私が買い替えで購入したのは、直火、焚き火に使用できる「GSIグレイシャーステンレスケトル」です。
使ってみて一番驚いたのが、以前のケトルよりもずっとお湯が沸くのが早いということです。
「大は小を兼ねる」とも言いますが、私の場合は、ケトルは大きくてメリットはありませんでした。
これからケトルを買う方は、収納にも湯沸かし時間にも影響するので、できるだけコンパクトな適量サイズのケトルを探した方がいいですよ!!
この記事では、キャンプ用ケトルをお探しの方へ、GSIグレイシャーステンレスケトルの魅力と実用性をお伝えします。
また、記事後半には、追加で購入した注ぎ口のアタッチメント「sosogu」やキャンプ用ケトルの人気商品も解説します。
ぜひ、比較しながら購入の検討をしてみてくださいね。
【GSI】ステンレスケトルの魅力まとめ
- 見た目もカッコよくスタイリッシュ
- ステンレス製
- 焚き火でも炭火でも加熱できる
- 口が広いので中に収納できるスタッキング可
- ノズルの凹凸が小さいので収納しやすい
- 持ち手が固定できるので安全
- 蓋が外れにくい
- 鍋としても使える
- 別売りのノズルをつけると注ぎやすい
調べていると、クッカーのように鍋として使用、インスタントラーメンを食べている方もいました。
口が広いので、ケトル兼クッカーという使い方もできるかもしれませんね。
私のおすすめGSIグレイシャーステンレスケトルをご紹介します!
GSIのケトルは3種類あります
商品名 | グレイシャー ステンレスケトル1L | ハルライト ティーケトル1L | ハルライト ティーケトル1.8L |
容量 | 約1.0L | 約986ml | 約1.8L |
価格 | 5,940円 | 5,940円 | 6,820円 |
重さ | 290g | 195g | 247g |
サイズ | 16✕15cm H8.9cm | φ15.3cm H8.5cm | φ15.3cm H16cm |
素材 | 18/8ステンレス | ハードアノダイズド・アルミ | ハードアノダイズド・アルミ |
GSIが販売しているケトルは、ステンレス製とアルミ製の2種類。
アルミ製のケトルは2サイズ展開で、全部で3種類のケトルが販売されています。
この他に、コーヒーを淹れるパーコレーターなどの取り扱いもあります。
GSIグレイシャーステンレスケトル1L
GSIハルライトティーケトル1L
GSIハルライトティーケトル1.8L
サイズと容量
ノズルが短いのが特徴的で、凹凸がないために、持ち運びの際に少ないスペースでも収納することができます。
持ち手は倒れるので高さは8.9cmになり、本体自体は大きくありません。
ハルライトのアルミ製ケトルの方がやや小さく、容量は、ステンレス製が1L、アルミ製が約986mlです。
重さ
重さは、ステンレスケトルが290g、アルミケトルが195g。
アルミ製のケトルの軽さが際立ちますが、ステンレスケトルの290gも、決して重くはありませんよ。
素材による違いは何?
高品質18/8 ステンレススチール(304)の特徴 | 硬質 アルマイト加工アルミニウムの特徴 |
★防錆 ★直火使用可 ★光沢がある ★熱が逃げにくい ★化学反応を起こしにくい ★均一された熱伝導率 ★頑丈 ★傷や摩耗に強い加工 ★全ての調理器具に安心 ★手入れが簡単 | ★錆びにくい ★軽量 ★熱伝導が非常によい ★傷つきにくい表面加工 摩耗を防ぐ ★化学反応を起こしにくい ★高い加熱性 ★全ての調理器具に安心 ★手間いらずの加工 |
✔ ステンレスは光沢があり、より錆に強い素材
✔ アルミは軽量で、熱伝導率が高い
✔ ステンレスの方が耐久性が高く価格は高め
GSI Outdoorsというブランドをご存知ですか?
出会いはビームス(BEAMS)でした
BEAMSに買い物に行った際に、棚にあったGSIグレイシャーステンレスのマグ。
DOPPIO(ドッピオ)と呼ばれる、エスプレッソをダブルで飲むスタイルの小さくて可愛らしいダブルウォールマグでした。
これまで使っていたタンブラーが少し大きく感じていたので、こちらが理想のサイズ。
ビームスにおいてあったマグには、大きく「BEAMS」という大きなロゴがついていたのですが、底に「GSI」と書かれれいたことをヒントに商品を検索し、ネットで購入しました。
ステンレス製で保温性がよく、コンパクトで気に入って使っています。
定価は1980円で、カラーバリエーションも豊富にあります。
- エスプレッソ(黒)
- ディープブルー(青)
- プラム(紫)
- ミルク(白)
- セージ(緑)
- ホウロウレッド
- ホウロウグリーン
コンパクトなケトルを探していたら再びGSI Outdoorsのケトルに出会いました!
