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テントやタープのシームテープ劣化もアイロンで簡単に再接着!補修におすすめのリペアアイテムもご紹介

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何年も使っていなかったテントやタープを出してみると、シームテープが浮いて白くなっている!?

そんな方へ、シームテープ補修の方法を解説します。

今回補修したのは、買ったばかりのタープ。

かなり前に発売され、店頭に置かれていた期間が長かったのか、新品で届いたのにも関わらず、シームテープが浮いている状態でした。

※初開封はキャンプ場だったので、この状況に気づいたのは設営後だったのですが…

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40%SALEで手に入れた商品なので、それも仕方ありません。

自分で補修することにしました。

結論からお伝えすると、シームテープが加水分解(保存環境などにより劣化すること)して浮いてしまった状況なら、簡単に改善できます。

粘着が弱くなって浮いているため、熱を加えて密着させることができれば、シームテープを剥がして貼り直す手間もいりません!

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この記事では、写真のように白く浮いてしまったシームテープを、復活させた様子を写真付きでレポートします!

また、記事後半では、焚き火で穴を空けてしまった、何かに引っ掛けて裂けてしまったというときに使用する補修アイテムも紹介しますので、参考にしていただけたら幸いです。

状況によっては、補修方法が同じでも、生地やシームテープの状態により、同じように改善されないこともあります。
綺麗に補修することが最優先という方は、プロの業者に依頼することをおすすめします。

補修に関しては自己責任で行って頂きますよう、お願い致します。

加水分解?経年劣化でシームテープが剥がれて一部はボロボロに…

格安で手に入れた結果、劣化していました

補修したのは、ニーモのタープ

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2021年の最新モデルが発売されたため、旧モデル「シャドウキャスター110」は40%オフで購入することができました。

カラーはキャニオンで、生地は150DPUポリエステル(遮光ピグメントコーティング)です。

写真を見ても、全く新品の商品と変わりはありません。

■定価は26,400円ですが、SALEで約15,840円で購入することができました。

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■最新モデルの素材は改良版! 定価33,000円

生地は、30DSil/Silナイロンに変わっています。710gの軽量タープです。

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見た目は全く大丈夫なのですが

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初使用の様子。

縫い目がほつれている訳ではないので、ピンと張ることもできます。

このあと、雨にも降られたのですが、短時間だったこともあり雨漏りはしませんでした。

よく見ると、シームテープが剥がれています

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家でよくよく見てみると、縫い目の上に加工されているシームテープがこのような状態…

タープ全体のシームテープが加水分解により浮いて、一部が剥がれているため、白く見える状態でした。(密着していれば、透明です)

でも幸い、テープは浮いているだけで、欠けて取れたりすることなく、テープの原形は残っている状態でした。

セロテープが古くなったり日光に当たったりして、加水分解している状況を見たことはありませんか?

イメージとしては、それと全く同じでした。

粘着する成分は残っているのだけれど、経年劣化により、剥がれている状態。

浮いているだけなら、「熱」を加えるだけで修復できるかもしれません。

このあと、アイロンとあて布を用意して、シームテープを再び蘇らせる作業をすることにしました。

シームテープとは

漏水防止に使用される「シームテープ」

シームテープは、目止めテープとも呼ばれ、縫い目からの漏水防止に使われています。

目止めには、これ以外にもシームグリップなどの液状の補修剤もあります。

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※記事最後に、私が使っているこの他の補修アイテムも紹介しています。

縫い目、継ぎ目には漏水防止加工が必須

TCテントは必要なし

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TCテントの場合は、コットンが水を含み膨張し、生地の目が詰まることで、防水性能を発揮する機能を持っています。

そのため、TCテントの縫い目にはシームテープは使用されていません。

自然な防水機能を持っているんですよ!

ナイロン、ポリエステル素材のテントにはシームテープが必要です

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生地自体に、撥水加工がされていても、縫い目からの漏水は避けられません。

生地と生地を重ねてミシン縫いしている部分には、雨水が入り込まないように目止め加工が必要です。

再接着に使用したのは、あて布とアイロンだけ アイロンの熱で再接着しました!

アイロンがけは、大丈夫?

ポリエステルでもアイロンがけは可能です

ポリエステル素材にアイロンをかけるときは、「低温〜中温で、あて布をしながらかける」が基本です。

適した温度は、130〜140℃ほどと言われていますので、まずは低温に設定してください。

シワが伸びにくければ、徐々に温度を上げていくことで、テカリなどのトラブルを防ぎます

シームテープ補修前

加水分解によりテープの粘着が弱まっている状態

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シームテープ以外にも、遮光ピグメントコーティングされた150DPUポリエステルの表面がやや剥がれかけているところもありました。

アイロンの温度は低温・中温から

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テントやタープの素材の耐熱性にもよるので、幕を傷めないよう、低温でアイロンがけすることをおすすめします。

アイロンがけする際には、必ずあて布をしてください。

私は無印良品の布巾(綿)を使用しました。

熱の伝わり具合を見ながら、必要に応じて温度を上げてください。

テント全体のシームテープだったので、かなり時間がかかりました。

時間短縮のために中温、高温にしましたが、くれぐれも幕を溶かして変色させないよう、気を付けてご使用ください。

ひたすら1時間…

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シームテープの剥がれは一部ではなく、縫い目の貼られているほぼ全てのシームテープだったため、アイロンの温度を調節しながら約1時間…。

テープは熱で密着して透明になり、見る見るうちに綺麗になっていくので、補修効果も実感。

高温で当てすぎて変色しないよう、慎重にアイロンがけしました。

シームテープ補修後

シームテープが密着して透明になりました

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コーティング加工されてた幕の表面も、アイロンの熱によって綺麗に再生しています!

