牧場」で撮影に使われていた牧場ですよ!
- 自家製ソフトクリームのお店 グレースコート
- まきば食堂(ビストロサンカント)土日祝日限定
- リラクゼーションストア タカタカ牧場Cafe 土日祝日限定
- おばあちゃんのお野菜屋さん
- アトリエMOOMO(不定期イベント開催)
- BBQコーナー
- どうぶつ広場
- トラクターワゴン(乗車料300円)
各種 酪農体験ができます
乳しぼりで乳牛の体温を感じたり、仔牛への餌やり、牛乳からフレッシュなバターをご自身で作って食べることができます!
体験内容は乳しぼり、餌やり、バター作りで1セットです。
開始時刻や価格は、HPでご確認ください。
土日限定で すぐに食べられるものが豊富に販売
- ソフトクリーム(各種)
- 牧場の新鮮な牛乳
- 窯焼きピザ・蕎麦等は土日祝日限定
牛グッズなども販売されています
新鮮野菜の直売もあるかもしれません!
牧場には動物たちがいますよ!
むらかみ牧場からのお願い
- 動物に触ったあとは必ず手洗いを
- 動物スペースには食べ物を持ち込まない
- 進入禁止区域には入らない
キャンプ場までのアクセス&駐車場
所在地
■北海道恵庭市戸磯156
アクセス
- 新千歳空港から約15.4km(車で約30分)
- 道の駅花ロードから約3.5km(車で6分)
- 恵庭駅から3km(車で約10分)
▼この縮尺サイズで、先程紹介した「えにわ温泉ほのか」もあるのがわかりますか?
駐車場
公式HP
【2022年改定】キャンプ場 基本情報
営業期間
むらかみ牧場営業期間に準ずる
チェックイン
12:00〜17:00
チェックアウト
11:00
デイキャンプ
10:00〜17:00
予約方法
キャンプ場受付専用お問合せ先(8:00~18:00)
070-8539-6474
お問合せ先の電話にて予約が可能です。
※キャンセル料金については、公式HPでご確認ください。
受付方法
チェックイン手続き
酪農体験受付でキャンプ場受付も行っています!
室内体験場の近くに駐車し、手続き完了後、キャンプスペースへ移動します。
牧場内を徒歩で移動できますが、車は一旦公道へ出て、別の入り口から再入場してください。
区画サイト利用の場合は、チェックイン時にサイト番号を教えてもらいます。
▼建物から少し離れた場所にもう1つの出入り口があります。
チェックアウト手続き
受付時にもらったアンケート用紙を提出してチェックアウトになります。
サイトの使用料金と様子
2022年から区画サイトとソロ専用フリーサイトで運用
車が横付けできる区画数は13。広さは8m×10m。定員は5名までで、車1台、テント、タープ各1張を含みます。
2台目以降の車の駐車を希望される場合は、少し離れた駐車スペースを利用することができます。
車も横付けできるのは嬉しいですね!
ソロ専用のフリーサイトは、テント1張で、車は近くの駐車スペースを利用します。
2022年利用料金
料金は、入場料金+サイト使用料金になります。
入場料金
宿泊 | 日帰り | |
大人 | 500円 | 250円 |
子ども | 250円 | 無料 |
サイト使用料金
宿泊 | |
■区画オートサイト 1区画5名まで 車駐車可 | 800円 |
■ソロ専用フリーサイト | 500円 |
■例1(大人2人、子ども2人、区画サイト宿泊利用の場合)
500円×2+250円×2人+800円=2,300円
■例2(大人一人、ソロサイト宿泊利用の場合)
500円+500円=1,000円
サイトは広めの芝サイト
フリーサイトに灰捨場がぽつんとありました!
平らな芝サイトで、テントの設営はしやすそうでした。
区画サイトには車乗入れOK.横付け駐車ができるのは嬉しいですね!※木陰はありませんでした!
キャンプ場の施設・設備
トイレ
トイレは、これまでもむらかみ牧場にあったものを使用。
そのため、キャンプサイトからは200mほど離れた場所にあります。※位置については、先程の地図でご確認ください。
▼女性用トイレ
▼男性用トイレ
遊具・広場
小型の遊具が、サイロやBBQハウス前にありました。
※BBQハウスは別途料金にて使用可能です。
どうぶつ広場まえには、龍アート作家による天使の羽のフォトスポットもありましたので、ぜひ牧場内も散策してみてくださいね!