そして数日後、コンパクトなケトルを探していたところ、トランギアなどと並んで、GSIグレイシャーステンレスケトルを見つけました。
少し前に購入したマグと同じブランド!
シンプルで格好良く、機能性にも優れた商品。高価なステンレスケトルの中では、価格もそれほど高くないという印象です。
トランギアも気になりましたが、GSIグレイシャーステンレスケトルを購入することにしました。
購入の決め手は、この後、写真付きで解説します!
「GSI Outdoors」とはどのようなブランド?
1985年、ブリティッシュコロンビアからアメリカ西海岸沿いのサンディエゴに移住した兄弟によりGSI Outdoorsがスタートしました。 わずかなエナメルウェアとキャンプファイヤーアクセサリー製品の販売から始まったGSI Outdoorsは、野外用調理器具、食器、そしてアクセサリーへの販売を拡大させた事により、これまで以上に革新的な製品群の設計、製造、販売及びマーケティングの強化を続けていきました。(中略)
今日GSI Outdoors製品は世界中で販売されています。
GSI Outdoorsは、アメリカ発のアウトドアブランドです。
スタイリッシュで、機能的な商品が多数販売されています。
GSIは、マグやケトル以外にも様々な商品を展開しています
■グレイシャーステンレス |
【頑丈なステンレススチール】 カップ、シェラカップ、ケトル ワイングラス、パーコレーター |
■ピナクルシリーズ |
【究極の耐久性、熱効率生と熱伝導率】 クッカーセット |
■ハルライトシリーズ |
【頑丈なウルトラライトアルミ】 クッカー、ケトル、ポット |
■バガブーシリーズ |
【高温塗装アルミニウム】 カップ、クッカー、フライパン |
■エナメル |
【窯焼ホーロー加工】 キッチンウエア |
■インフィニティーシリーズ |
【透明なポリプロピレン】 マグ、カトラリーセット |
■カスケーディアンシリーズ |
【軽くて環境に優しいポリプロピレン】 ボウル、マグ、プレート、カップ |
公式ホームページは、日本語で商品説明がありました。購入ページは、A&Fカントリーのページと繋がっています。
GSIグレイシャーステンレスケトルのおすすめのポイントを解説!
おすすめ① 口が広いからスタッキングも可能!
蓋が大きく口が広いので、小さなサイズであればOD缶の収納も可能。
少しでも荷物を小さくまとめたい時には、中に食材などを入れてスタッキングすることができます。
おすすめ② 持ち手は固定されるので安定!
左右にある溝に持ち手がカチッと止まるので、真上で固定されます。
持ち手がグラグラすることがないので、移動させるときにより安定した状態で持ち運びができます。
おすすめ③ ノズルが短いので収納性が抜群!
ノズルがこんなに短くて、注ぐのは大丈夫なの?と思う方もいるかもしれません。
しかし、注ぐのが解消されるのなら、短い方が絶対、便利。
収納時に、ノズルが干渉しないので、狭いスペースにも、しっかりと入ってくれます。
実は、注ぎを快適にするアイテムがあるんですよ!
おすすめ④ 底が広いでの加熱が早い!
火に当たる底面が広いため、お湯が沸くのが本当に早いですよ!
ステンレスはアルミに比べると熱伝導は良くないそうですが、一度温まると冷めにくいという性質があるので、お湯を温かい状態で長く保つことができます。
おすすめ⑤ ゴム性のパーツがないので、高温にも耐えられる!
直火対応で変形しないということが最大のポイント!
ケトルの全てのパーツに熱に弱い素材は、使われていません。オールステンレス素材。
寒い季節、残った炭や薪の上に置いておけば、いつの間にかお湯ができています。残り火の活用もバッチリです。
薪でお湯を沸かす際は、煤汚れが付きますが、煤はお湯に浸けてメラミンスポンジで磨けば、元通り綺麗になりますよ!
おすすめ⑥ 別売りのノズルを装着すれば、注ぎも簡単!
こちらは付けたままの加熱もOK
見た目、鳥のくちばしみたいなこちらのノズル。このような簡易的なものでも、しっかりと細く注ぐことができます。
落として失くしてしまいそうなのが一番のデメリットですが、このパーツだけで、本当に見事に細く注げますよ!