※掛けすぎにはご注意くださいね!

【before&after比較】こんなにきれいになりました!!

アイロンの熱で粘着力は復活!

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透明に密着しました

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シームテープは剥がれただけで、原形があったので簡単修復で済みました

欠損がある場合は、貼り直し

シームテープが剥がれてどこかへ行ってしまった、一部が破れてしまって欠けている状態なら、貼り直しが必要。

一度全てのシームテープを剥がすのは大変ですが、新しいシームテープに貼り直してください!

剥がれ始めが、補修のタイミングです!

ボロボロになってしまうのは、剥がれた状態で畳んでクシャクシャにして収納袋にしまうことが問題。

それを繰り返すことで、剥がれただけのシームテープもボロボロになってしまいます。

剥がれてきたことに気づいたら、なるべく早く補修することをおすすめします!

シームテープを全て剥がしての新しいテープの貼り替えは、大変な作業ですよ!

補修の大事なポイント!

■修復する時期が大事

皆さんが使用しているナイロンやポリエステル素材のテントやタープも、数年後にはこのような状態になるかも!
今回の記事で紹介したように、シームテープが浮いているだけの状態だと、簡単に補修ができます。

剥がれてきたことがわかったら、それ以上に劣化させないよう、早めに補修することをおすすめします!

【いざというときのリペアアイテム】液状補修剤や補修シールもあると安心!

シームテープと同じ役割の補修材「シームグリップ」

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縫い目の目止めに同じように使われるのが、シームグリップ。

実は、以前テント補修で必要になり買いました。

薪ストーブの火の粉で空けた穴を補修

色が異なるリペアシートを貼ると目立ってしまうので、同じテントの生地をペグケースの一部から移植。

穴が空いた部分の表側と裏側に、布用ボンドで貼り付けました。

そして、その貼り付けた布の周りに使用したのが、シームグリップ。

間から漏水しないよう、縁に厚め塗りました。透明で触るとゴムのようになっています。

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▼現在は、こちらのパッケージになっています。

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穴が空いた、裂けたなどの補修にはリペアシートも有効です

バリ取りが甘かったギアに引っ掛けて穴を開けてしまったダウンウエアの補修に使用

買ったばかりのダウンだったので、ショックでした…。

ダウンなので穴が空いていると、羽毛が出てきてしまいます。

リペアシートを探したところ、mont-bellストアで可愛いギアパッチを見つけました!

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いかがですか?
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ダウンウエアと同じ生地を見つけるのは大変…。

つぎはぎ感なく修復するために、どうしたらよいかと悩んでいたのですが、これなら、元からのデザインと思ってくれる人もいるのではないでしょうか!?

補修して2年以上経っていますが、熊の爪の部分まで剥がれずにしっかり付いてくれていますよ!

モンベルで購入した可愛らしいアニマルギアパッチ

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大きな熊などは貼る勇気がないですが、様々な動物の形は、大きな穴や避けたときに役立ちそうですね。

いざというときのための、リペアシートです。

これ以外にも、違うデザインのシリーズもありました。

すでに持っている方はいませんか?

エアマット購入時にリペアキットが付属されていますよ!

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これまで2つのエアマットを使用してきましたが、どちらにもこのようなリペアキットが付属していました。

これは、先程紹介したシームグリップと同じように使えますよ!

ちょっとした補修なら、少しでよいので、改めて買う必要はないかもしれません。

すでにエアマットを購入している方は、家にありませんか?

シールタイプとアイロンがけタイプがあります

100円ショップやホームセンターにも、リペアシートは多数あります。

mont-bellには、半透明でどの色の素材でも補修できるものや、カットされていてすぐに使えるもの、お好みのサイズにカットして使用するシートもあります。

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メンテナンスでテントやタープも綺麗に長持ち!

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メンテナンス次第で、テントの寿命が変わるかもしれません!

保管状況によっては加水分解が進行してしまうテントもありますが、幕が破れない、雨漏りしないであれば、長く使用することも可能。

今回のように定期的にメンテナンスしたり、補修したりすると、より綺麗な状態で使うことができます。

今回紹介したように、シームテープの剥がれだけなら、簡単に修復可能です。

アイロンで熱を加えるだけで、シームテープの粘着力が復活!

綺麗に再接着して、新品と同じように目止めされますよ。

テントやタープの幕の耐熱温度を超えないようにお気をつけください

補修するテントやタープの幕の素材は、必ず事前に調べてください。

テントやタープには、直接耐熱温度は記載されていないので、生地の素材を調べます。

最近は特殊な素材も多いですが、おおよその素材がかわれば、耐熱温度はインターネット等で調べることができますよ!

高価なテントやタープの補修は、ドキドキしますね。

綺麗な状態で、長く使うためには、日頃からよく乾燥させて経年劣化を進行させない努力も必要です。

時折出して幕の状況を見ることをおすすめしますよ!

ぜひ、お気に入りのテントやタープでキャンプを楽しんでくださいね!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ここで紹介したニーモのタープを初張りしたときの動画です

愛用中のテントを紹介しています

北海道の星空が楽しめるキャンプ場を紹介しています

北海道ファミリーパーク追分オートキャンプ場

ABOUT ME
an
北海道在住。幼い頃からアウトドア好き。登山歴は15年。キャンプ道具とカメラ機材を車に積み込み、絶景を求めて北海道各地のキャンプ場に通う。 夏はもちろん、氷点下18℃まで下がる雪中キャンプも楽しんでいる。これまで訪れた北海道のキャンプ場は、北は利尻島から、南は北斗市と、60ヶ所以上。 前職は小学校教員。日本キャンプ協会公認キャンプインストラクターを取得し、現在は、キャンプの魅力や楽しさを広めるフリーフォトライターとして活動している。
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