注意事項
焚き火
焚き火シート・焚き火台使用で、焚き火はOKです。
花火
花火は禁止です。
ペット同伴
リード使用で、ペット同伴OKです。
「むらかみ牧場キャンプ場」の魅力とおすすめポイント
- 区画サイトは車横付けOK
- 平らな芝サイトで設営しやすい
- 予約可能
- 受け入れ数13区画+ソロまでの少人数利用
- トイレは洋式
- 温泉までは徒歩でも行ける距離(500m弱)
- ソフトクリームの販売あり
- 酪農体験ができる
- 動物たちとふれあえる(大人100円子供50円)
キャンプ場を見学してわかったこと
36号線も近く、アクセスしやすい位置にあるのですが、少し入った場所なので、車通りは全く感じません。
むらかみ牧場敷地内にあるサイトなので、人が多く来場して賑やかな場所なのでは?と思っていたのですが、キャンプスペースは敷地の端にあるため、ソフトクリームを購入する人などとは駐車場も異なり、静かな時間が過ごせそうでした。
ただし、木陰なしの芝サイト。夏は日よけが必須ですよ!
アドセンス スポンサーリンク2つのキャンプ場を取材して感じたこと
施設の有効活用が止まらない!?
スキー場、温泉ホテル、花畑や農地、観光スポット様々です!
すでに敷地やトイレ、水場があり、広い土地を活用してキャンプサイトをオープンした場所がたくさん!
魅力を生かした新スポットが次々と誕生していますよ。
- 札幌市 ばんけいスキー場
- 芽室町 めむろ新嵐山スカイパーク
- 滝川市 北のたまゆら まるごとそらち
- 塩別町 つるつる温泉
- 三笠市 湯元温泉
- 新得町 くったり温泉レイクイン
- 森町 グリーンピア大沼
- 札幌市 ワンダーランドサッポロ
- 札幌市 ノースサファリサッポロ
- 札幌市 紅櫻公園
- 札幌市 とれた小屋ふじい農場
- 恵庭市 えこりん村
- 上富良野町 フラワーランドかみふらの
■新しいキャンプ場情報
温泉やホテルにグランピングプランも誕生&誕生予定!
- 室蘭市 室蘭ゴルフ倶楽部
- 幕別市 十勝ナウマン温泉ホテルアルコ
- 岩見沢市 ログホテル メープルロッジ
- 足寄町 芽登温泉ホテル
ここ2,3年で、北海道にもグランピング施設も増えました。
アウトドアの注目により、新規客の獲得に大きな期待が込められていますね。
キャンプ場メインではないことを理解して利用してください!
「キャンプの楽しみは、キャンプ場のロケーションだ」という方には物足りないかもしれません。
林間ではない、広い芝サイト。キャンプ場というよりは、公園のようなイメージに近いかもしれません。
✔ 移動時間が少なく手軽に利用したい。
✔ お気に入りのギアを使ってキャンプができればいい。
✔ 炭や薪を使ってキャンプ飯を作って食べたい。
✔ 焚き火がキャンプの楽しみ。
✔ 混み合うキャンプ場よりも利用者が少ない場所がいい。
✔ 温泉は近くにあってほしい。
✔ キャンプ以外の楽しみも同時に味わいたい。
キャンプの楽しみ方は人それぞれ。
これらのニーズに答えるのが、今回紹介した2つのキャンプ場です。
36号線という交通量の多い道路が近く、深夜の音はどれくらいか、利用してみないとわかりません。
また、専業のキャンプ場ではないので、他の利用客や車の動きが気になるという方も中にはいると思います。
それでも、おすすめポイントはいっぱいありました!
新しく営業を始めたばかりなので、不便さを感じることもあるかもしれませんが、紹介したキャンプ場が気になった方は、ぜひ利用してみてくださいね!
2つのキャンプ場は、信号を渡ったらすぐの近距離!
わずか500mほどしか離れていません。2つともサイトの広さは拡張できそうだけれど、まだ利用数の予測が…ということでした。
利用者が安定して増えれば、サイトの拡張や冬営業も検討するかもしれないというお話でしたので、今後の営業が楽しみですね!
ブログ「Possibility.Labo*ポジラボ」では、北海道のキャンプ場やキャンプギア情報を発信しています!
Twitter、Instagram、YouTube「Keitan’s Camp」でも、最新の情報をお届けしていますので、ぜひサイトトップページからチェックしてくださいね!
YouTube「Keitan’s Camp」でも北海道のキャンプ場の様子をお届けします!
北海道のキャンプ場情報を発信しています!
■恵庭&千歳のキャンプ場
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温泉併設のキャンプ場を特集しています!
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参考リンク
キャンプが楽しくなる北海道キャンプ場ガイド本[最新版]は必見!
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