ゴム栓タイプのノズルも販売されています。
■風街道具店 sosogu
風街道具店で販売している「sosogu」と言う注ぎ口アタッチメントは、非常に人気で、サイズによっては手に入りにくい状況。
直径18−15mmのものがジャストサイズなのですが、いつサイトをチェックしても欠品になっています。
ただし、こちらは、シリコン栓になっているので、付けたままの加熱はできません。
沸かした後の熱いケトルに装着することになるので、取り扱いには充分気をつけて下さい。
こちらのHPでご確認ください。
>>風街道具店HP>sosogu
唯一の残念ポイント?←訂正します!!
商品紹介に、「全ての調理用具に安心」という記載があったので、IHコンロにも対応しているのでは?という期待があったのですが、残念ながら、対応していないかもしれません。
磁石を近づけても無反応。磁石に反応しないステンレスでも、対応できる種類もあるそうなので、まだ可能性は0ではありませんが…
ステンレス18/8は、IH使用できるという情報もあるのですが、底は中央に向かって窪みがあり、完全なフラットではありませんでした。
まだIHコンロで実際に使用していないので、ぜひ試してご報告したいと思います!
★追記★その後、検証しました!しっかりHIコンロでお湯が沸きました!
GSI グレイシャーケトリストシリーズもあります
A&Fの店頭に、GSI商品が販売されていました。
こちらの2つは、下の内容がセットになった商品です。
内部に小型シングルバーナーとガスカートリッジが収納可能になっていて、全てスタッキングできるので、これ1つあればかなりコンパクトに調理用具をまとめて持ち運ぶことができます。
ケトリストシリーズのセット内容
- 1ℓケトル
- 414㎖ ボウル
- 414㎖ E VAフォーム付マグ
- マグ蓋
- テレスコーピングスポーク
- スタッフサック
キャンプ用ケトル選び方のポイントは?
焚き火でお湯を沸かしたい!
焚き火でお湯を沸かすなら、直火OK、焚き火対応のケトルが必要です。
「焚き火の上に、吊るしてお湯を沸かしてみたい」と言う方も多いのではないでしょうか。
ケトルといっても、様々な大きさ、種類があります。
デザイン性も大事ですが、やはり長く使えるものを選びたいですよね?
購入する前に、どんな点をチェックして商品選びをしたら良いか、選ぶポイントについてまとめました。
優先順位を整理しながら、お気に入りのケトルを選んでくださいね!
- 必要な大きさ、容量
- 素材
- 使いやすさ
- 収納力&耐久性
- ブランド&デザイン
- コストパフォーマンス
選び方① 必要な大きさ、容量は?
ケトルを使用するのは、コーヒーなどの飲みものを用意する時と考えるなら、私の場合は、1L以下で十分でした。
最低、何リットルの大きさが必要か、考えて選びましょう。
大は小を兼ねると言いますが、大きすぎては、燃焼効率も悪いですし、積み込みの時に邪魔に感じてしまうかもしれません。
選び方② 素材は?耐久性が良いものを!
熱に強く、何度焚き火にかけても変形しないものを選ぶなら、ステンレス製がおすすめです。
軽くて安いアルミ製も魅力的ですが、変形が心配だったので、ステンレス製を選びました。
ガスコンロのみの使用であれば、どのケトルでもよいのですが、焚き火や炭火でも加熱できるタイプかどうかは、必ずチェックするとよいですよ。
選び方③ 使いやすさは?
注ぎ口の長さ・角度・太さ、蓋の大きさ、持ち手の形は、お湯を注ぐ時の大事な要素です。
かっこ良くても、上手く注げなかったり、口が狭くて中が洗いづらかったりするのは、長く使おうという気持ちになりません。
選び方④ 収納力
凹凸が多いケトルだと、予想以上に、運搬時に場所を取ります。
できるだけ凹凸が少なく、コンパクトに収納できるものを選んだ方がいいですよ。
さらに、蓋が大きく口が広いケトルは、ガス缶やクッカーをスタッキング(入れ子)できて非常に便利ですよ!
選び方⑤ 気分の上がるブランド&デザイン
形は似ていても、光沢のありなし、表面の加工など、それぞれのブランドで印象が異なります。
ブランドのロゴもそうですが、お気に入りのデザインのケトルを選びたいですよね。
選び方⑥ コスパ・価格
最終的に、気になる価格。
安いものを購入しても、変形して何度も買い替えていては、意味がありません。
変形に強く長く使えるものなら、コスパがよい商品と言えませんか?
見た目だけ、価格だけで選んでしまわず、ぜひ長く使いたい、愛着の湧くケトルを選んでくださいね!
人気ブランド6選 キャンプ用ケトルを大特集!
人気ブランドをご紹介!
優先順位を整理した後は、ぜひ一番最適なものを選んでくださいね!
①トランギア
trangia 0.6L TR-325 定価2,530円
【容量】0.6L
【素材】アルミ製
【サイズ】φ13.5✕H7.5cm
【重量】140g
リンクを見て驚き、トランギアのケトルは定価販売が見つかりません!
trangia 0.9L TR-324 定価2,640円
【容量】0.9L
【素材】アルミ製
【サイズ】φ15✕H18.5cm
【重量】190g
trangia 1.4L TR-245 定価2,750円
【容量】1.4L
【素材】アルミ製
【サイズ】φ15✕H12cm
【重量】200g
trangia ステンレスノブケトル0.6L TR-SN325 定価2,750円
蓋のノブがステンレスなので焚き火に適したケトル
【容量】0.6L
【素材】アルミ製
【サイズ】φ13.5✕H7.5cm
【重量】140g
※本体がアルミで、蓋(リッド)のノブ部分がステンレス製です。
trangia ステンレスノブケトル0.9L TR-SN324 定価2,860円
蓋のノブがステンレスなので焚き火に適したケトル
【容量】0.9L
【素材】アルミ製
【サイズ】φ15✕H8.5cm
【重量】176g
②MSR
ピカ1Lティーポット 定価3,850円
【容量】1.0L
【素材】アルミ製(ハードアナダイズド加工)
【サイズ】φ8.25✕H14cm
【重量】136g
③キャプテンスタッグ
アルミキャンピングケットル700ml UH−4101 定価2,970円
【容量】700ml
【素材】アルミニウム(アルマイト加工)
【サイズ】130✕150mm H77mm
【重量】137g
定価よりも安く買えますよ!
キャンピングケットル1.9L UH-4208 定価7,150円
【容量】1.9L
【素材】ステンレス鋼
【サイズ】165✕220✕H190mm
【重量】580g
こちらは、定価よりも安く買えますよ!
④ユニフレーム
山ケトル 700 定価3,500円
【容量】700ml
【素材】アルミニウム・アルマイト加工
(ハンドル)ステンレス鋼
【サイズ】φ147✕H71mm
【重量】163g
山ケトル 900 定価3,900円
【容量】900ml
【素材】アルミニウム・アルマイト加工
ステンレス鋼
【サイズ】φ166✕H76mm
【重量】186g
山ケトル 1500 定価4,900円
【容量】1500ml
【素材】アルミニウム・アルマイト加工
ステンレス鋼
【サイズ】φ166✕H110mm
【重量】250g
キャンプケトル 定価8,800円
【容量】1.6L
【素材】ステンレス鋼
【サイズ】φ13✕H22cm
【重量】600g
⑤スノーピーク
ケトルNo.1 定価2,310円
【容量】0.9L
【素材】ステンレス0.4mm厚
【サイズ】φ12✕H8cm
【重量】255g
クラシックケトル1.8 定価10,450円
【容量】1.8L
【素材】ステンレス(18-8)
【サイズ】φ115✕H247mm
【重量】690g
⑥コールマン
パックアウェイ(TM)ケトル 定価2,480円
メッシュポーチ付き
【容量】0.6L
【サイズ】15✕13✕H8cm
【素材】アルミニウム、ステンレス
ハードアノダイズド加工
【重量】150g
ファイヤープレイスケトル 定価5,980円
【容量】1.6L
【サイズ】13✕22✕H23cm
【素材】ステンレス
【重量】570g
気になるキャンプ用ケトルはありましたか?
人気のケトルは、在庫切れ。商品が買えても、高値というケトルもありました。
アルミのケトルは3,000円以下で買えるのですが、ステンレスケトルになると、6,000円以上になりますね。
それらと比較すると、GSIステンレスケトルは、1Lサイズで5,000円台なので、コスパがよいですよ!!
GSI OUTDOORSのケトルをお得に買う方法は?
GSIケトルはどこで買える?実店舗での販売もしています!
HPで紹介されている取り扱い店舗は多数ありました
- A&Fカントリー
- パドルクラブ
- 石井スポーツ
- スポーツオーソリティ
- 秀岳荘
- WEST
- WILD-1
- アルペンアウトドアーズ
- 好日山荘
- L-Breath
これらの実店舗の他に、アウトドアアイテムが揃うお店での取り扱いもあります。
私はネットで購入!
送料がかからないショップで購入しました
商品の価格だけで比較していると安い場所はあるのですが、しっかりとチェックしたいのが送料ですよね。
送料が1,000円を超えるサイトもありましたので、ご注意下さい。
おしゃれなケトルがあれば、コーヒータイムがより楽しい!
これまで使っていたものよりも、ずっとコンパクトになり、大満足。
見た目もおしゃれなので、気に入って使っています。
コーヒータイムのお供に、GSIステンレスケトル、おすすめですよ!
ぜひコンパクトなキャンプ用ケトルをお探しの方は、検討してみてくださいね!
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